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人民網日本語版・ 2014年1月前半(2014/1/20)

「人民網」日本語版から労働者・労働組合および日中関係に関わる記事を選択して、その抜粋(冒頭部分)掲載します。記事全文は見出しをクリックすると原文(日本語・中国語)を読むことができます。

<21> 「人民網日本語版」2014年1月19日
安倍の靖国参拝、歴史否定と戦後秩序転覆の企てに未来はない
 日本国首相の安倍晋三は昨年末、頑迷にも靖国神社を参拝した。靖国神社は極東国際軍事裁判でA級戦犯の判決を受けたかつての日本の国家指導者や軍の重要人物14人を祀っている。安倍は以前参拝できなかったことを痛恨の極みと公言した。これは安倍の本心であり、一言で言い当てるなら安倍の参拝は日本国内の右翼勢力に迎合するためであると同時に、日本の侵略の歴史と東京裁判の判決を否定し、戦後国際秩序を転覆するという、じっと心に秘めている願いを表明するためだ。

<20> 「人民網日本語版」2014年1月19日
四川省の貧困者数が2割減少
四川省貧困者支援移住局によると、四川省の貧困者数は昨年750万人から601万人へと2割近く減少した。貧困地区農民の1人当たり純収入の伸び幅は全省平均を上まわった。 四川省は今年、水道、電気、道路、ガスの開通、住宅、環境改善という6つの農家対策に取り組み、現地の状況に即して現代的な農業や畜産業、農村観光など特色ある優勢産業を発展させ、貧困地区の自己発展能力を全面的に高める。

<19> 「人民網日本語版」2014年1月17日
北京 「単独二孩」政策が早ければ3月に実施
北京市の「両会」(人民代表大会・政治協商会議)が15日夜に開いた政務問合せ会では、近く実施される「単独二孩(夫婦の一方が一人っ子であれば2人目の出産が認められる)」政策の実施細則が注目を集めた。北京市人口・計画出産委員会政法処の葉小敏処長によると、北京市の「単独二孩」政策は早ければ今年3月に実施されるが、それ以前に「単独二孩」の条件に合う夫婦が出産した2人目の子どもは依然として違法だと語った。

<18> 「人民網日本語版」2014年1月17日
ホワイトカラー、年末ボーナスの実態は?
4割が「5千元未満」、満足度トップは広州、最低は北京

中国の人材サイト大手・智聯招聘が16日に発表した「2013年ホワイトカラー年末ボーナス調査報告」によると、調査の対象となった1万43人のホワイトカラーのうち、「昨年中に年末ボーナスを受け取った」と答えた人が全体の46.47%に達した。また、ボーナスの額については、「1千元から5千元(約1万7千円から8万6千円)」の人が32.64%を占めた。広州日報が報じた。

<17> 「人民網日本語版」2014年1月17日
一汽トヨタ、2013年の販売が56万台に 記録更新
一汽トヨタはこのほど、2013年通年の販売台数が前年比12%増の56万台に達し、記録を再び更新したと発表した。そのうちカローラシリーズ(カローラEXとカローラ)の販売台数は30数万台に達し、新型REIZ(中国版マークX)の1カ月当たりの最高販売台数も8000台超となった。都市型SUVのRAV4、新型VIOSの月平均1万台以上という成績も、その人気と実力を裏付けた。過ぎ去ったばかりの12月、同社の主力車種であるカローラEX・新型RAV4・新型VIOSの販売台数は、それぞれ1万6000台・1万3000台・1万台の成績により、単月としては最高の販売記録を樹立し、年末のスパートに向けた力強い原動力になった。一汽トヨタは2014年の販売目標を、18%増の66万台に設定した。

<16> 「人民網日本語版」2014年1月17日
広東 GDP1兆ドル突破に一番乗り
広東省第12期人民代表大会第2回会議が16日に広州市で開幕した。朱小丹省長は政府活動報告を行い、2013年の活動を振り返る中で、省全体の国内総生産(GDP)が6兆2300億元(約107兆3311億円)を突破して前年比8.5%増加し、米ドル換算で初めて1兆ドルを超えたこと、一人あたり平均GDPは5万8500元(約100万円)で同7.6%増加したことを明らかにした。広東省は国内で初めてGDPが1兆ドルを超えた地域経済体となった。

