「人民網日本語版」2022年1月前半 抜粋(2022/01/16)

<20> 「人民網日本語版」2022年01月14日
冬季五輪と春節がコラボ!天安門広場のお祝いムード高まる
北京冬季五輪が開会する3日前の2月1日に、中国は春節(旧正月)を迎える。これを受けて五輪エンブレムとコラボさせた巨大な中国結びがこのほど、北京市の天安門広場に登場し、新たな景観となっている。また、長安街の春節に合わせた景観づくりも始まっており、大きな赤いランタンが飾られ、お祝いムードを高めている。例年なら長安街の赤いランタンや中国結びには、春節の1週間前に当たる「小年」の夜からライトアップが始まるものの、今年は、やや早めの1月20日から点灯される。

<19> 「人民網日本語版」2022年01月13日
中国、自動耕種技術でコストを60%削減
太湖西山島に位置する蘇州市呉中区金庭鎮縹緲村は、揚州大学と現地の農業リーディングカンパニーである蘇州太美農業発展有限公司が共同で建設した、産学研推進・拡大先進農業設備技術応用モデル拠点だ。2021年12月29日、現地では江蘇省農業重要技術協同推進・拡大計画プロジェクト自動化・デジタル化・正確化稲・麦耕種設備技術推進・拡大現場会が開かれた。260馬力の自動運転トラクターには幅3.5メートルの9工程種まき機が搭載され、北斗測位による共同制御技術を利用し、1度に9工程の作業が行われた。

<18> 「人民網日本語版」2022年01月12日
中国、2021年機動車保有台数が3億9500万台に ドライバーは4億8100万人
公安部(省)は11日、2021年の中国全土の機動車(原動機付車両)・ドライバーデータを発表した。2021年の中国全土の機動車保有台数は3億9500万台に達し、うち自動車が3億200万台だった。新エネルギー自動車保有台数は784万台で、自動車総数の2.60%を占め、前年同期比で59.25%増加した。この5年間で、新たに登録された新エネルギー車の台数は2017年の65万台から2021年には295万台まで増え、急激な増加を見せた。

<17> 「人民網日本語版」2022年01月12日
華中科技大学同済インターネット病院、年間患者数は100万人超
華中科技大学同済病院は10日、2021年インターネット病院報告書を発表した。同年度の同済病院のオンラインサービス患者数が100万人を超えた。同済インターネット病院は現在、オンライン外来、オンライン薬局、慢性疾患管理、健康診断、健康科学教育、医療共同体外来、多学科外来、リモート医療を中心とするサービス内容を提供している。オンライン医療サービスとオフライン医療フローを効果的につなげ、受診前、受診中、受診後のオンライン・オフライン一体化とスマート化医療サービスをカバーしている。

<16> 「人民網日本語版」2022年01月11日
天津市がオミクロン株対策として全市民対象のPCR検査実施
天津市は9日3時30分、同市の国内症例2人が新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株に感染していることが判明し、この患者2人の濃厚接触者の中からすでに18人の感染が確認されていることを明らかにした。これにより、天津市は中国国内における今回の感染拡大において、現時点でオミクロン株の感染者が最も多く確認された場所となったと同時に、天津市にとって初めて国内症例のオミクロン株感染と対峙する事態になっている。勢いづいている感染状況に対し、常住人口約1400万人を抱えるマンモス都市の天津市は、9日7時から約48時間をかけて、全市民を対象としたPCR検査を実施するという決定を直ちに下した。

<15)「人民網日本語版」2022年01月11日
2021年、貧困脱却した人の純収入が平均1万2500元に
国家郷村振興局によると、2021年には貧困脱却の成果が強固になり拡大発展し、農村振興の全面的推進が好調な滑り出しとなった。貧困者登録を行った人で貧困から脱却した人のモニタリングデータによると、貧困脱却した人の収入が増加し続け、21年の平均純収入は前年比1790元(1元は約18.1円)以上増、同16.5%以上増の1万2500元に達した。

<14>  「人民網日本語版」2022年01月11日
医療設備を搭載したヘリコプター、冬季五輪を守る
3機の直8A型ヘリコプターがこのほど河北省張家口市で、医療設備を搭載した飛行任務を完了し、航空救援チームに配備され、北京冬季五輪を守ることになる。江西省景徳鎮の航空工業昌飛公司が生産した同機は、医療設備を搭載したことにより、専用の救護担架と従来の乗員座席を使い重傷者2人と軽症者9人を同時に搬送でき、現場救急及び医療搬送の機能を備える。医療搬送中に負傷者患者のバイタルモニタリング、医療酸素吸入、生命維持及び緊急治療を実現。6人の操作者がいれば、30分以内に医療救護ユニットの設置、取り外し、そして任務属性の切替を行える。機内の電源を使わない状況下で連続作業時間は2時間以上で、システム全体の重量は166キログラム未満、全面的な機能、スムーズな設置・取り外し、軽量なシステム、長い航続時間といった特長がある。

