日中労働情報フォーラム第8回総会(7/18)開催

日中労働情報フォーラム第8回総会
日中労働情報フォーラム第8回総会(2020/7/18)

 7月18日、コロナ感染で延期になっていた総会が開かれました。「感染拡大中の東京へは行きたくない」という声も多く無事開催できるのか危ぶまれましたが、委任状等も含めて定足数35を上回る50名の参加があり、総会は成立しました。 

垣沼副代表が開会のあいさつ
垣沼副代表が開会のあいさつ

 まず、伊藤彰信代表からあいさつがありました。「フォーラムは交流の実績を上げてきた。しかし、日中関係はコロナ問題と香港問題に直面している。中国では日本に好感を持つ人が増えてきたが、日本では〝習 近平来日阻止〟や〝国連が中国に牛耳られている〟と叫ぶ人がいる。米中関係は冷戦構造になりつつあるので、私たちの立ち位置が難しくなっている。フォーラムは友好交流団体なので、友好を損なわないように労働者間の友好連帯をつくっていこう。」と。

伊藤彰信代表が活動方針を提案
伊藤彰信代表が活動方針を提案
藤村事務局長が経過報告を行う
藤村事務局長が経過報告を行う

 次に、議事に入り、2019年度活動報告、2020年度活動方針、2019年度決算及び会計監査、2020年度予算案について提案と討論があり、全て承認されました。 討論では、ユニオンみえや関西生コンの闘いの報告もなされました。

 それから、「日中労働情報フォーラム」の名称を「日中労働者交流協会」に変更に関する会則改正、運用要綱改正、趣意書改正について話し合われました。「日中労働情報フォーラム」を解散して「日中労働者交流協会」を再建するわけではなく名称変更であるということで、会則改正、運用要綱改正は承認され、趣意書改正については三役一任となりました。

伊藤光隆事務局次長の議長で会議を進めた
伊藤光隆事務局次長の議長で会議を進めた

最後に、新役員の選出・承認が行われました。役員体制に大きな変化はありません。

 なお、総会には、中国職工対外交流センター秘書長 馬進さんからメッセージが届いていました。
   

第2部で外村大(東大教授)先生が「歴史問題の和解を考える」の講演を行った
第2部で外村大(東大教授)先生が「歴史問題の和解を考える」の講演を行った

(文責  伊藤光隆)