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人民網日本語版・ 2014年7月前半(2014/7/17)

「人民網」日本語版から労働者・労働組合および日中関係に関わる記事を選択して、その抜粋(冒頭部分)掲載します。記事全文は見出しをクリックすると原文(日本語・中国語)を読むことができます。

<21> 「人民網日本語版」2014年7月16日
ラベンダーの海で収穫作業に勤しむ労働者
7月の新疆維吾爾(ウイグル)自治区伊犁河谷では、数万ムー(1ムーは約6.67アール)にわたる紫色の花の海のようなラベンダー畑が、芳しい芳香を放っていた。ラベンダーの大部分は15日以内に収穫され、乾燥されて様々な商品になり中国各地へ販売される。伊犁河谷のラベンダーは全て鎌を使って1束づつ収穫されており、芳しい香りの背後には労働者の汗水が注ぎ込まれている。

<20> 「人民網日本語版」2014年7月16日
全国紅軍小学校サマーキャンプが上海で開始
全国紅軍小学校サマーキャンプが15日、上海希望プロジェクト研修基地で始まった。サマーキャンプ活動は15日から19日まで行われ、「留守児童(親が出稼ぎで別居で暮らしている子ども)をケアし、見識を広げ、革命の教育を受ける」というテーマで行なわれる。各地の紅軍小学校6校から参加した教師・児童60人が党の中国共産党第1回全国代表大会会場などの革命の史跡を見学し、革命の教育を受ける。

<19> 「人民網日本語版」2014年7月15日
中国人富豪の息子、最もリッチな御曹司を自称
不動産事業者の大連万達集団は7月8日、米シカゴで9億ドル(約915億円)を投資し、高さ350メートル、地上89階建ての5つ星ホテル・マンションを建設すると発表した。竣工後、同ビルはシカゴで3番目に高い建築物になる。シカゴにも、万達ビルが建設されることになった。中国大陸一の富豪とされる王建林董事長(会長)の御曹司、王思聡氏が微博(ウェイボー)で市場や商売に関する内容を投稿することは稀で、ジョークや気ままな発言が中心となっている。王思聡氏は微博で、「若くて軽はずみ、歯に衣着せない若者」を自称している。

<18> 「人民網日本語版」2014年7月15日
中国教育部「禁令6カ条」を公表 教師の贈答品受取を厳禁
中国教育部(省)はこのほど、「いかなる方法によっても、教師が学生や保護者から、物品、現金、有価証券、手形などの財物を受け取る、あるいは求めることを厳しく禁じる」などの内容が盛り込まれた「禁令6カ条」を公表した。「教師が学生や保護者から現金を受け取るなどの違反行為を厳禁する規定」では、以下6カ条の「レッドライン(厳禁行為)」が明示されている。(1)いかなる方法によっても、学生や保護者から、物品、現金、有価証券、手形などの財物を受け取る、あるいは求めることを厳禁する

<17> 「人民網日本語版」2014年7月15日
今年の全国の夏の食糧は474.8万トン増産 史上最高
国家統計局が14日に発表した全国の夏の食糧生産データによると、2014年の全国の夏の食糧総生産量は1億3659万6千トンで2013年に比べて474万8千トン増産し、伸び率は3.6%と史上最高を記録した。新華社が伝えた。

<16> 「人民網日本語版」2014年7月14日
河北省の「潘家峪事件」 被害者らが日本政府相手に集団訴訟準備
旧日本軍は第二次世界大戦中、河北省豊潤県潘家峪村での虐殺事件など、中国で数々の大罪を犯した。しかし、日本政府は戦後、反省や謝罪をしないどころか、侵略の歴史を美化し、平和憲法を改正することで、軍事主義の復活を絶えず試みている。中国民間対日索賠(賠償請求)聯合会の童增・会長は13日、「日本政府は、歴史上の失敗を繰り返そうとしている。しかし、血の負債は必ず返さなければならない」と指摘した。小さな山村である潘家峪村は、第二次世界大戦中、日本軍と戦うための砦となっていた。同村は1941年1月25日、旧日本軍の兵士約5000人に襲撃され、1298人の村民が虐殺された。

