資料索引

人民網日本語版・ 2013年4月後半(2013/5/14)

「人民網」日本語版から労働者・労働組合および日中関係に関わる記事を選択して、その抜粋(冒頭部分)掲載します。記事全文は見出しをクリックすると原文(日本語・中国語)を読むことができます。

<14>「人民網日本語版」2013年5月13日
中国、ビザ・居留証の種類増加へ 在外華人の訪中に便宜
 中国の新しい外国人出入国管理条例は、すでに意見募集稿が完成し、社会各界の広くから意見を募集している。同稿では、ビザと居留証の種類が追加され、外国籍の中国人が中国に出入国・居留する場合に、さらなる便宜が図られている。中国新聞社が報じた。中国国務院法制弁公室は5月初め、通常ビザの申請発行管理と外国人の国内居留状況管理を規範化する目的で、「中華人民共和国外国人出入国管理条例(意見募集稿)」を発表、社会からの意見を求めている。同稿では、通常ビザの種類およびビザの発行・延長・変更・追加にかかる条件や申請プログラムに関し、明確な規定が打ち出されている。

<13>「人民網日本語版」2013年5月8日
日本車の中国販売、最悪の時期が終了へ
日本自動車メーカーの中国販売台数は、一時は激減したものの、最悪の時期がすでに過ぎ去った兆しが見える。しかしアナリストは、「日本メーカーは依然として、激しい競争や中国人消費者の急速に変化する好みといった難題に直面している」と指摘した。 環球時報が米ウォール・ストリート・ジャーナル誌の5月6日の記事を引用し伝えた。日産は6日、中国新車販売台数が4月に2.7%増となり、3月の17%減から好転したと表明した。トヨタは3月の12%減から6.5%減に改善された。マツダは15%減となったが、3月は25%減だった。ホンダの広報担当者は、7日に4月の販売データを発表すると表明した。

<12>「人民網日本語版」2013年5月6日
中国、今年は「史上最悪の就職難」か
北京地区の大学卒業生の就職内定率は28.24%であることがこのほど、2013年北京卒業生就職斡旋工作会で明らかになった。内訳は、大学院生36.59%、学部生26.6%、専科生16.84%。中国教育部(教育省)のデータによると、今年に全国の大学を卒業する学生は、2012年比19万人増の699万人に達し、新中国成立以来最多となる。大卒生の就職状況の「風見鶏」的存在である北京地区の卒業生は、「生計を立てる糧」を得るため、就職活動に奔走する日が続いている。2013年は、史上最悪の就職難の年となるかもしれない。光明日報が報じた。

<11>「人民網日本語版」2013年5月6日
中国の法律専門職従事者、約60万人
中国人民大学がまとめた「2012年中国法律発展報告:中国法律専門職従事者のプロ化」が6日、発表された。同報告によると、2011年末の時点で、中国で司法官・検察官・弁護士・公証員など法律専門職に従事している人は計57万3223人に達した。人口10万人あたり42.56人の法律専門職従事者がいる計算となる。人民日報海外版が伝えた。

<10>「人民網日本語版」2013年5月6日
マカオ、今年も住民への現金分配を実施
澳門(マカオ)特別行政区政府(特区政府)は、今年も現金分配計画を実施する。特区政府行政会はこのほど、「2013年度現金分配計画」の行政法規に関する審議を終えた。計画によると、政府は、永久住民1人に対し8千タバカ(約9万9千円)、非永住住民に4800元タバカ(約5万9500円)の現金を、7月2日から支給する。澳門の現地メディア報道を引用して人民日報海外版が報じた。

<9>「人民網日本語版」2013年5月5日
陝西省南部で240万人が移住 貧困の根を絶つ
10年間に及び、240万人に関係する巨大事業が陝西省南部で猛烈な勢いで進められている。昨年は陝西省の山間部から計8万世帯・29万5000人が移住し、今年も集中定住地840カ所が着工した。全ての定住地は工業地区と交通沿線の周囲に配置されており、就業に便利で、貧困の根を絶つことができる。移住によって陝西省南部の都市化率は年2-3ポイント押し上げられる。陝西省南部は全国6大貧困地区の1つで、28県区の中の21が国家貧困支援・開発事業重点県に指定され、生活環境の劣悪な山間部に今なお400万人余りが居住している。陝西省政府は検討を重ねた結果、2020年までに60万世帯・240万人を移住させるとの目標の実現を決意した。

<8>「人民網日本語版」2013年5月3日
中国、ホワイトカラー新基準が話題 月収30万円に余暇
中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」に投稿された「ホワイトカラーの新基準」がこのほど、ネット上で話題になっている。同基準によると、「ホワイトカラー」と呼ばれるには、月収2万元(約31万8千円)以外に、マイホームやマイカー、十分な余暇なども必要で、多くのネットユーザーが「プレッシャー」と悲鳴を上げている。広州日報が報じた。