<13> 「人民網日本語版」2022年01月10日
コンテナ船「華航漢亜」1号が韓国・日本へ 武漢から新年初の国際コンテナ船が出港
湖北省武漢市の陽邏港第1期埠頭で1月6日午後2時、長い汽笛とともに、紡績品や医療用品、化学工業品、石材、食品など290TEU(20フィート標準コンテナ換算)を満載したコンテナ船「華航漢亜」1号が陽邏港を離れ、2022年初となる航海へと出発した。同船は韓国の釜山へと向かい、その後日本の門司、大阪、名古屋などに向かう。

<12> 「人民網日本語版」2022年01月10日
世界初の140メートル級杭打船が正式に引き渡し
世界初の140メートル級杭打船「一航津桩」が7日、江蘇省南通市で正式に引き渡された。中交一航局が投資・開発し、上海振華重工が建造した同船は、世界で杭打ちリグの高さが最高で、杭の吊り上げ能力が最大で、使用する杭の長さが最長で、風と波に耐える能力が最高の杭打専用船だ。中国の水理構造物の建設に新たな大国の代表的な製品を追加した。

<11> 「人民網日本語版」2022年01月07日
創業百年の老舗レストランがテイクアウト年越し料理セットを発売 浙江省杭州
春節(旧正月、今年は2月1日)が近づくにつれて、新型コロナウイルス感染症対策の常態化という要求に対応するため、浙江省杭州市で百年続く老舗レストランの「楼外楼」は、「年夜飯(大晦日の夜に家族そろって食べる年越し料理)」の新たな販売スタイルを打ち出し、「大師心意(シェフの気持ち)」シリーズの「テイクアウト年越し料理」を初めて打ち出した。「小歓喜セット」は680元(1元は約 18.1円)で3~5人用、「大団圓セット」は1980元で8~10人用、各種118セットの限定販売となっており、オンライン予約サイトで杭州市内限定ですでに予約購入が可能になっている。

<10> 「人民網日本語版」2022年01月07日
ファンタジックな降雪後の新疆カナス禾木村
冬の新疆維吾爾(ウイグル)自治区阿勒泰(アルタイ)地区喀納斯(カナス)景勝地禾木村には、まるで童話の世界のようなファンタジックな景色が広がっている。村全体を見渡すと、小さな橋や川や谷、細く立ちのぼる炊事の煙、そして牛や馬、羊の群れが点在している。周囲を山々に囲まれた盆地には、トゥバ族の特色ある三角屋根の木造家屋が建ち並び、雪山や森林、青空や白雲と見事なハーモニーを見せている。

<9> 「人民網日本語版」2022年01月06日
中国、38都市の平均求人給与額が1万元超に
求人サイトの智聯招聘が5日に発表した「中国企業求人給与額報告」によると、2021年第4四半期(10-12月)には、全国の中核都市38ヶ所の求人票にある給与額(月収ベース、以下同)の平均が初めて1万元(1元は約18.2円)を超え、前期比3.8%増の1万111元になり、20年同期比13.3%増の8923元となった。同報告によると、21年に入ってから、38都市の企業の求人における平均給与額が四半期ごとに緩やかに増加したのは、企業が大規模な求人から高給を提示して少数精鋭型の求人へとますますシフトし、限界費用における人件費の削減をはかろうとしていることをある程度反映している。また21年第4四半期は卒業した学生の就職シーズンにあたり、各大手企業が新卒者に提示する給与額や待遇を競ったことも、給与額増加の原因の1つだという。

<8> 「人民網日本語版」2022年01月06日
頻繁な軍事演習で地域情勢を撹乱する日米、地域の安全保障リスクを増大
2021年12月4日から17日まで、米海兵隊は日本の陸上自衛隊と指揮統制・連携要領の整備によって共同作戦能力を高めることを目的に、日本各地で演習「レゾリュート・ドラゴン」を実施した。近年、自衛隊は米軍との演習・訓練を足掛かりに「切れ目のない協力」を強化し続け、共同行動計画を検証し、作戦統合を加速している。これと同時に、両国は域内外の国々の抱き込みにも一段と力を入れ、インド太平洋地域を撹乱している。米国には日本に対する制約を緩和する意図があり、日本には米国の力を借り地域における影響力を拡大する狙いがある。日米が手を組んでインド太平洋で事を起こす危険性が著しく増大している。

