「人民網日本語版」2022年6月後半 抜粋(2022/06/30)

<20> 「人民網日本語版」2022年06月30日
モバイルインターネット青書2022」が発表
「モバイル融合イノベーションを推進、デジタル化モデル転換・高度化をサポート」

人民網主催で、人民網研究院が実施するモバイルインターネット青書2022発表会が29日午後、人民日報社新メディアビルで行われた。「モバイル融合イノベーションを推進、デジタル化モデル転換・高度化をサポート」をめぐり議論が展開された。中国のモバイルインターネットの発展は2021年、第14次五カ年計画(2021−25年)の幸先の良いスタートを切った。いかにモバイルインターネットと実体経済の融合発展を推進し、デジタル化モデル転換により生産方法、ライフスタイル、ガバナンス方法の変革を全体的に駆動し、中国のデジタル経済、デジタル社会、デジタル政府の建設をサポートするかが、現在のモバイルインターネット分野の重要課題となっている。

<19> 「人民網日本語版」2022年06月28日
北京市で学校登校が再開へ
北京市内の高校1・2年生、中学1・2年生および小学校全学年(1~6年生)の登校と授業が6月27日に再開された。

<18> 「人民網日本語版」2022年06月28日
設備容量が世界最大の太陽光発電パークを空撮
設備容量が世界最大の太陽光発電パークは、青海省海南蔵(チベット)族自治州共和県に位置し、最大設備容量は8430MW。同州1000万kW級生態太陽光発電プロジェクトは、中国初の1000万kW級太陽光生態発電パークであり、また世界で一度の投資総額が最多で、単体の容量が最大で、集中発電規模が最大の太陽光発電所クラスターでもある。

<17> 「人民網日本語版」2022年06月25日
ラサとニンティを結ぶ拉林鉄道が開通1周年
6月25日は西蔵(チベット)自治区の拉薩(ラサ)と林芝(ニンティ)を結ぶ拉林鉄道の開通1周年に当たる日だ。同鉄道は四川省成都とラサを結ぶ川蔵鉄道の重要な構成部分であり、同自治区で初めて電化された鉄道路線でもあり、総延長435キロメートル、設計速度160km/h。2022年5月31日時点で、旅客延べ103万人と貨物3万6900トンを輸送した。

<16> 「人民網日本語版」2022年06月24日
遼寧紅沿河原発がフル稼働 中国で稼働中の原発で最大
中国広核集団有限公司(中広核)は23日夜、168時間の試験運営により順調に試験を完了した遼寧紅沿河原発6号機が同日午後9時35分、正式に商業運営の条件を備えたと発表した。これは同発電所1・2期プロジェクトの計6基の原子炉が全面的に稼働開始したことをも示している。その総発電設備容量は計671万kWを超え、中国で稼働中のうち設備容量が最大の原発になった。

<15)「人民網日本語版」2022年06月23日
「中国のこの10年」義務教育段階の生徒数1.58億人 小学校純入学率99.9%以上に
中国教育部(省)は今月21日、「教育のこの10年」シリーズの第5回記者会見を開き、2012年の中国共産党第18回全国代表大会開催以来の義務教育の改革と発展の成果を紹介した。同部基礎教育司の呂玉剛司長によると、中国には現在、義務教育段階の学校が20万7000校あり、その生徒数は1億5800万人、教師は1057万人に達している。2012‐21年の10年間、中国の義務教育は全面的な普及をベースに、県域でもほぼバランスの取れた発展を実現し、中国の義務教育発展史上に新たな一里塚を築いた。

<14>  「人民網日本語版」2022年06月23日
積載量が世界最大のコンテナ船、1隻目が上海で引き渡し
世界最大の2万4000TEU超大型コンテナ船の1隻目が6月22日、中国船舶集団有限公司傘下の滬東中華で引き渡しされた。同船の全長は399.99メートル、型幅は61.5メートル、貨物室の深さは33.2メートルで、一度に2万4000TEU以上を積載可能。世界でコンテナ積載量が最大のコンテナ船で、海で圧倒的な存在感を見せている。

<13> 「人民網日本語版」2022年06月22日
上海の自動車製造業の生産能力が90%以上に回復
6月18日より、上海汽車集団の臨港乗用車工場が2交代制の生産をスタートし、新型コロナウイルス感染症が発生する前の通常の生産状況をほぼ全面回復し、1日に900台以上の完成車をラインオフすることが可能になった。現在、同集団傘下の上汽乗用車分公司、上汽大衆(VW)、上汽通用(GM)の上海にある3大完成車工場は、1日の生産台数が1万3千台に達し、感染症前の通常の水準をほぼ回復した。6月1-18日に、同集団の生産台数は前年同期比約30%増の20万台を突破した。これは長江デルタ地域の自動車産業チェーン・サプライチェーンが徐々に通常の状態に戻っていることを示している。

