「人民網日本語版」2022年7月後半 抜粋(2022/08/01)

<20> 「人民網日本語版」2022年07月30日
中国、労働組合の会員数が3億人近くに
中国の労働組合連合「中華全国総工会」研究室の王利中室長は29日、「2012年に中国共産党第18回全国代表大会が開催されて以来、全国総工会や各級の労働組合は、勇敢に責任を負い、正しい道を歩みながらイノベーションを目指す道を堅持し、各種活動が、重要な進展を遂げ、新たな成果を挙げた。現時点で、中国全土に現在、末端の労働組合組織が280万組織以上あり、会員数は3億人近くに達している」と説明した。

<19> 「人民網日本語版」2022年07月28日
「注目」と「お金」引き寄せる逸品たち 消博会ジャパン・パビリオン
ジャパン・パビリオンに一歩足を踏み入れると、まず、膨大な数の日本の酒が並んでいる。そしてさらに進むと、展示ブースでは、さまざまな色の招き猫や可愛らしいダルマが、静かに選ばれるのを待っていた。パビリオンの外側には、精巧で美しい茶飲み茶碗や食器も、来場者の注目を集めていた。今年も、日本貿易振興機構(JETRO)が設けたジャパン・パビリオンは、第2回中国国際消費財博覧会(消博会)に再び姿を現し、出展された優れた逸品の数々が、来場者の「注目」と「お金」を引き寄せ、本博覧会の人気スポットとなっている。

<18> 「人民網日本語版」2022年07月27日
「中国は世界で最も安全な国」が国際社会の共通の認識に
2012年に中国共産党第18回全国代表大会が開催されて以来,中国全土の公安機関は、「安全な中国建設」を一歩踏み込んで推進し、社会ガバナンスの社会化、法治化、スマート化、専門化の水準向上に力を入れ、国民の獲得感、幸福感、安心感の増強に取り組んできた。中国の国民の安心感は2012年の87.55%から2021年には98.62%まで上昇した。安心感はこの10年、高い水準をキープし、中国は世界で最も安全な国の一つであるというのが、国際社会の共通の認識となっている。

<17> 「人民網日本語版」2022年07月26日
中国上半期の太陽光発電産業が高成長を実現
工業・情報化部(省)が25日に明らかにしたところによると、中国の太陽光発電産業は2022年上半期に全体的に高成長を実現した。太陽光発電産業チェーンの主要部分の生産量が、前年同期比でいずれも45%以上の成長率となった。同部のデータによると、太陽光発電産業チェーンの主要部分のうち、多結晶シリコンの上半期の生産量は前年同期比53.4%増の約36万5000トンにのぼった。シリコンウェハは同45.5%増の約152.8GWで、結晶シリコン電池は同46.6%増の約135.5GWだった。

<16> 「人民網日本語版」2022年07月26日
夏でもひんやり涼しい八達嶺長城駅 中国で最も深い位置にある高速鉄道駅
一年で最も暑いとされる二十四節気の「大暑」を7月23日に迎え、「三伏(初伏・中伏・末伏)」のうちの「中伏」の期間でもある今、中国各地を熱波が襲い、うだるような暑さとなっている。各地で一年で最も暑い時期となっている中、北京の高速鉄道・八達嶺長城駅のプラットホームは、エアコンが設置されていないにもかかわらず、とても涼しく、駅員は秋服を着て勤務している。実際に気温を測って見ると、20度以下だった。では、なぜこんなに涼しいのだろうか?涼しさの秘密は、同駅が中国で世界で最も深い位置にある高速鉄道駅だからだ。

<15)「人民網日本語版」2022年07月25日
第5回デジタル中国建設サミットが閉幕 中国の規模は世界2位をキープ
18の分科会でデジタル分野の最先端の話題を取り上げ、30以上の特色あるイベントで交流の中身を充実させ、100人のアカデミー会員・専門家と100人のデジタル産業のリーダーたちが参加して講演を行い、1千社を超える中国内外の企業が参加・出展し、2千人近くの来賓がデジタル技術とプロジェクトのマッチング商談を踏み込んで行った。このような大きな成果を上げた第5回デジタル中国建設サミットが、7月24日に福建省福州市で閉幕した。

<14>  「人民網日本語版」2022年07月25日
中国初の海上高速鉄道、橋梁主体プロジェクト全線が完成
中国初の海を跨ぐ高速鉄道である福州〜厦門(アモイ)高速鉄道の橋梁主体プロジェクト全線が23日午後、完成した。福厦高速鉄道は北の福州南駅から始まり南の漳州駅に至り、総延長は277.42キロメートル、設計速度は350km/hで、来年下半期に営業開始する見込み。中国の「8縦8横」高速鉄道網における沿岸部大通路の重要な構成部分としての同高速鉄道の全線は、85基の橋と33本のトンネルがあり、前後して湄洲湾、泉州湾、安海湾という3つの海の湾を跨ぐ。