<7> 「人民網日本語版」2022年01月06日
新疆の報道関係者が欧米の「強制労働」の嘘に反論
新疆維吾爾(ウイグル)自治区は5日、「労働でより良い暮らしを送れるようにする」というテーマで一連の座談会を開催した。新疆の地元記者複数が、自らの取材経験を語り、「各民族の人々が自らの手でより良い暮らしを送れるようになったという話はいくらでもあり、欧米反中勢力の捏造した『強制労働』の嘘は全くのデマであり中傷だ」と述べた。新疆広播電視台のニュースキャスターは、沙雅県紅旗鎮多勒昆村の綿作農民を取材したことがある。この農民は綿摘み機の運転経験が2年あり、綿花収穫期のわずか2ヶ月で5万元(1元は約 18.2円)近い収入を得た。同キャスターは、「私は子供の頃から新疆で暮らしており、働き、生活する中で、自らの努力によってより良い暮らしを送れるようになった人々を自分の目で見てきた。今や、ますます多くの若者が近代的農業産業に身を投じている。豊作の綿花畑は、人々の収入を増やし、豊かにする黄金の土地となっている」と述べた。

<6> 「人民網日本語版」2022年01月05日
国際定期貨物列車「中欧班列」の2021年の運行数が1万5000本に
中国国家鉄路集団有限公司(以下、「国鉄集団」)によると、2021年における国際定期貨物列車「中欧班列」の運行数が前年比22%増の1万5000本、コンテナ(TEU)取扱数量が同比29%増の146万TEUに達し、世界の産業チェーンとサプライチェーンがスムーズに流れるよう保障し、新発展の構造構築に多大な貢献を行った。

<5>「人民網日本語版」2022年01月04日
冬になると至近距離でハクチョウに触れ合える新疆の孔雀河
元旦に伴う3連休となった1日から3日、ハクチョウ約500羽が越冬のため飛来している新疆維吾爾(ウイグル)自治区庫爾勒(コルラ)市にある孔雀河は、市民や観光客にとっては絶好のレクリエーションの場となっていた。孔雀河では、市民らが至近距離からハクチョウを鑑賞したり、エサをあげたりすることができ、人と自然が調和よく共生する心温まる光景が広がっている。コルラ市を流れる孔雀河の川岸に立つと、ハクチョウが楽しそうに水面を泳ぎ回る様子を目にすることができ、そしてその両岸には、同様に楽しそうな笑顔を浮かべる市民で賑わう様子を目にすることができる。

<4> 「人民網日本語版」2022年01月04日
2022年国際消費財博、日系企業の出展面積が2100平米に
2022年中国国際消費財博覧会が4月12日から16日まで、海南省海口市で開催される。博覧会の組織委員会事務局が3日に明らかにしたところによると、今回は日本企業が前回よりも大規模に出展する予定で、総展示面積は2100平方メートルに達する。前回の第1回消費財博を基礎として、さらに複数の世界的有名ブランドがそれぞれ独自に出展する予定という。22年1月1日、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が発効し、世界最大の自由貿易圏が誕生した。これにより地域内の貿易、投資、人的往来がさらに活発になる見込みだ。

<3>「人民網日本語版」2022年01月04日
北京市のPM2.5濃度が過去最低を記録
北京市人民政府報道弁公室は4日、「北京市の大気の質」状況に関する記者会見を開いた。市生態環境局は、記者会見において、「2021年、北京市における大気中におけるPM2.5の年平均濃度は1立方メートル当たり33マイクログラムまで低下し、国家二級基準(1立方メートル当たり35マイクログラム)に達した」と発表した。また、PM2.5だけでなく、オゾン(O3)も基準をクリアした。これにより、北京市における大気の質は初めて全面的に基準を満たした。大気汚染物質に対する協同抑制を実現し、大気汚染管理はマイルストーン的な意義のあるブレイクスルーを果たした。

<2> 「人民網日本語版」2022年01月04日
RCEPが発効 中国複数の地域で「恩恵リスト第1弾」が続々発表
2022年1月1日、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が正式に発効し、これにより世界で人口が最も多く、経済規模が最も大きく、発展のポテンシャルを最も秘めた自由貿易圏が誕生した。発効後、中国の各地ではRCEP向け原産地証明書が相次いで発行され、企業は関税減免の実質的な恩恵を受け、消費者は最大の受益者になった。

<1> 「人民網日本語版」2022年01月03日
人助けの後に党の徽章を示した新疆の牧畜民
2021 年の夏、新疆維吾爾(ウイグル)自治区西北部の牧畜民である阿布都加帕爾・錳徳(アブドゥジャパル・モンド)さんは、車がぬかるみにはまって困っている数人の観光客を見かけ、車を押すのを手伝った。車がぬかるみを脱出した後、彼は観光客らが申し出た謝礼を断った。そのかわり、自分の胸に付けた中国共産党の徽章を示して、「私は中国共産党党員なので、みなさんを手伝う責任があります」という言葉を残した。