<12> 「人民網日本語版」2022年06月22日
「東数西算」プロジェクト開始を受け データセンターが続々建設
今年2月に「東数西算」(東部地域のデータを西部地域で保存・計算すること)プロジェクトが全面的にスタートしてからの4ヶ月間に、数多くのデータセンタープロジェクトが建設を始めたり、完成して業務を開始したりし、全国で計算力の「1大ネットワーク」の構築が加速した。「東数西算」プロジェクトが全面的にスタートすると、データセンターが1つ、また1つと誕生した。6月10日、甘粛省慶陽市では、敷地面積1.2ヘクタールのデータセンターの建設が急ピッチで進められていた。これは中国移動通信集団慶陽支社が建設する甘粛モバイルグリーンデータセンタープロジェクトで、2023年末までに完成する予定だ。「東数西算」プロジェクトの展開で、慶陽データセンタークラスターは国家データセンタークラスター10ヶ所のうちの1つと位置づけられる。完成すれば、2.5キロワット(KW)の標準ラック15万本が新たに設置され、情報インフラを下支えする能力とサービスレベルが大幅に向上する。

<11> 「人民網日本語版」2022年06月21日
広東・香港・マカオ大湾区で「1時間生活圏」がほぼ完成
最高時速160キロで走行する広州地下鉄18号線に乗ると、約30分で広州市南沙区万傾沙鎮から市の中心部にある冼村に到着し、広州南駅から広深港(広州-深セン-香港)高速鉄道に乗ると47分で香港西九龍駅に到着することができる。深江(深セン-江門)鉄道珠江河口トンネル建設工事では深さ100メートルの海底をシールドマシンが全速力で掘り進んでいるといったように、鉄道建設はすさまじい勢いで進められ、大湾区の鉄道運行距離は2500キロメートルに近づき、同エリアの「1時間生活圏」がほぼ完成されつつある。

<10> 「人民網日本語版」2022年06月20日
往来盛んな京杭大運河 江蘇省淮安
中国国内各地で多数の企業が続々操業再開に踏み切るなか、北京市と浙江省杭州を結ぶ京杭大運河では、木材・鉄鋼・石炭・石油・化工原料など各種原材料を運搬する貨物船の往来が盛んになり、賑やかな光景を見せている。

<9> 「人民網日本語版」2022年06月20日
中国青島-日本大阪のRCEP高速フェリーが開通
中国の青島・大港と日本の大阪・南港を結ぶ「中日海上ゴールデンルート」の開通式が18日、山東省青島市で行なわれた。この地域的な包括的経済連携(RCEP)協定に基づく中日高速フェリーは、青島と日本の下関を結ぶフェリーが廃止されてから7年後、新たに構築された中日間の海上快速物流ルートとなる。新フェリーの責任者で東辰航運有限公司高速フェリー部マネージャーの孫暁東さんによると、このフェリーは1週間前にテスト運航が行なわれ、今回は標準コンテナ約150個が積載され、主な貨物は繊維製品、電子製品、精密部品などだ。一般的な中国から日本への貨物輸送船の速度は約15ノットだが、この船は27ノットだ。このスピードのおかげで、運航時間が全体で24時間短縮されるという。

<8> 「人民網日本語版」2022年06月20日
中国の国産大型無人輸送機「TP500」が初飛行に成功
中国民間航空耐空性基準に完全に従い研究・製造された初の大型無人輸送機「TP500」が18日、初飛行を終えた。飛行時間は27分。TP500は中航工業第一飛機設計研究院が研究・製造し、500キログラム級標準積載量と500キロメートル半径の自動運転航空貨物輸送ができ、最大航続距離は1800キロメートルで、汎用型大積載無人輸送プラットフォームとなる

<7> 「人民網日本語版」2022年06月18日
ロシアの中古日本車の輸入が増加 円安を受け
最近、日本円が大幅に値下がりしていることから、日本の中古自動車の価格も大幅に値下がりし、一部の車種は低下幅が50%を超えた。ロシアの輸入業者はこの機会を利用して日本からの中古車輸入を大幅に増やしており、過去3ヶ月間の輸入台数は前年同期比30%以上増加したという。

