若者層にしっかりと伝えたいー「日中不再戦の誓い」の旅に参加して : 北村司

今訪中団参加者最年少の北村です。

北京に着いて最初に行った資料館で改めて「日中不再戦の誓い」と言う思いを実感しつつ少し気が重くなりましたが、その日の夜の中国職工対外交流センター主催の宴席で今回担当していただいた李さんが自分と年齢が近いと知り気分的に楽になりました。

2日目の中国国際交流協会との意見交換会では、国際情勢や中国共産党の歴史など正直?????なところだらけでどうしようかと思いました。

3日目はメインである南京大虐殺国家公祭であります。緊張感なのか重々しい雰囲気なのかなんとも言えない雰囲気の中式典に参列し並んだ所が結構前の方だった事に驚きました。午後からの虐殺資料館と4日目の慰安所資料館の見学時間を例年より長くしていただきゆっくり・じっくりと色々なことを考えさせられながら見学することができました。

日本側・中国側又は被害にあった各国の主張は色々有るにしろ、今後二度と繰り返させないために「不再戦の誓い」という思い、そして今回見た事聞いた事を時間がかかるかもしれませんが自分なりに整理し若者層にしっかりと伝えていきたいと思います。

最後にこんな若造ではありましたが今訪中団に参加された皆様に大変お世話になり有意義な時間・貴重な体験を出来た事をありがたく思います。本当に有難うございました。

北村 司(全港湾敦賀支部委員長)

<参考>
◇南京大虐殺国家公祭参加、交流協会訪問、慰安所旧址見学など充実した旅ー日中労交
◇「日中不再戦の誓いの旅」に参加して   もう一度原点から : 福山 真劫
◇若い労働者こそ歴史の現場を訪ねてほしい : 平賀雄次郎