<20>「人民網日本語版」2016年09月30日
「世界的ゴールデンウィーク」を生み出す中国国慶節連休
韓国ソウル最大の繁華街・明洞では、中国語で書かれた化粧品の広告を至る所で目にすることができる。モーリシャスでは、海外で初めての微信(Wechat)テレホンカードが誕生し、中国人観光客が容量無制限でソーシャル機能「モーメンツ(原語:朋友圏)」を利用することができる。シンガポール・チャンギ国際空港や独ミュンヘン空港など世界十大空港では、国慶節連休中、アリペイ(支付宝)を使ってショッピングをすることができる。このように、中国「十一(国慶節、10月1日)」大型連休を目前に控え、世界中の商店がこぞって、商戦の「臨戦態勢」に入っている。中国未来研究会観光分科会の劉思敏・副会長は、「世界の主要観光国は、もはや中国の大型連休を見過ごす訳にはいかなくなった」と話した。
<19> 「人民網日本語版」2016年9月30日
台風17号「メーギー」上陸、福建省福州市は一夜で水浸しに
台風17号「メーギー」が福建省に上陸した影響で、同省福州市気象台から27日23時4分に暴雨赤色警報が出された。台風赤色警報と暴雨赤色警報が同時に出されるのは福州市気象台史上2回目の事態だという。
<18> 「人民網日本語版」2016年9月30日
「君の名は。」の中国公開決定 年内封切りへ
日本で数々の興行収入記録を塗り替えている長編アニメーション映画「君の名は。」の中国公開へ向けて、新たな進展が見られた。29日、日本の配給会社・東宝が、中国大陸部の提携先である光線影業とその傘下の彩条屋影業と共同で、同作品の中国大陸部公開へ向けて手続きを進めていることを発表した。中国のファンは、年内にも映画館でこの傑作アニメを見ることができる見込みだ。新海誠監督の力作となった「君の名は。」について、日本メディアは「新海誠監督の最高傑作」と評価し、興行収入は早い時期に100億円を突破した。日本のアニメーションでは宮崎駿氏に続き、興行収入100億円突破を達成した2人目のアニメ映画監督となった。日本での興行収入は現在、111億円に達しており、アニメーション映画の興行収入歴代6位に付けている。日本で同作品を見た人や業界関係者の評価は非常に高く、日本のネットユーザーからは「とても不思議な魔力がある」との声も上がっている。中国でも既に大きな話題となっており、中国公開を期待する声は日に日に高まっている。
<17> 「人民網日本語版」2016年9月30日
天安門広場に巨大花壇設置 中国の繁栄祝う
天安門広場に28日、国慶節(建国記念日、10月1日)を祝う巨大な花壇が設置され、中央には「祝福祖国」の文字が入った花かごが置かれ、祝賀ムードを盛り上げた。この花壇の高さは17メートル、花かごの高さは15.3メートル、花壇の直径は50メートルとなっている。また、花壇には約300本の造花が植えられている。使用されている花は牡丹、ハクモクレン、ハス、コウシンバラをメインとするほか、梅、蘭、竹、菊なども添えられている。花かごには「祝福祖国」と「歓度国慶(国慶節を楽しく過ごす)」の文字が入っており、中国が繁栄して強国となり、ますます発展することへの祝福を表している。
<16> 「人民網日本語版」2016年9月29日
大卒者の3割、半年内に転職
中国では9月と10月は人材募集のピークとなる。なぜなら卒業予定の学生は秋の就活に勤しみ、その一方で卒業したばかりの新入社員や社会人も転職に忙しいためだ。そのため、中国ではこの2ヵ月間を人材募集の「金九銀十」と呼んでいるほどだ。信息時報が伝えた。しかし新卒生はなぜこれほど頻繁に転職するのだろうか?第三者教育データコンサルティング調査機関・麦可思(MyCOS)がこのほど発表した「2016年大学生就職報告」によると、新入社員の半年内の離職率は34%で、そのうち2015年度の大卒者は24%、短大、専門学校の卒業生は43%となっている。大卒者の内訳を見ると、211プロジェクト指定校は13%、それ以外は26%。
<15> 「人民網日本語版」2016年9月29日
大都市で働き、小都市で暮らす「振り子族」
より多くのより良い仕事のチャンスを得ることができて、より生活コストを抑えた暮らしができる。現在、二つの都市にまたがった生活を選択する一線都市のビジネスマンがますます増えてきており、大都市で働き、小都市で暮らす「振り子族」となっている。上海虹橋高速鉄道駅では毎日、いわゆる「振り子族」と呼ばれている人々を目にすることができる。彼らは毎朝、居住エリアである崑山市や嘉善県、蘇州市などから高速鉄道に乗って上海虹橋駅までやってきて、退勤後は再びこの駅から高速鉄道に乗って帰宅するのだ。彼らの生活と仕事の場は二つのエリアに分かれており、彼らは出勤日には毎日この二つのエリアを行き来するのだ。こうした人々とは別に、居住エリアを上海からさらに遠い寧波市や無錫市などに構える人々もいる。彼らの「振り子」が振れる頻度はさほど頻繁ではなく、一週間に一度の割合で家と会社を行き来することとなる。
<14> 「人民網日本語版」2016年9月29日
国慶節の旅行先、日韓が依然人気 海外旅行が人気の理由とは?
