1月16日に行われる台湾総統選挙と立法院(国会)のダブル選挙は、野党・民進党が総統選挙では勝利することが確実視されており、議会でも過半数を制する可能性が高いといわれています。
2000年に初めて政権交代を果たした民進党は少数与党だったこともあり、08年にはボロボロになって国民党に政権の座を明け渡しましたが、今回はリベンジ政権となりそうです。この8年間の国民党の政権運営は、14年3月の「ひまわり学生運動」の登場に象徴されるように、国内経済運営および対中関係において、台湾市民の期待に沿うものではなかったといえます。あまり詳しい分析はわかりませんけど。
1月9日には、労働組合の集会とデモが行われました。与党・国民党は冷淡な対応、野党・民進党は政権獲得の余裕から対応は丁寧だったが中身はない、などの訴えを行いながら、デモ行進の終点の総統府前では、発煙筒を投げて気勢を上げ、候補者の名前の書いた投票用紙を模した巨大な横断幕をみんなでびりびりに破ってしまうというパフォーマンスをやったようです。
こちらのサイトにたくさんの写真付きの報告があります。
台湾の労働運動もがんばってますね。
翻訳する時間がなくてすいません。
<稲垣・会員>