カテゴリー別アーカイブ: お知らせ

丹羽宇一郎さん講演会(12月10日)のお知らせ

1972年の日中共同声明-国交正常化から44年が経過しました。今、日中間には歴史認識、尖閣諸島-東シナ海、南シナ海問題等をめぐって緊張・対立があります。政府レベルだけではなく、双方の市民の中にも無視し得ない反発、不信が根づいています。中国からは毎年500万人もの人びとが日本を訪れます。それは日本の観光業、小売業等を支えていると言っても過言ではありません。他方、日本からは中国には2万を超える企業が進出し、現地で1000万人以上を雇用しています。

両国は様ざまな分野で相互依存の関係にあるのです。ただ、それだけでは対立・葛藤は解けません。歴史問題は手つかずのままです。丹羽宇一郎さん(現・日中友好協会会長)に講演していただき、日中が葛藤を超え、信頼を回復し、ともに東アジアの平和をつくっていくヒントを得ていきます。

年末のお忙しい時期ではありますが、ぜひご参加ください。(先着120名まで)

●日時: 12月10日(土)午後2時半~5時(開場:2時15分)
●場所: 文京シビックセンター スカイホール(26階南)
※最寄り駅は、都営地下鉄・春日駅、東京メトロ・後楽園駅)
●講師: 丹羽 宇一郎さん
(元中国大使、元伊藤忠商事会長、現日中友好協会会長)
●主催: 朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動、
NPO法人・コリアNGOセンター
参加費: 1,000円

丹羽宇一朗さん講演会 案内チラシ(PDF)

12/3 南京の記憶を今につなぐ―映画とトーク

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南京ドキュメンタリー映画『太平門 消えた1300人』上映会のご協力を!

昨年末、南京大虐殺がユネスコ世界文化遺産に登録されました。これを巡って日本側は「拠出金をもう出さない」などを述べる圧力をかける始末でした。安倍政権の約80%の閣僚が何らかの右翼団体に名を連ねています。政権を担う者から市民右翼までが広範に存在し、侵略戦争に対する歴史修正主義が広範にまかり通り、歴史を歪曲しています。学生たちが使用する歴史教科書や公民教科書もあからさまに捻じ曲げられ、歴史歪曲教科書の採用にまつわる疑惑も出ています。

この南京大虐殺のドキュメンタリー映画は、次の世代へ事実を伝え得る自信のある作品です。「事実は捻じ曲げられません」事実を広めていけるよう、各分野で活動されておられる民主的な労働組合や市民の皆さんへご協力を呼び掛けます。 続きを読む 12/3 南京の記憶を今につなぐ―映画とトーク

ディストピア 満洲国 日本人の心を捉えたプロパガンダ~過去が現在を照らし出す~ (10/27 東京堂書店ホール)

『満州事変』から85年。侵略戦争を『事変』と言い、傀儡国家を作り、民衆支配を『五族協和』と言っていた日本。また再び『積極的平和主義』 と武器を手にして世界に向かおうとしています。
こんな日本の過去と現在を『神国日本のトンデモ決戦生活』、『「日本スゴイのディストピア 戦時下自画自賛の系譜」』著者早川タダノリ氏と『東京満蒙開拓団』の著者の一人藤村 妙子が語り合います。

日時 10月27日(木) 午後6時30分開場
場所 東京堂書店ホール
事前申し込み制です。申し込み先 東京堂書店のホームページ、℡03-3291-5181
参加費 500円

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早川 タダノリ氏
1974年生まれ。フィルム製版工などを経て、現在は編集者として勤務。ディストピア好きが高じて20世紀の各種プロパガンダ資料蒐集を開始。著書に『「愛国」の技法』(青弓社)、『神国日本のトンデモ決戦生活』『原発ユートピア日本』(ともに合同出版)などがある。週刊金曜日に「昭和の愛国ビジネス」を好評連載中。

藤村 妙子
1954年 東京生まれ 1973年都立高校卒業後地方自治体勤務。2007年9月 東京都大田区内の市民運動活動家と「東京の満蒙開拓団を知る会」を結成。2012年9月共著「東京満蒙開拓団」(ゆまに書房) を出版

