強制連行された元中国人労働者が三菱マテリアルと和解

 ―内田雅敏弁護士がその意義を毎日新聞に投稿

マスコミで報道されていますが、戦時中に日本の強制連行されて過酷な労働を
強いられた元中国人労働者が損害賠償を求めている問題で、三菱マテリアル(旧
三菱鉱業)は、元労働者と和解をし、ひとりあたり10万元(約170万円)を
支払うことに合意し、6月1日に北京で調印が行われました。

三菱マテリアル和解(160607毎日新聞夕刊)
三菱マテリアル和解(160607毎日新聞夕刊)

調印式に立ち会った内田雅敏弁護士から、当日メールがあり、そのご毎日新聞
に投稿された記事が送られてきましたので、ご紹介します。→ 毎日新聞記事
和解協議が難航する中、今までの花岡事件、西松建設広島安野事件の和解内容
より前進した和解を勝ち取った内田先生、本当にご苦労様でした。日中労働情報
フォーラムとして、内田先生の講演会を企画しようと思っています。

伊藤 彰信 (日中労働情報フォーラム代表)