<15> 「人民網日本語版」2014年1月16日
26省が最低賃金基準を調整、平均18%増に
2013年には全国26省(自治区・直轄市を含む)で最低賃金基準が調整され、最低月給基準が平均18%増となった。所得増は低・中所得者に集中しているが、この影響により中国の人件費面のメリットが薄れ、経済発展方式のモデルチェンジと産業構造の調整が迫られることになる。 統計結果によると、2013年12月31日までに、北京市、浙江省、河南省、貴州省、陝西省、山東省、江西省、広西チワン族自治区、甘粛省、寧夏回族自治区、天津市、山西省、上海市、広東省、雲南省、新疆ウイグル自治区、四川省、江蘇省、吉林省、遼寧省、安徽省、福建省、内モンゴル自治区、湖南省、海南省の26省(区・市)と深セン市が最低賃金基準を調整した。全国で最低月給基準が最高となっているのは上海市で、1620元に達する。最低時給基準が最高となっているのは北京市と新疆ウイグル自治区で、15.2元に達する。

<14> 「人民網日本語版」2014年1月16日
春運始まる 延べ36億人が40日間「大移動」
2月24日まで計40日間続く「2014年春運(旧正月の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)」が16日、スタートした。旅客輸送量は、前年比延べ2億人増の延べ36億2300万人と予想されている。鉄道部門によると、今年も引き続き、需要に対する輸送力不足の問題が際立っており、「切符一枚さえも入手し難い」状況が続くと予想される。なお、運賃の値上げは行わないという。鉄道切符予約サイト「12306」では、ネット上のダフ屋行為を徹底的に阻止するため、実名制を徹底している。

<13> 「人民網日本語版」2014年1月15日
続く円安 中国の対日アウトソーシングが苦境に
円安が引き起こした連鎖反応がいまなお続いている。特に最近では、持続的円安により中国の対日アウトソーシング企業が苦況に陥り、中小企業の利益が為替変動に飲み込まれている。中国外匯(外国為替)取引センターがまとめたデータによると、2013年から円レートは下降線をたどり、今月14日は1円=0.05845元の低い水準になった。

<12> 「人民網日本語版」2014年1月15日
中国:2013年の出国者数が約1億人に トラブルも増加
中国外交部(外務省)領事司の黄屏・司長によると、中国と海外の人的交流は拡大を続け、中国大陸部から出国した人の数は同年、延べ9818万7千人に上った。また、中国の企業約2万社が世界の180の国や地域に進出した。2020年には、出国する中国人の数が延べ1億5千万人に達すると見込まれている。

<11> 「人民網日本語版」2014年1月15日
春節中の高速道路無料開放 1月31日0時からスタート
交通運輸部(交通運輸省)政策法規司司長、報道官の梁暁安氏は14日、国務院新聞弁公室で行われた春運(春節<旧正月>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)に関する記者会見に出席し、中国国務院が発表した、高速道路の無料開放政策に関する通知に基づき、2014年春節中の乗用車を対象とする高速道路無料開放期間を、2014年1月31日(旧暦1月1日)の午前0時から2月6日の夜12時までとすることを明らかにした。

<10> 「人民網日本語版」2014年1月15日
四川省涼山合作社の配当金が1311万元 数えるのも一苦労
四川省の涼山州冕寧県復興鎮建設村では14日、2013年度配当についての株主総会が開かれ、配当金の額は1311万5000元(約2億2634万円)に達した。会場では重さ156キログラムに達する現金の束がテーブルの上に並べられ、株主の340世帯以上の住民が並んで配当金を受け取った。最も多い人で30万元(約517万円)、少ない人で1万元(約17万円)近くの配当となった。お金を数えすぎて手がしびれたと感想をもらす住民までいた。華西都市報が伝えた。

<9> 「人民網日本語版」2014年1月14日
英求人大手「今年も中国の給与増はアジア首位」
英グローバル・スペシャリスト求人グループ、ヘイズがこのほど発表した「2014年給与ガイド」によると、中国は今年、アジアで最も力強い給与成長を迎える。中国、シンガポール、マレーシア、日本の2600社を対象に調査が行われ、同ガイドは1200以上の職位について、報酬、求人トレンドについて予測している。人民日報海外版が伝えた。ヘイズのまとめでは昨年、給与を6%以上増やす意向のある中国企業は66%に上ったが、アジアの多くの企業は6%未満と示した。うち25%の企業は給与増を3%未満にとどめるとした。ヘイズによると、中国の被雇用者は今年、他のアジア諸国・地域よりも高い報酬増を得る、と予測した。

<8> 「人民網日本語版」2014年1月14日
広西、3月1日より「単独二孩」政策を実施
13日午後、広西チワン族自治区第12期人民代表大会常務委員会第8回会議において、自治区人口・計画出産条例の改正に関する決定が審議・採択された。新条例は2014年に3月1日に施行される。新華網が報じた。改正後の条例では、自治区の計画出産計画が変更され、夫婦いずれかが一人っ子である場合には2人目の出産が認められる「単独二孩」政策を実施することが明確に規定された。