<15> 「人民網日本語版」2014年7月14日
CCTV汚職問題 有名アナウンサーらも拘束か
吉林省検察院が5月31日、中国中央テレビ(CCTV)で財経チャンネルの総監を務めていた郭振璽氏を収賄容疑で逮捕したのに続き、11 日、同チャンネルの副総監である李勇氏やアナウンサーの?成鋼氏、プロデューサーなどが検察により拘束されたという。CCTVの看板経済ニュース番組「経済信息聯播」(毎日夜8時半から9時20分)は通常、放送の30分ほど前に、微博(ウェイボー)の公式アカウントに番組予告を発表する。11日の夜7時39分には、当日、?成鋼氏と謝穎穎氏が司会を務めると予告していた。しかし、放送が始まると、謝穎穎氏の姿しかなく、隣の席はマイクが置かれていたものの空席となっていた。

<14> 「人民網日本語版」2014年7月14日
男児の過剰出生、30年余りで約3000万人
南開大学の原新教授は、10日に行われた国家衛生・計画出産委員会の定例記者会見で、中国では30年余りにわたって出生の性別が大きく偏り、多く生まれた男児は2400万人から3400万人にのぼるとの見解を示した。こうした先天的で根本からの性別不均衡は、中国人の結婚や就業などの性別構造にも今後、必然的に影響を与えるものと見られる。

<13> 「人民網日本語版」2014年7月11日
正義訴える慰安婦被害者 道のりは険しく
旧日本軍「慰安婦」被害者である、黎(リー)族の陳亜扁さん(89)は8日、海南省陵水黎族自治県本号鎮中心衛生院敬老院で、「命続く限り、正義を求める」と語った。陳さんのほか、黄有良さんや林亜金さんなど海南省の慰安婦被害者8人は2001年7月、日本政府を相手に訴訟を起こし、日本政府に対して謝罪と名誉回復、1人当たり2300万円の賠償を求めた。しかし、裁判の道のりは非常に険しいものになり、東京地裁は2度に渡り原告らの請求を棄却した。そして現在、8人のうち、生存しているのは陳さんと黄さんの2人になってしまった。

<12> 「人民網日本語版」2014年7月11日
計画出産政策緩和でもベビーブームの兆し見られず
2人目出産を申請した夫婦、27万組のみ
7月11日は、25回目の「世界人口デー」だ。国家衛生計画出産委員会は10日、定例記者会見を開き、中国の「単独二孩」政策(夫婦の一方が一人っ子の場合、第2子の出産を認める政策)の実施状況について説明すると同時に、出産をめぐる新たな動きについて紹介した。

<11> 「人民網日本語版」2014年7月11日
15地区で2014年最低賃金基準が確定 最高は上海
7月に入り、四川省、江西省、貴州省、内蒙古(モンゴル)自治区が最低賃金基準を引き上げた。大まかな統計によると、現時点で、中国で2014年最低賃金基準を確定した地区(省・自治区・直轄市)は15地区に上った。絶対数で比較した場合、上海市の最低月給基準と最低時給基準はいずれも全国最高で、最低月給基準は1820元(約2万9700円)、最低時給基準は17元(約280円)だった。

<10> 「人民網日本語版」2014年7月10日
国連報告 中国の飛躍的発展で世界の貧困層が半減
国連がこのほど発表した「ミレニアム開発目標報告2014」によると、世界の極貧層人口はすでに半減したが、これは、中国が寄与するところがかなり大きいという。報告によると、中国における極貧層人口の割合は、1990年の60%から2010年には12%に低下した。一方、南アジアとサハラ砂漠以南のアフリカでは、極貧層削減目標はまだ達せられていない。このような地域的な差異については、他の7つのミレニアム開発目標と目標達成のための戦略で実績が得られた40項目の目標パラメータからも伺い知ることができる。

<9> 「人民網日本語版」2014年7月10日
中国の富裕層が米国の不動産を買いあさる 年間2兆円以上
中国の富裕層が米国の不動産を買いあさっている。全米不動産協会(NAR)が8日に発表したデータによると、2013年4月から14年3月の1年間、中国人が米国で購入した不動産の総額が220億ドル(約2兆2200億円)に達し、123億ドル(約1兆2300億円)だった前年同期に比べて約8割増と、飛躍的に増加しているのだ。同時期、外国人が米国で購入した不動産の総額は、682億ドルだった前年同期と比べて35%増の922億ドル(約9兆2200億円)。つまり、約4分の1に当たる24%を、中国人が購入したことになる。

<8> 「人民網日本語版」2014年7月9日
<動画>日本の対中降伏映像が初公開
中国中央テレビ(CCTV)によると、湖南省懐化市?江?族自治県の中国人民抗日戦争勝利受降記念館は7、8両日、日本の降伏の様子を記録した現物映像資料を中国国内で初めて公開した。7日公開の映像資料は1945年8月21日、日本の降伏代表が?江で中国側に中国侵略日本軍兵力配置図を献上し、降伏覚書に署名する様子を記録している。

