「人民網日本語版」2022年12月前半 抜粋(2022/12/16)

<20> 「人民網日本語版」2022年12月14日
南京大虐殺犠牲者国家追悼式が13日に南京で開催
今年で9年目を迎えた南京大虐殺犠牲者国家追悼日となった今月13日、中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞紀念館で、南京大虐殺犠牲者国家追悼式が開催された。

<19> 「人民網日本語版」2022年12月14日
中国、14日から無症状感染者数の発表中止
中国国家衛生健康委員会は今月14日に、「13日24時時点の新型コロナウイルス感染拡大状況」を説明した際、「検査を望む人を対象にPCR検査を実施しているものの、多くの無症状感染者がPCR検査を受けておらず、正確に実際の数を把握できないため、14日からは無症状感染者数の発表を行わない」と発表した。

<18> 「人民網日本語版」2022年12月13日
七三一部隊による残虐行為の新たな証拠2万点が初公開 黒竜江省
9回目となる南京大虐殺の国家追悼日を迎え、黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市にある中国侵略日本軍第七三一部隊罪証陳列館では、陳列内容の変更が終了した展示室に、同部隊の残虐行為を示す新たな物証や記録、史料が展示され、同部隊が第二次世界大戦中に行った細菌兵器を使った人体実験、細菌兵器の研究開発および細菌戦の実施という人道に反した残虐行為がさらに明らかにされた。展示室の陳列内容変更によって新たに追加された展示品は、物証2862点、史料2万3千ページ、七三一部隊の元隊員に対する海外取材によって得られた810分の映像資料および戦時中の図書資料・展示品5980点に上るという。

<17> 「人民網日本語版」2022年12月13日
中国の「南水北調」プロジェクト通水開始から丸8年 1.5億人が受益
中国の「南水北調」(南方地域の水を北方地域に送り慢性的な水不足を解消するプロジェクト)の東・中線1期プロジェクトは今月12日、全面的に通水してから8周年を迎えた。ここ8年、同プロジェクトにより、中国北方エリアに586億立方メートルの水が送られ、1億5000万以上の人が直接的に益を受けてきた。また、沿線の大・中都市42都市の経済発展構造最適化がバックアップされてきた。「南水北調」東・中線1期プロジェクトは2014年12月12日に全面的な通水を実現した。現時点で、安全で、安定した運営が続いている。2286億元、ECプラットフォーム技術サービスの売上高は同16.5%増の8386億元だった。

<16> 「人民網日本語版」2022年12月12日
6億8655万トン! 中国の食糧生産量が再び記録更新
国家統計局は12日、2022年の食糧生産量データの公告を発表した。中国全土31省・自治区・直轄市でのサンプル調査および農業生産経営事業者の全面的な統計に基づくと、22年には31省・区・市の夏に収穫された穀物、早期水稲、秋に収穫された穀物の総生産量が前年同期に比べて370万トン・0.5%増の計6億8655万トンに達し、過去最高を更新した。食糧総生産量が6.5億トンを上回ったのは8年連続でもある。そのうち穀物生産量は同50万トン増の6332億3325万トンに達した。また中国全土の食糧栽培面積は同0.6%増の1億1833万ヘクタールに達し、1ムー(約6.7アール)あたりの食糧生産量は0.387トンだった。

<15>  「人民網日本語版」2022年12月09日
コロナ対策緩和受け中国で映画館が次々営業再開へ
広東省広州市や河南省鄭州市といった地域では11月末に映画館が秩序に基づいて営業を再開し始めている。中国の新型コロナウイルス対策が調整されているのを背景に、12月に入ってからは、雲南省や山東省、新疆維吾爾(ウイグル)自治区、北京市といった地域でも、映画館が営業を再開している。12月5日24時の時点で、中国全土で営業している映画館は5655館で、営業率は45.51%となっている。浙江省だけを見ると、営業率は約80%に達し、5日の時点で653館が営業している。広東省や江蘇省、上海市、広西壮(チワン)族自治区、海南省、貴州省の営業率も7割を超えている。人民網が各社の報道をまとめて報じた。

