カテゴリー別アーカイブ: 人民網より

「人民網日本語版」2022年10月前半 抜粋(2022/10/16)

<20> 「人民網日本語版」2022年10月15日
第20回党大会の予備会議が開催
中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)は15日午後、人民大会堂で予備会議を行なった。習近平総書記が同会議を主宰した。第20回党大会に出席する代表と特別招請代表は2379人。同会議に出席した代表と特別招請代表は2310人。同会議は挙手による採決により、22人からなる代表資格審査委員会の名簿を採択し、243人からなる大会主席団の名簿を採択し、王滬寧氏を大会秘書長とする決議を採択した。また同会議は大会秘書処機関の設置と活動任務を採択した。

<19> 「人民網日本語版」2022年10月14日
発展スピードを加速させている新エネルギー自動車産業 安徽省蕪湖
安徽省蕪湖市では、年初来、新エネルギー自動車産業が急速に発展している。同市経済情報局の統計データによると、今年1月から7月まで、同市における新エネルギー自動車生産台数は前年同期比130.2%増の15万6100台、販売台数は同36.8%増の13万7900台にそれぞれ達し、生産台数・販売台数ともに成長率の過去最高をマークした。

<18> 「人民網日本語版」2022年10月12日
中国第3四半期の求人の全国平均賃金は20万6千円
求人サイトの智聯招聘が10日に発表した「中国企業求人の賃金報告」によると、2022年第3四半期(7-9月)に求人の全国平均賃金は月収ベース(以下同)で1万168元(1元は約20.3円、約20万6千円)、中央値は8001元だった。全国の38の中核都市のうち、賃金が最も高かったのは引き続き北京だった。データによれば、同期の全国平均賃金は1万168元、最頻値は6001元で前期から横ばいで、中央値は8001元だった。

<17> 「人民網日本語版」2022年10月11日
日本でも人気の中国製家電 この10年で「メイド・イン・チャイナ」が成し遂げた成果
日本の家電量販店では、数年前から、多くの中国メーカーの家電製品が目立つ位置にディスプレイされていることが珍しくなくなった。かつて、日本の家電売り場の「主役」だったのは、日本国産メーカーもしくは欧米の大手メーカーだった。しかし今や「商品に対する要求の高い」日本市場において、中国製家電製品はもはや「廉価品」の代名詞ではなくなっている。それどころか、品質とブランドバリューで「勝ち組」となり、日本の消費者からますます支持され、日本メディアからも次々と評価されている。業界関係者は、「中国製家電が日本市場で人気を集めている状況は、この10年における『メイド・イン・チャイナ』が成し遂げたスマート化、ブランド化、国際化といった多方面における成果を反映している」と指摘している。

<16> 「人民網日本語版」2022年10月11日
中国の科学者、世界初のカイコスーパーパンゲノムマップを作成
カイコは重要な経済的昆虫で、中国では5000年を超える飼育の歴史があるが、その家畜化の起源地は長期的に定まらなかった。西南大学の研究チームはこのほど、カイコの大規模遺伝資源ゲノム解析を行い、初のカイコスーパーパンゲノムマップを作成した上、カイコの起源が黄河中・下流地域であることを証明した。関連する研究成果はすでに国際的な学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」にオンライン掲載された。

<15)「人民網日本語版」2022年10月11日
「奮進新時代」テーマ成果展・屋外展示エリアにこの10年の偉大な成果を展示
北京展覧館では10月10日、「奮進新時代(新時代を奮起して進む)」テーマ成果展が開催されていた。同展は、入り口ホール、中央総合展示エリア、地方展示エリア、展望展示エリア、屋外展示エリア、インタラクティブ展示エリアという6つの展示エリアで構成されている。このうち屋外展示エリアで展示されているこの10年の偉大な成果が来館者の人気を集めている。

<14>  「人民網日本語版」2022年10月11日
【イラストで読み解く】「ファイブ・アイズ」の政治思想浸透手段
米英など「ファイブ・アイズ」構成国は長年にわたり、様々な手段を利用して他国に対して大々的に政治的な思想浸透を行い、政権転覆を企ててきた。その中でも、ステルス性が比較的強い道具となったのが非政府組織(NGO)だ。例えば全米民主主義基金(NED)はNGOを名乗っているが、実際には米国政府の「組織」であり、ホワイトハウスと米議会の持続的な資金的支援に頼ってきた。NEDは「民主主義」の名目を掲げて、世界の様々なNGOに米国の価値観を「輸出」し、転覆・浸透・破壊を行い、いわゆる「民主主義活動」の煽動を指揮してきたのであり、実質的には米国の「隠れ蓑」であり「手先」だと言える。NEDの創設者であるアレン・ワインスタインはかつて、なんらはばかることなく「我々が現在行っている多くの事は、25年前に米中央情報局(CIA)が行っていた事だ」と発言している。

<13> 「人民網日本語版」2022年10月11日
アフリカ大陸で最も高い超高層建築物の建設を見守る中国人エンジニア
エジプトの首都・カイロの東約50キロの場所に建設中の新行政首都・中心業務地区(CBD)プロジェクトの敷地面積は約50万平方メートルで、高層ビル約20棟と関連施設の建設が進められている。その中でも最も注目を集めているのは構造の高さが373.2メートル、最頂部の高さが385.8メートルの「アイコニックタワー」だ。新首都の象徴的・中心的な建物となる「アイコニックタワー」の建設は中国建築集団が請け負っている。同社エジプト支社の安全エンジニア・晏月平さん(26)は、この約1年、毎日のように、地上からビルの中に至るまで、現場の隅々を約2万歩歩き、高所作業や大型設備、防火・防災管理、仮設電気施設などを細かくチェックし、基準を満たしていない作業を正したり、潜在リスクを洗い出したりして、「アイコニックタワー」が順調に建設されるよう見守っている。

<12> 「人民網日本語版」2022年10月10日
暖房器具生産を加速させ、欧州市場の新たなニーズに対応 広東省順徳
欧州の暖房市場における新たなニーズを見越し、広東省仏山市や順徳市にある複数の家電メーカーは、製品構造の調整を図り、その需要を満たす製品の研究開発に柔軟性をもって取り組んでいる。広州税関の統計データによると、2022年6月から8月まで、仏山市からEUに向けた電気温水器・電気毛布・電気ヒーターなどの暖房器具の輸出額は、前年比154.4%増の9400万元(約19億円)に達した。

<11> 「人民網日本語版」2022年10月10日
まるでレッドカーペット!上空から撮影した唐辛子の豊作風景 新疆
黄金色の秋を迎えた10月、新疆維吾爾(ウイグル)自治区では唐辛子の収穫ピークを迎えている。10月9日、新疆生産建設兵団の鉄門関市焉耆墾区にある面積約1万3千ヘクタールに及ぶ唐辛子乾燥場を上空から撮影した。生産農家は、収穫したばかりの唐辛子の乾燥、選別、袋詰め作業を集中的に行っていた。燃えるように赤い唐辛子が乾燥場に敷き詰められており、見渡す限りどこまでも広がる黄金色の秋の畑の中で、まるで「赤い海」のように鮮やかな色合いを見せていた。この大地に敷かれたレッドカーペットのような唐辛子は、地元住民が豊かさを手にするための重要産業の一つとなっている。

<10> 「人民網日本語版」2022年10月10日
中国で初めてオミクロン変異株派生型「BA.5.1.7」検出
広東省韶関市政府の9日の発表によると、他の地域から同市に流入した新型コロナウイルスが、現地で拡散したケースが複数確認されている。今回同市に影響を与えているのはオミクロン変異株派生型の「BA.5.1.7」で、これは中国大陸部で初めて検出されたとしている。韶関市政府によると、今回の感染経路は主に2つあり、一つはオミクロン変異株派生型「BF.7」で、もう一つは「BA.5.1.7」の感染が拡大している。いずれも感染力が極めて強く、感染拡大の速度も極めて速い変異株だ。

<9> 「人民網日本語版」2022年10月10日
防空壕がアートスペースに変身?遊歩道はまるで「タイムトンネル」 重慶
重慶市戴家巷にある防空壕の遊歩道で10月9日、多くの市民がトンネル内に描かれた壁画を鑑賞していた。まるで「タイムトンネル」のような雰囲気を醸し出しているこの防空壕は、重慶市「山城洞天」防空施設サービス民生プロジェクト行動モデルプロジェクトの一つで、狭い通路や急な階段、多くの曲がり角といった特徴を十分に活かし、巴渝文化と重慶の記憶という二大テーマをデザインしている。3D アート壁画とライトアップにより、山城絵巻や霧城梯子、城壁歳月、大足石刻、時代の変遷、時代の縮図などといった12のテーマに基づき、描かれている。この防空壕は、高さ平均3メートル、幅3~4メートルで、洪崖洞や戴家巷歩道、滄白路、嘉陵江濱江路に繋がっている。

<8> 「人民網日本語版」2022年10月10日
中国共産党第19期中央委員会第7回全体会議が北京で開催
中国共産党第19期中央委員会第7回全体会議(七中全会)が9日午前に北京で開催された。習近平総書記が中央政治局を代表して活動報告を行った他、中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)への第19期中央委員会の報告の討議稿について説明を行った。また、王滬寧氏が「中国共産党規約(改正案)」の討議稿について説明を行った。

<7> 「人民網日本語版」2022年10月09日
宿泊施設のレストランがコミュニティの高齢者支援食堂に 安徽省
安徽省合肥市蜀山区三里庵街道(エリア)にある杏林社区(コミュニティ)では今年7月から、コミュニティの高齢者支援食堂で、コミュニティ及びその周辺エリアに居住する高齢者たちに食事を提供するサービスを展開している。この高齢者支援食堂は、同コミュニティには一人暮らしの高齢者や子供たちが出稼ぎに出て高齢者のみで暮らしている人が多く居住しているという特徴に着目し、その資源を拠り所として、同コミュニティ内の国営宿泊施設のレストランと積極的に提携を進めて立ち上げられた。現在、高齢者支援食堂では毎日手頃な値段の昼食を提供しており、同コミュニティに居住する80歳以上の高齢者は、その年齢に応じて毎月食事手当が支給されたり、無料の昼食が提供されたりしている

<6> 「人民網日本語版」2022年10月09日
中国の自動車保有台数が3億1500万台に 82都市で100万台超
中国公安部(省)の最新統計によると、9月末の時点で、中国全土の自動車両の保有台数が4億1200万台に達した。そのうち、自動車の保有台数が3億1500万台だった。第3四半期(7-9月)、1ヶ月当たりの平均新規自動車数が、上半期を目に見えて上回り、3ヶ月連続で200万台を超えた。中国全土の自動車両のドライバー数は4億9900万人に達した。うち、自動車のドライバーが4億6100万人で、全体の92.46%を占めた。また9月末の時点で、中国全土の新エネルギー車の保有台数が1149万台に達した。自動車の保有台数に占める割合は3.65%。今年1-9月期、中国全土で新たに登録された新エネルギー車は371万3000台で、前年同期比184万2000台増(98.48%増)だった。新たに登録された自動車に占める割合は21.34%。第3四半期に、新たに登録された新エネルギー車は149万5000台だった。

<5>「人民網日本語版」2022年10月09日
外交部「日本に対し遺棄化学兵器による危害を早急に徹底除去するよう強く促す」
中国外交部(外務省)の毛寧報道官は8日の定例記者会見で、日本が遺棄した化学兵器に関する記者の質問に回答した。【記者】10月初旬、化学兵器禁止機関(OPCW)第101回執行理事会は、2022年以降の中国における日本の遺棄化学兵器の廃棄計画を審議・可決した。この件について中国側のコメントは?【毛報道官】日本の遺棄化学兵器は日本軍国主義が中国侵略戦争中に犯した深刻な犯罪行為の一つであり、長期にわたって中国の関係地域の人々の生命と財産、生態環境の安全性を深刻に脅かしてきた。中国側は一貫して日本側に対し、「化学兵器禁止条約」と中日両国政府が交わした覚書の規定に基づき、早急に中国における日本の遺棄化学兵器をすべて徹底的に廃棄するよう促してきた。関連廃棄計画はすでに3回にわたって期限切れとなり、4回目の期限切れが迫っており、日本側の履行状況は中日両国民と国際社会が満足するにはほど遠い。

<4> 「人民網日本語版」2022年10月08日
中国青年94.8%が「メイド・イン・チャイナ」に肯定的見方
新エネ車を運転する人が巷に溢れ、高速列車「復興号」が中国全土を走り回り、火星探査ローバー「祝融号」が火星上陸を成功させるなど、「メイド・イン・チャイナ」がここ10年、重大な成果を挙げ、ブレイクスルーを次々と実現させてきた。中国は今、「中国製造(メイド・イン・チャイナ)」から「中国創造(クリエイト・イン・チャイナ)」に向けた歩みを加速させている。中国青年報社・社会調査センターがこのほど「問巻網」と共同で青年2654人を対象に実施した調査では、回答者の94.8%が「ここ10年の『メイド・イン・チャイナ』のパワー」に肯定的な見方を示した。また、94.7%が「周りの『匠の精神』を示す人に力をもらっている」と感じ、70.2%が「社会全体で職人を重視し、匠の心を育てる優れた雰囲気が作り出されることを願っている」と答えた。

<3> 「人民網日本語版」2022年10月08日
「規約に基づく党内ガバナンスに関する習近平の論述抄録」が刊行
中共中央党史・文献研究院が編集した「規約に基づく党内ガバナンスに関する習近平の論述抄録」がこのほど中央文献出版社から出版され、全国で刊行された。第18回党大会以来、習近平氏を核心とする中共中央は全面的に厳格な党内ガバナンスと規約に基づく党内ガバナンスを堅持し、法に基づく国家ガバナンスと制度に基づく党内ガバナンス、規約に基づく党内ガバナンスの統一的計画・推進、一体化を堅持し、党規約を厳格に実行し、党と国家の事業大局をしっかりと中心に据えて党内法規制度構築を推進し、比較的整った党内法規体系を形成し、その党内法規制度構築推進への注力度と成し遂げた成果はこれまでになく顕著なものとなり、党建設の科学化・制度化・規範化レベルが明らかに向上した。