<13> 「人民網日本語版」2022年07月23日
上半期に都市部の老朽化団地3.89万ヶ所の改造工事スタート
住宅・都市農村建設部(省)がこのほど各地域の統計報告データを総括して明らかにしたところによると、2022年には全国で都市部の老朽化した団地5万1千ヶ所、840万世帯の改造工事が新たに着工する計画だ。今年1-6月には3万8900ヶ所、657万世帯で工事がスタートしており、団地数は通年の目標・任務の76%を達成した。工事の進度が速い地域は、河北省、貴州省、山東省、湖北省、安徽省、重慶市、新疆維吾爾(ウイグル)自治区となっている。

<12> 「人民網日本語版」2022年07月22日
世界最大の高級RO-RO船が試験航海を終了
中国船舶集団(CSSC)傘下の広船国際(GSI)は7月21日、同社が建造した世界最大の高級RO-RO船が、伶仃洋で試験航海を無事完了したことを明らかにした。同船は、広船国際が、伊Onorato海運グループ傘下の海運会社/モービー・ラインズのために建造した旅客定員2500人/レーン長3800メートルの高級RO-RO船1号船で、デッキ13階、客室533室、積載スペース5階を擁し、8月末に船主に引き渡しされる予定という。

<11> 「人民網日本語版」2022年07月22日
15歳の少年が自転車で2240キロを旅してラサに到着
四川省徳陽広漢市に住む謝子傑君(15)は高校入試が終わった後の夏休みを利用して、西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市まで自転車で行くという、「めちゃイケ」なチャレンジを敢行した。身長178センチの謝君は目を輝かせ、熱意にあふれており、同年代の子たちよりも大人びて見える。小さい頃から自立していたという謝君にとって、自転車でチベット自治区に行くというのは、急にひらめいた思い付きでは決してなく、「小さい頃から母親の影響で、美しく、神秘的なチベットにあこがれていた。母親は自転車でチベット自治区に行きたいとずっと思っていたが、僕の外祖父が反対したため、実現することはできなかった。

<10> 「人民網日本語版」2022年07月21日
黄河上流で建設進む最高の標高で最大規模の設備備えた水力発電所 青海省
瑪爾擋水力発電所は、青海省果洛蔵(ゴロク・チベット)族自治州瑪沁(マチェン)県拉加鎮の上流約5千メートルの黄河本流に位置しており、黄河上流域に建設されている中で、標高が最も高く、その設備規模が最大の水力発電所で、国家エネルギー集団が青海省で建設する最初の「水光(水力・太陽光)貯蔵」1000万キロワット(KW)級多機能・相互補完一体化基地でもある。2024年3月に最初のユニットの稼働が予定されている。 同水力発電所の総設備容量は220万キロワット、稼働後の年間平均発電量は73億4400万キロワット時、年間で標準石炭256万トン相当を節約し、816万トンのCO2排出量を削減可能という。

<9> 「人民網日本語版」2022年07月21日
上野公園で鑑真像除幕式 孔鉉佑大使「悠久の中日友好交流史の象徴」
中日国交正常化50周年を記念して、呉為山中国美術館館長の彫刻作品「鑑真像」の除幕式が20日、東京・上野公園不忍池の畔で行われた。中国の孔鉉佑駐日大使、日本の小池百合子東京都知事、三宅伸吾外務大臣政務官が除幕を行った。孔大使は除幕式の挨拶で、「鑑真大師は日本に滞在した10年間、仏法の教義を広めただけでなく、唐代の書籍、絵画、書、彫刻、医薬、工芸、印刷、建築、飲食などの文化も日本に伝えた。中日間の文化交流、民間交流の先駆者であり、両国の悠久の友好的交流史の象徴だ」と述べ、「この鑑真像が、中日両国民が両国の友好的往来の歴史を振り返り、中日の相互理解と交流の重要性を理解し、中日友好を継承する契機となることを願う」とした。

<8> 「人民網日本語版」2022年07月20日
中国28省(区・市)の2021年平均賃金が発表 トップは北京の20万元近く
不完全な統計ではあるが、上海市、湖北省、西蔵(チベット)自治区を除く全国の28省(自治区・直轄市)が、2021年の都市部の雇用機関で働く人の平均賃金(年収ベース、以下同)を発表した。全体としては、都市部の非民間事業機関で働く人の平均賃金が都市部の民間事業者で働く人を上回った。同年の全国都市部の非民間雇用機関の従業員の平均賃金は10万6873元(1元は約20.5円)となり、全国平均を超えたところは北京市、天津市、浙江省、広東省、江蘇省、青海省の6ヶ所だった。また寧夏回族自治区は10万5266元、重慶市は10万1670元となり、いずれも10万元を突破した。

