台湾:民主主義をかちとるための6・4労働者デモ行進

6月4日、中国では厳しい統制下でしたが、台湾では「台湾工人争民主6.4大遊行」(民主主義をかちとるための6・4労働者デモ行進)という労働者のデモがありました。

6月4日ですが、天安門事件30年とは関係なく、エバー航空やチャイナ・エアラインの客室乗務員らが加盟する「桃園市空服員職業工會」が、スト権投票がおわる6/6のまえに、会社側(エバー航空)に対して、誠実な交渉と要求の受け入れを求めるデモでした。

こちらにデモの画像と報告(中国語)がUPされています。

みなさん「長栄空服争尊厳」(エバーの客室乗務員に尊厳を)の鉢巻きとプラカでデモしてます。

時間がないので翻訳できませんが、長時間勤務、フリーライダー問題、賃上げ割合、取締役会への労働側代表の参加について交渉中。

長時間勤務は東京往復11時間勤務などの解決を訴えています。
こちらの写真参照

この日も、デモ終了地点の張栄発財団(エバー創業者の張栄発の名前を冠した財団)で、フライト時間と同じ12時間立ちっぱなしで長時間労働の解決を訴える客室乗務員たちに、デモ隊が合流して解散集会が開かれました。

デモは最後に張栄発財団の入口に「尊厳」のプラカードを張り付けて終了しました。

あす6/7にはスト権投票の結果が分かります。