「人民網日本語版」2022年1月後半 抜粋(2022/2/01)

<20> 「人民網日本語版」2022年01月30日
今年も「今いるところで年越し」呼び掛け 若者の春節の過ごし方は?
春節(旧正月、2022年は2月1日)が近いている中、多くの地域が「今いるところで年越し」するよう呼び掛けており、新型コロナウイルス感染拡大の動向がなかなか見通せないため、再度帰省を諦め、昨年に続き、「原年人 (今いるところで年越しをする人)」になる人が多い。そのような現状を背景に、「特需」に沸いている商品がある。

<19> 「人民網日本語版」2022年01月28日
中国が低所得者データバンクを構築
中国民政部(省)は、2022年第1四半期(1-3月)の定例記者会見で、「2021年末の時点で、中国全土で所得額では生活保護の対象にはなっていないものの、実際には支援などが受けられないため、生活保護対象者よりも生活が苦しい『低保辺縁層』が431万人、住宅や子育て、看病などの支出のため生活が苦しい『支出型困難層』が433万人で、生活保護対象者や特別困窮者、再貧困化・貧困化の可能性が高い層などの低所得者と共に、低所得者データバンクに組み込まれた。その人口は計5800万人以上」と明らかにした。

<18> 「人民網日本語版」2022年01月27日
西安全域が低リスク地域に 春節前に活気取り戻す
陝西省西安市で新型コロナウイルス感染症中リスク地域に指定されていた2街道(エリア)が今月24日、低リスク地域に引き下げられ、同市の中・ハイリスク地域は「ゼロ」となった。これにより西安市全域が低リスク地域となり、商業や交通なども次第に正常さを取り戻しつつある。同市の市民たちは、安心して、また肉夾饃(中国風ハンバーガー)などを買うために列を作り、久しぶりに「西安の味」のおいしさを噛みしめている。

<17> 「人民網日本語版」2022年01月27日
清掃員240人に抽選で豚肉プレゼント 四川省宜賓市
春節(旧正月、2022年は2月1日)が近づき、四川省宜賓市翠屏区西郊街道(エリア)では、この1年の労をねぎらって、清掃員240人に抽選で豚肉をプレゼントした。同日、コミュニティに設置されたテーブルの上には、豚肉の塊がたくさん並べられていた。豚肉の塊にはそれぞれ番号が付いており、抽選でどの豚肉が当たるかは運次第だ。同エリアは7年連続で、年末に清掃員に豚肉をプレゼントしており、今年はブタ10頭の肉約1150キロ分が用意された。ネットユーザーからは、「心が温まるだけでなく、おいしいプレゼント」とのコメントが寄せられている。

<16> 「人民網日本語版」2022年01月26日
中国の2021年に戸籍登録された新生児が1000万人下回る
中国公安部(省)がこのほど発表した「2021年全国姓名報告」によると、2021年12月31日の時点で、同年に生まれ、公安機関で戸籍登録された新生児は887万3000人だった。うち、男児が468万1000人で52.75%を占めた。女児は419万2000人で47.25%を占めた。過去の報告を見ると、2020年12月31日の時点で、同年に生まれ、公安機関で戸籍登録された新生児は1003万5000人だった。また2019年12月31日の時点で、同年に生まれ、公安機関で戸籍登録された新生児は1179万人だった。

<15)「人民網日本語版」2022年01月26日
昼夜を問わず「春運」を支える若者たち 広西
「春運(旧正月前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)」期間中、中国鉄道南寧局集団有限公司に勤務し、それぞれの職場で働く「00後(2000年以降生まれ)」の若者たちは、昼夜2交代勤務体制で、路線ネットワークの点検や列車のメンテナンス、乗客サービスといった業務を担い、それぞれの春運に関わる業務に責任をもって取り組み、青春の力を注ぎこんでいる。

<14>  「人民網日本語版」2022年01月25日
北京冬季五輪開幕に向けてバブル方式運用が正式にスタート
北京冬季五輪開幕に向けて、バブル方式の運用が23日から正式に始まった。中国に入国する全ての大会関係者は、入国から出国までの全プロセスが完全に封鎖されたバブル内で行われ、その行動範囲は宿泊地と試合会場および関連施設、試合会場が設置されている3地域のポイントとポイントだけを行き来するバブル方式で管理され、社会とは完全に隔離されることになり、さらに毎日健康モニタリングとPCR検査を受けることになる。

