カテゴリー別アーカイブ: 労働安全衛生

新たな交流の始まりを感じた ~南京市を訪問して~

藤村 妙子 (訪問団秘書長)

 今年も12月13日の「南京大虐殺犠牲者国家公祭」を中心に12月11日~15日南京市を訪問した。

 12月11日上海浦東空港で通訳の中国職工対外交流センターの李晶宇技術経済交流処副部長と再会した。バスに乗ると南京市総工会の付光宇さんから「日中労働者交流協会平和友好訪問団 ご案内のパンフレット」を手渡された。パンフレットまで用意して私たちを待っていてくれていたことを知り、改めて来てよかったと思った。今回の訪問団は伊藤彰信日中労働者交流協会会長(全港湾元委員長)を団長に70歳台から20歳台までの多彩な10名だった。今回は12日の訪問先についてのレポートをしたい。

 新たな街づくり

 12日は南京市南東部、市中心部から32キロにある溧水区(りすいく)の経済開発区に行った。開発区は昔、畑や草原だった所とのことだった。南京禄口(ろくこう)国際空港に隣接している面積138㎢、現在開発中であるが将来は60万人の都市にする予定であるという。大田区は面積約60㎢に約66万人が居住しているから二倍の面積に同じくらいの人が暮らす予定だということになる。大田区も羽田空港に隣接しているので何となく話を聞きながら比較してしまった。ここに作られる新しい町の居住区の地図を観ながら田園調布の街を連想していた。もしかしたら田園調布を作った人たちが夢想したのもこのような街だったのかもしれない。規模は小さいが、田園調布も駅を作り、道路を整備し、街路樹を植え、公園を作っていた。

また、街づくりの重要なポイント生活インフラの上水・下水設備、エネルギー(電気・ガス)、ごみ処理の事などがほとんど説明されていないことが気になったので質問してみた。水は揚子江から引き、下水は共同溝において水処理をしているとのこと。発電は揚子江の三峡ダムの発電によること。ゴミ処理は、現在の中国の最重要環境課題となっているとのことだった。分別収集と再利用や処理の際のエネルギーの活用などこれから日本などに学びながら行いたいとのことだった。私は、次回は是非そうした生活インフラの見学をできれば水道や清掃で働く人たちを訪中団に加えて行ってみたいと思った。

 新たな産業

 この経済開発区には、新エネルギー企業の産業用電気自動車工場が集まっている。その一つである「Skywell 新エネルギー自動車集団有限公司」に行った。2000年に黄宏生氏が設立した私企業である。同社は大型電気エネルギーバスの製造が主力で現在では5Gを使った電気自動車を開発中ということだった。

 ここでは、バスやワゴン車を製造している現場を見た。日本の有名自動車工場のようにオートメーション化されていないで、何人かがバスや自動車を取り囲み作業をしていた。何となく大田区の町工場の現場のようでとても親しみが持てた。機械化され無人化された中を自動車がつるされながら動きロボットが作業し、所々にいる労働者が機械のスイッチを押しているような工場ではなく、皆で語り合いながら共に力を出し製品を仕上げていく。こうした働き方は効率が悪いかもしれないが、技術を伝承し切磋琢磨し合える本当の働く姿があるような気がした。見学後使用者の人と労働組合の人とミーティングを行った。労働組合には従業員が全員加盟している。労組法に基づいて労働協約を結んでいて、この協約がしっかり実施されているかを一年に一度会社は報告している。儲かったときには、管理者には利益配当を行い、労働者には特別給を支給したとのことだった。南京市模範労働組合であり、南京市人民代表委員にこの工場の組合から一人推薦されているとのことだった。亡くなった人や病気になった人に寄付金を払っているとのことだったが、日本のような企業内の共済制度があるのかが少し気になった。また、労働安全衛生委員会のような仕組みはないようであったが、従業員は危ないところや、改善すべきところをいつでもスマートフォンで写して会社に通報や提案できるとのことだった。

 労働組合の労働者救済事業

 続いて、南京市総工会職工服務サービスセンターに行った。この施設は2002年6月に設立された所である。失業した労働者や本人や家族が病気になり、困難を抱えた労働者が行政のサービスの他に緊急的、即応をするための施設であるとのことだった。労働組合のリーダーシップの下に行われているこの事業は「雇用のための国家先進作業単位」という称号が国務院から2012年授与された。主な内容は職業紹介、起業のためのサポートや資金の融資、起業のための職業訓練などが行われている。

 とても面白いと思ったのは労働組合の交渉力を高めるために「交渉力コンテスト」が全国的に行われていて、南京市のグループは第一位だったということだ。訪中団のほとんどのメンバーは労働組合の活動家で自分たちもコンテストをやってみたい。どういう問題が出るのか、だれか採点するのかと質問が集中した。問題はすぐにはわからないとのことだったが、採点しているのは労働法の学者や労働組合の顧問の人たちということだった。

 以上のように、侵略遺跡の見学だけではなく、現在中国の一端に触れ、交流できたことは、新たな友好・交流の第一歩を踏み出したと思う。今後も進めていきたい。

塵肺労働者を支援して逮捕された3人の青年(楊鄭君、危志立、柯成兵)