<2>「人民網日本語版」2022年10月03日
国産旅客機「C919」が型式証明を取得 年内に引き渡しへ
中国の国産旅客機「C919」は2022年9月に必要な耐空証明を全て取得し、9月29日には中国民用航空局が発行する安全認証の型式証明を取得し、2022年末に1機目が引き渡しされる予定だ。

<1> 「人民網日本語版」2022年10月01日
日中国交正常化50周年記念レセプションが日本で開催
日本経済団体連合会は9月29日、日本の各界と共同で日中国交正常化50周年記念レセプションを開催した。中国の孔鉉佑駐日大使のほか、日本の林芳正外相、福田康夫元首相、自民党の二階俊博元幹事長、公明党の山口那津男代表、立憲民主党の泉健太代表、日本共産党の志位和夫委員長といった政界、経済界、文化界、友好団体の代表約850人がレセプションに出席した。孔鉉佑駐日大使は挨拶の中で、中日国交正常化実現を推進し、ここ50年、中日関係の発展に関心を示し、支持してきた日本各界の関係者に心からの敬意と感謝を表明し、「29日に両国の指導者が祝電を交換し、中日関係を積極的に発展させるという中日共通の思いを示し、今後の取り組みの目標や方向性を明確に示した。双方が国交正常化50周年を契機に、国交正常化の初心を振り返り、平和、友好の信念を固め、新時代における中日関係の斬新な未来を共に切り開くことを期待する」とした。

「人民網日本語版」2022年9月後半 抜粋(2022/10/01)

<20> 「人民網日本語版」2022年09月30日
中日国交正常化50周年記念レセプションが北京で開催
中国人民対外友好協会と中日友好協会は29日、北京で中日国交正常化50周年記念レセプションを開催した。全国人民代表大会常務委員会の丁仲礼副委員長と日本の垂秀夫駐中国大使がスピーチした他、中共中央対外連絡部の銭洪山副部長、商務部(省)の盛秋平副部長(次官)、関係部・委員会(省庁)、民間団体、企業、メディアなど中日各界の関係者200人近くが参加した。垂大使は「日中両国は引っ越すことのできない隣国であり、平和共存が唯一の選択可能な道だ。国交正常化50周年が『建設的かつ安定的な日中関係』へと邁進する新たな出発点となることを期待する」とした。日本の二階俊博元自民党幹事長、河野洋平元衆議院議長(日本国際貿易促進協会会長)、野田毅日中協会会長がビデオメッセージで祝辞を述べた。

<19> 「人民網日本語版」2022年09月29日
西気東輸第4ルートプロジェクトが全面着工 総延長約3340キロ
国家管網集団「西気東輸」(西部地域の天然ガスを東部地域に輸送すること)第4ルートプロジェクトが9月28日、正式に着工された。同プロジェクトは新疆維吾爾(ウイグル)自治区烏恰(ウルグチャト)県から寧夏回族自治区中衛市に至り、総延長は約3340キロメートル。同プロジェクトは完成後、西気東輸第2ルート、第3ルートとともに運営される。中国西北エネルギー戦略ルートをさらに整備し、中国の天然ガスパイプラインシステムのパイプ輸送能力を向上させ、システムによるガス供給の信頼性と柔軟性を強化し、エネルギー輸送のリスク対応力を高めるものとなる。

<18> 「人民網日本語版」2022年09月28日
孔鉉佑駐日大使「50周年を契機に、新時代にふさわしい中日関係を」
中国の孔鉉佑駐日大使は26日、「海棠よ桜よ永遠に――周恩来と中日友好」写真展の開幕式に招待を受けて出席した。孔大使は「周恩来総理は偉大な政治家にして傑出した外交家であり、中国国民の幸福、中華民族の復興、人類の進歩のための事業に全力を尽くして奮闘し、世界の人々から大いに敬慕され、敬愛された。周総理は青年時代に、国と民を救う道を求めて渡日し、日本と深い縁を結んだ。新中国成立後には、中日両国の見識ある人々を団結させ、率いて、民間交流を開拓し、友好の基礎を固め、困難と障害を克服して、当時の日本側の政治家と共に国交正常化の実現という政治決断を下し、中日関係の歴史に平和・友好、協力・ウィンウィンという新たな章を開き、最も急速に発展し、両国民に最も多くの幸福をもたらし、地域と世界に最も大きな影響を及ぼした中日関係の50年を築いた」と指摘した。

<17> 「人民網日本語版」2022年09月27日
圧巻の景色広がる無人地域を走り抜ける敦煌鉄道
敦煌鉄道は祁連山脈の山、川、草原、湖を越えて、人気の全くない壮大な景色広がるゴビ砂漠を走り抜ける。沿線にこれほど多種多彩な景色が広がる鉄道は世界でも敦煌鉄道だけだ。甘粛省酒泉市と青海省海西蒙古(モンゴル)族西蔵(チベット)族自治州を走る敦煌鉄道は、北の蘭新鉄道(蘭州-新疆ウルムチ)柳溝駅から、敦煌駅、阿克塞駅、粛北駅などを経由して、祁連山脈を通過し、青海省に入る。そして、馬海駅や大柴旦駅を通過して青蔵鉄道西格区間に入り、最終的に飲馬峡駅に到着し、全長は671キロだ。

<16> 「人民網日本語版」2022年09月27日
列車車両6666両積載できる渤海40万トン級船舶深水航路「新ルート」が開通
ブラジル産鉄鉱石を39万200トン積んだ中国製の船舶「遠津海」号が9月22日午後、順調に渤海中部新航路を通過し、河北唐山港曹妃甸港区鉱石埠頭に安全に停泊した。これは40万トン級大型船が渤海を出入りするための深水航路「新ルート」の開通を示しており、国内と国際の物流産業チェーン・サプライチェーンの安定をさらに強化した。海で圧倒的な存在感を誇る「遠津海」号は輸送能力が高く、1隻で列車の車両を6666両積載できる。曹妃甸港区は渤海湾で唯一の40万トン級鉱石埠頭を持つ。

<15)「人民網日本語版」2022年09月26日
人民元が世界4位の決済通貨に 実体経済での越境決済が急増
中国人民銀行(中央銀行)がこのほど発表した「2022年人民元国際化報告」によると、2021年以降、人民元の越境決済の金額が前年の高い基数をベースに増加し続けた。21年に銀行が顧客の代わりに行なった人民元建て越境受払の金額は前年同期比29.0%増の36兆6千億元(1元は約20.1円)に上り、過去最高額を更新した。人民元の越境収支は全体としてバランスが取れ、通年で累計4044億7千万元の純流入となった。国際銀行間通信協会(SWIFT)のデータによれば、人民元建て国際決済のシェアが21年12月に2.7%に向上し、人民元は日本円を抜いて世界4位の決済通貨になり、22年1月はさらにシェアが上昇して3.2%に達し、過去最高を更新した。

<14>  「人民網日本語版」2022年09月26日
中国共産党第20回全国代表大会の代表を選出
習近平氏を核心とする中共中央の強固な指導の下、中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)の代表選出作業が順調に完了した。全国の各選出機関は党代表大会または党代表会議を開催して、第20回党大会に出席する代表2296人を選出した。第20回党大会代表は、「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想」を指針とし、党規約を根本的準拠として堅持し、党の性質と趣旨を堅持し、党による全面的指導を堅持・強化し、党内民主を存分に発揚し、代表選出作業の達成に関する中共中央の指示に厳格に従い、ボトムアップで、上下を結合し、下準備を重ね、級を追って選抜する方法で選出された。

<13> 「人民網日本語版」2022年09月26日
中国3隻目の空母「福建艦」、計画通りに係留試験を展開中
中国初の空母「遼寧艦」が就役してから10年にわたり、無から有へ、改造から国産化へ、スキージャンプ発艦から電磁カタパルト発艦への飛躍を実現した中国海軍は「3空母時代」を迎えた。中国初の国産空母「山東艦」は就役から3年足らずで、戦区を跨ぐ機動、艦隊戦術などの訓練任務を相次いで行った。中国3隻目の空母「福建艦」は現在、計画に基づき係留試験を展開中だ。

<12> 「人民網日本語版」2022年09月24日
蘇州・陽澄湖で2022年の上海ガニの水揚げスタート
9月23日の秋分の日、江蘇省昆山市巴城区で、2022年の中国・蘇州陽澄湖上海ガニ水揚げスタート関連イベントが行なわれた。イベント終了後、陽澄湖で水揚げされた上海ガニの第一弾が北京市に空輸された。午後2時前後、北京市豊台区方荘橋の南側にある陽澄湖上海ガニ直営店では、スタッフがキビキビと貨物を下ろしていた。店主の話では、「今回送られてきた上海ガニ第一弾は100キログラムしかなく、水揚げされた当日の便での輸送に間に合った。第一弾のカニはすでに全部予約済みだ」という。

<11> 「人民網日本語版」2022年09月23日
中露外相会談、ウクライナ問題などで意見交換
王毅国務委員兼外交部長(外相)は21日、国連総会出席のため滞在中のニューヨークでロシアのラブロフ外相と会談した。ラブロフ外相は「ロシアは上海協力機構(SCO)サマルカンドサミットにおける両国首脳間の重要な共通認識を共同でしっかりと実行に移し、双方間の実務協力を推進し続けることを望んでいる。習近平国家主席の打ち出したグローバル発展イニシアティブとグローバル安全保障イニシアティブは非常に重要であり、世界の平和・発展・平等・公正の促進のために国際社会の力を結集するものだ。ロシアはこれらを高く評価し、積極的に支持する。国連、SCO、BRICSなど国際・地域組織で双方の協調を強化することを期待する」とした。

<10> 「人民網日本語版」2022年09月22日
中国のドローン企業1万2千社に 売上高は2兆円突破見込み
中国は民用ドローンの世界で最も重要な生産基地だ。データを見ると、2021年には全国のドローン企業は1万2千社を超え、ドローン産業の総売上高は870億元(1元は約20.4円)に達した。このうち深セン市の企業は約1500社あり、売上高は600億元に迫った。中国は産業用ドローンで世界市場に占めるシェアが約55%、一般用ドローンでは74%に達した。

<9> 「人民網日本語版」2022年09月21日
中国の年金加入者が10億3千万人に 全国民医療保険加入がほぼ実現
中国国家衛生健康委員会は今月20日、2012年に中国共産党第18回全国代表大会が開催されて以来のシルバー事業の進展や成果を発表する記者会見を開き、同委員会老齢司の王海東司長が、「2021年末の時点で、中国全土の基本養老保険(年金制度)加入者は10億3千万人に達した。基本医療保険は13億6千万人をカバーし、加入率は95%以上をキープしている。全国民医療保険加入がほぼ実現している」と成果を強調した。今年の第1四半期(1-3月期)、中国全土のシルバーサービス機関や施設の総数は36万ヶ所で、ベッド数は812万6千床。また、長期介護保険のテスト事業を実施している都市は49都市に達し、加入者は1億4500人に達した。

<8> 「人民網日本語版」2022年09月21日
中国の消費者用電子製品は生産販売ともに世界一 工業・情報化部
中国工業・情報化部(省)電子情報司(局)の徐副司長は20日に行なわれた記者会見で、「中国の消費者用電子製品(コンシューマーエレクトロニクス、CE)産業の規模が拡大を続けており、生産・販売ともに規模は世界一だ」と述べた。徐副司長によれば、CEは主として大衆消費市場向けの完成品の電子製品であり、主にパーソナルコンピューター、携帯電話、テレビなどが含まれる。現在、中国はCE製品の世界的に重要な製造基地であり、世界の主要なメーカーとOEMメーカーの多くが中国に製造拠点と開発センターを設立している。世界のパソコンの約80%、スマートフォンとテレビの65%以上が中国で製造されており、直接生み出した雇用は約400万人に上り、関連産業の従業員は1千万人を超える。

<7> 「人民網日本語版」2022年09月20日
中国最新の賃金水準表が発表!より稼げるのはどの職業?
人的資源・社会保障部(省)はこのほど、2021年企業賃金調査の情報を発表して、賃金水準のデータを明らかにした。賃金水準とは、企業従業員の報告期間内における賃金水準を指し、基本給、ボーナス、各種手当、残業・休日出勤代、特別な状況において支払われた賃金などが含まれる。ここには労働力市場の価格水準がある程度反映されている。職業別の企業従業員の賃金水準表を見ると、中央値の上位3位は、金融サービスの年間11万3400元(1元は約20.4円。以下もすべて年間の数字)、企業・事業機関の責任者の8万8千元、情報伝達・ソフトウェア・情報技術(IT)サービスの8万1100元となっている。

<6> 「人民網日本語版」2022年09月19日
新疆のタクラマカン砂漠でブルドーザーが並んで作業する圧巻シーン
新疆維吾爾(ウイグル)自治区生産建設兵団第三師図木舒克(トムシュク)市から第十四師昆玉(クルムカシュ)市を結ぶ砂漠公路(以下、「図昆公路)の工事現場で16日、ブルドーザー18台が作業をしていた。大型ブルドーザーが横に並んで、黒い煙を上げながら「死の海」と呼ばれるタクラマカン砂漠を平らに均す景色はまさに圧巻そのものだ。図昆公路は、第三師図木舒克市からスタートして、夏可河、葉爾羌(ヤルカンド)河、巴楚(マラルベシ)県コトカケヤナギ林国家級森林公園を経由して、紅白山までを繋ぐ全長276キロ。二級公路基準で建設され、北から南に向かってタクラマカン砂漠の西側を貫通する予定だ。

