■「歴史をリセット」でしょうか?
今年は南京大虐殺から80年目になります
1937 年、中国の首都南京に向かった日本軍は、上海から南京に向かういたるところで、そして南京において、略奪と放火、住民に対する無差別の大虐殺、女性への強姦、捕虜の大量虐殺をくりひろげました。「この世のものとは思えない地獄絵」が繰り広げられました。そして南京大虐殺のあとも、中国のいたるところでさらに虐殺、暴虐の限りをつくしました。このような殺戮と人権蹂躙の歴史は簡単に「リセット」できる問題ではありません。
「いつまで謝罪すればいいのか」という人がいます。それは加害者がいう言葉でしょうか。これまで被害者が満足するような「謝罪」が行われたでしょうか。歴史の真実に率直に向き合い、反省し、被害者の謝罪を求める声に応えるべきではないでしょうか。 続きを読む 南京大虐殺80カ年 2017年東京証言集会(12月13日)