中国内陸の湖南省から深センに出稼ぎで工事現場の粉砕工事に携わり塵肺症を患った労働者らの補償要求を支援、報道したことが「社会不安をあおる」とされて、今年1月と3月に青年3人が拘束されました。

塵肺症患者らはじめ支援者らは、3人の即時釈放を求めています。また拘留中の3人の顔写真をお面にして各地で写真を撮る連帯アクションも呼びかけられています。

#釋放勞權維護者危志立
#FreeChineseLaborActivistWeizhili

のハッシュタグで検索してください。フォトアクションの様子が分かります。
日本でも連帯してほしいと連絡が来ています。協力できそうな方は連絡を。

80年代後半生まれの3人の青年の経歴などはまた別の機会に紹介します。

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◆湖南省の塵肺労働者の補償要求と「新生代」web編集員の逮捕

【概要:2019年3月20日早朝、湖南の塵肺労働者の補償要求を支援してきた労働自主メディア「新生代」の編集員の危志立(小危)、柯成兵(老木)が広州まで市を跨いでやってきた深セン市坪山警察に逮捕された。今年1月8日に同じく湖南の塵肺労働者の補償要求を支援してきた「新生代」の編集長、楊鄭君(包子)も市を跨いで広州市までやってきた深セン市坪山警察に逮捕されている】

1990年代から、湖南省の桑植市、耒陽市、汨羅市などから労働者が深センへの出稼ぎで、ドリルや爆弾を使った建設工事に従事してきた。深セン市地下鉄、地王ビル、京基100ビルなど、深センのランドマーク的建設物の建設に従事してきた。かれらの作業環境は粉じんが充満していたが、防護措置はせいぜい簡単なマスク一枚で、それさえないこともあった。雇った会社はほとんど雇用契約を結ばず、社会保険料なども支払ってなかった。そして20年が経過し、労働者たちは次々塵肺症の疑いと診断された。しかし雇用契約もなく、社会保険料の納付証明もないので、雇用関係を確認することができず、労災認定や治療や補償に困難をきたしている。

2017年、桑植市、耒陽市、汨羅市では塵肺症を発症したりその疑いがある労働者が次々とでてきた。わかっているだけでも桑植市で300人余り、耒陽市で200人余り、汨羅市で30人余りに達している。すでに塵肺が原因で亡くなった労働者もいる。こうしたことから、2018年1月から、三地域の労働者が続けて深センにやってきて、深セン市当局が雇用関係を証明し、治療費や生活補助を求めた。しかし深セン市と湖南省の両当局は、労働者らの補償を求める動きを分断、恫喝、弾圧した。2018年11月初め、三地域の労働者約300人が「治療を!生活を!」「深セン市の不作為(を許さない)!」などのスローガンを叫びながら、深セン市政府の前で座り込み、責任者との対話を訴えた。しかし警察は刺激性の液体を労働者らに向
けて発射。労働者らが自殺覚悟でビルに上ろうとしたときになってやっと深セン市の厚生労働局や市政府の責任者が姿を現して労働者と協議をはじめた。

塵肺労働者の闘いによって、深セン市政府は湖南省政府に対して3億元の賠償を一括で支払い、湖南省が責任をもって塵肺労働者の補償を実施するよう委託した。しかし年が明けた2019年1月になっても、三地域の労働者の医療費手当や生活補償は全額が支給されなかった。あわせて湖南省当局は、労働者に対する監視を強め、かれらが北京や深センに行くこと妨害した。深セン市当局は1月7日に、深センに補償を求めにやってきた湖南省桑植市の労働者ら全員を故郷に送り返した。そして1月8日と3月20日に、それまで湖南の塵肺労働者を支援してきた楊鄭君(包子)、危志立(小危険)、柯成兵(老木)を拘束した。

楊鄭君、危志立、柯成兵はともに労働関連の情報を掲載してきた自主メディア「新生代」の編集員であった。「新生代」ウェブサイトは労働者をテーマにして、労働者の声を紹介することを趣旨とし、労働者の争議経験を共有し、労働者の争議情報のプラットフォームとして、労働者や社会分析に関するニュースを収集して提供すること、そして世論に対して労働者に関する議題を提唱してきた。楊、危、柯の三人は深セン坪山警察が市を跨いで広州市までやってきた逮捕された。現在、3人はともに深セン市第二看守所に勾留されている。

外国人技能実習生が働く現場で何が起きているか?外国人技能実習生権利ネットワーク主催(11/11)

 衆議院で出入国管理法改正案の審議が11月13日から始まるのを前にして、「外
国人技能実習生の実態を知って!」と訴える集会が11月11日、東京で開かれ
た。外国人技能実習生権利ネットワークが、総会後の記念講演として開催した
「技能実習のリアル~いま、現場で何がおこっているのか」である。