* 1931年(昭和6年)9月18日に中華民国奉天(現瀋陽)郊外の柳条湖で、関東軍が南満洲鉄道の線路を爆破した事件(柳条湖事件)に端を発し、関東軍による満洲(現中国東北部)全土の占領が行われ、1932年3月1日『満州国』が作られた。


東京から満蒙開拓団として一万人も行った という史実を出版し、このことの講演
をしたことがご縁になり会員となった藤村です。
週刊金曜日の記者が仲立ちとなり別紙のトークイベントが行われることになりまし
た。
「日本スゴイのデストピア」などの著書のある早川 タダノリ氏との対談です。
10月27日午後6時30分~ 東京堂書店のホールで行います。事前申し込み制となっ
ています。(詳しくは東京堂書店のホームページを確認ください)
一体どのような対談になるか、今からドキドキしていますが、お時間と興味がある
方はぜひお越しください。

東京の満蒙開拓団を知る会 藤村 妙子

<チラシPDF>

中国残留孤児問題フオ一ラム (10月2日 江戸東京博物館大ホール)

 cforum_ページ_1 2016年10月2日(日)
 (於)江戸東京博物館 1階大ホール
(JR総武線・都営大江戸線 両国駅 徒歩3分)
入場料 1000円 (午前・午後共通)

cforum_ページ_2■午前の部:映画上映 「望郷の鐘 満網開拓団の落日」

9時40分開場 ‐ 10時上映開始

監督・ 山田火砂子 主演・ 内藤剛志 常盤貴子
戦後70年平和祈念映画
「中国残留孤児の父」といわれた山本慈昭。
みずからも満州で過酷な体験をしながら、生涯を残留孤児たちの肉親さがしにささげ、献身的な愛でささえた。その山本慈明の生涯を生い立ちからたどった感動の物語。

■午後の部:シンポジウム
テーマ 敵国のこどもを育てた中国人養父母

12時30分開場 13時開始

開会挨拶 池田澄江(元孤児・NPO中国帰国者・日中友好の会理事長)
基調報告 中島幼八(元孤児・「この生あるは」著者)
パネリスト:白西紳一郎(日中協会理事長) 寺沢秀文(満蒙開拓平和記念館専務理 事)羽田澄子(映画監督) 安原幸彦(中国「残留孤児」国家賠償訴訟弁護団幹事長)
○ 司会 大久保明男(中国帰国者二世・首都大学東京教授)

■主催: 中国残留孤児問題フォーラム実行委員会|
代表者。池田澄江中島幼八(☎090-91461-8008)
NPO法人中国帰国者・日中友好の会内
東京都台東区台東3-35-7 ペガサスミシンビル

戦後70年を過ぎ、元孤児たちは中国人養父母への感謝の思いが募るばかり。フォーラムは祖国に見捨てられていた中国残留孤児問題の全容を世に問う。

中国残留孤児問題フォーラム後援団体(50音順)
*入場券(1000円)取り扱っています
一般社団法人 日中協会 (☎03-3812-1683)
NPO法人中国帰国者・日中友好の会(☎03-3835-9357)
NPO法人東京都日本中国友好協会 (☎03-3295-8241)
現代ぷろだくしょん (☎03-5332-3991)
工学院大学孔子学院 (☎03-3340-1457)
日中学院 (☎03-3814-3591)
日本中国文化交流協会 (☎03-3212-1766)
日本中国友好協会 (☎03-5839-2140)
日本中国友好協会東京都連合会 (☎03-3261-0433)
方正友好交流の会 (☎03-3295-0411)
満蒙開拓平和記念館 (☎0265-43-5580)
緑フォーラム (☎03-3981-3701)

■振込先:ゆうちょ銀行 振替口座 00110-3-791594
加入者名:中国残留孤児問題フォーラム
※当日は振替用紙の受領証または明細票を必ずご持参の上、入場券と引き換えてください。

チラシPDFダウンロード

講演会「日中友好の展望 -三菱マテリアル中国人強制連行事件の和解を経てー 」

日中国交正常化44周年

講師 内田雅敏弁護士

6.12戦争をさせない全国署名提出集会・国会包囲抗議行動で発言する内田氏 (撮影・Shinya)