中国国家観光局が最近発表した統計によると、今年上半期、中国のアウトバンド客は延べ5900万人を超えた。この先5年で、その数は延べ6億人を超えると予想されており、中国は海外旅行大国となっている。では、中国ではなぜ海外旅行がこれほど人気となっているのだろう?旅行サイト・途牛旅游網のモニタリングデータによると、国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた7連休中に海外旅行に出かける人の7割が近場を選んでいる。うち、日本が最も人気で、以下、韓国、タイと続く。遠出の海外旅行を見ると、米国、フランス、イタリアが人気となっている。
<13> 「人民網日本語版」2016年9月28日
世界最長の海上橋・港珠澳大橋が完成 M8級の耐震性
世界最長の海上橋で、香港地区と広東省珠海市、澳門地区を結ぶ港珠澳大橋が27日、正式に完成した。同大橋は全長22.9キロで、まるで海上に巨大な龍が横たわったように見える。橋の上に設置されている「中国結び」と「イルカ」、「帆船」の形をした3種類の主塔はきらきらと輝きを放ち、同大橋とこのエリアにおけるランドマークとなっている。建設計画によると、同大橋は2017年に開通予定。珠海-香港間の移動所要時間は、以前は陸路で3-4時間、航路で約1時間だったが、同大橋の開通により車で30分ほどに短縮されるという。
<12>「人民網日本語版」2016年9月28日
中国の伝統的な家族観が崩壊、若者の結婚離れ進む
最新データによると、中国における婚姻届を出した人の数が2年連続で減少しており、離婚者数が上昇を続けている。この2つの傾向の原因となっているのは、中国の計画出産政策、驚異的な経済の台頭、女性の職場と家庭における役割の変化だ。新世代の若者たちはこれらの影響で中国社会における結婚の伝統的な役割について疑いを抱き始めている。中国の2015年の平均世帯人数は3.1人となっており、1982年の4.43人から減少がみられる。この減少には、子供の減少、一人暮らしの高齢者の増加といった、さまざまな原因がある。しかし原因として一人暮らしの楽しさを挙げる人々もいる。
<11> 「人民網日本語版」2016年9月28日
地下に眠る秘密の核基地 「816地下核工程」が一般向け公開を再開
このほど、1年をかけて改修工事を行った重慶市■陵区(■はさんずいに倍のつくり)にある「816地下核工程」エリアの一般向け公開が再開された。「816地下核工程」は1960年代に建設が始まり、完成までに18年を要した。ここはかつて核基地が置かれていた場所だったが、2010年に初めて観光スポットとして一般向けに公開され、「世界初の巨大人工洞窟」と呼ばれている。
<10> 「人民網日本語版」2016年9月26日
八路軍日本兵士第1号の前田さんが100歳の誕生日を迎える
日本で反戦活動を行う八路軍日本兵士第1号の前田光繁さんが9月24日、100歳の誕生日を迎えた。在日本中国大使館、在大阪中国総領事館、関西地区日中友好協会、日中平和友好会などが共同で前田さんの100歳を祝う交流会を開催した。写真は日本の兵庫県で開かれた100歳を祝う交流会で演説をする前田光繁さん(9月24日撮影)。
<9> 「人民網日本語版」2016年9月26日
泰山の山奥を通り抜ける「路線バス」列車
風光明媚な泰山の山脈の間を、緑色の小さな列車がゆっくりと走る。運賃が安く、停車駅が多いことから、沿線の山岳地帯に住む住民にとっては、まるで路線バスのような存在だ。それゆえ、この列車は彼らが村や鎮を行き来する、あるいは用事で町に出るための第一の選択肢となっている。これが地元の人々に「農民列車」の愛称で親しまれている、■博(■はさんずいに緇のつくり)と泰山を結ぶ7053/4号列車だ。
<8> 「人民網日本語版」2016年9月23日
中国、80後と70後が海外旅行者の主力
今月20日、重慶市で開催された世界観光都市連合会で、2015年から2016年までの「中国公民海外(都市)旅行消費市場調査報告」(以下、「報告」とする)が発表され、80後(1980年代生まれ)と70後(1970年代生まれ)が中国人海外旅行者の主力であり、全体の7割を超えていることがわかった。同報告によると、現在、中国は世界最大の海外旅行市場であり、最大の海外旅行消費国となっている。関連データによると、ここ5年間の中国人海外旅行者数の年平均成長率は20%に達している。2015年、中国人海外旅行者数は延べ1億2千万人となり、前年同期比10.09%増。中国人海外旅行者の消費総額は2150億ドル(約21兆5000億円)で、前年同期比30.3%増となった。
<7> 「人民網日本語版」2016年9月23日
武夷山に秋の訪れ 今年は豊作 福建省
秋の本格的な到来を迎えて、福建省武夷山もまた山々が秋の装いに変わりつつある。黄金に輝く稲穂が秋風にたなびき、豊作が見込まれているという。
