資料索引

人民網日本語版・ 2013年8月前半(2013/8/17)

「人民網」日本語版から労働者・労働組合および日中関係に関わる記事を選択して、その抜粋(冒頭部分)掲載します。記事全文は見出しをクリックすると原文(日本語・中国語)を読むことができます。

<20> 「人民網日本語版」2013年8月16日
日本の平和友好人士が南京大虐殺犠牲者に献花
日本から訪れた平和友好人士が15日、和平広場で中国侵略日本軍南京大虐殺の犠牲者を追悼した。同日は日本が降伏を発表し、中国人民抗日戦争・世界反ファシスト戦争が勝利した68周年の記念日にあたる。国内外の各界から集まった平和愛好人士が中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館で集会を行い、南京大虐殺の30万人の犠牲者を追悼し、世界平和を祈った。

<19> 「人民網日本語版」2013年8月16日
日本政治右傾化の歴史的根本原因 単独占領と間接統治
日本敗戦・降伏記念日である8月15日の安倍晋三首相の行動は目を背けたくなるものだった。彼は式辞で日本がアジア諸国の人々に与えた傷についての反省を避けたうえ、過去20年間で初めて「不戦の誓い」をしなかった。また、一部閣僚を含む右翼議員190人の靖国参拝を放任または黙認した。いずれも日本政治の深刻な右傾化を示すものだ。(文:張健・天津社会科学院院長、中国日本史学会会長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

<18> 「人民網日本語版」2013年8月15日]
北京で戦争被害者116人への救済募金活動 日本に謝罪と賠償求める
第二次大戦中に日本に強制連行され、強制労働に従事した河北省唐山市果園郷の李瑞信さん(87)は北京で14日、戦争被害者救済活動に参加し、「日本が謝罪し、賠償を行うのを生きているうちに自分の目で見たい」と語った。中国新聞社が報じた。

<17> 「人民網日本語版」2013年8月13日
最高検察院 上半期に6千人以上の公職者を汚職で立案
今年上半期に全国検察機関の汚職取締部門は立案に力を入れ、一般民衆に身近で民衆の利益を損なう汚職・権利侵害の犯罪案件を4300件近く調査処理し、6千人以上の公職者を汚職容疑で立案した。最高検察院は各地の汚職取締部門に対し、立案をさらに強化し、腐敗取締の断固とした態度を保つよう要求している。(編集YH)

<16> 「人民網日本語版」2013年8月12日
海外資本が中国から大規模撤退?
最近、海外資本が中国から大規模に撤退し、中国経済の発展に影響を与えるといった言説がやたらに聞こえてくる。本当に大規模撤退はあるのだろうか。撤退は中国にマイナス影響を与えるのだろうか。中国にはまだ外資を引き寄せる力があるのだろうか。こうした問題に答えるため、関連部門、専門家、外資系企業などを取材した。「人民日報」が伝えた。

<15> 「人民網日本語版」2013年8月12日
陳光標氏が米紙で日本首相の靖国神社参拝中止を呼びかけ
中国の企業家、陳光標氏が11日、米紙「ニューヨーク・タイムズ」に半面の広告を掲載し、日本の安倍晋三首相に靖国神社への参拝をしないよう呼びかけた。陳氏はまた、日本の右翼勢力の最近の挙動への懸念と不安を表明している。陳氏は、安倍首相には「日本の右翼が世界の平和に挑戦し、世界の人々の感情を傷つける行為を制止する責任がある」と述べた。

<14> 「人民網日本語版」2013年8月12日
創価学会青年部の訪中団、8日から中国訪問
創価学会青年部20人からなる「日中友好青年交流団」が、8日から13日までの6日間の日程で中国を訪問している。人民網が伝えた。中華全国青年連合会(全青連)の招聘を受けて訪中した同青年交流団は、北京市、青海省、上海市などを訪問。滞在期間中は、中華全国青年連合会との交流活動や中日友好協会への表敬訪問を行うなどして、13日に帰国する予定だ。同交流活動は、創価学会の池田大作名誉会長による「中日国交正常化提言」45周年、並びに「中日平和友好条約」の調印35周年を記念して企画された。

