台湾では蔡英文・民進党政権による週休二日法案が立法院の本会議で趣旨説明が行われ、昨日、社会福祉環境委員会に付託されましたが、野党の・国民党や時代力量などが委員会での審議に抗議して騒然とするなか、民進党は委員会での議論を経ずに、政党間協議(理事会)で議論することを決めました。
委員会での協議で何らかの合意が得られない場合は本会議に上程されることになるそうです。
政府と与党・民進党はこれまでバラバラだった法定休暇を整理して公務員と同じにするとともに時短のために週休二日を導入すると説明していますが、公務員にはなかった休暇が7日間削減されるということで、多くの労働団体が反対しています。
昨日10月5日も立法院の外では労働組合などによる抗議も行われました。
これからも台湾の労工・政治情勢にご注目を。
(稲垣:会員)