講演会『香港雨傘運動と「一国二制度」の将来』のお知らせ(5/23)

こんにちは、会員のいながきです。

こんな貴重な講演会のお知らせをいただきました。
講演者の周保松氏は2014年の雨傘運動の渦中でも活躍したリベラル派の研究者のかたです。雨傘運動の最後の日々に「抵抗者の言」を記していました。

いま香港の民主化状況は厳しい状況にあるとおもいますが、そのような報告も聞けるかなと思います。

写真中央が周保松氏

講演会:『香港雨傘運動と「一国二制度」の将来』
開催のお知らせ

明治大学現代中国研究所は来る6月24日(日)、雨傘運動のリーダーの1人である香港中文大学の周保松教授をお招きし、講演会『香港雨傘運動と「一国二制度」の将来』を開催致します。ご興味のある方はぜひご来場ください。入場無料/事前予約不要です。

  • 講演者:周保松氏(香港中文大学教授)
    日時:2018年6月24日(日)14:00-17:15(開場:13:30分)
    場所:明治大学駿河台校舎 アカデミーコモン3階会議場
    (入場無料/事前予約不要)
    問い合わせ:Email:china@meiji.ac.jp
    電話 03-3296-2982(月・水午後のみ)主催:明治大学現代中国研究所
    後援:明治大学国際連携本部(国際交流基金事業)
    司会:石井知章(明治大学商学部教授)
    コメンテーター:倉田徹氏(立教大学教授)
    通訳:徐行(東京大学助教)
<講演会内容概略>

 香港雨傘運動と「一国二制度」の将来

雨傘運動(2014年)は、香港政治の分水嶺になりました。それは香港の政治パラダイムを転換させただけでなく、運動の展開過程で一国二制度の政治的な枠組みが転覆され、一方では世界規模における市民の不服従運動のモデルとなったのです。明治大学現代中国研究所では、雨傘運動のリーダーの1人であり政治学者である香港中文大学の周保松教授をお招きし、以下の内容について講演していただきます。

1、雨傘運動はなぜ発生したのか。運動の社会的、政治的な背景は何だったのか。
2、雨傘運動はどのような性質の運動だったのか。その政治的な要求、運動の方策はいかなるものだったのか。
3、私たちはいかなる角度から雨傘運動を評価すべきなのか。運動はどのような成果を得たのか、そして何を失ったのか。
4、雨傘運動は香港政治および中国・香港関係にいかなる影響をもたらし、現在、どのような事態に直面しているのか。
5、雨傘運動は中国社会と民主運動にどのような経験と啓発を残したのか。

明治大学現代中国研究所
2018年5月23日