外国人技能実習生権利ネットワーク共同代表・大脇雅子弁護士

はじめに同ネットワークの共同代表である大脇雅子弁護士(元国会議員)が
「送り出し機関での借金、日本の管理団体の搾取、まったく人道に反する扱いで
ある。公的な職業安定機関が労働者の権利が守られるよう紹介すべきで、12カ月
以上の外国人居住者を移住者として保護する国際ルールも知らない人がつくろう
とする制度は、技能実習生制度の問題を拡大するだけである」とあいさつし、改
正案を批判した。

そのご、クリーニング業界の外国人技能実習生の実態について鈴木和幸さん
(NPO法人クリーニング・カスタマーズサポート)、外国人技能実習生問題に長
年取り組んできたが講演し、さらに佐々木史郎さ
ん(全統一労働組合書記長)、土屋信三さん(スクラムユニオン・ひろしま委員
長)、指宿昭一弁護士が報告した。

甄凱さん(岐阜一般労働組合)

鈴木さんは、クリーニング業界が価格競争によって組織的に技能実習生を使う
ようになり、不正・不当な競争が拡大していった経過を報告した。甄凱さんは、
カンボジア、中国、ベトナムの実習生の事例について、早朝から深夜までの長時
間労働、残業代は時給300円、賃金未払、強制貯金、給与明細書や雇用契約書の
不提示、労働災害、うつ病による自殺未遂、さまざまな差別・いやがらせなどを
報告した。

佐々木さんは、岩手県の建設会社に雇用されたベトナム人技能実習生が福島県
で除染作業に従事させられた事件について報告した。土屋さんは、日立製作所笠
戸事業所(山口県)でフィリピン人技能実習生が、電気機器組み立てという実習
計画とは異なる新幹線車両に窓や排水パイプ、カーペットやトイレを取り付ける
作業しかしていなかったこと、法務省と外国人技能実習機構の調査により実習計
画違反を指摘され、99名の実習生が解雇された事件について報告した。解雇から
30日間の短期滞在許可期間の中で日立と団交を行い、残りの実習予定期間22か月
分の所定賃金の支払いを確認した。指宿弁護士は、茨城県の「協同組合つばさ」
で農業に従事していた中国人技能実習生の裁判で、残業代の支払いを命じた判決
があったが、日常的なセクハラ行為は認められなかった。控訴して争うと述べた。

最後に、移住連の鳥井一平代表理事が「報告された実態は氷山の一角。日本は、
研修生・実習生と称して人権を無視した単純労働、低賃金労働者を受け入れてき
た。いまや、外国人労働者なしに日本経済は回らない状況になっている。新たに
外国人を受け入れても、実習生制度の問題を解決するものでなく、問題を引き起
こす制度をさらにつくることに過ぎない。技能実習生制度を廃止し、人権と労働
権が保障された多民族多文化共生社会をつくろう」と発言した。

<報告と写真:伊藤 彰信>

日中友好労働者シンポジウムに参加して

岡崎彩子

故宮前の集合写真

日中平和友好条約締結40周年を記念して、8月28日、北京で「日中友好労働者シンポジウム」が中国職工対外交流センター(中国における唯一のナショナルセンターである中華全国総工会の対外交流部門)と日中労働者交流協会の共催で開かれた。訪中団は8月27~31日まで北京を訪問しシンポジウムに参加するとともに、人民網(人民日報のインターネット版)、京東グループ(電子商取引大手)などの職場見学、さらに抗日戦争記念館などを見学した。訪中団は15人(内、兵庫からは3人)。

中国の労働組合は役割が日本と根本的に違う(当局の指導の下に活動する)と聞き、どのように交流するのか不安もあったが、せっかくの機会、しっかり見てこようと参加した。

中国中央テレビ局のビル、後ろは北京で一番高いビル

初めて見た北京は、経済発展の最先端。官庁や企業本社など超高層ビルがどこまでも広がり、おびただしい車の渋滞で、あのセグウェイで移動する人の姿もあった。ハイブランドや、ユニクロなどのファストファッションの店、映画館やレストランが並び、日本でよく見る“再開発されどこも同じ街の風景”だった。準備していたスマホ決済が役立つ場面に遭遇し、噂に聞いていたキャッシュレス社会を実感した。

職場訪問した人民網は、平均年齢32才、みなラフな格好で、圧倒的に女性が多い。中国では大学で外国語を専攻する9割が女性で、外国語を扱うこの分野も必然的にそうなるとのことだった。一方、中国での女性の社会進出については、公務員以外、ほとんどの女性は採用過程で有期雇用しか選ぶことができず、最近は専業主婦願望者が増えていると聞き、想像と違い残念に思った。

女性たちの日中団結(北京空港)前列が岡崎さん

シンポジウムは、中国側の報告では“模範労働者の育成”や“経済の発展”という言葉が多く使われ、違和感も感じたが、ITやAIの導入が急激に進む社会で、雇用関係のない働き方が増え競争にさらされていること、AIに仕事が奪われることなど、直面する共通課題に取り組んでいることも知った。日本側は、沖縄の歴史の研究活動を行う大城航さん(沖縄県高教組)や、岐阜一般労組の専従として外国人研修生の問題に取り組む甄凱(ケンカイ)さんらが報告した。

