香港に近い中国南部の工業都市、広東省深圳(しんせん)市。そこに、ディズニーグッズを製造する日本の企業「水谷玩具」が進出していた。ところが、徐々に製造拠点をフィリピンに移し、昨年の6月に工場閉鎖した。その以前 … 続きを読む ディズニーランドは中国の水谷玩具労働者へ正当な補償金を!― 経営会社オリエンタルランドと大株主・千葉県に申し入れ
カテゴリー別アーカイブ: レポート
「東京満蒙開拓団」~その背景と史実から学ぶもの~ 講演ビデオ
<日中労働情報フォーラム第4回総会 特別講演(2016/4/16)>
なぜ東京から1万人も満州に渡ったのか?
「東京満蒙開拓団」~その背景と史実から学ぶもの~
講師 藤村 妙子(東京の満蒙開拓団を知る会)
講演した藤村妙子さんは東京南部の地域で労働組合の役員や市民運動をしてきた方だ。
2006年地元の高校生が学園際で配ったパンフレット「興安東京荏原郷開拓団の最後」で初めて知ったと時の衝撃は忘れることができないと語る。なぜ東京から開拓団が出たのか、足元の史実が知りたくて仲間と調査を開始したのがきっかけだった。そして、実は東京から1万1111名の開拓団が満州に送られた事実を知った。
多数の開拓団の中に武蔵小山商店街の団がありこれが「荏原郷開拓団」だった。農業と関係ないクリーニングや乾物屋、運送業などに従事した人々がどうして満州の開拓団に参加させられたのか調べていく。その結果、当時(1930年代)は産業も国家予算も民生を圧倒する軍事予算と軍需に急傾斜していく中で商店など仕事を辞めざるを得なかった背景が浮かび上がる。 <ビデオ 49分>

香港:空の安全を守れ!ターミナルビルでの抗議集会
香港のトップ、梁振英行政長官が、通常の安全手続きを経ずに自分の家族を空港検査を通過させた、とういことで批判が高まり、香港国際空港の地上勤務の労働組合やキャセイ航空の労働組合などが、空の安全はみんなの物、という集会を、昨日 … 続きを読む 香港:空の安全を守れ!ターミナルビルでの抗議集会
シンポジウム『まっとうな移民政策を!今一度考え直そう外国人技能実習制度』のご案内
国内外から現代の奴隷労働制度、人身売買の温床などと批判され、国連などから制度の見直し に関する厳しい勧告を受けているのが、外国人技能実習制度です。しかし、日本政府は「適正管理」を謳いながら拡大の方針を掲げ、 今国会におい … 続きを読む シンポジウム『まっとうな移民政策を!今一度考え直そう外国人技能実習制度』のご案内
炭鉱労働者の大規模な抗議行動 (3/14)
こんにちは、会員のIYです。 大型国有企業のなかで、政府の補助金でなんとか生きながらえている「ゾンビ企業」を整理すると全人代で豪語した政府ですが、3月12日にはその「ゾンビ企業」のひとつである炭鉱労働者たちが、不払い賃金 … 続きを読む 炭鉱労働者の大規模な抗議行動 (3/14)

日中社会主義フォーラム(第5回)ー社会主義の理論や現状について活発に議論
3月5、6日の2日間東京三田の慶応大学で日中社会主義フォーラムが開かれ、日中の学者研究者ら100余名が参加して社会主義の理論や現状について活発な議論を行った。このフォーラムは2008年から始まって今回5回目で、主催は社会 … 続きを読む 日中社会主義フォーラム(第5回)ー社会主義の理論や現状について活発に議論
70以上の労働団体が共同で7日間の法定休日削減の撤回を求める(台湾)
こんにちは。会員の稲垣です。 5月に国民党から民進党に政権交代となる台湾ですが、それまでに法定休日の削減を撤回するよう台湾の労働組合など70団体が共同で記者会見をおこないました。 法定休日の出勤は2倍の割増賃金が支給され … 続きを読む 70以上の労働団体が共同で7日間の法定休日削減の撤回を求める(台湾)
台湾:総統選挙直前の労働者のデモ(2016/1/9)
1月16日に行われる台湾総統選挙と立法院(国会)のダブル選挙は、野党・民進党が総統選挙では勝利することが確実視されており、議会でも過半数を制する可能性が高いといわれています。 2000年に初めて政権交代を果たした民進党は … 続きを読む 台湾:総統選挙直前の労働者のデモ(2016/1/9)
労働NGOへの弾圧で拘留期限までに2人が釈放、4人が正式に逮捕(2016/1/10)
昨年12月に中国・広東省で活動する労働NGOメンバーが拘束された事件で、拘留期限であった1月9日までに2名が釈放され、4人が正式に逮捕手続きが取られました。マスコミのインタビューにも登場し、捜査に積極的に協力しているとみ … 続きを読む 労働NGOへの弾圧で拘留期限までに2人が釈放、4人が正式に逮捕(2016/1/10)
「労働運動の星」の栄光の背後にあるもの――「番禺打工族文書処理服務部」主任の曽飛洋らによる重大犯罪事件容疑の調査報道(その3)
それにしても、以下の記事で言われている活動家の犯罪容疑(あるいは素行不良)は、もし仮に本当だとしても、ほとんどすべて官僚もやっていることですね。 団体の金を私用につかった、外国の資金、地下銀行などなどすべて、官僚はもっと … 続きを読む 「労働運動の星」の栄光の背後にあるもの――「番禺打工族文書処理服務部」主任の曽飛洋らによる重大犯罪事件容疑の調査報道(その3)