(戦争をさせない1000人委員会事務局長)

  • 日 時 2016年9月30日(金)18時30分~
  • 場 所 連合会館 2階 201号室

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
TEL:03-3253-1771(代)
地下鉄千代田線 新御茶ノ水駅 (B3 出口) より 徒歩約 1 分. 地下鉄丸ノ内線 淡路町駅より 徒歩約 6 分. 地下鉄新宿線 小川町駅より 徒歩約 4 分. JR 御茶ノ水駅 (聖橋口) より 徒歩約 7 分.

  • 会場費 500円(日中労働情報フォーラム会員は無料)
  • 主 催 日中労働情報フォーラム
  • 協 賛 平和フォーラム

日本は戦時中、中国人労働者を強制連行し、鉱山、ダム建設、港湾などの労働に従事させました。連行された38、935人のうち6,830人が苛酷な労働のため命を落としています。
今年6月1日、三菱マテリアル(旧三菱鉱業)が強制連行された中国人元労働者に謝罪し、和解金を支払うことで和解が成立しました。今回の和解は、今までの中国人強制連行事件の和解に比べて、対象者が下請け先を含む3、765人と多く、和解金額も大幅に引きあがったものでした。
多くの中国人強制連行裁判に携わってきた内田雅敏弁護士に、今回の和解の意義と課題について報告していただき、昨年の安保法制成立以降、ますます緊張が高まる日中関係のなかで、日中友好を図るにはどうしたらよいか、その展望について語っていただきます。

930内田雅敏講演会
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特別講演 「なぜ文明国ドイツにヒトラー独裁政権が誕生したのか?」石田勇治(東大教授) 6月17日

―日本におけるナチ・ドイツ研究の第一人者による徹底分析―

2013年7月の麻生副総理の「ナチスの手口に学んだら」との暴言は、まさに戦
争と強権支配を狙う安倍政権の危険な本音を曝け出したものです。今日の日本の
情勢はナチスが登場したあの時代のドイツの状況に近づいてきているのではとの
多くの危惧の声が高まってきています。そこで石田勇治・東大教授に「ワイマー
ル憲法下のドイツでいかにして独裁政権が成立し、ナチ体制がいかにして人びと
をひきつけ、巻き込んだのか」を徹底分析していただきます。
併せて昨年11月に安倍政権が行った暴挙・「戦争法廃止集会への参加を予定し
ていた中国人・侵略戦争犠牲者遺族へのビザ発給拒否、集会妨害」を告発する特
別報告を行います。

特別講演  石田勇治(東京大学教授)—ヒトラーとナチ・ドイツ—
    「なぜ文明国ドイツにヒト独裁政権が誕生したのか?」
特別報告① 田中宏(一橋大学名誉教授)
     「外務省によるビザ発給拒否・集会妨害は断じて許されない」
特別報告② 高嶋伸欣(琉球大学名誉教授)
     「戦争法廃止集会に参加を予定していた中国人・侵略戦争犠牲者家族
    等の入国を、全面拒否した日本国政府の措置は日本国憲法を踏みにじる
    暴挙だ」 続きを読む 特別講演 「なぜ文明国ドイツにヒトラー独裁政権が誕生したのか?」石田勇治(東大教授) 6月17日

日中労働情報フォーラム2016年度総会、4月16日(土)開催

 今年の総会を4月16日(土)13時から、東京・蒲田の日港福会館で開催します。昨年のジョンラーベの上映運動、12月の訪中の成果などを踏まえ、15年度の活動について議論したいと思います。
同日、15時から特別講演として、東京の満蒙開拓団を知る会の藤村妙子さんに「東京の満蒙開拓団」と題して講演をしていただきます。NHKドキュメンタリーの放映とトークになります。満蒙開拓団というと、ソ連参戦後の悲惨な逃避行のイメージが強いですが、侵略を担った開拓団がなぜ生まれたのか、何をしたのか、当フォーラムの会員でもある藤村さんに話をしていただきます。
今年の夏には、「日中不再戦の誓いの旅」の第2弾として、東北(旧満州)地方を訪れる訪中団を組織します。現在8月16日(火)に出発し、北京、ハルピン、瀋陽を訪問し、22日に大連から帰国するスケジュールで、中国側と調整中です。12月に南京に代表団を派遣することも考えています。
議案書は事前に配布するようにしますので、是非、総会に参加するようお願いします。