<5>「人民網日本語版」2022年09月19日
東北抗聯博物館が日本軍による中国侵略の新たな物証を展示
「九一八事変」(満州事変)91周年にあたり、東北抗聯博物館は中国侵略日本軍の使用した回転式射撃鑑査写真機を初めて展示した。この写真機は重機関銃に似た形状の軍用訓練器械で、表面が黒く塗装され、長さ97センチメートル、口径8.3センチメートルで、口内にカメラレンズがあり、後部には木製の柄がある。写真機を収める木箱には「回転式射撃鑑査写真機」「第1307号」などの文字がある。鑑定によると、これは中国侵略日本軍陸軍航空部隊が射撃訓練及び作戦を行う際に使用した写真機で、日本帝国主義による中国侵略の歴史の研究にとって、実証的価値を持つ。1938年6月、日本の関東軍は哈爾浜市平房区などを特別軍事区域と定め、中国侵略日本軍第七三一部隊が細菌兵器研究の中心、細菌戦指揮の大本営となった。この写真機はこうした部隊が空中射撃訓練時に使用したものと推測される。

<4> 「人民網日本語版」2022年09月19日
【中国のこの10年】新しい暮らしを彩るデジタル化
ナビゲーションソフトを開けば、ルートが一目瞭然になり、さらにソフトがリアルタイムで道路状況を分析して、所要時間も予想してくれる。ECプラットフォームで服を買う時、オンライン試着機能を使えば、コーディネートの善し悪しを直観的に確かめることができる。家でくつろいでいる時、外に出なくても博物館を「クラウド見学」すれば、貴重な文化財を鑑賞することができる……多くの中国人にとって、こうした場面は今やすっかり日常生活の一部になった。中国のデジタル経済の規模は2012年の11兆元(1元は約20.5円)から2021年の45兆5千億元に増加し、デジタル産業化の基礎がよりしっかりと踏み固められ、産業デジタル化の歩みが加速し続けている。

<3> 「人民網日本語版」2022年09月16日
中国8月の自動車輸出台数が過去最大に 史上初めて30万台を突破
中国自動車工業協会の統計・分析によると、自動車輸出台数が今年8月に再び過去最大を更新し、史上初めて30万台を超えた。8月の自動車輸出台数は前月比6.2%増、前年同期比65%増の30万8000台。自動車企業の1-8月の輸出台数は前年同期比52.8%増の181万7000台。うち8月の新エネ車輸出台数は前月比53.6%増、前年同期比82.3%増の8万3000台で、急成長の勢いを見せている。1-8月の新エネ車輸出台数は前年同期比97.4%増の34万台。

<2>「人民網日本語版」2022年09月16日
孔鉉佑駐日大使「日本メディアが公正かつ客観的姿勢で中国の発展を正確に伝えることを期待」
中国の孔鉉佑駐日大使は14日、日本の大手メディア14社の代表と懇談し、中日関係や台湾地区関連の問題について語った。孔大使は「今年は中日国交正常化50周年であり、両国関係は過去を受け継ぎ未来を切り開く重要な節目に立っている。双方は国交正常化の歴史から経験と示唆を汲み取り、小異を残して大同につく精神の発揚に努め、両国間に存在する相違を理性的に受け止め、摩擦や溝を適切に管理・コントロールし、処理すべきだ。「台湾地区関連の問題は中米関係や中日関係に影響を与える突出した要因だ。台湾地区問題を適切に扱うことは、中日関係の政治的基礎と基本的信義に関わる。日本側は中日間の4つの基本文書及びその厳粛な約束を厳守し、『一つの中国』原則にしっかりと従い、両国関係が再び妨害を受けることのないようにしなければならない」と強調した。

<1> 「人民網日本語版」2022年09月16日
習近平国家主席がプーチン露大統領と会談
習近平国家主席は15日午後にウズベキスタン・サマルカンド迎賓館でロシアのプーチン大統領と会談し、中露関係や関心を共有する国際・地域問題について意見交換を行った。習主席は「今年、中露は成果の著しい戦略的な意思疎通を維持している。両国は各分野の協力を着実に推進し、スポーツ交流年関連行事を秩序良く実施し、地方協力や人的・文化的交流をさらに活発化し、国際社会で緊密に足並みを揃え、国際関係の基本準則を擁護している。世界の変化、時代の変化、歴史の変化を前に、中国はロシアと共に努力し、大国としての責任感を示し、リーダーシップを発揮し、混迷する世界に安定性をもたらすことを望んでいる」と表明。

「人民網日本語版」2022年9月前半 抜粋(2022/09/16)

<20> 「人民網日本語版」2022年09月15日
「油絵のような景色が広がる季節」迎えた大興安嶺 内モンゴル
中国で最大の面積を擁する重点国有林区である内蒙古(内モンゴル)自治区大興安嶺地区は9 月に入り、カラフルな「油絵のような景色が広がる季節」を迎え、山と川、川の流れ、植物、雲が広がる空が、油絵のように美しい秋景色を描き出している。同自治区大興安嶺山脈は、中国の北の国境地帯に位置しており、毎年8月末になると、北から南に向かって紅葉が始まり、紅葉は15日から20日間ほど続く。同地には9つの国家森林公園と12の国家湿地公園があり、94万平方メートルに及ぶ広範な針葉樹林帯である「タイガ」が残されており、秋景色鑑賞にピッタリなスポットとなっている。

<19> 「人民網日本語版」2022年09月14日
中国、ここ10年で農村 2.8億人の安全な飲み水めぐる問題を解決
2012年に中国共産党第18回全国代表大会が開催されて以来、中国水利部(省)は各地と共同で、農村への水供給プロジェクトを大々的に実施し、そのために投じられた資金は累計で4667億元(1元は約20.8円)に達し、農村の住民2億8000万人に安全な水が提供できるようになった。中国はこの10年、農村の貧困者の安全な飲料水確保をめぐる難関攻略に取り組み続けてきた。そして、貧困者登録されていた1710万人の安全な飲料水をめぐる問題が全面的に解決された。

<18> 「人民網日本語版」2022年09月15日
科学技術によるエンパワーメント 広大なドラゴンフルーツ園を1人で管理
広西壮(チワン)族自治区南寧市の2万2千平方メートル以上の土地に、栽培面積18万8千ムー(1ムーは約6.7アール)に上るドラゴンフルーツ畑があり、規模は中国国内で1位、年間の生産額は50億元(1元は約20.5円)に上る。この地には世界最大のドラゴンフルーツの集中栽培拠点があり、中国内外の先進的な栽培技術と管理方法が集積されている。ドラゴンフルーツ産業の台頭に伴って、「緑の都市」と呼ばれる南寧には「中国ドラゴンフルーツの里」という新たな名前が加わった。

<17> 「人民網日本語版」2022年09月14日
アジア唯一のエアバス民間旅客機総組立ラインでA321の製造を開始 天津
天津市浜海新区総合保税区で13日、第1期・2点のエアバスA321大型パーツがエアバス総組立ラインに到着した。これはアジア唯一のエアバス民間旅客機総組立ライン(エアバス天津総組立ライン)が、A321の製造を正式に開始したことを意味する。

<16> 「人民網日本語版」2022年09月14日
中国の国産旅客機C919が北京首都空港に初着陸 年内に商用化か
航空便情報を提供する飛常准(Variflight.com)の業界向けアプリによると、13日午前、中国の国産旅客機「C919」の機体番号「B-001F」と「B-001J」の2機が、相次いで上海浦東国際空港を飛び立って北京首都国際空港に到着したという。今年7月12日に北京大興国際空港に着陸したC919は、今回初めて首都空港に着陸して、北京の両民間用空港での「お披露目」を前後して行った。今回の首都空港への着陸は、国産旅客機に乗って空を飛べる日がまた一歩近づいたことも示している。

<15)「人民網日本語版」2022年09月14日
中国製のトロリーバスがメキシコ初の高架高速バス路線に導入
メキシコの首都メキシコシティ初の高架高速バスが11日に開通し、試運行が始まった。導入されているトロリーバスは全て中国製となっている。メキシコシティ・イスタパラパ地区で、クラウディア・シェインバウム市長が同日、祝青橋駐メキシコ中国大使と共に、新路線のトロリーバスに試乗したほか、試運行始動セレモニーに出席した。メキシコシティの市政府プロジェクト・サービス局の局長は始動セレモニーで、「このトロリーバス路線は全線で専用の高架道路を走り、全長は約8キロ。初期段階ではトロリーバス26台が投入され、その輸送能力は1日当たり平均7万人以上になる見込みだ。同路線は10月15日に正式に開通し、通勤時間が1時間から約20分に大幅に短縮される」と説明した。

<14>  「人民網日本語版」2022年09月13日
中秋節連休、中国の国内観光客数7340万9000人 収入286億8000万元
中国文化・観光部(省)データセンターの試算によると、今年の中秋節連休中(9月10-12日)の中国全土の国内観光客数は前年同期比16.7%減の延べ7340万9000人で、比較可能な統計に基づくと2019年同期の72.6%まで回復した。国内観光収入は前年同期比22.8%減の286億8000万元(1元は約20.6円)で、19年同期の60.6%まで回復した。

<13> 「人民網日本語版」2022年09月13日
新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築について王毅部長が5つの必要性を指摘
王毅国務委員兼外交部長(外相)は12日、中日国交正常化50周年記念シンポジウムの開幕式にビデオメッセージを寄せた。王部長は「善隣友好的に付き合い、アジアを発展・振興させることは、中日両国の命運に関わり、その初心であり、責任だ」として、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築について次の5つの必要性を指摘した。▽約束を守り、中日関係の政治的な基礎を維持する。両国関係の安定した持続的な発展を確保するためには、中日間の4つの基本文書とこれまでの約束を厳守しなければならない。歴史や台湾地区など中日関係の根本に関わる重大な原則的問題に対しては、いささかも曖昧であってはならず、ましてや揺らぎ、後退することは許されない。

<12> 「人民網日本語版」2022年09月09日
四川瀘定地震 背負い、担いで物資届ける救援隊員とボランティア
四川瀘定地震の発生後、震源地となった磨西鎮近くの山の上に住む村人は、道路が損壊したため、比較的安全で広い場所にテントを張り、一時的に避難している。救援隊員やボランティアは、仮設された橋や臨時に切り開いた山道を使って、飲料水やテントなどの必要物資を背負い、あるいは担いで山を登り、一時避難している被災者のために物資を供給している。

<11> 「人民網日本語版」2022年09月09日
中国初の海上スマートガス田群、海南自由貿易港に600億立方m超の天然ガスを供給
中国海洋石油集団有限公司(中海油)海南分公司が9月8日に明らかにしたところによると、中国初の海上スマートガス田群「東方ガス田群」が19年連続の安定生産・増産を維持している。海南自由貿易港に向け累計で600億立方メートル超の天然ガス、60万立方メートル超のコンデンセート油を供給しており、海南自由貿易港の建設のために「クリーンな原動力」を尽きることなく注いでいる。

<10> 「人民網日本語版」2022年09月08日
「防疫バブル」で感染対策と生産活動を両立 四川省成都
四川省成都市で新型コロナウイルス感染者が急増している状況を受け、多くの企業が速やかに「クローズドループ生産方式」に切り替えている。従業員は厳しい感染対策を徹底的に実施しながら、「防疫バブル」管理方式のもとで勤務を続けている。「防疫バブル」と呼ばれるこのクローズドループ生産モデルは、企業を最小の防疫単位として、企業が原材料・生活物資・防疫物資を蓄え、政府が後続の物資供給や輸送車両の通行を保障、感染対策と生産活動の両立を確保する体制。現時点で、成都市内では、2千以上の企業がこのクローズドループ管理方式を導入し、クローズドループ生産を実施している。

<9> 「人民網日本語版」2022年09月07日
中日国交正常化を後押しした民間の力 中帰連平和記念館を訪ねて
1957年9月、釈放されて帰国した中国侵略日本軍の戦犯達が「反戦平和、日中友好」を趣旨とする中国帰還者連絡会(中帰連)を設立した。埼玉県川越市にある中帰連平和記念館を訪れて、中日国交正常化を後押しした民間の力を探った。1956年夏、中国遼寧省撫順市にある撫順戦犯管理所の日本人戦犯・副島進は釈放されて帰国する前に、看守からアサガオの種を渡された。「再び中国に来る時には、武器ではなく花を携えて来てほしい」との願いからだった。副島と同じ年に、撫順と太原の戦犯管理所に収容されていた他の戦犯1000人以上も日本に帰った。新中国が西側各国に封鎖され、中日間にもまだ国交がなかった当時、中帰連は自ら進んで日本の中国侵略における犯罪行為を暴露・批判し、日本社会が新中国を理解する後押しをして、両国の国交正常化を促進する民間の力の中核の一つとなったのである。

<8> 「人民網日本語版」2022年09月07日
中国設備工業の付加価値額 過去10年間に年平均8.2%増加
工業・情報化部(省)設備工業一司の王衛明司長は6日に行われた同部の記者会見で、「中国の設備工業の産業規模が拡大を続けており、2012年から2021年までの間に、付加価値額は年平均8.2%増加し、中高速成長ペースを維持し続けた。特に今年に入ってから、設備工業は新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越えて先駆けて回復上昇し、製造業の急速な回復を牽引した」と述べた。

