当会の会員でもある内田雅敏弁護士が、日中両政府が結んだ4つの基本文書をたどりながら、日中間の平和で安定した未来を切り拓くため、ブックレット「『平和資源』としての日中共同声明」を著しました。 A5判128ページで、資料も充 … 続きを読む ブックレット「『平和資源』としての日中共同声明」が発売されます(7/7)
タグ別アーカイブ: 内田雅敏

中国を敵国とする考える改憲論者を批判し、日中不再戦の誓いを新 たにー朝日紙上の内田・佐伯論争
5月5日の朝日新聞「異論のススメ」で京都大学名誉教授の佐伯啓思氏が「平 和を守るため戦わねば」と書きました。国際情勢が変化したのだから、「平和を 愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持」(憲法前文) … 続きを読む 中国を敵国とする考える改憲論者を批判し、日中不再戦の誓いを新 たにー朝日紙上の内田・佐伯論争
第9回「中国人受難者を追悼し平和と友好を祈念する集い」(10/15 広島) 内田 雅敏
広島での第9回「中国人受難者を追悼し平和と友好を祈念する集い」に行ってきました。 2009年10月中国人強制労働西松和解の翌年10年から毎年、広島、太田川上流の中国電力発電所の一角に建立した「中国人受難の碑」の前での追 … 続きを読む 第9回「中国人受難者を追悼し平和と友好を祈念する集い」(10/15 広島) 内田 雅敏

歴史に向き合い、和解から友好強化へ 内田雅敏講演会(2016年9月30日)
「過ちて改めざる、是を過ちという」、三菱マテリアル社(旧三菱鉱業)が中国人強制連行事件の和解にあたって受難生存労工に述べた謝罪の言葉である。同事件の和解を経て「日中友好の展望」と題する内田雅敏弁護士(戦争をさせない100 … 続きを読む 歴史に向き合い、和解から友好強化へ 内田雅敏講演会(2016年9月30日)
隣国すべてが友人になるために ―戦後70年、米戦略と安保法制、そして平和を考える― 内田雅敏
内田雅敏 弁護士
1 戦後70年の光景
2014年7月1日、安倍政権は閣議決定による解釈改憲を行い、これまで憲法上許されないとしてきた集団的自衛権行使容認した。そして関連法案が国会で審議される前に、日米外務・防衛担当閣僚会議(2+2)において日米防衛協力に関する指針(ガイドライン)を策定した。閣議決定は立憲主義を無視した違憲なものであり、新ガイドラインの策定は、国会無視、立法権の侵害である。安保法制については、その内容の曖昧さが指摘されたにもかかわらず、本年7月16日、衆議院で強行採決がなされた。
2013年、安倍政権は、多くの国民の反対の声を押し切って特定秘密保護法を制定し、14年これを施行した。その他にも、国是であった武器輸出禁止原則を緩和し、防衛設備移転三原則を作成した。そして、英国、仏国、豪州らとミサイル、潜水艦などの共同研究、共同開発の協議を始めた。 続きを読む 隣国すべてが友人になるために ―戦後70年、米戦略と安保法制、そして平和を考える― 内田雅敏
言葉は形容詞によって腐る―靖国史観が透けて見える安倍首相の70年談話― 内田雅敏
2015年8月15日 内田 雅敏 「百年以上前の世界には西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていました。圧倒的な技術優位を背景に、植民地支配の波は、19世紀、アジアにも押し寄せました」。2015年8月14日、 … 続きを読む 言葉は形容詞によって腐る―靖国史観が透けて見える安倍首相の70年談話― 内田雅敏