私たちが見た中国はごく一部だが、中華全国総工会は今年秋、5年に一度の全国大会を開催し、大きな改革に取り組むことが報告されるなど、常に変化する中国を感じさせられた。

(憲法を生かす会・ひょうごネット会員)


広岡法浄

夜中に目が覚めて眠れない。肩がコリコリに凝っていたのだ。日中労働者交流協会の訪中団に誘われ、慣れないネクタイを締めて日中友好労働者シンポジウムに出席し、日本労働組合の主な活動と題してユニオン運動を紹介する発表を行い、さらに、シンポジウム終了後の中国職工対外交流中心主催の歓迎宴会に中華全国総工会副主席でILO理事でもある江広平氏の隣に副団長として座って話をするという大任をこなしたのだ。その後も、行くところ行くところネクタイを締めての訪問だ。明日で最後、そのまま眠ることなく朝を迎えた。

思えば、団長の伊藤氏にメールで副団長を引き受けるよう要請された時点で、気がつくべきであった。隣に座っているだけで何もしなくていい、形だけだからという、甘い言葉に惑わされて引き受けてしまった私が浅はかであった。常識で考えて、そんなことで済まされるはずはないのだ。騙された私がバカだった。肩が凝らないわけはないのだ。しかし、それ以外は、極めて順調に推移した。

歓迎宴で江広平副主席と握手する広岡さん

中華全国総工会といえば3億300万人の労働者の組織、すなわち労働組合の総本部だ。我々ユニオンみえは700人、約50万倍の組合員を抱える組織だ。コミュニティユニオン全体との比率でも約2万倍だ。組織の大きさではまさにアリと象の関係になる。こんな組織どうしがシンポジウムを開催しどうなるのか、という疑問はある。しかし、中国側はこんな小さな組織でもきちんと一人前に扱ってくれ、微に入り細に入りの歓迎をしてくれた。決して奢るような素振りもなく、接していただいた。

総工会は10月に大会を開くという。そこで四つの「化」を取り除く方針が決定される予定だとのことであった。四つのうちの一つが「娯楽」という。これまでの総工会各組織の予算は文化やスポーツに関わる行事に費やされ、活動の中心もその分野であったところを改め、労働者の権利を守る活動に移行するとのことであった。次の一つが「貴族」だ。幹部の中の特権貴族のような振る舞いをなくし、一般の労働者の中に入り、労働者の声に耳を傾けるのだという。三つ目が「行政」だ。行政のごとく、上から命令し、指示を出すような対応をなくすのだという。四つ目が「官庁」だ。幹部は公務員ではない。組合員から選ばれた幹部であり、労働者の中に入って活動するようにする、ということであった。

習近平主席になってからの改革の一環でもあるようだ。かつて、日本の連合が中坊公平弁護士らに要請し、連合評価委員会が立ち上げられ、2003年9月に「連合の労働運動のあり方についての提言」が出されたことを思い出した。15年前の話になる。今やあの提言はオクラ入りし、連合の中にそんな提言があったことは忘れ去られたようになっている。企業別組合主義からの脱却や非正規雇用労働者への均等待遇実現などを謳ったものだ。一方の総工会。現状がどうなっているかわからないが何となく想像はつき、言われていることはもっともで、実現すれば、良い方向に向かうと思う。上が決めたことは従うということを無くすという、自己矛盾とも思える方針ではあるが、下からの要求があっての方針決定になると思うので、良いことだ。大いに期待したい。

日本軍の中国人捕虜刺殺場面(抗日戦争記念館)

シンポの次の日に、抗日戦争記念館を訪れた。日本軍の蛮行を各時代に分けて展示していた。日中友好は過去を忘れて未来志向で、とはならないと思う。なぜ、日本は明治以降、かくも中国の民衆に酷い扱いをし、残虐になれたのか、そのことの分析・総括・反省がなされていないと思う。敗戦後、アメリカがソ連に対抗するために、占領政策の中でそのことを曖昧にし、日本の民衆も戦争を被害者意識の中でしか捉えられず、平和運動もしかりであった。その結果、安倍政権の登壇を許し、安倍政権は日本を戦争のできる国に作り直そうとしている。今、明治150年として、明治政権が誕生したことを肯定的に捉え、日本が明治以降行ってきた戦争を美化する動きが強まっている。私はここで、明治政権とオウム真理教との比較を行い、明治政権とカルト教団・オウム真理教との類似性を考えていきたい。

麻原も天皇もただの人なのに神格化され、絶対的存在としてその権力の及ぶ範囲の中では崇められ、これに反対するものは排除されるだけではなく、殺す対象として扱われ、殺す側は何の疑問も抱かない。記念館で「百人斬り競争」の記事を知っているかと問われた。日中戦争のさなか、野田毅・向井敏明両少尉が中国の民衆を含む中国人の首をはねる競争を行い、どちらが先に100人斬りを果たすか競争し、それが日本国内でも報道され、両少尉が英雄扱いされていたという。オウム真理教の中でも当時1歳の子供も含む坂本弁護士一家殺害事件について、オウムに反対するものを殺すのが当然視され、実行犯は英雄視されていたのだろう。同じことだ。ただ、違うのは、オウムの連中は捕らえられ、死刑にされたということだ。ちなみに、野田毅・向井敏明両少尉もGHQに捉えられ、南京軍事法廷において「連続して捕虜及び非戦闘員を虐殺した罪」にて死刑となっている。