<7> 「人民網日本語版」2022年09月06日
中国企業トップ500社2022が発表 1兆元クラスが12社に拡大
中国企業連合会が9月6日、2022年度中国企業トップ500社の番付を発表した。それによると、トップ500社の売上高が急速に増加して、総額は102兆4800億元(1元は約20.3円)に達し、初めて100兆元の大台を突破した。前年比14.08%増となる12兆6500億元増加した。資産総額は同28兆9500億元増の372兆5300億元となり、8.43%増加した。

<6> 「人民網日本語版」2022年09月06日
東京で関東大震災中国人受難者追悼式
関東大震災中国人受難者追悼式が4日、日本・東京で行われた。参加者は99年前の関東大震災の際に中国人や朝鮮人が虐殺された事件(中国語では「東瀛惨案」)で殺害された700人以上の中国人の労働者と留学生に哀悼の意を捧げるとともに、日本政府に対し、歴史を直視し、謝罪と賠償を行うよう要求した。追悼式では中国人労働者の遺族代表が悼辞を寄せ、亡くなった家族を追悼した他、在日華僑の林伯耀氏が講演し、「東瀛惨案」の「大島町事件」の歴史を聴衆に詳しく語った。

<5>「人民網日本語版」2022年09月05日
成都、生活必需品は十分に供給 各世帯まで確実に配送されるよう手配
新型コロナウイルス感染が拡大している四川省成都市で、成都市人民政府新聞弁公室が4日夜、新型コロナウイルス対策をめぐる記者会見を開催。同市商務局の李暁勇副局長は、「当市では生活必需品が十分に供給されており、全体的に安定して秩序が保たれた状況にある」と説明した。数日前に、一時的に生鮮農産品の買い占め現象が起こったことについて、李副局長は、「今後、市場への供給をさらに増やし、成都の卸売市場や農産物マーケット、生鮮スーパー、ECプラットフォームが生鮮農産品の直接仕入れ、直接販売、調達を強化するよう導くほか、省外や市外の野菜生産地との連携を強化し、企業の拠点との間で共同供給や共同ストックのメカニズムを構築・整備し、省外や市外から仕入れる野菜の種類と量を増やし、市全域において生鮮農産品の供給を強化する」と説明した。

<4> 「人民網日本語版」2022年09月05日
中国がパキスタンに緊急人道支援を追加実施へ
国家国際発展協力署(CIDCA)によると、パキスタンの洪水被害のさらなる悪化を受けて、中国はパキスタンのニーズに基づいて緊急人道支援物資の追加提供を決定した。国家国際発展協力署の羅照輝署長は3日午後、パキスタン国家防災管理局(NDMA)のアクタル局長とオンライン会議を行った際、今回の追加支援が災害救助及び災害後の復興におけるパキスタン側の重要なニーズに焦点を合わせたものとなることを説明した。

<3> 「人民網日本語版」2022年09月05日
「ボストーク2022」、全要素実弾演習のリハーサルを実施
軍事演習「ボストーク2022」は現地時間3日午後、総員・全装備・全要素実戦実弾演習のリハーサルを実施した。中国からは、陸上・航空部隊がセルゲイエフスキー演習場でリハーサルに参加、海上部隊が日本海海域でリハーサルに参加した。中国の航空戦術群は戦闘機「殲-10B」数機がロシアの偵察機や爆撃機と合同行動を取り、高空から「敵」の重要目標に対して精密攻撃を加えた。中国の陸上戦術群はヘリコプター「直-10」「直-19」数機が低空から「敵」に対し密集火力攻撃を加えた。

<2>「人民網日本語版」2022年09月01日
中国2021年のR&D経費、前年比14.6%増の2兆7956億3000万元
国家統計局、科学技術部(省)、財政部が8月31日に発表した「2021年全国科学技術経費投入統計公報」によると、2021年の全国の研究開発(R&D)経費は前年比3563億2000万元増(1元は約20.2円)の2兆7956億3000万元で、成長率が14.6%で前年を4.4ポイント上回った。R&D経費投入強度(R&Dの対GDP比)は前年を0.03ポイント上回る2.44%。R&D人員フルタイム当量の1人当たり経費は前年比2万3000元増の48万9000元。

<1> 「人民網日本語版」2022年09月01日
中国のネットユーザーが10.51億人に 週平均利用時間は一人当たり29.5時間
中国インターネット情報センター(CNNIC) が8月31日に発表した「第50回中国インターネット発展状況統計報告」(以下「報告」) によると、今年6月の時点で、中国のネットユーザーは10億5100万人、インターネットの普及率は74.4%に達している。「報告」によると、情報インフラ整備状況では、今年6月時点の中国の1Gbps以上の光ファイバーネットワークが4億世帯をカバーする能力を備え、開通済みの5G基地局は185万4000ヶ所に達し、全ての県で5Gを利用でき、全ての村でインターネットを利用できる環境が整っている。中国のネットユーザーは安定して増加し続けており、2021年12月と比べてその数は1919万人増え、インターネット普及率は同月と比べて1.4ポイント上昇した。

「人民網日本語版」2022年8月後半 抜粋(2022/09/01)

<20> 「人民網日本語版」2022年08月31日
中共中央政治局が第20回党大会の10月16日開催を提言
中共中央政治局は8月30日、習近平総書記が議長を務める会議を開き、中国共産党第19期中央委員会第7回全体会議(七中全会)と中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)の準備作業について検討した。会議は、七中全会を2022年10月9日に北京で開催することを決定。中共中央政治局は、第20回党大会を2022年10月16日に北京で開催することを七中全会に提言する。

<19> 「人民網日本語版」2022年08月30日
江蘇省で非常に珍しい「黄金の血」を持つ女性2人を確認
重度の貧血で南京医科大学附属泰州人民病院の診察を受けたある女性が、血液型と血液型抗体検査を受けた結果、RhD陰性であるだけでなく、RhC、Rhc、RhE、Rheも陰性(RhNULL)で、ABO式の血液型はOであることが分かった。さらに、赤血球はどの血液型の抗原も持っていないことが分かった。これは、この女性が献血すると、全ての血液型の人に輸血できることを意味している。同病院の輸液科の高霊宝主任によると、この女性の姉の血液型も同じO型RhNULLだったという。ネット上の情報によると、「RhNULL」は「黄金の血」と呼ばれており、600万人に1人しかいない非常に珍しい血液型だ。1960年に初めて確認されてから、この血液を持っていることが確認された人は、これまでに50人もいない。中国だけを見ると、4人しか報告されていない。

<18> 「人民網日本語版」2022年08月30日
青島とベトナム・ホーチミン結ぶ直行便が29日に開通
今月29日午前、青島膠東国際空港からベトナム・ホーチミンに向かうエアバス旅客機「A320」が飛び立った。これは、山東省青島市とホーチミン市を結ぶ国際線が開通したことを意味している。同国際線は、中国の北方エリアで唯一ベトナムと繋がる直行便で、今後、週1便の運航を予定している。フライト計画を見ると、北京時間午前9時半に青島を出発し、午後1時20分にホーチミンに到着。その後、午後2時50分に青島に向けてホーチミンを発ち、午後8時55分に青島に到着する予定だ。

<17> 「人民網日本語版」2022年08月30日
順調に建設が進む雄安イノベーション研究院科技園区 河北省
雄安イノベーション研究院科技園区プロジェクトは、建築総面積が17万2204 平方メートルに及び、中国中鉄十二局が建設を担当している。雄安新区において重大な科学技術テーマにフォーカスして協働で問題解決にあたり、科学研究・教育・シンクタンクを一体化させた一流の新型科学研究機構となる。同プロジェクトは現在、地上建築物の主体構造と主要構造の建設段階に入っている。

<16> 「人民網日本語版」2022年08月27日
中国が出入国者へのPCR検査情報申告の要求を撤廃
中国は8月31日から新しい出入国健康申告カードを採用し、これまで出入国者に対してPCR検査情報、新型コロナの感染歴、ワクチン接種日などの申告を求めていたが、その要求を撤廃するという。中国税関総署の関係者は26日、「これは予防・抑制の要求を緩めるものではなく、申告の効率を高めることが狙いだ」と述べた。

<15)「人民網日本語版」2022年08月26日
中国社会は高齢化がさらに進行 リタイア組の規模は?
「今から10年間、『60後(1960年代生まれ)』が続々とリタイア生活に突入する」といった定年退職者の規模に関する話題が、最近のネットでトレンド入りしている。現在、中国のリタイア組は一体どれくらいの規模なのだろうか。国家統計局が発表したこれまでの出生率と人口数に基づいて毎年の出生者数を計算し、この出生者数に基づいて大まかに試算すると、全国の60歳を迎える人は昨年は1200万を下回ったが、今年は2000万人を超え、来年は3000万人に迫る勢いだ。社会におけるリタイア組は明らかに増加しているとみられる。

<14>  「人民網日本語版」2022年08月25日
国際市場における石油価格が持続的低下する要因は何か?
国際市場では6月中・下旬以降、原油価格が低下傾向に転じ、市場全体として上半期に比べて目立って鈍化している状況だ。大口商品取引情報を提供する金聯創の路喬恵・石油製品アナリストは、「国際市場の原油価格の影響を受けて、中国国内の石油製品の小売価格も大幅に下落している」と指摘した。業界関係者は、「最近、国際市場の原油価格が持続的に低下していることにはさまざまな要因があり、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げやエネルギー消費の落ち込みといった要因があれば、石油の供給回復や地政学的な紛争の緩和といった要因もある」との見方を示した。

<13> 「人民網日本語版」2022年08月22日
5Gロボットによる野外遠隔手術 甘粛で初の動物実験に成功
甘粛省人民病院の蔡輝院長(教授)のチームと情報技術のサポートチームは8月20日、5G情報技術がもつ低遅延、広帯域、多数同時接続の優位性を利用して、ロボットによる野外遠隔手術のデモンストレーションを行った。この手術は現在の医療技術と情報技術の急速な発展がもたらした成果であり、長年にわたって外科手術に存在した時間的・空間的な制約を取り払って、新型コロナウイルス感染症対策の常態化という要求の下での救急支援と難病の手術・診療の新たなソリューションを提供できる。この日は動物の胆嚢摘出手術と肝左葉の切除手術が行われた。

<12> 「人民網日本語版」2022年08月22日
中国、世界最大のロボット応用市場に
北京で開催中の世界ロボット大会2022で明らかになったところによると、中国はすでに世界最大のロボット応用市場になっている。中国の2021年の産業用ロボットの生産台数は前年比68%増の36万6000台、サービスロボットの生産台数は同47%増の921万4000台に達し、特殊ロボットの市場規模も安定的に拡大している。同時に中国のロボット産業の基礎能力が大幅に向上し、精密減速機などのコア部品に段階的な進展があり、中国内外の完成機企業から広く認められている。ROS(Robot Operating System)を始めとする中核ソフトウェアの一部のキーテクノロジーに進展を遂げるとともに、実際に応用されている。

<11> 「人民網日本語版」2022年08月22日
中国が開発中の次世代有人ロケット、2030年頃に中国人を月へ送る
中国航天科技集団によると、中国は次世代有人キャリアロケットと大型キャリアロケットを開発中だ。これらのロケットは将来的に有人月面着陸、火星探査、木星探査、小惑星探査などの任務を担う。次世代有人キャリアロケットは2030年前後に中国人を月に送り届ける能力を備える。大型キャリアロケットは開発に成功した後、中国の地球―月遷移軌道への打ち上げ能力を50トンに引き上げ、月での開発活動をサポートする。

<10> 「人民網日本語版」2022年08月20日
第12回北京国際映画祭「日本映画週間」が開催 4作品上映
第12回北京国際映画祭が8月13日から20日まで北京市で開催されている。その正式イベントとして、2022北京・日本映画週間も同時期に開催され、4本の作品が上映された。共催したNPO法人日中映画祭実行委員会によると、2022年は中日国交正常化50周年にあたり、今回の北京・日本映画週間と10月末に日本で行われる東京国際映画祭・中国映画週間を通じて双方向の連動を行い、中日両国の文化分野での交流と理解を促進することを願うという。主催者によれば、今回上映されたのは、新進気鋭の俳優の池松壮亮と伊藤沙莉が主演した切なさあふれるラブストーリー「ちょっと思い出しただけ」、実力派の黒木華と柄本佑が主演し漫画家夫婦の心理戦を描いた「先生、私の隣に座っていただけませんか?」、芥川賞作家の津村記久子作品の映画化作品「君は永遠にそいつらより若い」、人気俳優の松山ケンイチ主演の「おいしい食」と「心をほぐす幸せ」を描いた「川っぺりムコリッタ」の4作品。いずれも北京市内の一部映画館で上映されている。

<9> 「人民網日本語版」2022年08月19日
中華日本学会年次総会、中日関係の未来を学者が議論
中華日本学会2022年度年次総会ならびに「国交正常化50周年:中日関係の回顧と展望」学術シンポジウムが18日、北京大学で開催された。学者らは政治、外交、安全保障、経済、社会、文化分野における両国の変遷を整理することで、中日関係の初心に立ち返り、中日関係の未来について議論した。中日友好協会常務副会長で前駐日大使の程永華氏はスピーチで、「中日国交正常化50周年は両国関係の発展における重要な一里塚だ。現在、国際情勢は動揺が激化し、中日関係は複雑で厳しい試練に直面し、歴史の岐路に立っている。

<8> 「人民網日本語版」2022年08月19日
中国、稼働中・建設中の原子炉数が世界2位に
国家原子力安全局副局長で、原発安全監督管理司の湯搏司長は第29回原子力工学国際会議(ICONE)の開会式で、「2022年6月現在の中国の稼働中の原子炉は54基、建設中の原子炉は23基で、稼働中・建設中の原子炉数で世界2位になっている」と説明した。中国原子力学会の王寿君理事長は開幕式で、「30数年の発展を経て、中国の原発技術が大きな進歩を遂げた。中国は現在、第3世代原発技術「華竜1号」と「国和1号」を持ち、大型先進加圧水型原子炉及び高温ガス炉の研究開発を持続的に推進しており、陸上商用モジュール化小型炉の建設が始まっている。

