JCLIF レポート
こんにちは、会員の稲垣です。
5月29日、深センの労働者、呉貴軍さんが一年ぶりに保釈
メーリングリストでも何度かお伝えしてきた中国・深センの労働者、呉貴軍さんが、公共場所秩序騒乱罪の容疑で拘留されてから5月23日で一年が経過しました。
5月12日には3回目の法廷（前二回はどちらも実質延期）が開かれ、7名の仲間が呉さんの無罪を証言しました。
5月27日、証拠不十分で29日午後3時に保釈されるとの連絡が弁護士に入り、5月29日午後、呉さんは一年と1週間ぶりに保釈されました。完全なでっちあげ逮捕・起訴なので、無罪をかちとるまでたたかう所存のようです。
よかった。
産業構造の高度化など、グローバルな構造改革の一環で、沿岸部の深センの工場が内陸に移転することを巡って発生した労働争議。単に中国国内だけの問題ではなくグローバル資本主義、そしてグローバルな労働問題の一環だとおもいます。
保釈された呉さんの写真はこちら（新公民運動のサイト）