一方、神と崇められた天皇裕仁はソ連との対抗上、人間宣言をすることで生きながらえることを許され、日本人のマインドコントロールは中途半端なままとなり、現在に至り、天皇を崇めアジアを蔑視する在日特権を許さない市民の会をはじめとする勢力の台頭を許している。この事態を踏まえ、中国をはじめとするアジア諸国との平和と友好を築くために何が必要で、私に何ができるか。同行した沖縄の青年の提起「被害の歴史、加害の歴史に加え、抵抗の歴史をきちんと教えること」がヒントになる。歴史を学び、それを元に活動することだ。

近代日本の中国侵略経過図(抗日戦争記念館)

前述の江広平氏が「万引き家族の映画を見てきた」と言っていた。日本で活躍している親戚のことも聞いた。人と人の親しい関係を築き、歴史を踏まえての友好を進めていきたい。また、日本における中国人実習生をはじめ、外国人労働者の権利を守る取り組みをさらに強化したい。それが真に日中友好に寄与することだ。実習生問題解決に向けた中国におけるきっかけもできたように思う。活かしていきたい。

(三重一般労働組合書記長)


前田純一

北京訪問の感性的印象:中国は急速に成長し発展しつつある若い国だ。人にたとえるならば、ついこの前まではやんちゃな小学生だったお隣りの知り合いが、今やエリート大学生になって、今後とも成長しつづける勢い。年老いたこちらをはるかに凌駕してまばゆい限りといった感じ。

すさまじいモータリゼーション、日本国内の6倍を超え、なおかつ伸び続ける自動車販売台数。新車の半数はEV車が義務付けられている。世界のEV保有台数の4割を中国が既に占めている。

夏ということもあり空は晴れわたっていたが、大気汚染は急速に改善されつつあるという。石炭ストーブが禁止され、工場の排出も規制が進み、次の冬には劇的な改善が進むと言われている。この辺りは強力な政府のなせる技。

レンタサイクル

北京の大規模なレンタサイクルは、乱立していた業者が競争で淘汰され、ほぼ3社に。レンタサイクルの先発、ロンドンやバルセロナよりはるかに進んでいる。ステーションでスマホ決済して借り、大通り沿いの歩道に乗り捨てる。通りに乗り捨てられた自転車を業者が回収して回っているのも目にした。ほとんどの通りの両端は二輪車専用道が設けられている。でも交差点は相当危険そう。電動自転車も多い。ただ、バイク含めヘルメット着用はほぼ皆無なのは心配。

安価な商品は、どんな重砲隊も打ち壊せなった万里の長城をも打ち壊し、どの地域の住民であろうと容赦なく単一の世界市場に引きずりこむ。山形であろうと、大阪であろうと、那覇であろうと、北京であろうと、似通った巨大ショッピングモールが出来上がり、その陳列棚には世界中の商品が並べられる。そこから一歩出て見渡す風景は、ここはどこの都市だろう、ロンドン?ニューヨーク?東京?北京? モノトーンのコピーのような都市風景が目の前に現れる。

シンポジウムでは、中国側の発表もさることながら、日本側の報告に大いに学ばされた。

有期ローテーション外国人労働者の組織化を進めている甄凱(けん・かい)氏(岐阜一般労働組合第2外国人支部支部長)による、リアルな外国人労働者に対する使い捨ての実態と、ユニオンショップ方式導入やシェルター作りの努力のレポートには頭が下がる思い。日本は実際には今や世界第4の「外国人労働者『移民』大国」。去年の政府発表で128万人、前年比20万人増。ブラック留学生ビジネスも横行し、日本語学校は5年で200校増の643校にのぼる。

沖縄歴史教育研究会・大城航氏(沖縄高教組那覇支部)の優れた報告にも学ばされた。日本から差別され被害を受けると同時に、台湾先住民を差別し、中国侵略に熱狂したという加害者としての沖縄人の複合的構造、沖縄の若い世代の歴史認識の欠如等について。

シンポに先立つ中華全国総工会への表敬訪問で語られた中国労組の「4つの『化』」。

娯楽化:労働者の要求を組織することより、娯楽が中心になっている。

貴族化:一般労働者が組合役員になれていない。

行政化:命令や指令で動かそうとしている。

官庁化:幹部が9時~5時勤務で労働者との接触ができていない。

これはそのまま日本のほとんどの労組に当てはまる話し。

人民日報ネット版=1997年開設の「人民網」見学。平均32歳のスタッフ2600名余りが働く。中国の今風の職場を垣間見る。テレビ局並みのスタジオ。ラフな服装でそれぞれがノーパソに向かっている。見学後、日本語版スタッフ(総勢は13名)と交流。海外セクションに女性スタッフが圧倒的に多い原因は、中国の外国語学部の学生は9割が女性となっていること。中国では、1980年代生まれと豊かな中国を経験した90年代生まれのジェネレーションギャップが激しいとも。豊かさを享受して成年になる層が社会の中堅層になる時、中国の特色ある社会主義はどう変化するのだろうか。