<13> 「人民網日本語版」2013年8月11日
日本車の命運は中日関係次第
日本の敗戦・降伏の日である8月15日が近づく中、依然として安倍首相の靖国参拝が懸念され、釣魚島(日本名・尖閣諸島)危機が続き、日本車メーカーは神経を張り詰め始めている。日産のある役員は以前「われわれにとって8月の靖国参拝問題は最大の懸念だ。政府は中日関係改善のために行動してほしい。われわれ一企業の努力でできることではない。今われわれは全てが平穏無事に過ぎることを祈っている」と語った。

<12> 「人民網日本語版」2013年8月9日
きょうの人民日報「微博」--浙江省で高温による死者15人
中央気象台は16日連続となる高温オレンジ色警報を発令した。今日も、浙江省、江蘇省、安徽省、上海、湖北省、湖南省、江西省の一部地域で気温が40度を超す見込みだ。一方、北西地区東部、華北、東北地区では11日から12日にかけ、西から東へと広範囲で降雨が見込まれる。浙江省では来週以降気温がやや下がるが、依然として35度以上を維持する見通しだ。気温が下がっても、湿度が高いと涼しくなった気がしない。ネットユーザーは「来週は、『バーベキュー状態』が『蒸し焼き状態』になるだけ」と自虐的なコメントをしている。

<11> 「人民網日本語版」2013年8月8日
きょうの人民日報「微博」--本当の「権利」とは何か
長年の努力が実り、2012年、中国大陸部の住民の出国者数は延べ8300万人に達するなど、中国も世界と「同じ席に座る」ことができるようになった。しかし、海外に行くのが、中国国内で買うよりも割安なぜいたく品を買い占め、「気前のいい金持ち」になるためだとすれば、「裏口から入って商売をしてもいいが、店の入り口から入って食事をするのはやめて」という待遇しか受けることができないだろう。現代文明の中で常識とされる「マナー」をまもってこそ、本当の意味で世界に溶け込むことができる。

<10> 「人民網日本語版」2013年8月8日
なんでも揃う100円ショップ
日本の100円は、中国元では約7元。平均月収30万円以上の日本のサラリーマンにとっては、ほんの少しのお金にすぎない。電車の一駅の切符代にも、缶コーヒーにも足りない額だ。 だが日本の各地にある100円ショップには、数百種類の魅力的な商品が並び、一律100円(消費税は含まない)で売られている。食品から化粧品、生活用品、金物、キッチン用品、文具、プラスチック製品、装飾品、ペット用品、植物用品までその種類は多岐にわたり、まさに“なんでも揃っている”といっても過言ではない。

<9> 「人民網日本語版」2013年8月8日
江西省のウナギ養殖、日本向け輸出拡大
江西省上高県のウナギ養殖業者の郭万華さんは最近、嬉しさを隠せないでいる。郭さんは、ウナギ加工工場に20トンの生きたウナギを売ったばかり。売り値は1トン12万3千元である。今年上半期、郭さんが養殖した100ムー(約6.7万平米)のウナギは順調に成長し、稚魚の代金や人件費、飼料代などの各費用を除いても、少なくない利益が見込まれる。郭さんは、ウナギ輸出で富をなした江西省の養殖者の一例に過ぎない。「新華網」が伝えた。

<8> 「人民網日本語版」2013年8月8日
中日韓自由貿易協定 交渉は誠意と相互理解が重要
中国商務部(商務省)の沈丹陽報道官は8月7日、経済・貿易の話題についてメディアの取材に応じた際に、「中日韓は異なる発展段階にあるため、3カ国が交渉の中で注目する分野、敏感な議題はそれぞれ異なる」と語り、中日韓自由貿易協定交渉の最新の進捗を報告した。国際商報が伝えた。

<7> 「人民網日本語版」2013年8月7日
日本を全面的に追い抜くカギは市民文化にあり
中国が経済規模で日本を追い抜いたことについて釈然とせず、中国は1人当たりGDPでは日本の10分の1に過ぎず、大した成果ではないと考える人がいる。だが筆者は、1人当たりGDPで考えるのは当てにならないと考える。計算方法をひとたび変えれば、中国の経済力と庶民の生活水準に関するどんな統計や順位も大きく変化する。中国は経済以外の分野でも日本を追い抜きつつある。そして全面的な追い抜きを達成する上で重要なのが中国市民文化の発展だ。環球時報が伝えた。