<6> 「人民網日本語版」2016年9月21日
暴風雨に襲われた四川省攀枝花市、7人死亡、10人行方不明
四川省攀枝花市で9月18日から19日にかけて猛烈な暴風雨が発生した。四川洪水防止・干ばつ対策指揮本部は、今回の暴風雨の影響で攀枝花市を含む3つの市と8つの県・区で約1万5千人が被災し、7人が死亡、10人が行方不明となったと発表した。攀枝花市の8つの観測所のデータによると、今回の暴風雨では主に東区と仁和区で降水量100ミリ以上に達したという。
<5> 「人民網日本語版」2016年9月21日
「中国のメイドインジャパン」日本小都市の大きな野望
中国で作られたメイドインチャイナ製品も日本で作られたメイドインジャパン製品も、世界的高い評判を獲得している。一般的に、メイドインチャイナは高いコストパフォーマンスを表し、メイドインジャパンは安定した品質と行き届いたデザインを表している。最近、人口が5万人にも満たない日本の小さな地方都市が、「中国のメイドインジャパン」ということを大声で盛んに呼びかけるようになった。「中国のメイドインジャパン」とは一体なんだろうか。牧之原市は日本の中部地方の静岡県にある市で、人口はわずか4万7千人ほど。最近、同市の招待を受けて、中国のメディアが大挙して同市を訪れた。西原茂樹市長は記者と対面するやいなや、待ちきれないといった様子で自身がうち出した「中国のメイドインジャパン」構想を語り出した。
<4> 「人民網日本語版」2016年9月19日
国連報告 中国とインドが世界最大のインターネット市場に
国連ブロードバンド委員会は15日、最新報告である「2016年ブロードバンド状況」を発表した。同報告では、中国はネットユーザー利用者数が7億2100万人で世界最大のインターネット市場となり、インドはネットユーザー利用者数が3億3300万人で中国に次いで世界第2位の規模のインターネット市場になったとしている。人民日報が伝えた。
国際電気通信連合の最新の統計データによると、世界では2016年末までにネットユーザーの利用者数が昨年の32億人を超え、世界人口の47%に占める35億人となるという。また、国連が認定した後発開発途上国48ヶ国が驚くべき進歩を遂げ、その人口の15%が今年の年末までにインターネットを利用できるという目標が実現される見込みだ。
<3> 「人民網日本語版」2016年9月19日
九一八事変85周年 国内外の平和関係者が南京大虐殺の犠牲者に哀悼の意
ロシア、米国、フランスなど40の国と地域から来た「紫金草平和宣伝大使」が18日午前、中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館を訪れ、南京大虐殺の犠牲者に哀悼の意を捧げた。午前10時、南京では凄まじい防空警報が鳴った。記念館を訪れた国内外の平和関係者は足を止め、戦争の犠牲者に哀悼の意を捧げた。国籍、民族、肌の色、信仰の異なる「平和の使者」が整然と並び、黙祷した。その後、平和広場の「世界平和の願いの壁」に自らの名前を記した。記念館は「紫金草平和宣伝大使」招聘状を出し、今回の訪問を通じて、より多くの人が歴史の真相を知り、世界に友情と平和の願いを伝えることを望んでいる。「平和の使者」たちは自らの平和宣伝活動を通じて、歴史の真相を伝え、平和の種が実を結ぶようにしたいと述べた。
<2> 「人民網日本語版」2016年9月19日
天下の奇観・海寧潮を一目見ようと十数万人が殺到
旧暦の8月18日は1年に1度の観潮の日。浙江省海寧市銭塘江の潮津波は古くから天下の奇観としてその名が知られている。銭塘江の川面に横一線の白波がたちまち押し寄せ、7メートルほどの高さの白い壁となって、あまたの軍馬が一斉に疾走していくかのように勢いよく前進していった。潮の逆流と共にまるで地響きのような音があたりを襲い、人々はその壮大なスケールに思わず我を忘れたように見入っていた。
<1> 「人民網日本語版」2016年9月18日
訪中留学生数が倍増、将来的には世界2位の留学生受入国に?
英メディアが報じた最新のデータによると、中国を留学先に選ぶイギリス人学生数がここ1年間で、急激に増加しているということだ。権威ある専門家は、この先数年で中国はイギリスを抜き、世界2位の留学生受入国になると予想している。参考消息が伝えた。
英国「インデペンデント」紙の報道によると、2015年には、39.7万人の外国人留学生が中国へ留学に訪れた。これは10年前の2倍以上となり、結果、中国は、カナダ、ドイツ、フランスを抜き、外国人留学生が最も好む留学先の一つとなった。なかでも、中国で学位を取得したり、交換留学をするというイギリス人留学生の数は10年前の3倍となっている。
専門家は中国政府の努力により、中国の教育レベルが向上していることと、学位を取得課程の学生を対象とした奨学金制度が、前述のような傾向を生み出した要因だとしている。