京東グループビルの顔認証画面を見る前田さん(右)

百度(バイドゥ)、アリババ、ティーセント、京東(ジンドン)のBATJ=中国4大企業集団 の一つ、京東集団本社を訪問。ネット物流、金融を手がける巨大企業。無人コンビニ、顔認証、注文から1時間以内の配達、スマホ決済で着払い受取、無人配送センター等々を見る。後発発展国が先発国を技術的に乗り越える歴史を目の当たりに。この技術が日本では大量の雇用崩壊をもたらすだろう。

(さかいユニオン執行委員)


保田 泉

印象に残った事を箇条書きに記します。自分にとっては、3回目の訪中です。前の2回は、普通の観光地ツアーでの参加だったので、北京では有名どころで、故宮と万里の長城、市内のお墓や寺などを見て回るだけで、中国の人と交流する機会はなかった。

今回の街の風景・歩いている人の服装・デパート

北京市内では、個人の建物がほとんど皆無と言っていいほどの、高層マンション、オフイス街・デパートという感じの建物が続く感じで。以前来た時は、どんよりした街の空気を感じましたが、今回は空の雲も日本の空に浮かぶ雲と何ら変わらない感じでした。

車の数も半端ではなく、国産から、韓国車、日本車、欧州車など、多種の車が走っている。また、デパートでも、レストランでも、日本に来ている中国人の印象が、大声を出して買い物をするという印象があるのだが、静かな雰囲気がそこにあった。女性のファッションも、東京を歩くのと何ら違わない感じで。街は、日本の様に広告が林立するようなけばけばしさはないので、建物だけが目立ち、靜かな感じがする。公共の標識も漢字表示なので、何となく表示している内容がわかる感じがした。

中国職工対外交流センターとのシンポジウム

シンポジウムで司会を務める保田さん

中国側の話しは、労働者の権益を守るという立場で、組織をして、運営をしているという話だった。対外交流センターに表敬訪問した時には、自分たちが抱えている、四つの課題を話された。そこには、日本の労働者の幹部の状態に通じる物があり、親しみを覚えた面はありました。そういう点では、立っている地点は同じような感じを受けたが、いざ報告や資料では、多くが生産性を高めるために、模範労働者を作り出すという話しに代表されるように、生産性を高めると言うことが強調されていた。自分たちは生産性を上げるために、QC活動や長時間労働を強いられているので、このあたりの問題意識は、わかりづらいなと言うのが率直な感想です。

ただ交通労働者の組織化で、労働強化の話が出ていたのは、現場に近い人だから、そういう話が出るのかなと思って、聞いていた。通訳の人と感想の突き合わせが少し出来たが、中国側の人がどう感じたのかが判らない。

歴史の面では、日中の友好は中国側から始まっていると。なぜこの100年近く、日本は中国と仲良くしようという意識が薄いのかと考えさせられた。

見学

抗日戦争記念館で説明を聞く保田さん(右から2人目)

人民日報社、無人コンビニ、故宮・故宮博物館、盧溝橋抗日記念館など、見て回った。中国にとっては、日中戦争は大きな歴史的な出来事で、抗日記念館では中国共産党の指導の下に解放が進んだという展示になっていた。日本の歴史教科書が、中国侵略の歴史を消そうとしていると展示があり、また先の戦争で、中国戦線で日本軍は大敗をしているという事実は、日本国内では教えられていない。しかし現実には、中国大陸では押し返されている。日本でよく知られて居る、周恩来はほとんど展示には出てこない。

人民日報社では、日本人スタッフの多くが女性だったのには、驚いた。それも若い人で。自分の常識に、人民日報といわば、中国共産党の機関紙として知られており、それがかなり、オープンな形で情報を発信しているのには、驚いた。文系に進むのは女性が多く、また女性は会話が上手なので、情報を得るのに、適していると。なるほどと。

通訳している人が、日本語が上手なので、上手ですねと声をかけたら、日本人ですと。もう中国に20年住んでいますと言われたのには、驚いた。

中国でも活字離れが進んでいて、記事を読んでもらうのは苦労が多いので、ネットで発信していると。

交流のために

とにかく、3人の通訳の方には、食事からホテルの世話まで非常に世話になりました。通訳の石さんは、子供も小さく、4日間、ホテルに私たちと一緒に泊まり込みで世話をされたので、大変だったと思う。

彼女が、何気ない会話で、日本から来る労働組合の方が、中国の歴史問題になると、話題を避ける雰囲気を感じ、悲しくなると言う話しには、共感する物があった。その点、この団は、素直な交流になって、勉強になったと。

中国脅威論は、中国という国を知らない面と、アジア蔑視の日本の考え方から出ている面があり、中国の軍事とか拡大政策とかが、意図的にそういうニュースが流してきている面があると感じる。中国の文化の記事が日本では、殆ど散見できない。