 伊藤 彰信 (日中労働情報フォーラム代表)

「南京大虐殺」とは何だったのか?~あす(12.9)レイバーネットTVで検証番組

掘りおこされた従軍兵士の「日記」
掘りおこされた従軍兵士の「日記」

日本のマスコミのタブーは「天皇の戦争責任」「慰安婦」「南京大虐殺」の3つと言われている。しかしそんな中、10月4日深夜に放送されたNNNドキュメント『南京事件~兵士たちの遺言』は衝撃的だった。福島に住む小野賢二さんが、地元出身の元日本兵の「陣中日記」を丹念に掘り起こした記録だが、そこに刻まれた事実には重みがあった。小野さんは、当時戦場で書かれた「日記」に徹底的にこだわった。それを入手するために、元兵士を探しあて実に20年の時間をかけている。それも、小野さんは学者ではなく製造業で40年働いている労働者であり、その合間に調査を続けた。小野さんがこだわったのは、福島・会津若松の「歩兵65連隊」という一つの部隊だった。発掘した「陣中日記」には、「捕虜兵約3千を射殺」「捕虜残部1万数千を銃殺」という生々しい文字が残っている。南京事件から78年目の12月9日、小野さんをゲストに事件の真相に迫る。また「南京」と「原発」をつなぐ新事実を発表する予定だ。(レイバーネットTVプロジェクト)

◇ 放送録画
★ レイバーネット日本の報告:記事南京大虐殺の「勇士 木村守江」は福島原発導入の張本人だった!~レイバーネットTVで明らかに

12月に開かれる南京事件関連の催し

日中労働情報フォーラムの会員の皆さん

12月になると南京事件に関係する催しがあります。すでに「ジョン・ラーベ」の葛飾上映会、徳島上映会の案内はしましたが、そのほか私が把握している催しについてお知らせします。  ( 伊藤 彰信)

◆戦争法の廃止を求め侵略と植民地支配の歴史を直視しアジアに平和をつくる集い

11月27日(金)15時~19時
衆議院第一議員会館地下1階大会室
基調提起 高嶋伸欣(琉球大学名誉教授) 発言 韓国・中国から
11月28日(土)18時~21時
渋谷区本町区民会館
基調講演 田中宏(一ツ橋大学名誉教授) 発言 韓国・中国から
11月29日(日)13時~17時
スペースたんぽぽ
報告 藤田高景(村山首相談話の会・理事長) 討論と発言 教育の現状
参加費 各会場とも500円
アジアと日本の連帯実行委員会 http://peace-af.jimdo.com 続きを読む 12月に開かれる南京事件関連の催し

「ジョン・ラーベ~南京のシンドラー」上映会が東京・葛飾(12/6)と徳島(12/13)で開催

JRleaf 映画「ジョン・ラーベ~南京のシンドラー」の上映会が、12月6日(日)東京・葛飾で日中労働情報フォーラム会員の木下明さんが働きけて実現しました。
また、12月13日(日)、「戦後70年平和ミュージアムとくま」のプログラムのひとつとして、徳島大学の常三島キャンパスで行われます。日中労働情報フォーラム会員の長尾さんと河村さんが上映に努力してくださいました。

12月6日(日):東京・葛飾上映会

<葛飾上映会>
日 時 12月6日(日)午後1時30分開場、2時上映開始
場 所 かつしかシンフォニーヒルズ・アイリスホール
東京都葛飾区立石6-33-1
京成線青砥駅下車 徒歩7分
入場料 1200円、前売1000円じょhn
学生、20歳以下は無料
連絡先 木下明さん (090-1854-3249)


「戦後70年平和ミュージアムとくしま」
12月13日・徳島大常三島キャンパス

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