<7> 「人民網日本語版」2022年07月20日
中国の支援でネパールの世界遺産バサンタプルタワーの修復が完了
中国国家文物(文化財)局の指導の下、中国文化遺産研究院がネパールの作業グループを支援して行われていた、ネパールの首都カトマンズの世界遺産「ダルバール広場」にある9階建てのバサンタプルタワーの修復作業がこのほど、無事完了した。ネパール政府考古局(DOA)の局長は、「修復作業によって建築群の本来の姿とその完璧さ、突出した普遍的価値が再び保護された」と称賛し、修復作業に携わった中国の専門家に感謝の言葉を述べた。

<6> 「人民網日本語版」2022年07月20日
ファーウェイ独自の「HarmonyOS3」登場 グローバル化が始まるか
華為(ファーウェイ)技術有限公司傘下の華為終端有限公司は18日、公式微博(ウェイボー)の中で、独自開発の基本ソフト(OS)「鴻蒙(Harmony、ハーモニー)」の最新版「HarmonyOS3」の発表の日付を7月27日に決定したと明らかにした。「HarmonyOS3」の登場は、以前のバージョンの登場とはさらに違う意味を持つのかもしれない。注目されるのは、ファーウェイの消費者業務の地域責任者のデレク・ユー氏がさきに、「世界のユーザーが2022年に『HarmonyOS』の体験をバージョンアップするだろう」と発言したことだ。今年5月には、「HarmonyOS」の開発を率いた王成録氏がファーウェイを離れ、オープンソース版「HarmonyOS」関連企業の深セン開鴻デジタル産業発展有限公司に入ったことが確認されている。「Harmonyの父」と呼ばれる王氏は「次のステージ」で、「HarmonyOS」の海外市場開拓を加速させるとみられ、このことは「HarmonyOS」グローバル化の重要な一歩とみられている。

<5>「人民網日本語版」2022年07月20日
10万人以上の市・県をカバーする中国の国道網
中国国家発展改革委員会基礎施設(インフラ)発展司の周小棋副司長は先ごろ開かれた「国道網計画」の記者会見で、「中国全土の市級・地級の行政中心地や市街地、人口10万以上の市・県の県級行政中心地では、30分で高速道路に乗ることができ、全ての県級行政中心地から15分の範囲に一般国道があるという、便利な道路網が中国全土をほぼカバーしている。国道網が完成すれば、都市群や都市圏の発展の下支えがさらに強化され、地域の発展戦略や新型都市化へのサービスがさらに向上する」と説明した。

<4> 「人民網日本語版」2022年07月18日
中国初の航空貨物輸送ハブが稼働 大阪貨物輸送路線を開設へ
17日午前、順豊航空の貨物輸送機2機と中国南方航空の旅客機1機が、湖北省鄂州市にある鄂州花湖空港の西側滑走路に相次いで着陸した。同空港はこの日、中国で初めての、さらにアジアで初めてとなる航空貨物輸送ハブとして正式に稼働がスタートした。2万3千平方メートルある空港貨物輸送ステーション、70万平方メートル近い貨物輸送中継センター、124の駐機スポット、長さ3600メートルで幅45メートルの2本の滑走路……これほど大規模な新空港が稼働した。

<3> 「人民網日本語版」2022年07月18日
第1期中国青少年サッカーリーグがスタート 5万チーム参加へ
第1期中国青少年サッカーリーグの始動セレモニーがこのほど、浙江省杭州市で開催され、同リーグの正式なスタートが宣言された。第1期中国青少年サッカーリーグは、小学生、中学生、高校生、大学生(U8-U19)の4段階に分けて実施され、約120万人、5万チームが参加する見込みだ。31省・自治区・直轄市、及び新疆生産建設兵団に、合わせて45リーグが設置される。市、県から選抜されたチームが各リーグで戦い、そのチャンピオンチームが全国決勝リーグに進出。決勝リーグを含めると計1300試合以上が行われることになり、子供たちは同年齢のレベルの高い選手と切磋琢磨するなかで、実戦経験を積むことができる。

<2>「人民網日本語版」2022年07月18日
中国初の独自開発浅水サブシーツリーが稼働開始
中国海洋石油集団(中海油)は17日、中国初の独自に研究開発した浅水サブシーツリーシステム開発プロジェクトが、渤海海域の「錦州31−1ガス田」で稼働開始した。地下2000メートル以下に埋蔵されている天然ガスが水中サブシーツリーシステムによりプラットフォームのトーチアームに安定的に輸送されている。単一坑井のガス試験採掘量は1日当たり31万立方メートルにのぼり、1500世帯の1年の消費量に相当する。

<1> 「人民網日本語版」2022年07月16日
北米に輸出される都市間高速鉄道の製造地を訪問
今年に入ってから、天津中車唐車軌道車両有限公司の製造した都市間高速鉄道5台が、2回に分けて北米地域に輸出された。同公司は下半期にも約20台の輸出を予定している。