民間の交流の積み重ねが、平和を作る力になると改めて感じた。

(地域労組愛知ユニオン委員長)

【メーデ・アピール】死を招くアジアの労働時間を規制しよう(2018/5/22)

【メーデ・アピール】死を招くアジアの労働時間を規制しよう
アジア多国籍企業モニタリング・ネットワーク

こんにちは、会員のいながきです。

メーデのあとに見つけたのですが、アジア多国籍企業モニタリング・ネットワーク(Asian Transnational Corporation Monitoring Network)のメーデーアピールでは6時間労働を呼びかけています。メーデはもうだいぶ前に終わってしまいましたが、安倍政権の「働かせ方」改悪法案の強行採決がもくろまれるなか、過労死遺族の皆さんの座り込みと夜の日比谷野音の集会に敬意を表して紹介します(どっちも行けません!)。
「中国では毎日1600人が過労死」ってホント?とおもいましたが、ホントのようです。
http://www.xinhuanet.com/legal/2016-12/25/c_1120182294.htm

中国の対米貿易の巨額の黒字の裏側に無数の労働者の命が費やされていることは間違いないでしょう。貿易不均衡をさらなる貿易拡大で解消するというのも、また同じく米中(そして世界中の)労働者の命を費やしてなされます。
あと「働き方」改革ではなく「働かせ方」改悪だという運動側の批判はもっとだと思いますが、以下の声明は資本主義システム下での「働き方」そのものも指摘しています。

全文は 中国語 英  語

です。中国語のページにはアピールに賛同したアジア17団体のリストもあります。

以下、抄訳です。


【メーデ・アピール】死を招くアジアの労働時間を規制しよう

アジア多国籍企業モニタリング・ネットワーク
Asian Transnational Corporation Monitoring Network

現代社会の仕事は労働者階級にとってほとんど何の意義もなくなっている。日々の労働は単調で面白味もなく尊厳などありもしない。現在の仕事は私たちの潜在力を存分に発揮するものではなく、経営者をさらに富ませるものでしかない。私たちの貴重な時間は資本家の儲けのために費やされている。(現代において)労働者階級であるということは、自分の時間、ひいては生命さえも資本家に奉げなければならないのだ。

アジアでは、労働者の生活は資本家にきつく結びつけられていることは確かである。わずかばかりの賃金を得るために、毎日8~14時間あるいは一週間に45~70時間も働かなければならない!

[香港、韓国、バングラディシュ、日本、インドネシア、フィリピンの労働時間の状況が報告されていますが略]

過重な仕事の重圧と過労は深刻な健康被害のリスクをひきおこす。中国では週あたりの平均労働時間が60時間にも達している。2014年の政府発表では、毎日1600人もの労働者が過労によって命を奪われているという。また日本でも月159時間の残業による過労死が報じられている。

[香港、インドネシアの長時間労働による事故、「過労死」が国際語になっている、過労自殺も引き起こしている、長時間労働がもたらす健康上の被害、睡眠不足による健康被害と自殺の増加などが報告されていますが略]

自由市場の資本主義における競争激化は、労働者に不幸しかもたらさない。「底辺への競争」(Race to the Bottom)はさらに過酷な労働条件を生み出す。労働者は一層勤勉に働くことで生活の糧を得るよう迫られる。だが実際には、それによって得るものは「死」以外なにもない。労働時間の延長を通じて、資本家はわれわれの労働の成果を奪うだけでなく、われわれの尊厳、そして生命さえも奪っている!

われわれの心身の極限を越えた労働は、我々の生活と生命を脅かす。アジア多国籍企業モニタリングネットワークは、賃金を維持したまま一日の労働時間を6時間とする厳格な規制と、心身の健康を保持するために少なくとも8時間の休息時間が取れるようにすることを各国政府に求める。また通勤時間を労働時間に含めることも検討することを求める。通勤に長時間を費やすことで十分な休息をとることができないからだ。

[尊厳ある賃金の制定を要求していますが略]

1886年5月1日の「8時間運動」(Eight Hour Movement)以来、たゆまぬ闘争と努力を通じて、労働時間規制という勝利を実現した。だがその勝利はまたしても資本家によって奪い去られ、ふたたび「8時間運動」以前の労働時間に回帰してしまった。私たちの生活の質がすでに死に至る程度にまで引き下げられたいま、沈黙をつづけることはできない!もういちど勝利を奪いかえそう!