<13> 「人民網日本語版」2022年01月25日
街角の屋台から年商500億元超へ タニシ麺の隆盛の秘密は?
2021年に広西壮(チワン)族自治区柳州市のタニシ麺産業チェーン全体の売上高は501億6千万元(1元は約18.0円)に達し、そのうち袋入りタニシ麺の売上高は151億元を超えた。独特の臭みのあるこの一地方の軽食が、大勢のグルメたちを夢中にさせたのはなぜだろうか。振り返れば、タニシ麺の隆盛は柳州の「工業的思考」と密接な関連がある。長期間にわたり自動車、鉄鋼、機械製造を優位性ある産業としてきた都市として、「工業的思考」が柳州市に新たなアプローチを提供している。

<12> 「人民網日本語版」2022年01月22日
春晩が第1回リハーサル 円満・団らん・団結ムードあふれる番組に
中央広播電視総台の春晩(春節<旧正月、今年は2月1日>を祝う中国の国民的年越し番組)は21日、1回目のリハーサルを行った。今年の春晩は、メインテーマ「歓楽吉祥・喜気洋洋(喜びと幸運に包まれて)」に沿いながら、目新しさと魅力にあふれた芸術性の追求という路線を際立たせ、「思想+テクノロジー+芸術」を創作の理念として、視聴者が喜びを感じたり、笑ったり感動したりする中で、素晴らしい生活の喜びを心ゆくまで味わい、中華の子孫としての自信と気概を発揚する番組になる。

<11> 「人民網日本語版」2022年01月21日
人民元の世界決済額シェアが日本円を抜く 2015年以来の最高水準
国際銀行間通信協会(SWIFT)が19日に発表した報告によると、世界の決済額における人民元のシェアが、2021年12月には11月の2.14%から2.70%に上昇し、15年9月以来の最高水準を更新したという。人民元の世界決済額シェアの順位は、15年8月に中国人民銀行(中央銀行)が人民元為替レート制度の改革を打ち出して以降、初めて日本円を抜いて4位に躍進した。トップ3は米ドル、ユーロ、英ポンドで、そのシェアはそれぞれ40.51%、36.65%、5.89%。日本円、カナダドル、オーストラリアドルはそれぞれ2.56%、1.64%、1.27%のシェアで、5位、6位、7位となっている。

<10> 「人民網日本語版」2022年01月21日
中国、多くの地域が産休を30日から90日に延長
中国国家衛生健康委員会は20日に開いた記者会見で、「中国共産党中央委員会国務院の出産政策を最適化し、人口が長期間バランス良く発展するよう促進することに関する決定」の徹底した実行の進展や経験、ノウハウについて紹介した。昨年6月、中国共産党中央委員会国務院が出産政策を最適化し、人口が長期間バランス良く発展するよう促進することに関する決定を発表し、三人っ子政策と関連のサポート措置が実施された。現時点で、25省が条例を改正し、一部の省は実施案を制定している。現状からして、多くの地域が産休を30日から90日に伸ばし、保育サービス充実の発展や計画出産家庭権益保障などの条項を増やしている。

<9> 「人民網日本語版」2022年01月21日
キヤノン珠海工場が閉鎖へ スマホの打撃が原因か
生産スタートから32年の歴史があるキヤノンの珠海工場は、近く生産を停止する。同工場はキヤノンの中国における唯一のコンパクトデジタルカメラの生産工場だ。キヤノンは珠海工場閉鎖後の生産能力を日本国内に移す予定だが、しばらくは同工場の一部の部品製造ラインを残すとしている。一方で、大連、中山、深セン、蘇州にあるレーザープリンターとコピー機の工場はこれまで通り生産を続けるという。珠海工場が閉鎖することになった背景には、世界的なデジタルカメラ、とりわけ小型デジカメの縮小がある。

<8> 「人民網日本語版」2022年01月20日
農村部住民の収入増加率、12年連続で都市部住民を上回る
国家統計局がこのほど発表したデータによると、2021年の中国農村部住民の収入増加率が都市部住民を大幅に上回った。このような状況は今年で12年連続となる。データを見ると、21年の農村部住民の1人当たり可処分所得は1万8931元(1元は約18.0円)となり、名目増加率は10.5%で、物価要素を取り除いた実質増加率は9.7%だった。一方、都市部住民は4万7412元で、名目増加率8.2%、実質増加率7.1%だった。

