資料索引

人民網日本語版・ 2013年10月前半(2013/10/18)

「人民網」日本語版から労働者・労働組合および日中関係に関わる記事を選択して、その抜粋(冒頭部分)掲載します。記事全文は見出しをクリックすると原文(日本語・中国語)を読むことができます。

<13> 「人民網日本語版」2013年10月18日
汚染排出企業184社を市場から閉め出し 北京
 北京市は今年9月までに行った調整で、汚染排出が深刻な企業184社を市場から撤退させた。また頁岩レンガメーカー19社を11月末までにすべて閉鎖させる予定だ。人民日報が伝えた。 セメントを扱う北京金隅順発水泥有限公司と北京金偶平谷水泥有限公司も石炭炉の稼働を停止し、年内に生産をすべて停止する予定だ。両社の生産停止により、毎年11万トンの石炭消費を削減でき、二酸化硫黄(SO2)の排出量を140トンと窒素酸化物(NOx)の排出量を1600トン削減することができ、煙塵の排出量を約390トン減少させることができる。

<12> 「人民網日本語版」2013年10月16日
都市に住む若者、「小確幸」求める 中国
予想外のちょっとした収入、おいしい食事、一家団欒、眠りたいだけ眠る、ふらっと訪れた友人と話し合う--。平凡だけど、喜びやうれしさが感じられる「小さくはあるが確固とした幸せ」、すなわち「小確幸」が今、中国の若者の間で注目を集めている。このような風潮は人々の「浮ついた気持ち」を収めてくれるかもしれないが、一方で若者の「情熱」や「闘志」を奪ってしまうのではないかと懸念を示す人もいる。新華社が伝えた。

<11> 「人民網日本語版」2013年10月16日
市民参加型の日本のイベントに学ぶ
屋外で行われる「恵比寿文化祭」のステージ。
東京の恵比寿ガーデンプレイスで12-14日の3日間、ジャンル複合型のカルチャーイベント「恵比寿文化祭2013」が開催された。今年で3回目となる同イベントでは、アート、音楽、ダンス、ファッション、映像など、さまざまな分野において恵比寿を拠点に活動する人たちが、そのパフォーマンスを披露。多くの観客や観光客を集めた。同イベントは商業と文化を融合させた新しい形態のイベントだ。人民網が報じた。

<10> 「人民網日本語版」2013年10月16日
中国の最も価値あるブランド番付 トップはハイアール
中国の最も価値あるブランドランキングが13日、フランスの首都パリで発表された。トップはブランドバリュー992億2900万元とされた海爾(ハイアール)で、12年連続で首位を保った。2位は国美、3位は五糧液、4位は中国一汽、5位は美的、6位はTCLだった。国際在線が伝えた。

<9> 「人民網日本語版」2013年10月15日
留学帰国者に最も人気の就職地は上海
2012年、海外に留学していた中国人27万2900人が帰国、過去最高数となった。ある教育機構が発表した「帰国者の就職報告」によると、北京や上海、広州など1線都市が帰国者に最も人気の就職地となっている。うち上海が一番人気だ。また、帰国者の帰国1年目の年収は平均約10万元(約160万円)と、昨年とほぼ同水準であるとの調査結果も出ている。北京晨報が報じた。(編集KN)

<8> 「人民網日本語版」2013年10月15日
中日貿易に改善の兆し 対日輸出が15カ月ぶりに増加
中国海関(税関)総署の鄭躍声報道官は12日に北京で行われた2013年第3四半期の輸出入状況発表会で、「今年下半期より、中日の二国間貿易に好転の兆しが見えている。中国の対日輸出額はマイナス成長からプラス成長に転じ、昨年7月以来より対日輸出額が前年同期比で14カ月連続で減少していた状況を終えた」と語った。中国新聞社が伝えた。

<7> 「人民網日本語版」2013年10月14日
「お見合いツアー」がホワイトカラーに人気
終わったばかりの国慶節連休中、中国のオンライン婚活サイト大手・百合網が企画した「お見合いツアー」が大盛況を呈した。お見合いツアーが独身男女に大人気となったのは、「連休中、帰省して両親に早く結婚するよう煩く言われるくらいなら、ツアーに参加した方がずっとまし」という心理が働いたためらしい。北京晨報が伝えた

<6> 「人民網日本語版」2013年10月12日
日本観光が回復 富裕層が中心
日本を訪問する中国人観光客数が回復する傾向を見せている。東京や大阪の高級ホテルは6月から宿泊率が好転し、中国人観光客が使用する銀聯カードの日本での精算金額も史上最高を記録した。昨年9月に中日関係が悪化して以来、訪日する中国人観光客数は低下を続けていたが、現在富裕層を中心とする観光客数は回復を始めている。国際金融報が伝えた。(編集YH)

<5> 「人民網日本語版」2013年10月11日
最低時給15.2元 北京・新疆が全国トップ
社会科学文献出版社が出版した「人材資源青書:中国人材資源発展報告(2013年)」が10日、北京市で発表された。同青書によると、中国の生産年齢人口はマイナス成長に転じるという歴史的な転換点にあり、雇用情勢は厳しく、高い技能を備えた人材が大幅に不足している。また北京市と新疆維吾爾(ウイグル)自治区の最低時給は全国トップ水準の15.2元だという。「北京晩報」が伝えた。
雇用についてみると、現在の雇用情勢は依然として厳しく、今後一定の期間は仕事を必要とする都市部の労働力は毎年2400万人を超すが、提供可能な雇用は年間約1200万人分にとどまるとみられる。構造をみると、高技能の人材が大幅に不足しており、全国では需給のミスマッチが2200万人から3300万人に上るという。

<4> 「人民網日本語版」2013年10月11日
転換点にさしかかった中国の人材供給
社会科学文献出版社による「人的資源青書:中国人的資源発展報告(2013)」が10日、発表された。中国は、生産年齢人口の割合が低下し、マイナス成長に転じるという歴史的な転換点を迎えた。北京晨報が伝えた。

<3> 「人民網日本語版」2013年10月10日
中国人の平均資産 1人平均2万2230ドルに
クレディ・スイスは9日に発表した2013年世界家庭資産研究報告の中で、「2000年と比較すると、中国人の1人当たり平均資産はほぼ4倍増となり、5700ドルから2013年の2万2230ドルに増加した」と指摘した。2013年に、100万ドル以上の資産を持つ中国人富豪の数は112万3000人に達した。これらの資産の多くは貯蓄などの金融資産の形式として存在している。北京青年報が伝えた。

<2> 「人民網日本語版」2013年10月4日
米国が中国第2の直接投資相手国に
商務部(商務省)、国家統計局、国家外為管理局がこのほど発表した「2012年度中国対外直接投資統計官報」によると、2012年に中国の対米投資は前年比123.5%増と急速に伸び、年間で累計40億4800万ドルに達した。米国は中国・香港に続き、中国第2の直接投資相手国となった。新華網が伝えた。

<1> 「人民網日本語版」2013年10月3日
ADB 今年の中国経済成長率は7.6%
アジア開発銀行(ADB)は2日にタイ・バンコクで報告書「2013年アジア発展見通し」の修正版を発表した。同報告の予測によると、アジアの発展途上国・地域の経済成長率は2012年の6.1%から今年は6.0%に低下するが、14年は6.2%に回復する見込みという。
ADBによると、中国経済は今、輸出に依存し投資が牽引するこれまでの成長モデルから脱却しつつあり、経済の持続可能な成長をより重視するようになっている。今年の経済成長率は7.6%に達する見込みだ。ゆるやかな成長ぶりから、中国経済がより健全でより持続可能に変化していくことが予想される。

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