<7> 「人民網日本語版」2014年7月8日
南京大虐殺の生存者は約100人 紀念館で登録始まる
江蘇省の南京大虐殺紀念館で6日午前、南京大虐殺の生存者や遺族の登録が始まった。成都日報が報じた。南京大虐殺が発生して77年が経ち、生存者のほとんどが80歳以上と高齢になっており、その数は年々減少。現在は100人程度とされている。

<6> 「人民網日本語版」2014年7月8日
中国侵略日本軍731部隊遺跡の中心エリアを整理
中国侵略日本軍731部隊遺跡の中心エリアの整理の様子と同エリアが7日、初めてメディアに公開された。中国侵略日本軍731部隊遺跡の中心エリアにある細菌実験室及び特設監獄の集中整理は先ごろ開始され、10月に完了する計画で、来年の抗戦勝利70周年に一般公開を目指す。細菌実験室及び特設監獄の四方楼は、中国侵略日本軍731部隊の細菌試験が行われた中心的なエリアだ。

<5> 「人民網日本語版」2014年7月8日
第3回中国人訪日観光写真コンテストの作品紹介(第4回)
人民網が主催する「中国人訪日観光写真コンテスト」は第1回、第2回が成功したのに続き、第3回が昨年12月からインターネットで作品募集を開始した。これまでに多くの優れた応募作品が寄せられている。先日、「第3回中国人訪日観光写真コンテスト」の作品紹介を行ったところ、読者から大きな反響があった。これを受け、組織委員会は再度応募作品の中から優秀作品10点を選び、読者に作品を紹介することにした。

<4> 「人民網日本語版」2014年7月8日
世界企業500社番付が発表、中国からは100社が入選
米経済紙フォーチュンの中国語版(電子版)は7日夜、最新のフォーチュン・グローバル500を発表した。中国の入選企業数は過去最多の100社に達し、中国石油化工集団公司(シノペック)がエクソン・モービルに代わり3位に浮上した。中国企業が同ランキングのトップ3入りを果たすのは、これが初めてだ。2014年の同ランキングでは、ウォルマートが1位、ロイヤル・ダッチ・シェルが2位、シノペックが3位になった。

<3> 「人民網日本語版」2014年7月6日
7月7日を「不戦の誓い」の日に 
「77年前の7月7日、日本は中国で盧溝橋事件を引き起こした。その後、天津市を襲撃する中で、旧日本軍は当時の天津市庁舎の前にあったこま犬を略奪し、戦利品として日本の大阪に持ち帰った。このこま犬は日本の軍国主義の罪証だ」。7月5日午後、日本の市民団体が大阪城西の丸北門の外側にある純白の大理石でできた1対のこま犬の前に集まり、「7・7盧溝橋事件77周年?大阪城のこま犬前で不戦を誓う集会」を開催した。上の発言は主催者である伊関要さんのものだ。

<2> 「人民網日本語版」2014年7月6日
北京で全民族抗日戦争77周年の記念活動が続々
7月の北京は、燃えるような日差しに包まれる。抗日戦争の導火線となった盧溝橋の地にある中国人民抗日戦争記念館では、「赤色の映像?中国共産党が率いた敵後方の抗日戦場の記録」と題する展示が行われており、あたりを埋め尽くすように多くの来場者が訪れている。今年は抗日戦争勃発の77周年にあたり、北京市は「国辱を忘れるな、中国の夢を描こう」というテーマを掲げ、民衆を巻き込んだ一連の記念イベントをうち出した。

<1> 「人民網日本語版」2014年7月2日
香港祖国復帰17周年 各地で200のイベント
7月1日、海軍部隊の戦闘シミュレーションを見学する市民。この日は香港の祖国復帰17周年の記念日。中国人民解放軍駐香港部隊は海軍基地の昴船洲軍隊駐屯地を対外的に開放し、1万人を超える市民が訪れた。香港特別行政区は1日、香港の祖国復帰と特区設立の17周年を祝して、さまざまなイベントを行った。金紫荊広場で行われた区旗掲揚式には、全国政協会議の董建華副主席、香港特別行政区の梁振英行政長官、中央政府の駐香港連絡弁公室の張暁明主任が出席した。大勢の市民も駆けつけ、見学エリアから区旗の昇る様子を見守った。


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