<7> 「人民網日本語版」2022年08月18日
農村の高齢者たちがヨガに夢中になっているワケは? 河北省
河北省張家口市張北県玉狗梁村には、田畑にマットを引いてヨガを楽しみ、健康づくりをしている高齢者がたくさんいる。村に行ってみると、高齢者たちはスカーサナや倒立、ハラーサナといったポーズを楽々と決めていた。ヨガで話題を集めている玉狗梁村はかつて国家級貧困村だった。2015年の時点で、村の総世帯数は193世帯、住民は457人で、うち85世帯254人が貧困者登録され、その貧困発生率は55.7%に達していた。また、病気で貧困に陥った人が貧困人口の60%以上を占め、常駐村人口の約100人のほとんどが高齢者と女性だった。

<6> 「人民網日本語版」2022年08月18日
44.6度!重慶で最高気温の記録更新
重慶市気象台は17日、市内の21の区と県、市街中心部のほとんどのエリアで最高気温が40度を上回り、北碚区の国家気象ステーションでは最高で44.6度に達し、重慶で気象観測が始まって以来の最高記録を更新したと発表した。17日午後、照りつける日差しの下、さまざまな機器や場所を選んで気温測定を行ったところ、戸外に置いた温度計は、50度を超えて計測不可能に。また電子温度計2本を使って、地表とバイクの座席表面の温度を測定したところ、それぞれ58.7度と72.2度を示した後、システムエラーと表示され、作動しなくなってしまった。

<5>「人民網日本語版」2022年08月18日
国際軍事競技大会の「シーカップ」が青島沖で開幕
「国際軍事競技大会2022」の「シーカップ」競技会が17日、山東省青島市沖で開幕した。同競技会は中国海軍としては3回目の参加で、大会運営をするのは初となる。「シーカップ」は水上艦艇による競技会で、中国とロシアが対海射撃、ミサイル迎撃、掃海、テロ対策、海賊対処などを競い、8月21日に閉幕する。中国側参加艦「臨沂」(艦番号547、2012年就役)は中国が独自に設計・建造した新型ミサイルフリゲートで、区域防空、対潜、対海作戦能力を備えており、アデン湾での護衛、イエメンからの中国人退避、外国との合同演習などに参加したことがある。ロシアからはフリゲート1隻が参加する。

<4> 「人民網日本語版」2022年08月18日
中国産重油エンジン搭載のドローン「彩虹-4」が初飛行に成功
中国航天科技集団が17日に発表した情報によると、同集団の航天彩虹無人機股份有限公司が独自に研究開発した中高度・長時間重油ドローンがこのほど、順調に科学研究試験を完了した。同機は自動離着陸、ウェイポイント飛行、満載輸送、最大上昇限度、航続距離・航続時間などの試験科目を順調に完了した。

<3> 「人民網日本語版」2022年08月17日
第一陣の「南京大虐殺歴史記憶伝承人」13人が認定
「南京は永遠に忘れない」をテーマにした教育活動が今月15日、南京市の中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞紀念館で行われ、13人が「南京大虐殺歴史記憶伝承人」に認定された。これにより南京大虐殺の生存者の子孫が歴史の記憶を伝承し、歴史の真相を伝えるバトンを受け継いだことになる。85年前の大惨事で、当時8歳だった夏淑琴さんは家族7人を失った。1937年12月13日午前、旧日本軍の兵士たちが夏さんの家に押し入り、9人いた家族は瞬く間のうちに、夏さんと4歳の妹の2人だけになってしまった。「日本が降伏したのを知った時は、うれしくて涙が出た。家族に会いたい。みんな悲惨な死に方をした」。15日早朝に、93歳になった夏さんは記念館を訪問し、昔のことをつらそうに話した。

<2>「人民網日本語版」2022年08月17日
壮観!銭塘江の「鬼王潮」 浙江省嘉興
浙江省嘉興市に8月15日、「鬼王潮」と呼ばれる大潮が激しい勢いで到来した。旧暦7月18日にあたるこの日、銭塘江は俗に「鬼王潮」と呼ばれている大潮を迎え、壮観な景色が広がり、多くの観光客がひと目見ようと集まっていた。

<1> 「人民網日本語版」2022年08月16日
中国侵略日本軍第516部隊の隊員名簿を初公開
日本の敗戦と無条件降伏発表から77年となる8月15日、中国侵略日本軍第七三一部隊罪証陳列館は「関東軍化学部留守名簿」を一般公開した。中国が関東軍化学部隊員の情報を公開するのは初めてであり、同部隊の隊員414人の実名と個人情報を含むこの文書は、日本の化学戦の歴史と戦後の影響の研究を史料面から支えるものとなる。関東軍化学部は1939年5月11日、黒竜江省斉斉哈爾(チチハル)市に設置され、「満州第516部隊」とも呼ばれている。同部隊は主にマスタードガスやルイサイトなどの化学兵器を研究開発し、実戦でも使用した。名簿は元々は日本の厚生労働省が所蔵し、2017年に日本の国立公文書館に移管された。中国侵略日本軍第七三一部隊罪証陳列館の研究チームが日本で証拠収集を行っていた際に発見し、各方面の努力を経て、2021年4月に取得した。

「人民網日本語版」2022年8月前半 抜粋(2022/08/15)

<20> 「人民網日本語版」2022年08月12日
消費者向けドローンで中国は世界シェアの7割 
国際ドローン展がこのほど広東省深セン市で開催され、2700台を超えるドローンと無人化の装備が登場した。業界関係者は、「新型コロナウイルス感染症の期間に、産業用ドローンが救急医療、安全巡視などで重要な役割を発揮し、多くのメーカーがここに商機を見いだすようになった」と説明した。会場では、多くの企業が市場のニーズを踏まえて新製品を次々に打ち出していた。同展で発表されたデータによると、2021年には中国全土でドローン関連企業が1万2千社を超え、業界全体で付加価値額が870億元(約1兆7201億円)に達したという。深セン市ドローン産業協会の会長の説明では、「産業用ドローンの分野では、中国は世界市場で55%のシェアを占める。消費者向けドローンの分野では、中国の世界シェアは74%に達する」という。

<19> 「人民網日本語版」2022年08月12日
様々なデザインの木製屋根付橋 福建省寧徳
福建省寧徳市には、数十年、なかには数百年にもわたって保存されている木製屋根付橋が50基以上ある。その数の多さと規模の大きさ、精巧さ、そして保存の完全さと月日の長さから、「木製屋根付橋の宝庫」と言われている。木製屋根付橋は、鉄釘を使わず、垂木と垂木、桁と桁をしっかりと組み合わせて填め込むだけで、しっかりした構造を作り上げている。「川に橋を架け、橋に回廊を作り、回廊で橋を守り、橋と回廊を一体化させる」という古くからの独特な橋梁スタイルから、世界橋梁史上の「生きた化石」とされている。寧徳市の陸地のほとんどは、山が幾重にも重なり、谷間が縦横に走り、渓流が交錯しており、橋無しの道路はあり得ず、人々の生活も成り立たない。このため、古代の人々は、このような「高く曲がった」特殊な橋梁スタイルを発明し、深い谷間の川に渡し、山々を繋ぐという素晴らしい道路ネットワークを構築している。

<18> 「人民網日本語版」2022年08月11日
コロナ新変異株が中国各地で検出 第9版対策プランは有効?
8月に入り、中国の9省で新型コロナウイルス感染者が累計で100人以上確認されている。多くの地で検出されているのは、オミクロン株「BA.5株」と、それから変異した亜種となっている。変異株は感染拡大の速度がさらに速いため、中国の「新型コロナウイルス感染症対策プラン(第9版)」が依然として有効であるのかに注目が集まっている。その点、中国疾病予防管理センター・ウイルス学首席専門家の董小平氏は、「各地は現在、第9版対策プランの要求に積極的に対応しており、ほとんどの感染拡大局面が短期間のうちに封じ込められている。つまり、第9版対策プランはオミクロンの変異株にも有効であるということだ」との見方を示す。

<17> 「人民網日本語版」2022年08月11日
中国第2の内陸河川・黒河の源「八一氷河」青海省
祁連山山脈南麓を一路登っていくと、標高4520メートル地点の山深い場所に、1千年もの間ここにある巨大な氷河を目にすることができる。これが中国第2の内陸河川である黒河の源「八一氷河(別名・小沙竜氷川)」だ。八一氷河は、長さ約2キロメートル、幅約1キロメートル、標高の最高地点は4828メートル、最低地点でも約4520メートルで、なだらかな山の山頂の広範囲にひろがり、年間を通じて溶けない氷と雪からなる「氷帽」型氷河。 夏季に暖かな陽光が降り注ぐと、氷河の融解水が緩やかな山頂をゆっくりと流れ、大小さまざまな滝を形成し、壮観な光景が広がる。

<16> 「人民網日本語版」2022年08月11日
中国の油ガス探査に重要なブレイクスルー 順北油ガス田に新たな「1千トン井」
中国石油化工集団有限公司(中国石化)は10日、油ガス探査・開発の「深地プロジェクト」に重要なブレイクスルーがあったと発表した。順北803傾斜井の試掘で豊富な油ガスを取得した。1日当たりの生産量は原油換算で1017トンで、順北油ガス田超深層の15番目の「1千トン井」になった。現在、「深地1号」順北油ガス田プロジェクトにおける垂直掘削深度が8000メートルを超える油ガス井は41本で、すでに4ヶ所の1億トン級油ガスエリアが確認されている。

<15)「人民網日本語版」2022年08月10日
とうとうと流れる海の水から生まれる電気 浙江省岱山
浙江省舟山市岱山県秀山島を8月9日に訪れ、バイオリンに似た形状のLHD(浙江舟山連合動能新能源開発有限公司)海洋潮汐発電所の運営状況を取材した。LHD1600「奮進号」は、中国初の独自開発のメガワット級潮汐発電所ユニットだ。国家電網公司の接続・引き取りテストに合格して以降、安定した運営を続けており、グリーンでクリーンなエネルギーを途切れることなく提供してきた。今年7月末時点で連続運営の期間は62ヶ月を超え、発電量は累計293万キロワット時に達した。

<14>  「人民網日本語版」2022年08月10日
日本に強制連行された中国人元労働者・王在禎さんが無念の死
山東省済南市に住む、戦時中に日本に強制連行された中国人元労働者・王在禎さんが今月8日、加害者の謝罪の言葉を聞くことなく、亡くなった。王さんは、日本での労働を強いられ、その後、済南市に戻って解放軍に入隊し、革命に参加した。しかし、日本に強制連行された時のことが決して癒えることのない心の傷となり、子供や孫に、「根本を忘れてはならず、侵略者たちが犯した罪を覚えておかなければならない」と伝え続けてきた。

<13> 「人民網日本語版」2022年08月10日
テンセントが新型四足歩行ロボットを発表、ポールからの前方宙返りも可能
テンセントは8日、Max第2世代ロボット(以下「Max」)を正式に発表した。Maxはポールの上で回転し足踏みをし、別のポールに飛び移り、2輪で直立するといった難しい動作を行える。またポールを通過するペースが「先輩」のJamocaの4倍になった。MaxはテンセントRobotics X実験室が独自に研究したマルチモーダル四足歩行ロボットで、独創的な足・車輪一体の本体設計を採用。第1世代と比べると、視覚感知、ルート計画、運動制御などの面で技術革新が実現された。

<12> 「人民網日本語版」2022年08月06日
外交部がペロシ米下院議長の台湾訪問への8つの対抗措置を発表
ペロシ米下院議長が中国側の強い反対と厳正な申し入れを顧みず、中国の台湾地区を訪問したことに対し、外交部(外務省)は5日、次の8項目の対抗措置を取ると発表した。一 中米両軍戦区リーダー間の対話の中止 二 中米間の国防部(省)事務レベル会合の中止 三 中米間の海上軍事安全交渉メカニズム会合の中止

<11> 「人民網日本語版」2022年08月05日
中国の高速鉄道、減速なしで海上の橋通過を実現

中国の高速鉄道初のスラブ軌道海上斜張橋である福厦(福州・厦門)鉄道安海湾特大橋のスラブ軌道の施工が4日午前に完了した。中国鉄建大橋局の建設者は、高速鉄道海上斜張橋のスラブ軌道の施工の難題を成功裏に解決し、高速鉄道スラブ軌道施工の重要なブレイクスルーを実現した。安海湾特大橋は福厦鉄道全線の鍵を握るプロジェクトの一つで、全長は9.46キロメートルで、うち海上区間は1.56キロメートル。橋本体は主塔2本と二重ケーブルで支える鉄鋼・コンクリート複合構造を持つ半浮体斜張橋だ。

<10> 「人民網日本語版」2022年08月04日
国家衛生健康委員会、中国の総人口がマイナス成長に転じる見通し
8月1日に出版された雑誌「求是」に、「中国共産党国家衛生健康委員会党グループ」を著者とする、「新時代の人口事業を綴る新たな章」と題する文章が掲載された。この文章では、「中国の総人口は、『第14次五カ年計画(2021~25年)』期間中にマイナス成長に転じる見通し」と指摘されている。

<9> 「人民網日本語版」2022年08月03日
米国による中国の主権侵害に王毅部長が談話発表
ペロシ米下院議長が中国側の厳正な申し入れを顧みず、公然と中国の台湾地区を訪問した。この行為は「一つの中国」原則への重大な違反であり、悪意をもって中国の主権を侵害し、公然と政治的挑発を行うものであり、中国国民の強い憤りと国際社会の一致した反対を招いている。これは、米国の一部の政治屋がすでに中米関係の「トラブルメーカー」へと成り下がり、米国がすでに台湾海峡の平和と地域の安定に対する「最大の破壊者」となっていることを改めて証明したと言える。

