日本のマスコミのタブーは「天皇の戦争責任」「慰安婦」「南京大虐殺」の3つと言われている。しかしそんな中、10月4日深夜に放送されたNNNドキュメント『南京事件~兵士たちの遺言』は衝撃的だった。福島に住む小野賢二さんが、地元出身の元日本兵の「陣中日記」を丹念に掘り起こした記録だが、そこに刻まれた事実には重みがあった。小野さんは、当時戦場で書かれた「日記」に徹底的にこだわった。それを入手するために、元兵士を探しあて実に20年の時間をかけている。それも、小野さんは学者ではなく製造業で40年働いている労働者であり、その合間に調査を続けた。小野さんがこだわったのは、福島・会津若松の「歩兵65連隊」という一つの部隊だった。発掘した「陣中日記」には、「捕虜兵約3千を射殺」「捕虜残部1万数千を銃殺」という生々しい文字が残っている。南京事件から78年目の12月9日、小野さんをゲストに事件の真相に迫る。また「南京」と「原発」をつなぐ新事実を発表する予定だ。(レイバーネットTVプロジェクト)
◇ 放送録画
★ レイバーネット日本の報告:記事南京大虐殺の「勇士 木村守江」は福島原発導入の張本人だった!~レイバーネットTVで明らかに