<7> 「人民網日本語版」2022年01月20日
中国が新たに建造した8万トン級半潜水艇「新耀華」号が引き渡し
中国船舶集団広船国際が中遠海運特運向けに建造する8万トン級半潜水艇が19日、広州市南沙区で命名・引き渡された。命名来賓は同船を「新耀華」号と名付けた。同船は引き渡され・運営を開始した後、中国の海洋強国建設をサポートする新たな強力な道具になる。半潜水艇とはその名の通り、「潜水」できる運搬船で、半潜水式重量物運搬船とも呼ばれる。陸上のフォークリフトのように、自身のタンク内の水の量を調整することで甲板を水中に沈め、積載貨物を指定位置から浮上させ持ち上げることにより積載を行う。

<6> 「人民網日本語版」2022年01月18日
会社辞め、がん患者の母親を「治療のついでに」旅行に連れていく女性
江蘇省徐州市に住む張希さんの母親は、2017年に乳がんと診断された。2019年、張さんは、母親の治療に付き添い、上海を訪れた際、「母親の治療のついでに2人で旅行する」ことを思いついたという。そこで張さんは会社を辞めて、アルバイトで資金を稼ぎながら、母親を治療と旅行に連れて行った。彼女たちはこれまでに、上海ディズニーランド、南京夫子廟、杭州西湖などを訪れたという。張さんはがんを患った母親の100個の望みを叶えるために、母親を連れて中国各地を巡っている。

<5>「人民網日本語版」2022年01月18日
北京冬季五輪チケットは一般販売行わず 一部に限定配布
北京冬季五輪組織委員会は、新型コロナウイルス感染拡大が依然として厳しい状況にあることから、五輪関係者と観客の健康と安全を保障するため、もともと予定していた一般向けのチケット販売を取りやめると発表した。観戦チケットは、一部の限定された人にのみ配布されることになる。観戦する観客は競技観戦前、観戦中、観戦後を通して、新型コロナウイルス感染対策措置を厳格に守ることが求められる。こうした万全の感染対策を講じることを前提として、五輪の順調な開催と良好なムード作りを目指していく。

<4> 「人民網日本語版」2022年01月17日
中国、2021年の平均可処分所得は3万5128元
国家統計局は17日、2021年の個人収入と消費支出に関する状況を明らかにした。それによると、21年の全国一人当たり可処分所得は3万5128元(1元は約18.0円)となり、前年比名目で9.1%増、物価要因を考慮した実質で8.1%増だった。21年の全国一人当たり消費支出は2万4100元で、前年比名目で13.6%増、物価要因を考慮した実質で12.6%増だった。

<3>「人民網日本語版」2022年01月17日
アジア最大の海上インターチェンジがボックスガーター架設段階に
中鉄十五局集団が建設中の浙江省寧波市鎮海区杭甬(杭州―寧波)複線化プロジェクト浜海インターチェンジ工事メインルートGランプ第5鋼接続―折り返し橋桁接合工事が1月15日、建設作業員らによる1週間に及ぶ努力の結果、架設を完成させた。同ランプは、62の梁が計10ヶ所で接続される予定で、今年6月に架設工事が全て完了する見通し。同インターチェンジは、1本のメイン橋と8本のランプ道で構成され、メイン橋は総長1550メートル、ランプ道は総長6387メートル、完成後はアジア最大の海上インターチェンジとなる。

<2> 「人民網日本語版」2022年01月17日
中国の2021年GDPは114兆3670億元 前年比8.1%増
中国国家統計局によると、2021年の国内総生産(GDP、速報値)は114兆3670億元(1元は約18.0円)で、不変価格に基づく計算では前年比8.1%増、2年間の平均増加率は5.1%増だった。四半期別では、第1四半期は前年同期比18.3%増、第2四半期は同7.9%増、第3四半期は同4.9%増、第4四半期は同4.0%増。産業別では、第一次産業の生産額は前年比7.1%増の8兆3086億元、第二次産業の生産額は同8.2%増の45兆904億元、第三次産業の生産額は同8.2%増の60兆9680億元だった。

<1> 「人民網日本語版」2022年01月17日
すごすぎる!竹の上でフラフープや180度開脚こなす73歳のおばあちゃん 貴州省遵義
貴州省遵義市の「独竹漂(川に浮かべた1本の竹の上に立ち水面を進むパフォーマンス)」の伝承者である73歳の王さんは、定年退職後、約15年間、この技を人々に伝授してきた。雨の日も雪の日も、王さんは、生徒に寄り添い、「独竹漂」を教え、自ら手本を示し、「竹漂」の上で、フラフープを回したり、片脚立ちや180度開脚などをやってみせる。ネットユーザーからは、「すごすぎる!このおばあちゃんの平衡感覚が素晴らしい!」と驚きのコメントが寄せられている。