<8> 「人民網日本語版」2022年08月03日
大直径トンネル掘削機「申通号」、カッターヘッドのプレ組立が完了
上海鉄道交通崇明線108札プロジェクトの主体工事が1ヶ月前、無事完成した。プロジェクトの現場では現在、直径十数メートルの「巨大な赤い花」が今にも咲こうとしている。この巨大な赤い花はここで大活躍する大直径トンネル掘削機「申通号」のことだ。申通号のカッターヘッドの主なデザインは咲き誇る赤い花で、崇明島の鳥がさえずり花が香る生態環境を象徴している。青い矢印は鉄道交通建設者が力を集めて前進し、崇明の発展のため提案することを象徴している。申通号が次の段階で施工するトンネルの全長は約7.74キロメートル、最大埋設深さは34.3メートル。現在の中国の鉄道交通の1度の掘削距離が最長の大直径泥水式バランスシールド工法トンネルになる。

<7> 「人民網日本語版」2022年08月03日
中国企業が建設したケニア首都東環状道路拡張工事が全線開通
中国交通建設股份有限公司が建設を請け負ったケニアの首都ナイロビ市東環状道路拡張プロジェクトが7月31日、全線開通した。今回建設されたナイロビ東環状道路は、ナイロビ南環状道路・西環状道路・北環状道路・ナイロビ高速道路とともに、市内の道路交通「一環状一幹線」の骨組みを構成し、市内の交通渋滞緩和と都市のハイレベル発展を促すうえで重要な役割を果たすと期待されている。

<6> 「人民網日本語版」2022年08月02日
中国の国産旅客機C919が許可証取得のテスト飛行を完了 1兆元市場を牽引へ
中国商用飛機有限責任公司が公式微博(ウェイボー)で8月1日、中国の国産大型旅客機「C919」が許可証取得のテスト飛行を完了したと発表した。中国民航管理幹部学院の鄒建軍教授は、「許可証取得のテスト飛行の完了はC919が機能・信頼性を確認するテスト飛行を含むすべてのテスト飛行の任務を完了したことを意味する」と述べた。中関村意谷(北京)科技服務有限公司(中関村e谷)の趙欣最高財務責任者(CFO)は、「C919の第1機の引き渡しと商用運航が年内に実現する可能性は高い」と述べた。

<5>「人民網日本語版」2022年08月02日
西安から満洲里経由でモスクワと結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」の運行始まる
陝西国鉄貿易有限公司が手配した50車両分の日用品が国際定期貨物列車「中欧班列」X8151号に積載され、7月31日午後2時28分、西安国際港駅から出発した。同列車は内蒙古(内モンゴル)自治区の満洲里通関地から出国して、ロシアの首都モスクワに向かう。今年1-6月期、中欧班列(西安)は計1791本運行され、重要指標は引き続き中国の他の都市を牽引する形となった。

<4> 「人民網日本語版」2022年08月02日
「太陽光発電の海」 岩石砂漠の太陽光発電産業
青海省海南蔵(チベット)族自治州の数百平方キロメートルにわたり連なる塔拉灘生態太陽光発電パークで、壮観なディープブルーの「太陽光発電の海」が広がっている。「ソーラーパネルを設置し、生態ガバナンスが同時に展開されるようになってから、一部の岩石砂漠が緑地になり、私たちの生活もますます良くなった」。目の前の土地で生じた変化について、現地で生まれ育った遊牧民の索南卓瑪さんは感慨深かった。

<3> 「人民網日本語版」2022年08月02日
中国、若者の80%近くの通勤時間が45分以下
中国住宅・都市農村建設部(省)都市交通インフラモニタリング・ガバナンス実験室、中国都市計画設計研究院、百度地図が7月29日に共同で発表した「2022年中国主要都市通勤モニタリング報告」によると、都市の通勤人口のうち、35歳以下の若い会社員の通勤に最も注目する必要があるという。同報告によると、若者の間で最も注目度が高い北京、上海、広州、深セン、成都、杭州で働く若者の80%近くが、都市の中心地から15キロ以内で働いている。しかし、居住コストとコミュニティの環境の影響を受け、若者の65%は、都市の中心地から15キロ以上離れた場所に住んでいる。

<2>「人民網日本語版」2022年08月01日
中国で最も凄いと称えられる印刷屋、年商は約60億円
文字入力代行、コピー、ついでに証明写真の撮影サービスというのが、町中にある大半の印刷屋に対するイメージかもしれない。しかし北京市には、北京市だけでなく、上海市や広州市、深セン市にまで事業展開しており、さらにはあと少しでA株市場に上場する勢いの印刷屋がある。それは中国全土で最も凄いと称えられる印刷屋の栄大だ。各大手銀行や証券会社が集まる北京の金融街にある本部は、ホテルの3フロアを借り切っており、その年商は3億元(1元は約19.7円、約59.1億円)以上となっている。金融業界に入ったばかりの蔡さんは10年前、栄大印刷屋で徹夜で書類作成に励んでいた。蔡さんにとってこの印刷屋は、証券監督管理委員会の申請書類に対する各種要求を熟知した印刷屋だった。蔡さんは、「栄大は書類提出の時期や印刷の書式の要求などをよく知っている」と語る。今やベテラン投資家になった蔡さんは、この栄大がもはや単なる印刷屋ではなく、イノベーションテクノロジー企業に成長したことに気づいた。

<1> 「人民網日本語版」2022年08月01日
新疆焉耆墾区で完全機械化によるトマトの収穫作業スタート
新疆生産建設団第二師焉耆墾区の約4000ヘクタールの畑で栽培されているトマトが今、次々と収穫期を迎えている。同地ではトマトの収穫作業を完全機械化している。二十一団十一連の職員である冉景新さんが栽培するトマト畑では29日、収穫機2台がうなりを上げながら、トラックと「息を合わせ」て並走していた。そして、真っ赤に熟したトマトが、収穫され、選別されたうえで、トラックの荷台に自動で次々と積まれていった。

「人民網日本語版」2022年7月後半 抜粋(2022/08/01)

<20> 「人民網日本語版」2022年07月30日
中国、労働組合の会員数が3億人近くに
中国の労働組合連合「中華全国総工会」研究室の王利中室長は29日、「2012年に中国共産党第18回全国代表大会が開催されて以来、全国総工会や各級の労働組合は、勇敢に責任を負い、正しい道を歩みながらイノベーションを目指す道を堅持し、各種活動が、重要な進展を遂げ、新たな成果を挙げた。現時点で、中国全土に現在、末端の労働組合組織が280万組織以上あり、会員数は3億人近くに達している」と説明した。

<19> 「人民網日本語版」2022年07月28日
「注目」と「お金」引き寄せる逸品たち 消博会ジャパン・パビリオン
ジャパン・パビリオンに一歩足を踏み入れると、まず、膨大な数の日本の酒が並んでいる。そしてさらに進むと、展示ブースでは、さまざまな色の招き猫や可愛らしいダルマが、静かに選ばれるのを待っていた。パビリオンの外側には、精巧で美しい茶飲み茶碗や食器も、来場者の注目を集めていた。今年も、日本貿易振興機構(JETRO)が設けたジャパン・パビリオンは、第2回中国国際消費財博覧会(消博会)に再び姿を現し、出展された優れた逸品の数々が、来場者の「注目」と「お金」を引き寄せ、本博覧会の人気スポットとなっている。

<18> 「人民網日本語版」2022年07月27日
「中国は世界で最も安全な国」が国際社会の共通の認識に
2012年に中国共産党第18回全国代表大会が開催されて以来,中国全土の公安機関は、「安全な中国建設」を一歩踏み込んで推進し、社会ガバナンスの社会化、法治化、スマート化、専門化の水準向上に力を入れ、国民の獲得感、幸福感、安心感の増強に取り組んできた。中国の国民の安心感は2012年の87.55%から2021年には98.62%まで上昇した。安心感はこの10年、高い水準をキープし、中国は世界で最も安全な国の一つであるというのが、国際社会の共通の認識となっている。

<17> 「人民網日本語版」2022年07月26日
中国上半期の太陽光発電産業が高成長を実現
工業・情報化部(省)が25日に明らかにしたところによると、中国の太陽光発電産業は2022年上半期に全体的に高成長を実現した。太陽光発電産業チェーンの主要部分の生産量が、前年同期比でいずれも45%以上の成長率となった。同部のデータによると、太陽光発電産業チェーンの主要部分のうち、多結晶シリコンの上半期の生産量は前年同期比53.4%増の約36万5000トンにのぼった。シリコンウェハは同45.5%増の約152.8GWで、結晶シリコン電池は同46.6%増の約135.5GWだった。

<16> 「人民網日本語版」2022年07月26日
夏でもひんやり涼しい八達嶺長城駅 中国で最も深い位置にある高速鉄道駅
一年で最も暑いとされる二十四節気の「大暑」を7月23日に迎え、「三伏(初伏・中伏・末伏)」のうちの「中伏」の期間でもある今、中国各地を熱波が襲い、うだるような暑さとなっている。各地で一年で最も暑い時期となっている中、北京の高速鉄道・八達嶺長城駅のプラットホームは、エアコンが設置されていないにもかかわらず、とても涼しく、駅員は秋服を着て勤務している。実際に気温を測って見ると、20度以下だった。では、なぜこんなに涼しいのだろうか?涼しさの秘密は、同駅が中国で世界で最も深い位置にある高速鉄道駅だからだ。

<15)「人民網日本語版」2022年07月25日
第5回デジタル中国建設サミットが閉幕 中国の規模は世界2位をキープ
18の分科会でデジタル分野の最先端の話題を取り上げ、30以上の特色あるイベントで交流の中身を充実させ、100人のアカデミー会員・専門家と100人のデジタル産業のリーダーたちが参加して講演を行い、1千社を超える中国内外の企業が参加・出展し、2千人近くの来賓がデジタル技術とプロジェクトのマッチング商談を踏み込んで行った。このような大きな成果を上げた第5回デジタル中国建設サミットが、7月24日に福建省福州市で閉幕した。

<14>  「人民網日本語版」2022年07月25日
中国初の海上高速鉄道、橋梁主体プロジェクト全線が完成
中国初の海を跨ぐ高速鉄道である福州〜厦門(アモイ)高速鉄道の橋梁主体プロジェクト全線が23日午後、完成した。福厦高速鉄道は北の福州南駅から始まり南の漳州駅に至り、総延長は277.42キロメートル、設計速度は350km/hで、来年下半期に営業開始する見込み。中国の「8縦8横」高速鉄道網における沿岸部大通路の重要な構成部分としての同高速鉄道の全線は、85基の橋と33本のトンネルがあり、前後して湄洲湾、泉州湾、安海湾という3つの海の湾を跨ぐ。

<13> 「人民網日本語版」2022年07月23日
上半期に都市部の老朽化団地3.89万ヶ所の改造工事スタート
住宅・都市農村建設部(省)がこのほど各地域の統計報告データを総括して明らかにしたところによると、2022年には全国で都市部の老朽化した団地5万1千ヶ所、840万世帯の改造工事が新たに着工する計画だ。今年1-6月には3万8900ヶ所、657万世帯で工事がスタートしており、団地数は通年の目標・任務の76%を達成した。工事の進度が速い地域は、河北省、貴州省、山東省、湖北省、安徽省、重慶市、新疆維吾爾(ウイグル)自治区となっている。

<12> 「人民網日本語版」2022年07月22日
世界最大の高級RO-RO船が試験航海を終了
中国船舶集団(CSSC)傘下の広船国際(GSI)は7月21日、同社が建造した世界最大の高級RO-RO船が、伶仃洋で試験航海を無事完了したことを明らかにした。同船は、広船国際が、伊Onorato海運グループ傘下の海運会社/モービー・ラインズのために建造した旅客定員2500人/レーン長3800メートルの高級RO-RO船1号船で、デッキ13階、客室533室、積載スペース5階を擁し、8月末に船主に引き渡しされる予定という。

<11> 「人民網日本語版」2022年07月22日
15歳の少年が自転車で2240キロを旅してラサに到着
四川省徳陽広漢市に住む謝子傑君(15)は高校入試が終わった後の夏休みを利用して、西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市まで自転車で行くという、「めちゃイケ」なチャレンジを敢行した。身長178センチの謝君は目を輝かせ、熱意にあふれており、同年代の子たちよりも大人びて見える。小さい頃から自立していたという謝君にとって、自転車でチベット自治区に行くというのは、急にひらめいた思い付きでは決してなく、「小さい頃から母親の影響で、美しく、神秘的なチベットにあこがれていた。母親は自転車でチベット自治区に行きたいとずっと思っていたが、僕の外祖父が反対したため、実現することはできなかった。

<10> 「人民網日本語版」2022年07月21日
黄河上流で建設進む最高の標高で最大規模の設備備えた水力発電所 青海省
瑪爾擋水力発電所は、青海省果洛蔵(ゴロク・チベット)族自治州瑪沁(マチェン)県拉加鎮の上流約5千メートルの黄河本流に位置しており、黄河上流域に建設されている中で、標高が最も高く、その設備規模が最大の水力発電所で、国家エネルギー集団が青海省で建設する最初の「水光(水力・太陽光)貯蔵」1000万キロワット(KW)級多機能・相互補完一体化基地でもある。2024年3月に最初のユニットの稼働が予定されている。 同水力発電所の総設備容量は220万キロワット、稼働後の年間平均発電量は73億4400万キロワット時、年間で標準石炭256万トン相当を節約し、816万トンのCO2排出量を削減可能という。