<6> 「人民網日本語版」2013年8月7日
女性スターが山村の教師に 月給わずか550元
湖北省茅山小学校の29歳の校長、張燕さんは、2年前に「中国夢想秀」の舞台に登場した経験を持つ。有名になってからも、彼女は月給1万元の職の申し出を断り、同校での教学を続けている。彼女は教学を始めてからの13年の間、ずっと非正規職員扱いで、月給はわずか550元に留まる。張さんは「500人以上の子どもが夢を実現するのを支援することができるのだから、私は最も豊かな校長だと思う」と語る。

<5> 「人民網日本語版」2013年8月7日
6日、中国で今年最大規模の高温天気に
江西南昌市紅谷灘新区で作業する清掃作業者。同日11時40分、江西省気象台は今年初となる高温赤色警報を発令した。 高温天気は6日も引き続き猛威をふるい、気温・範囲ともに今年最大となった。6日午後3時の気象モニタリングによると、全国18省・自治区・直轄市が高温天気に見舞われ、気温が35度以上となった面積は158万平方キロメートル、40度以上となった面積は7万平方キロメートルで、いずれも今年の最大値となった。最新の予報によると、高温天気は7日もますます猛威をふるうと見られ、中央気象台による高温警報発令は16日連続となった。人民日報が伝えた。

<4> 「人民網日本語版」2013年8月6日
専門家、「2020年以降、隔年で定年延長」を提案 中国
中国で論議が長く続いている「定年延長の是非」をめぐり、世間では論争が再燃している。中国社会科学院人口・労働経済研究所の李小平研究員は、「中国は、希望者を対象とした柔軟な退職制度を2020年までに確立し、2020年以降は、隔年で定年を1年ずつ延長し、2030年に法定定年年齢を65歳とすべき」と提案した。人民網が伝えた。

<3> 「人民網日本語版」2013年8月5日
北京17業界の平均賃金、軒並み上昇
北京市人力資源(マンパワー)・社会保障局(人社局)はこのほど、「2013年北京市業界別賃金ガイドライン」を発表した。業界別トップとなったのは前年に続き不動開発業で、1人当たり平均年収は12万6500元(約203万円)。市内17業界の平均賃金は軒並み上昇した。北京日報が伝えた。

<2> 「人民網日本語版」2013年8月4日
李源潮副主席が日本の鳩山由紀夫元首相と会見
李源潮国家副主席は3日、日本の鳩山由紀夫元首相と北京で会見した。新華社が伝えた。李副主席は「中日は互いに重要な隣国だが、現在中日関係は深刻な困難に直面している。双方は歴史と現実を直視したうえで、『歴史を鑑として、未来へ向かい』、両国関係の直面する問題を適切に処理するべきだ。日本側が『前事を忘れず、後事の師とし』、引き続き平和的発展の道を歩み、中国側と同じ方向に向かい、両国関係の改善と発展に努力することを希望する」と述べた。鳩山氏は「日中関係は非常に重要だ。双方は対話を通じた問題解決に努力し、環境保護、エネルギー分野の協力を強化すべきだ」と述べた。

<1> 「人民網日本語版」2013年8月1日
李克強総理:公共サービスの民間委託を推進
李克強総理は7月31日、国務院常務会議を招集し、公共サービスの民間委託について検討し、都市インフラ整備の強化について計画を立てた。会議は「方式を革新して、より良い公共サービスを提供することは、人民大衆に恩恵が及ぶ、社会分野の改革を深化する重大な措置であり、政府の機能転換を推進し、行政機関と事業機関の分離、政府と社会組織の分離を推進し、サービス型政府を建設する上での必然的要請でもある。市場参入許可を拡大し、改革のボーナスをもたらし、社会がしっかりと運営できるものはできる限り社会の力に任せ、公共サービスの合力の形成と改善を加速し、公共サービスの不足、質や効率が高くないといった問題を効果的に解決して、大衆がより多くの便宜と実益を得られるようにしなければならない」と指摘。


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