2018年4月28日

亞洲跨國企業監察網絡(Asian Transnational Corporation Monitoring Network)

中国:2012-2016の全国職業病報告(2018/1/9)

労働安全衛生に携わる中国のNGOからの情報です。

政府部門に報告のあった新規の職業病は約3万件で、各年度とも90%近くをじん肺が占めていました、という報告です。
漢字とグラフなのですぐわかると思います。

2012-2016の全国職業病報告

こちらは同じNGOが2017年に亡くなった(一部の?)じん肺患者のメモリアルです。こちらも写真などがあるでわかるかな、と。合掌。

◎じん肺でなくなった方々

会員・I  Y

 

台湾:労基法改悪(労働時間規制の緩和)に抗して国会周辺で座り込み (2017/12/6)

すこしまえから台湾では労働時間規制の緩和をめぐる労基法改正案が、国会で審議されています。昨年改正した労働時間規制の使い勝手が悪いといことで、再改正をもくろむ民進党政権に対して、野党などがかみついている、と構図ですが、政党から自立してた労働団体も国会周辺での抗議活動などをおこなっているようです。ニュースが流れてるなーとおもいながら、つい忙しくて紹介できませんでした。

これも単にリンク先の紹介ですが、12/4の夜には国会周辺の道路を封鎖した座り込みなどがおこなわれました。院内でも膠着状態が続いているようです。
 中国語報告

労働時間規制はどこの国でも労働者の命にかかわる問題です。カローシ(過労死)が国際語になっている現状はおかしいですね。
がんばれ台湾労働者。

 (会員 H I)

職安健電子報(第28期2017.7.28)

こんにちは、会員の稲垣です。

中国広州市の労働NGO「安之康信息諮詢中心」が発行する月刊メールマガジン「職安健電子報」の2017年7月28日号の目次を翻訳しました。こちらから原文をダウンロード(点此下载)できます。

職安健電子報(第28期2017.7.28)

目  次

1、労災・事故

1.1.【貴州黔西南州】貴州天然ガスパイプライン爆発 8人死亡35人負傷
1.2.【江西九江】江西彭澤化学工場で爆発 3人不明3人負傷
1.3.【吉林松原】吉林松原で天然ガスパイプライン爆発 5人死亡89人負傷
1.4.【浙江嘉興】嘉興の企業の職員3名が汚水池に転落、1人死亡、2人重傷
1.5.【香港】香港ホンハムの地下パイプライン工事で3人死亡
1.6.【香港】レストラン爆発 厨房で働くほとんどが致命的火傷
1.7.【江西九江】江西湖口化学工場の火災が鎮火 アルコールに引火
1.8.【福建アモイ】福建の男性工員 度重なる残業で吐血後に意識不明
1.9.【広東広州】広州の建設現場のクレーン倒壊 7人死亡2人負傷

2、労働安全衛生、安全規定

2.1. 18項目の衛生基準が廃止へ

3、職業病の予防

3.1 職場の安全ラインと標識 あなたの職場は正しく表示されていますか
3.2 窒息中毒事故の予防措置がなされていない職場がある
3.3 溶接作業エリアでは危険告知パネルの設置を
3.4 工場内の電気工が知っておくべき安全知識
3.5 自動車製造業の労災リスクの要因と予防措置
3.6 最も危険な6つの点検修理作業
3.7 毎日のように唱える安全業務だが本当に実施できていますか
3.8 職場の隠れたリスクを徹底チェック 14の方法で事故発生率を80%引き下げる
3.9 まだまだ設置できる危険作業パネル
3.10 新入社員に教える基礎救急知識と技術
3.11 WHOが伝えるがんのリスクのある物質
3.12 危険な化学品を夏場どこに保管する?

4、社会保険

4.1 【広東】省を跨いだ養老年金保険料の支払いの起源に関する回答
4.2 【広東珠海】珠海で今月から実施される改訂出産育児保険について
4.3 他の地域からの転入者による法定積立金の受け取りについて
4.4 各地で発表される養老年金の調整 この2種類の人が多くもらえる
4.5 【広東】養老保険はどうすれば多くもらえる? はやく友達に教えないと
4.6 【広東広州】広州の今後1年間の保険料等の納付について 退職まであとどれくらい納付する?

5、女性労働者とジェンダー

5.1 【広東広州】労災の母親の美と哀愁
5.2 【広東広州】女性清掃員が殴られる 仲間たちよ彼女を助けよう

6、環境と健康

6.1 日焼止めは人類を救うが海は泣いている
6.2 ゴミの焼却と出生問題の関係はさらに研究を
6.3 【河南新郷】カドミウム小麦の危険は去らず 新郷にまた新たなバッテリー工場
6.4 ファストファッションはなぜ安い? あなたの買った服が農民を搾取し環境を汚染する
6.5 【香港】汀角保育区の運河に大量のプリント基板が18年間も投棄されていた
6.6 【韓国】デジタル社会の犠牲者

7、その他

7.1 【アメリカ】セクハラ、パワハラ、民族差別に直面したgoogleの職場対応
7.2 【広東佛山】バス運転手 順徳では賃上げを求めて3日間のスト 珠海では1200元の賃上げ
7.3 【河南鄭州】iphoneは炭鉱労働者がつくる 郭台銘の本当のスーパー・チームメイトとは?
7.4 楽視ホールディングで賃金不払い 上場のグループ企業には影響なし
7.5 11の省で最低賃金引き上げ 今年はさらに16の省で引き上げ必要
7.6 【四川攀枝花】あの町のあの工場の物語
7.7 【遼寧瀋陽】夏休みの実習先フォックスコンの待遇が最悪
7.8 ファストファッションの裏にある「本当のコスト」
7.9 【広東東莞】たたかおう!癒えることのない傷跡のために
7.10 職業病になったら会社にどう申請すればいい