<9> 「人民網日本語版」2022年07月21日
上野公園で鑑真像除幕式 孔鉉佑大使「悠久の中日友好交流史の象徴」
中日国交正常化50周年を記念して、呉為山中国美術館館長の彫刻作品「鑑真像」の除幕式が20日、東京・上野公園不忍池の畔で行われた。中国の孔鉉佑駐日大使、日本の小池百合子東京都知事、三宅伸吾外務大臣政務官が除幕を行った。孔大使は除幕式の挨拶で、「鑑真大師は日本に滞在した10年間、仏法の教義を広めただけでなく、唐代の書籍、絵画、書、彫刻、医薬、工芸、印刷、建築、飲食などの文化も日本に伝えた。中日間の文化交流、民間交流の先駆者であり、両国の悠久の友好的交流史の象徴だ」と述べ、「この鑑真像が、中日両国民が両国の友好的往来の歴史を振り返り、中日の相互理解と交流の重要性を理解し、中日友好を継承する契機となることを願う」とした。

<8> 「人民網日本語版」2022年07月20日
中国28省(区・市)の2021年平均賃金が発表 トップは北京の20万元近く
不完全な統計ではあるが、上海市、湖北省、西蔵(チベット)自治区を除く全国の28省(自治区・直轄市)が、2021年の都市部の雇用機関で働く人の平均賃金(年収ベース、以下同)を発表した。全体としては、都市部の非民間事業機関で働く人の平均賃金が都市部の民間事業者で働く人を上回った。同年の全国都市部の非民間雇用機関の従業員の平均賃金は10万6873元(1元は約20.5円)となり、全国平均を超えたところは北京市、天津市、浙江省、広東省、江蘇省、青海省の6ヶ所だった。また寧夏回族自治区は10万5266元、重慶市は10万1670元となり、いずれも10万元を突破した。

<7> 「人民網日本語版」2022年07月20日
中国の支援でネパールの世界遺産バサンタプルタワーの修復が完了
中国国家文物(文化財)局の指導の下、中国文化遺産研究院がネパールの作業グループを支援して行われていた、ネパールの首都カトマンズの世界遺産「ダルバール広場」にある9階建てのバサンタプルタワーの修復作業がこのほど、無事完了した。ネパール政府考古局(DOA)の局長は、「修復作業によって建築群の本来の姿とその完璧さ、突出した普遍的価値が再び保護された」と称賛し、修復作業に携わった中国の専門家に感謝の言葉を述べた。

<6> 「人民網日本語版」2022年07月20日
ファーウェイ独自の「HarmonyOS3」登場 グローバル化が始まるか
華為(ファーウェイ)技術有限公司傘下の華為終端有限公司は18日、公式微博(ウェイボー)の中で、独自開発の基本ソフト(OS)「鴻蒙(Harmony、ハーモニー)」の最新版「HarmonyOS3」の発表の日付を7月27日に決定したと明らかにした。「HarmonyOS3」の登場は、以前のバージョンの登場とはさらに違う意味を持つのかもしれない。注目されるのは、ファーウェイの消費者業務の地域責任者のデレク・ユー氏がさきに、「世界のユーザーが2022年に『HarmonyOS』の体験をバージョンアップするだろう」と発言したことだ。今年5月には、「HarmonyOS」の開発を率いた王成録氏がファーウェイを離れ、オープンソース版「HarmonyOS」関連企業の深セン開鴻デジタル産業発展有限公司に入ったことが確認されている。「Harmonyの父」と呼ばれる王氏は「次のステージ」で、「HarmonyOS」の海外市場開拓を加速させるとみられ、このことは「HarmonyOS」グローバル化の重要な一歩とみられている。

<5>「人民網日本語版」2022年07月20日
10万人以上の市・県をカバーする中国の国道網
中国国家発展改革委員会基礎施設(インフラ)発展司の周小棋副司長は先ごろ開かれた「国道網計画」の記者会見で、「中国全土の市級・地級の行政中心地や市街地、人口10万以上の市・県の県級行政中心地では、30分で高速道路に乗ることができ、全ての県級行政中心地から15分の範囲に一般国道があるという、便利な道路網が中国全土をほぼカバーしている。国道網が完成すれば、都市群や都市圏の発展の下支えがさらに強化され、地域の発展戦略や新型都市化へのサービスがさらに向上する」と説明した。

<4> 「人民網日本語版」2022年07月18日
中国初の航空貨物輸送ハブが稼働 大阪貨物輸送路線を開設へ
17日午前、順豊航空の貨物輸送機2機と中国南方航空の旅客機1機が、湖北省鄂州市にある鄂州花湖空港の西側滑走路に相次いで着陸した。同空港はこの日、中国で初めての、さらにアジアで初めてとなる航空貨物輸送ハブとして正式に稼働がスタートした。2万3千平方メートルある空港貨物輸送ステーション、70万平方メートル近い貨物輸送中継センター、124の駐機スポット、長さ3600メートルで幅45メートルの2本の滑走路……これほど大規模な新空港が稼働した。

<3> 「人民網日本語版」2022年07月18日
第1期中国青少年サッカーリーグがスタート 5万チーム参加へ
第1期中国青少年サッカーリーグの始動セレモニーがこのほど、浙江省杭州市で開催され、同リーグの正式なスタートが宣言された。第1期中国青少年サッカーリーグは、小学生、中学生、高校生、大学生(U8-U19)の4段階に分けて実施され、約120万人、5万チームが参加する見込みだ。31省・自治区・直轄市、及び新疆生産建設兵団に、合わせて45リーグが設置される。市、県から選抜されたチームが各リーグで戦い、そのチャンピオンチームが全国決勝リーグに進出。決勝リーグを含めると計1300試合以上が行われることになり、子供たちは同年齢のレベルの高い選手と切磋琢磨するなかで、実戦経験を積むことができる。

<2>「人民網日本語版」2022年07月18日
中国初の独自開発浅水サブシーツリーが稼働開始
中国海洋石油集団(中海油)は17日、中国初の独自に研究開発した浅水サブシーツリーシステム開発プロジェクトが、渤海海域の「錦州31−1ガス田」で稼働開始した。地下2000メートル以下に埋蔵されている天然ガスが水中サブシーツリーシステムによりプラットフォームのトーチアームに安定的に輸送されている。単一坑井のガス試験採掘量は1日当たり31万立方メートルにのぼり、1500世帯の1年の消費量に相当する。

<1> 「人民網日本語版」2022年07月16日
北米に輸出される都市間高速鉄道の製造地を訪問
今年に入ってから、天津中車唐車軌道車両有限公司の製造した都市間高速鉄道5台が、2回に分けて北米地域に輸出された。同公司は下半期にも約20台の輸出を予定している。

「人民網日本語版」2022年7月前半 抜粋(2022/07/16)

<20> 「人民網日本語版」2022年07月15日
習近平総書記「新疆はもはや辺境地帯ではなく、ハブ地帯に」
習近平総書記は12日午後、烏魯木斉(ウルムチ)国際陸港区を訪れて全体的状況について説明を受け、国際定期貨物列車「中欧班列」(ウルムチ)集結センターの各機能エリアやアラシャンコウ・ホルゴス両通関地の現場の業務状況をリアルタイム映像で確認するとともに、職員や現場の関係者と親しく言葉を交わした。習総書記は「『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設イニシアティブは、ここ数年で大きな成果を続々と収めている。『一帯一路』共同建設の踏み込んだ推進に伴い、新疆はもはや辺境地帯ではなく、一つの中核エリア、一つのハブ地帯となっている。皆さんがしているのは歴史的意義のある事であり、すでに良い成果を収めている。引き続き努力を重ねれば、前途は明るい」と述べた。

<19> 「人民網日本語版」2022年07月14日
サーフィンの季節到来!美しい海と空を満喫 海南省万寧

数年前からサーフィンの人気が高まり始めたことを受け、海南省万寧市を訪れてサーフィンを学び、海と空に囲まれた空間でマリンスポーツを楽しむ観光客がますます増えている。独特の地理と気候条件の優位性から、サーフィンは同市における観光のセールスポイントとなっている。多くの村民が、サーフィンのトレーニング、レストラン、民泊などの仕事に従事することで、自宅近くで「サーフィンによる所得獲得」を実現し、産業発展によるメリットを享受している。

<18> 「人民網日本語版」2022年07月13日
スリランカ対中債務 中国「関係金融機関が協議により適切に解決することを支持」
中国外交部(外務省)の汪文斌報道官は12日の定例記者会見で、スリランカの対中債務に関する質問について次のように答えた。スリランカの対中債務については、中国側は関係金融機関がスリランカ側と協議し、適切な解決を探ることを支持する。また、関係国や国際金融機関と共に、スリランカ側の現在の困難への対処、債務負担の軽減、持続可能な発展の実現のために、引き続き積極的な役割を果たしていきたい。

<17> 「人民網日本語版」2022年07月12日
趣ある少数民族の集落で自然美と伝統文化を楽しむ烏江寨 貴州省
貴州省遵義市播州区にある烏江寨は、典型的なカルスト地形を擁している。2016年、烏江寨は第四陣「中国伝統村落リスト」に選ばれ、保護開発計画がスタートした。烏江寨では、黔北少数民族の集落の保護と修築を進めたほか、地元の民俗習慣の伝承・保護も手掛けた。同地を訪れた観光客は、烏江寨の自然美を楽しむだけではなく、無形文化遺産の魅力を存分に体験することができる。

<16> 「人民網日本語版」2022年07月12日
「無印良品」が中国で電動二輪車を発売 その勝算は?
グリーンな移動手段が近年、世界的に普及するにつれて、中国の消費者の間では新エネ車の受け入れ度が日に日に高まっている。低炭素ライフ構想において、短距離の移動手段の軽量化が進み、電動二輪車市場は大きな発展の余地のある分野となっている。日本の「無印良品」はこのほど、ホンダの中国での二輪車生産・販売の合弁会社である「新大洲ホンダ」と提携して、新型電動自転車の分野に進出すると発表し、先行予約の受け付けが始まった。新型電動二輪車は、「無印良品」がデザインし、「新大洲ホンダ」が開発・製造・販売を担うという。中国市場だけでの販売で、価格は4980元(1元は約20.4円)となっている。無印良品のデザインコンセプトを踏襲し、色は白と黒の2種類で、非常にシンプルなデザインになっている。

<15)「人民網日本語版」2022年07月12日
台湾海峡初の大型巡航救助船「海巡06」が福建に編入
台湾海峡初の大型巡航救助船「海巡06」が7月11日、福建省平潭県で正式に編入された。同船は目下のところ台湾海峡で規模が最大で、性能が最も優れた公船となっている。「海巡06」の全長は128メートル、型幅は16メートル、型深さは7.9メートル、満載排水量は6600トン、メイン推進システムの総出力は1万3920kW、最高航行速度は23ノット、航続距離は1万カイリ。外から補給を受けずに海上を60日巡航し、公務を執行でき、南極と北極を除く世界のすべての海域に到達できる。

<14>  「人民網日本語版」2022年07月11日
「中国複眼」が重慶で着工へ、探査範囲が世界最大のレーダーを構築
小惑星が地球に衝突することはないだろうか。これについては、「中国複眼」というモニタリング装置がまもなく出来上がる。北京理工大学重慶イノベーションセンターがこのほど明らかにしたところによると、北京理工大学が筆頭となり重慶市で探査距離が世界最大のレーダーを研究・製造することになっており、その探査範囲は1億5000万キロメートルを予想している。これは「超大型分布口径レーダー高分解能深宇宙アクティブ観測施設」の2期プロジェクトとなる。

<13> 「人民網日本語版」2022年07月08日
またも危険な火遊び!日米が南西諸島への中距離弾道ミサイル配備を画策
日米両軍が2021年以降、結託の画策を重ね、岸田政権に対して、米国の中国抑止計画と歩調を合わせて、米国による日本の南西諸島への中距離弾道ミサイル部隊の配備、「第一列島線」の強化を通じた対中「統合抑止力」の実現に協力するよう誘導と圧力を企ててきたことが7日、消息筋の話で分かった。報道や様々な動向を見ると、米側はすでにMDTF(Multi-Domain Task Force)による地上配備型中距離弾道ミサイルの組み立て作業に入っている。これは「第一列島線」に優先的に配備される予定で、インド太平洋地域の安全保障にとって重大な潜在的リスクとなる。

<12> 「人民網日本語版」2022年07月07日
周恩来総理の「雨後嵐山」詩碑を仰ぎ見る記念イベントが京都で開催
中日国交正常化50周年を記念して、在日中国企業協会や在大阪中国総領事館はこのほど、中国初代総理の周恩来氏が京都の嵐山を散策したときに詠んだ有名な詩「雨後嵐山」の詩碑を仰ぎ見る記念活動を開催した。在大阪中国総領事館の薛剣総領事や在日中国企業協会の王家馴会長が挨拶を行い、中日友好関係を切り開くために尽力した前世代の指導者を追想した。また、総領事や協会会長、京都日中友好協会代表、日本国際貿易促進協会・京都総局代表、京都華僑総会、留学生代表が「雨後嵐山」詩碑に花束を手向けたほか、中国と日本の学生代表が、中国語と日本語で詩を朗読した。

<11> 「人民網日本語版」2022年07月07日
七七事変勃発から85年 歴史を銘記し、未来に向かう
1937年7月7日、「七七事変」(盧溝橋事件)が勃発し、全民族による抗日戦争の幕が開かれた。日本の侵略者による蹂躙を前に、中華民族一人一人が敵の砲火をものともせず、勇往邁進し、共に国難に立ち向かい、国を愛する将兵たちは血を浴びて奮戦し、死を少しも恐れず、その命で民族復興の記念碑を作り上げた。85年が過ぎ、今日の中国はもはや85年前の中国ではない。我々が歴史を銘記するのは、憎しみを引きずるためではなく、歴史を鑑として、未来に向かうためである。