<6> 「人民網日本語版」2022年06月17日
ナイキ・アディダスの中国市場シェアなぜ下落したか
スニーカーを買おうと思った時、以前ならナイキとアディダスの名前が真っ先に浮かんだが、年に一度の6月18日のショッピングイベント「618」の今年の様子を見ると、ECプラットフォームのスニーカー売り上げランキングには安踏、李寧、特歩、鴻星爾克などの中国ブランドの名前がたびたび登場するようになった。アディダスがこのほど発表した2022年第1四半期(1-3月)の決算によると、欧米市場では成長ペースを維持したが、中華圏の売上高は前年同期比で35%減少し、この大幅減少が全体の業績の足を引っ張ることになったという。

<5>「人民網日本語版」2022年06月17日
中国3隻目の空母が進水 「福建」と命名
中国3隻目の空母の進水・命名式が17日午前、行われた。中央軍事委員会の承認を経て、中国3隻目の空母は「中国人民解放軍海軍『福建艦』」と命名された。ペナントナンバーは18。「福建」は中国が完全に独自に設計・建造する初のカタパルト搭載空母で、平坦で長い飛行甲板を採用し、電磁カタパルトとアレスティング装置を搭載しており、満載排水量は8万トン以上。同艦は進水後、計画に基づき係留試験と航行試験を展開する。

<4> 「人民網日本語版」2022年06月17日
北京の大卒者の平均月収が1万元突破 全国平均が8376元
生活サービスプラットフォームの58同城をはじめとする複数の機関が16日に発表した「2022年卒業シーズン調査研究分析報告」によると、新入社員の月収は8376元(1元は約20.0円)に上り、業界別ではエネルギー・鉱物・環境保護が最も多く9500元に達した。金融業は9429元、自動車の生産・加工・製造業は9326元だった。都市別の収入を見ると、その都市の人気とほぼ相関関係にある。北京はハイテク産業が集積しており、高収入のポジションに引っ張られる形で平均が1万元を超えて1万800元になった。次は深センで9800元、広州は8595元だった。

<3> 「人民網日本語版」2022年06月17日
【香港地区祖国復帰25周年】紫荊文化国際フォーラム、「一国二制度」の偉大な成果に焦点
香港地区の祖国復帰25周年にあたり、「『一国二制度』の成果と展望」をテーマとする紫荊文化集団主催の紫荊文化国際フォーラムが16日、香港地区で開催された。香港特区の林鄭月娥行政長官、李家超次期行政長官、国務院港澳(香港・マカオ)事務弁公室の黄柳権副主任らが開会式でスピーチを行った。林鄭行政長官は「『一国二制度』の実践は時間の試練に耐え、多くの課題を克服した。25年間の実践は、『一国二制度』の方針と香港地区基本法が香港地区の繁栄と安定、長期的な平穏の根本的保障であることを証明している」とした。

<2>「人民網日本語版」2022年06月16日
上海市では7月末まで毎週末にコミュニティでPCRスクリーニング検査
上海市が今月15日午後に開いた新型コロナウイルス対策をめぐる第213回記者会見で、同市衛生健康委員会の趙丹丹副主任は、「当市における新型コロナウイルス感染再拡大を阻止するほか、市民が自宅近くでPCR検査を受けることができるようにするため、現在から7月末まで、各区で毎週末にPCRスクリーニング検査を実施する」と発表した。1週間以内に市中感染が報告された区では、全域でスクリーニング検査が実施され、検体を採取する間、区内の団地では封鎖管理が実施される。団地内の全ての住民の検体採取が終わり次第、封鎖管理が解除され、通常の生活に戻ることができる。団地のほか、各区は、ビルやパーク、街中でも全住民を対象にスクリーニング検査を実施しなければならない。1週間以内に、市中感染が報告されていない区でも、スクリーニング検査が実施される。

<1> 「人民網日本語版」2022年06月16日
珠江に洪水と高潮がダブルで襲来 広東省
広東省広州市では6月15日昼間、洪水と高潮というダブルでの影響を受け、珠江の水位が全面的に警戒レベルを上回り、同市の市街地では、警戒レベル1.1メートルを上回る高潮が発生した。このうち海珠区にある中大水文ステーションでは、同日正午ごろの水位が2.69メートルに達した。広東省水文局広州水文支局は15日午前7時、市街地に洪水(赤色)警報を発令した。また気象当局の予報によると、広州市内では中降りから大降りの降雨となり、北部地域の一部では1時間に30ミリから60ミリの豪雨となり、100ミリ以上に達するところもあったという。