<7>「人民網日本語版」2013年5月3日
定年引き上げ問題、就職難が深刻化の声も
人口構造の調整、年金不足問題の積極的な対応と解決は、中国国民生活問題の焦点になっている。国際金融報が伝えた。中国国家人力資源社会保障部の尹成基報道官は4月25日、「国は定年退職年齢の引き上げを調整するかについて、慎重に検討している。定年退職年齢の引き上げ問題は、総合的な社会政策であり、中国の人口構造の変化、雇用状況、社会保障制度の発展に基づき、適切なプランを制定する必要がある。国は関連する専門家の意見、社会各界の同問題への反応を重視しており、いくつかの要素を総合的に分析した上で同問題を研究し、調整を行うべきか否かについて慎重に検討する」と語った。

<6>「人民網日本語版」2013年5月3日
メーデー連休の観光収入、重慶が最多 上海は鳥インフルで伸びず
4月29日から5月1日がメーデー連休となった中国。各地観光スポットが観光客でにぎわった。うち、重慶市は同連休期間中の観光総収入が前年同期比13.17%増の55億7600万元(約886億5840万円)に達し、現時点でデータが発表されている17都市のうち最多。2年連続トップの座を守った。また、訪問客が最も多かったのも同市で、同比12.36%増の延べ1495万2500万人。17都市のうち、収入が20億円(約300億円)を超えたのは重慶市、江蘇省蘇州市、四川省成都市、河南省鄭州市の4都市だった。人民網が報じた。

<5>「人民網日本語版」2013年5月3日
北京で最も多い職業病は「塵肺症」 市衛生局統計
防ぎことはできても一度かかると治療が難しいのが「職業病」だ。職場環境が原因で起きる耳や目の病気、皮膚炎なども職業病の範囲内だ。北京市衛生局は2日、最近5年の間に、同市で職業病との診断が9000件あり、うち粉塵や微粒子を長期間吸引した結果、肺の細胞にそれらが蓄積することによって起きる「塵(じん)肺症」が最も多かった。北京晨報が報じた。

<4>「人民網日本語版」2013年5月3日
日本の「価値観外交」は東南アジアでは通用しない
日本の安倍晋三首相は今年1月にASEAN3カ国を訪問した際、「東南アジア外交5原則」を発表した。これは今後一定期間の日本の東南アジア外交政策の柱と見られる。5原則で最も際だっているのがいわゆる「価値観外交」、すなわち自由、民主、基本的人権といった普遍的価値観を日本とASEANが共同で打ち固め、拡大するというものだ。記者の取材した東南アジア各国の学者は、いわゆる「価値観外交」は1970年代以降日本政府の遂行してきた「福田ドクトリン」に背くだけでなく、排他性が明確であるため、東南アジア諸国では通用しがたいとの認識を示した。

<3>「人民網日本語版」2013年5月3日
香港、英語より「中国語」の方が上手な人が増加
香港紙「経済日報」の報道によると、香港特別行政区政府統計処は2日、香港人が使用している言語に関する調査報告を発表。6-65歳の回答者のうち、自分の英語が「上手」「非常に上手」と答えた回答者は23.7%にとどまり、中国語の標準語の24.1%をやや下回った。つまり、英語の能力より標準語の能力が高い香港人が増加しているということだ。中国新聞網が報じた。

<2>「人民網日本語版」2013年4月29日
日本が主権回復式典、時代にそぐわないと批判される
日本政府は28日、サンフランシスコ講和条約発効61周年を記念する「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」を東京で開いた。日本の天皇夫妻、首相、衆参両院議長、国会議員、知事ら約400人が出席した。この式典には少なからぬ日本の民衆が強烈に反対している。日本政府が前回主権回復記念式典を催したのは、サンフランシスコ講和条約発効直後の1952年5月のことだ。同日、沖縄の民衆1万人が抗議集会「4.28『屈辱の日』沖縄大会」を開いた。共同通信の会田弘継論説委員長は、安倍内閣による主権回復式典開催は時代にそぐわないと指摘した。

<1>「人民網日本語版」2013年4月28日
中国の昇給率、世界一に返り咲き 英ヘイズ調査
中国の昇給率が世界一に返り咲いたことがこのほど、人材紹介世界大手の英ヘイズ・インターナショナルが発表した「ヘイズ給与ガイド」で分かった。ヘイズ中国区のディレクター蘭熙蒙氏は取材に対し、「世界のほかの地域は経済の先行きが不透明な中、中国は昨年、昇給率でほかのアジアの国・地域を引き離した」と語った。経済日報が報じた。ガイドは中国(大陸部、香港)、日本、シンガポール、マレーシアの企業1200社を対象に給与と人材市場の動向を調査し、まとめた。


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