<10> 「人民網日本語版」2022年07月06日
中国人の平均寿命が77.93歳に
中国国家衛生健康委員会は、5日に開いた「全ては国民の健康のために——私たちのこの10年」シリーズ記者会見で、国家戦略「健康中国行動」実施以来の進展と成果を紹介した。健康中国行動推進委員会弁公室の副主任を務める、国家衛生健康委員会計画司の毛群安司長によると、中国人の平均寿命は77.93歳にまで伸び、主な健康指標は、中・高所得国の中でも上位に位置しているという。毛司長は、「健康中国行動実施は、明らかな段階的成果を収めている。例えば、健康リスクファクターが効果的に抑制されている。

<9> 「人民網日本語版」2022年07月05日
鑑賞ベストシーズン迎えた黄河壷口瀑布 陝西省延安
陝西省延安市の秦晋大峡谷中流に位置する黄河壷口瀑布では7月4日、滝の色が黄土を含んだ色に変わり、鑑賞ベストシーズンを迎えている。怒涛の勢いで荒れ狂うように水が滔滔と流れ、滝と連なり、100メートルに及ぶ滝を形成している。

<8> 「人民網日本語版」2022年07月05日
中国25省(区・市)の平均賃金が発表 給料が高いのはどこ?
各地の2021年平均賃金データが目下、相次いで発表されている。大まかな統計によると、7月3日時点で少なくとも25省(自治区・直轄市)がデータを発表している。その25省(区・市)のうち、浙江省、広東省、江蘇省、青海省、寧夏回族自治区、重慶市の6ヶ所は、都市部の非民間機関の従業員の年間ベース(以下同)平均賃金が10万元(1元は約20.4円)の大台を突破した。国家統計局がまとめたデータによると、21年の全国都市部非民間機関従業員の平均賃金は10万6837元で、平均を超えたのは浙江、広東、江蘇、青海の4ヶ所。

<7> 「人民網日本語版」2022年07月05日
「00後」が望む幸せとは?1位「平和な家庭」2位「親友」
中国青年報社社会調査センターがこのほど2072人を対象に実施した「00後(2000年以降生まれ)」に関する調査では、「00後」の自分自身のイメージについて、回答者の67.8%が「ポジティブ」、66.7%が「自信に満ちている」、64.6%が「開放的」と答え、いずれも6割を超えた。また、「『00後』が望む幸せとは?」との質問で最も多かったのは「平和な家庭」(73.1%)で、2番目は「親友」(70.3%)だった。また、「00後」の回答者の93.5%が「奮闘してこそ青春」と考えていた。

<6> 「人民網日本語版」2022年07月04日
チベット自治区の国境地帯で小康村620ヶ所が全て完成
西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市を車で出発して、新しく開通した道路を数時間走ると、山に囲まれた村が見えてくる。その村は同自治区山南(ロカ)市隆子(ルンツェ)県玉麦郷だ。チベット自治区は中国にとって重要な国境地帯に位置し、少数民族がそこで暮らしている。国境に面する県は21県あり、それら県の発展は、同自治区の長期にわたる平和や質の高い発展において重要な意義を帯びている。チベット自治区は2018年から、国境地帯にある21県で、農村振興プロジェクトを実施し、政策によるサポートを強化し、国境エリアの建設推進を加速させ、住民の暮らし向上に力を注いでいる。

<5>「人民網日本語版」2022年07月04日
水位落差113メートル!船舶用ロックゲートをどうやって通過する? 三峡ダム
三峡ダムの船舶用閘門(ロックゲート)は、現時点において世界で規模が最も大きく運行条件が最も複雑な内陸河川のロックゲートとなっている。三峡ダムに船舶が列に並びゲートを通過する様子は、まるでエレベーターに乗るような光景となっている。

<4> 「人民網日本語版」2022年07月04日
チベット博物館の新館が間もなくオープン
西蔵(チベット)自治区の拉薩(ラサ)市にある西蔵(チベット)博物館の新館が間もなくオープンする。2017年10月から中国政府がチベット自治区の住民に実益をもたらす重要文化プロジェクトとして6億6000万元(1元は約20.2円)を投じて、同博物館の拡張工事が始まった。それから約5年を経て、間もなく完成を迎える。チベット博物館は、チベット自治区唯一の総合性国家一級博物館として1999年10月にオープンした。チベット博物館・新館の総敷地面積は6万5000平方メートルで、3階建て。陳列・展示エリアや所蔵品保管エリア、公共サービスエリア、文化財保護研究エリアのほか、児童体験館や文化クリエイティブ体験館、4D映画館、景色鑑賞プラットホーム、茶坊といった教育・サービス施設も設置されている。

<3> 「人民網日本語版」2022年07月02日
インドネシア・ジャカルタ-バンドン高速鉄道が軌道敷設開始
中国国家鉄路集団有限公司が中心となり、中国電建市政建設集団が建設を担当するインドネシア・ジャカルタ-バンドン高速鉄道の本線バラスト軌道の敷設工事が、1日に正式にスタートした。これは同高速鉄道建設が線路の外での施工段階から、線路の上での施工段階へと全面的に移行したことを意味する。ジャカルタ-バンドン高速鉄道はインドネシアの首都ジャカルタと第4の都市バンドンを結び、線路の総延長は142キロメートル、本線の軌道の総延長は279.4キロメートル。そのうちバラスト軌道区間は112.8キロメートル、スラブ軌道区間は166.6キロメートルで、いずれも中国製の鋼鉄製50メートルレールが採用される。国産レールはジャカルタ-バンドン高速鉄道軌道敷設基地まで運ばれた後、中国製の設備と先進的なパルスフラッシュ式溶接技術を使用して溶接作業が行なわれ、500メートルのロングレールに溶接されると、ロングレール輸送列車を利用して施工現場まで運ばれる。

<2>「人民網日本語版」2022年07月01日
上海の高齢者向け食堂、店内での飲食再開
上海市仙霞路にある社区(コミュニティ)の高齢者向け食堂で6月30日、店内での飲食提供サービスが再開され、多くの高齢者が店内で食事をとっていた。上海では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で飲食店内での飲食が禁止されていたが、現在秩序よく店内飲食の再開が進んでいる。食事客は、72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明を提示すれば、店内での飲食が可能となっている。

<1> 「人民網日本語版」2022年07月01日
インフラ建設にまた進展 タクラマカン砂漠縦断道路3本目が30日開通
新疆維吾爾(ウイグル)自治区の尉犁(ロプノール)県と且末(チェルチェン)県を結ぶ道路「尉且砂漠道路」が6月30日に正式に開通した。輪台-民豊砂漠道路、阿克蘇(アクス)-阿拉爾(アラル)-和田(ホータン)砂漠道路に続く3本目の「死の海」を縦断する道路となる。尉且砂漠道路は同自治区巴音郭楞蒙古(バインゴリン・モンゴル)自治州内のタクラマカン砂漠の東部中央に位置し、全長は334キロメートル。現時点で、世界で流動砂丘が最も広く分布し、施工条件が最も劣悪で、施工の難度が最も高い場所に建設された砂漠道路の一つだ。開通後、且末から庫爾勒(コルラ)までの距離が280キロメートルに縮まり、自動車での移動時間がこれまでの12時間から6時間に短縮された。

「人民網日本語版」2022年6月後半 抜粋(2022/06/30)

<20> 「人民網日本語版」2022年06月30日
モバイルインターネット青書2022」が発表
「モバイル融合イノベーションを推進、デジタル化モデル転換・高度化をサポート」

人民網主催で、人民網研究院が実施するモバイルインターネット青書2022発表会が29日午後、人民日報社新メディアビルで行われた。「モバイル融合イノベーションを推進、デジタル化モデル転換・高度化をサポート」をめぐり議論が展開された。中国のモバイルインターネットの発展は2021年、第14次五カ年計画(2021−25年)の幸先の良いスタートを切った。いかにモバイルインターネットと実体経済の融合発展を推進し、デジタル化モデル転換により生産方法、ライフスタイル、ガバナンス方法の変革を全体的に駆動し、中国のデジタル経済、デジタル社会、デジタル政府の建設をサポートするかが、現在のモバイルインターネット分野の重要課題となっている。

<19> 「人民網日本語版」2022年06月28日
北京市で学校登校が再開へ
北京市内の高校1・2年生、中学1・2年生および小学校全学年(1~6年生)の登校と授業が6月27日に再開された。

<18> 「人民網日本語版」2022年06月28日
設備容量が世界最大の太陽光発電パークを空撮
設備容量が世界最大の太陽光発電パークは、青海省海南蔵(チベット)族自治州共和県に位置し、最大設備容量は8430MW。同州1000万kW級生態太陽光発電プロジェクトは、中国初の1000万kW級太陽光生態発電パークであり、また世界で一度の投資総額が最多で、単体の容量が最大で、集中発電規模が最大の太陽光発電所クラスターでもある。

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「人民網日本語版」2022年5月後半 抜粋(2022/06/01)

<20> 「人民網日本語版」2022年05月31日
活況を呈する日本向けブリ稚魚輸出 海南省万寧
地域的な包括的経済連携協定(RCEP)は2022年1月1日から正式に発効となり、中国と日本との間で締結された初の経済連携協定となった。貿易円滑化に向けたRCEP関連規定のおかげで、海南省の日本向けブリ稚魚の輸出は著しい成長をみせている。5月30日現在、海南省から延べ34隻・約550万尾のブリ稚魚が日本に輸出されており、輸出額は1億3千万元(1元は約19.2円)、2022年輸出総額は1億8千万元をそれぞれ上回る見通し。

<19> 「人民網日本語版」2022年05月30日
アジア最大の国境を跨ぐ滝が壮大な「黄金の滝」に
雨季の大雨が連日にわたり降り続いた影響で、中国とベトナムの国境を跨ぐ徳天瀑布景勝地では、今年最初の増水となった。これまで透明だった滝の水は、一転して金色に変わり、水量が目に見えて増加し、急流が川床を削ることで泥や土砂を含んだ水が、迫力満点に大きな音を響かせて流れ落ち、太陽の光に照らされて金色となり、壮観な「黄金の滝」という奇観を作り上げている。中国とベトナムの国境沿いにある帰春河の上流に位置する徳天瀑布は、隣接するベトナムのバンゾック滝とつながっており、アジア最大、世界で4番目に大きい国境を跨ぐ滝となっている。

<18> 「人民網日本語版」2022年05月27日
習近平総書記が全国陳情対応業務会議代表と会見
第9回全国陳情対応業務会議が25、26両日に北京で行われた。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が会議代表と親しく会見し、表彰を受けた模範的な団体と個人に熱烈な祝意を表し、全国の陳情対応機関の無数の幹部と職員へのメッセージを伝えた。

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「人民網日本語版」2022年5月前半 抜粋(2022/05/16)

<20> 「人民網日本語版」2022年05月14日
上海の一定規模以上の工業企業の操業再開率が約50%に
上海市が今月13日に開催した新型コロナウイルス対策をめぐる記者会見で、同市の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)約9000社のうち、約半数を占める約4400社が操業を再開していることが明らかになった。うち、金山区、青浦区、奉賢区、松江区の一定規模以上の工業企業の操業再開率は、市の平均水準を上回っており、金山区は約70%、青浦区は約60%となっている。戦略機能や都市運営保障、防疫物資、連続生産、インフラといった分野をめぐり、上海市はまず、ホワイトリストに名を連ねる計約3000社が3陣に分かれて操業を再開できるよう推進し、市全域の操業再開率を70%以上に引き上げたい考えだ。うち、第一陣の666社の操業再開率は95%に達しており、外資系企業847社の操業再開率も80%に達している。

<19> 「人民網日本語版」2022年05月13日
西側の制裁が世界を巻き添えに 世界経済に幾重ものリスク
ロシア・ウクライナ紛争の「世界への衝撃」

ロシア・ウクライナ紛争の激化後、米国とその同盟国は全面的な対露制裁を発動し、世界経済を政治化、道具化、兵器化して、国際食糧・エネルギー価格に大きな衝撃を与え、世界のサプライチェーンの滞りをさらに深刻化させ、困難な回復の途上にある世界経済の阻害要因を増やすこととなった。ロシアとウクライナは共に農産物輸出大国だ。世界貿易機関(WTO)事務局の統計によると、2019年には世界の小麦輸出量の25%、大麦輸出量の15%、ヒマワリの種輸出量の45%をロシア・ウクライナ産が占めた。世界銀行のマルパス総裁は「ロシア・ウクライナ紛争と西側の対露制裁の招く食糧・エネルギー・化学肥料不足は、食糧安全保障の危機を引き起こす。これによって最大の打撃を受けるのは最も貧しい人々だ」と指摘する。

<18> 「人民網日本語版」2022年05月12日
中国の2021年末時点の看護師の数が500万人以上に
5月12日は111回目を迎えた「国際看護師の日」。2021年末の時点で、中国の看護師は500万人以上の規模になっており、2025年には、その数が550万人に達する見込みだ。中国国家衛生健康委員会医政医管局の監察専門員・郭燕紅氏は11日、北京で「ここ10年、中国の看護師の数は毎年平均8%のペースで増加し、2021年末の時点で、その数は501万8000人に達した。2012年と比べると約252万人増(101%増)となっている。中国全土の医師1人に対する看護師の数を表す比率は、2012年の1:0.95から2021年に1:1.17まで上昇した。つまり、医師のほうが多いという問題は根本的に解決されたということだ。また中国全土の看護師約500万人のうち、男性の割合は3%で、2012年の1.8%に比べて上昇した」と説明した。

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