<14)「人民網日本語版」2022年12月07日
世界初の新型コロナ経鼻ワクチン、中国で緊急使用が許可
福建省科学技術庁と厦門(アモイ)大学が5日に明らかにしたところによると、同庁がプロジェクトを立ち上げ支援した感染対策緊急科学研究の成果であるインフルエンザウイルスベースの新型コロナウイルス経鼻ワクチンについて、国家衛生健康委員会の提案及び国家薬品監督管理局の同意を経て、その緊急使用が認められた。同ワクチンは厦門大学が先頭に立ち、香港大学及び北京万泰生物薬業股份有限公司と共同で開発した中国の新型コロナウイルスワクチン緊急研究開発における5項目の技術ロードマップの一つであり、世界で初めて臨床試験の許可を得た新型コロナウイルス経鼻ワクチンでもある。

<13> 「人民網日本語版」2022年12月07日
江沢民元国家主席の追悼大会が開催、習近平総書記が弔辞
中国共産党、中国人民解放軍、中華人民共和国各民族人民が広く認める崇高な威望ある卓越した指導者、偉大なマルクス主義者、偉大な無産階級の革命家、政治家、軍事家、外交家、長年の試練に耐えた共産主義の戦士、中国の特色ある社会主義の偉大な事業の傑出した指導者、中国共産党の第3代中央指導グループの核心、重要思想『3つの代表』の主たる樹立者である江沢民氏がこの世に永遠の別れを告げ、全国各民族人民は限りない悲しみを胸に抱いている。6日午前、中共中央、全国人民代表大会常務委員会、国務院、全国人民政治協商会議、中央軍事委員会は北京の人民大会堂で江沢民元国家主席の追悼大会を荘重に行い、習近平、李克強、栗戦書、汪洋、李強、趙楽際、王滬寧、韓正、蔡奇、丁薛祥、李希、王岐山の各氏らが出席した。

<12> 「人民網日本語版」2022年12月07日
北京市で6日から商業施設に入るためのPCR「陰性」証明の提示が不要に
新型コロナウイルス対策の新たな流れに合わせ、中国国務院共同対策メカニズムの第9版新型コロナウイルス感染症対策プランと最適化措置20項目を実行することをベースにして、北京新型コロナウイルス対策業務指導グループ弁公室と、首都入りを厳格に管理する共同対策メカニズム協調メカニズム弁公室は、今月6日から、PCR検査「陰性」証明提示に関する措置を以下の通り調整する。一、デパートやスーパーなどの商業施設やオフィスビル、各種公共の場に入る際、PCR検査「陰性」証明の提示を求めなくてもよい。ただ、健康状態確認アプリ「北京健康宝(Health Kit)」のQRコードスキャンは必要とする。二、コミュニティ(村)に入る場合、PCR検査「陰性」証明の提示は求めず、定住者に関してはQRコードのスキャンも必要ない。

<11> 「人民網日本語版」2022年12月06日
中国版の「砂漠のシリコンバレー」を訪ねて クラウドコンピューティングが新たなシンボルに
寧夏中衛西部クラウド拠点ビッグデータセンターの機械室で5日、作業員が高さ2メートル以上のずらりと並んだラックの間を通過し、すべての装置が正常に稼働するように、換気・冷房ユニット、データ機械室、バッテリールーム、電力室などを逐一巡回した。これら計60万台以上のサーバーが昼夜を分かたずサムスン電子、シャオミ、小紅書、爱奇芸などの4000社余りの企業・事業機関に大量のデータストレージとビッグデータ計算サービスを提供している。

<10> 「人民網日本語版」2022年12月06日
テスラ上海ギガファクトリー、11月の納車台数が初の10万台突破
電気自動車(EV)メーカー米テスラの中国法人が5日に発表した販売データによると、テスラの上海工場である上海ギガファクトリーでは、11月の納車台数は一か月の納車台数として初めて10万台を超える10万291台に達し、前月比で約40%増、前年同期比で89%増となった。今年1-11月の納車台数は65万台を超えた。全国乗用車市場情報連席会の崔東樹事務局長は、「テスラの上海ギガファクトリーが1-11月に納車した台数は2021年通年の48万4130台を大きく上回った。今年の年間販売台数は75万台に達する可能性があるだろう」と述べた。

<7> 「人民網日本語版」2022年12月06日
北京が「中軸線文化遺産」の保護計画を発表 24日まで意見公募
遺産ゾーンとバッファーゾーンを合理的に区分けし、遺産の保存状態を細かく評価し、関与をできるだけ最小限にとどめて保護・修繕し、長い歴史や多元文化を系統的に展示するといった内容を含む「北京中軸線保護管理計画(2022-35年)」をこのほど北京市文物(文化財)局が発表し、意見を12月24日まで公募している。北京中軸線は、北の鐘楼鼓楼を起点とし、万寧橋、景山、故宮、端門、天安門、外金水橋、天安門広場及び建築群、正陽門、中軸線南区間道路跡を経て、南の永定門に至る。そして、それを挟むようにその東西には太廟と社稷壇、天壇と先農壇が並んでいる。北京中軸線は、約7世紀の歴史を誇り、現在に至るまで都市の発展に影響を与え続けてきた。