<7> 「人民網日本語版」2014年1月13日
今年の鉄道建設は中西部が主役、総延長を6600キロ追加
中国鉄路総公司は9日、創設以来で初となる政策会議を開いた。党組織書記で総経理の盛光祖氏は、「2014年は国の鉄道に6300億元(約10兆9000億円)の固定資産を投じ、総延長を6600キロ以上追加する。乗客輸送量は前年比10%増の22億7000万人、貨物輸送量は2%増の32億8000万トンを予定している。国の鉄道およびその持株会社は、8.1%増の6542億元(約11兆3000億円)の輸送収入を実現する」と語った。

<6> 「人民網日本語版」2014年1月13日
「都市・農村一体化学校」の建設加速 北京
北京市の地図を見ると、「都市・農村一体化学校」を示す丸形の特殊なマークが表示されているのが分かる。この地図から、一部の区・県には質の高い教育施設が集中しているが、他の区・県にはそのような教育施設がほぼ皆無という、極めてアンバランスな実態が見て取れる。しかし、このような状況は今後、徹底的に改善される見通しだ。「都市・農村一体化学校」の建設加速は、北京が描こうとしている「新教育地図」構想の一つである。

<5> 「人民網日本語版」2014年1月10日
2013年度の流行語トップ10
百科事典サイトの「互動百科」は13年12月23日、中国文化促進会や中国新聞周刊、中国移動手机報、中国漢字聴写大会、搜狐新聞客戸端などと共同で、「2013年インターネット流行語トップ10」を発表。上から順に、中国の夢、土豪、煙霧、中国大媽、単独二孩、エドワード・スノーデン、ビットコイン、嫦娥3号、房姐、ラバーダックとなった。「互動百科」らは、今年の話題を集め、時代の特色を反映し、社会形態を記録することを目標に、ネットユーザーの注目度、投票、専門家の評価などを総合的に考慮し、ランキングをまとめた。

<4> 「人民網日本語版」2014年1月9日
世界環境競争力が発表 中国は87位、日本は6位に
中国社会科学院が9日発表した「世界環境競争力緑書」によると、2012年世界環境競争力の1?3位はスイス、ドイツ、ノルウェーとなり、中国は87位となった。中国新聞網が伝えた。中国のシンクタンクが初めて世界環境競争力を評価しまとめた同報告書は、世界各国の環境発展の実情に基づき、世界環境競争力評価指標システムを構築し、世界の133の国と地域を評価対象とした。同報告書によると、2012年の世界環境競争力の1?10位は上から順に、スイス、ドイツ、ノルウェー、ニュージーランド、ブラジル、日本、コスタリカ、オーストリア、イギリス、フランスの順となった。ワースト10は、クウェート、イエメン、リビア、ウズベキスタン、カザフスタン、モーリタニア、マリ、イラク、レソト、ニジェールとなった。

<3> 「人民網日本語版」2014年1月9日
12年GDP成長率は7.7% 統計局が確報値発表
国家統計局はこのほど、2012年の国内総生産(GDP)について最終的な確認作業を行ったことを明らかにした。その結果、同年のGDP確報値は51兆9470億元で、速報値に比べて528億元増加した。不変価格で計算すると、前年比7.7%の増加になり、成長率は速報値と同じだったという。

<2> 「人民網日本語版」2014年1月6日
CRH380A高速列車の製造現場を取材
中国南車四方股?公司が独自開発したCRH380A高速列車は、最高運行速度が時速380キロに達し、車頭の型や車体の軽量化、転換フレーム、振動・騒音低下、システム集成といったコア技術における突破の実現に成功した。2013年12月末時点で、中国南車四方股?公司は146台のCRH380A高速列車の納品を完了し、京広(北京-広州)、京滬(北京-上海)、滬杭(上海-杭州)等の高速鉄道10本に投入し、累計の安全運営キロ数は1億6000万キロに達する。

<1> 「人民網日本語版」2014年1月5日
春運の高速鉄道に初の出稼ぎ労働者専用列車
広州鉄路集団(広鉄集団)は今年の春節(旧正月)前後の臨時ダイヤ(春運)から高速鉄道に出稼ぎ労働者専用列車を設ける。出稼ぎ労働者5000人近くが高速鉄道の専用列車で珠江デルタから帰郷し、年越しをする見通しだ。旧式車両からエアコン付の普通座席、そして高速鉄道の1等席へと帰郷の選択肢が広がる。近年、生活水準の向上に伴い、出稼ぎ労働者の鉄道へのニーズが多様化している。無事到着することだけでなく、速さと快適さも求める出稼ぎ労働者が増えている。高速鉄道路線複数の開通に伴い、こうした需要へのハード面の対応が可能となった。

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