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「検証「安倍談話」、戦後70年・村山談話の歴史的意義」シンポジウムが開催

伊藤彰信(日中労働情報フォーラム代表)

 村山首相談話を継承し発展させる会(略称「村山首相談話の会」)が主催する「検証「安倍談話」、戦後70年・村山談話の歴史的意義」のシンポジウムとパーティーが、11月5日、憲政記念館で開催されました。
シンポジウムは、主催者を代表して共同代表の鎌倉孝夫(埼玉大学名誉教授)さんがあいさつし、連帯のあいさつを平和フォーラムの藤本事務局長、全労連の小田川議長が行いました(小田川議長が登場するとはいささかびっくり)。
基調報告を浅井基文(元広島平和研究所長)さんが行いました。浅井さんは「安倍首相が目指すものは、昭和天皇の終戦詔書(玉音放送)の史観であり、戦後日本の体制を形づく
る原型であるポツダム宣言を無視し、単に受諾し降伏したものとしか見ていない。安倍談話を批判するとき、国民合意が欠如したもの、東アジアの平和と安定を揺るがすもの、日米関係の根本的な変節という国際的視点を忘れてはならない」と述べました。 続きを読む 「検証「安倍談話」、戦後70年・村山談話の歴史的意義」シンポジウムが開催

『検証「安倍談話」戦後70年・村山談話の歴史的意義』出版記念シンポジウムと「出版記念会」のご案内(11/5)

『検証「安倍談話」戦後70年・村山談話の歴史的意義』(村山首相談話の会編・明石書店発行)
『検証「安倍談話」戦後70年・村山談話の歴史的意義』(村山首相談話の会編・明石書店発行)

9月19日、政府・与党は、日本を海外で戦争する国にする憲法違反の戦争法の採決を強行しました。私たちは、戦争法のすみやかな廃止を実現するため全力を尽くし、戦争法の発動を許さない世論と運動を発展させねばならないと決意を固めております。
このような状況の中で、この度、村山富市元内閣総理大臣と村山首相談話の会の学者・文化人・元外交官・弁護士・市民運動家・労働運動家が執筆された
『検証「安倍談話」戦後70年・村山談話の歴史的意義』が明石書店から上梓されました。
8月14日に発表された「安倍談話」は、戦争の真実を正面からとらえ、反省と平和な未来への誓いを表明した文書として、戦後最高の水準を誇る「村山談話」と比べて、大きく見劣りのする談話であり、日本の近代史を歪曲した虚構に満ちた文書であるという評価が定着しつつあります。
このたび明石書店のご協力をいただきまして、執筆された学者・専門家らによる「出版記念シンポジウム」ならびに、「出版記念会」を開催いたします。
ご多用中恐縮ですが、ぜひ皆さまのご出席をお待ちしております。            続きを読む 『検証「安倍談話」戦後70年・村山談話の歴史的意義』出版記念シンポジウムと「出版記念会」のご案内(11/5)