<6> 「人民網日本語版」2022年12月05日
「玲瓏1号」、原子力島の設置が開始
中核集団によると、海南省昌江黎(リー)族自治県の陸上商用モジュール化小型原子炉「玲瓏1号」の原子力島(NI)設置作業がこのほど正式に着工した。玲瓏1号は中核集団が研究開発し独自の知財権を持つ多機能モジュール化小型加圧水原子炉だ。今回設置作業が始まった原子力島は、原発全体の鍵となる部分だ。この小型原子炉は安全性が高く、建設期間が短く、柔軟性が高いといった特徴があり、分散型エネルギーとして、電気供給と同時に海水淡水化、地域暖房供給、工業用熱供給など複数の用途がある。

<5>「人民網日本語版」2022年12月03日
中国において2021年の初婚者数が初めて1200万の大台割る ここ37年で最少
中国では近年、婚姻件数が減少の一途をたどっているほか、初婚年齢が上昇しており、独身者が日に日に増加している。統計によると、2021年の中国における婚姻件数は764万3千組だった。2003年以来、800万組の大台を下回るのはこれが初めてのことだ。婚姻件数データには初婚と再婚が含まれている。再婚の数と比べると、初婚の数のほうが出生人口と密接な関係がある。中国国家統計局が編集、出版した「中国統計年鑑2022」によると、2021年、中国の初婚者数は前年比70万8千人減の1157万8千人だった。1200万人の大台を下回るのは近年で初めてで、1985年以来最少を記録した。

<4> 「人民網日本語版」2022年12月02日
内蒙古の最低気温が氷点下42.7度の「極寒」に
内蒙古(内モンゴル)自治区の額爾古納(アルグン)市と根河市では気温が急降下し、額爾古納市では11月30日にその最低気温が氷点下42.7度まで下がった。街中では氷霧が発生して、通行する車両もまばらになっている。道行く人々は寒さ対策の「完全装備」で、帽子のつばやマスク、眉毛などは呼気が凍り、真っ白になっている。11月30日、気温が急降下した呼倫貝爾(フルンボイル)市鄂温克(エヴェンキ)族自治旗では、太陽の周りにボンヤリと見える光の輪「ハロ」が出現し、ロマンチックな冬の景色が広がった。

<3> 「人民網日本語版」2022年12月02日
南京大虐殺の歴史に関する新刊8冊が発表
「南京大虐殺における国際安全区の研究」「侵害と交渉:日本軍の南京での残虐行為における第三国の権益」など、「南京大虐殺史」シリーズの新刊8冊が1日に南京で発表された。今回発表された8冊のうち、「南京大虐殺における国際安全区の研究」は南京安全区について系統的・全面的に研究した初の学術専門書となっている。

<2>「人民網日本語版」2022年12月01日
降雪後の陽光受け輝く美しい月牙泉 甘粛省敦煌
甘粛省敦煌でこのほど、今年の冬入りから初の降雪が観測された。11月29日、降雪後に晴れ間が広がった同地の観光名所である鳴沙山月牙泉景勝地では、砂漠と雪とのコラボレーションによる美しい景色が広がっていた。

<1> 「人民網日本語版」2022年12月01日
【中日世論調査】両国民は中日関係を重視、経済協力の重要性に同意
第18回「北京―東京フォーラム」中日関係世論調査の結果が11月30日、北京と東京で、オンラインで同時発表された。両国の回答者は中日関係の重要性に同意し、中日関係における経済的要素の重要な役割を認め、新たな情勢の下で両国が二国間・多国間協力を強化することへの期待を示した。中日関係の重要性に関しては、両国の回答者が広範な認識を共有していることが分かった。中日関係を「重要」または「どちらかいえば重要」と回答した人は中国で71.3%、日本で74.8%だった。新たな情勢の下での二国間・多国間協力の強化については、中国側回答者の78.3%は中日両国が二国間及びアジア地域の問題で協力することを支持し、中日が共同で実現すべき目標と理念の最たるものとして「平和」と「協力発展」を挙げた。