「人民網」日本語版から労働者・労働組合および日中関係に関わる記事を選択して、その抜粋(冒頭部分)掲載します。記事全文は見出しをクリックすると原文(日本語・中国語)を読むことができます。
<20> 「人民網日本語版」2016年2月15日
春節連休中の全国旅客輸送量、延べ4億人超
中国交通運輸部(省)によると、2月7日から13日までの春節連休期間中、全国の旅客輸送量は前年同期比6.7%増の延べ4億人に達した。全国の高速道路と主要幹線道路(国道・省道)、大・中都市、重点観光地周辺道路では、交通量が昨年の春節よりやや増加したが、道路網の交通状況は全体的に正常だった。統計データによると、1月24日から2月13日まで21日間に及んだ春運(春節<旧正月>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)期間中、全国の旅客輸送量は前年同期比3.5%増の延べ14億6700万人に達した。
<19> 「人民網日本語版」2016年2月8日
台湾の地震被災地に大陸各界が続々支援
国務院台湾事務弁公室と海峡両岸関係協会は7日、それぞれ台湾の大陸委員会、海峡交流基金会と引き続き意思疎通を行い、被災地同胞に慰問の意を表し、あらゆる必要な支援を行う意向を表明した。国家衛生計画生育委員会と地震局はそれぞれ、両岸医薬衛生協力合意、両岸地震観測協力合意を通じて、台湾側に慰問の意を表し、いつでも支援の用意があることを伝え、すでに救援隊と医療隊の準備を整えた。中国銀行台北支店、交通銀行台北支店、機電商会台北事務所、厦航台北分公司、中検台北支社、同仁堂台北支社など在台大陸企業も次々に義援金を寄せた。以前に大地震で台湾各界の支援を受けた四川省北川県、芦山県の人々も台湾南部同胞の被災をわがことのように受け止めている。両県によると、同胞が困難を乗り越えられるよう台湾赤十字にそれぞれ100万元の義援金を送る。
<18> 「人民網日本語版」2016年2月8日
中国のプラスのエネルギーを伝えるCCTVの「春晩」
中国中央テレビ(CCTV)の「春晩」(春節を祝う中国の国民的年越し番組)は30年余りの歴史を持ち、すでに中国人にとって新年の習慣となっている。大晦日の7日夜に「春晩」の放送に伴い、プラスのエネルギーを伝えるなど新たな芸術方式の示し方も視聴者に注目された。今年の「春晩」の総監督・呂逸涛氏によると、今年の「春晩」は「あなたとわたしの中国の夢、ややゆとりのある社会の全面的建設」とのテーマをしっかりと押さえ、全国の人々の昨年の忘れがたい記憶を表現し、全国各族の人々が党中央の指導の下「中国の夢」を実現する揺るぎない決意を示し、「第13次五カ年計画」のスタートの年、およびややゆとりのある社会の全面的完成の最終段階における必勝の決意を示した。
<17> 「人民網日本語版」2016年2月6日
天津爆発事故、国務院が事故調査報告書を発表
中国国務院はこのほど、天津市瑞海国際物流有限公司の危険物保管倉庫で昨年8月12日に起きた大規模爆発事故に関して、特別重大生産安全責任事故と認定する事故調査チームの調査報告書を発表した。昨年8月12日、天津市浜海新区天津港にある瑞海国際物流有限公司の危険物保管倉庫で大規模爆発事故が発生し、165人が亡くなった(うち、110人が救助に当たっていた消防隊員で、55人が同社や周辺企業の従業員、周辺の住民など)。調査チームの報告書によると、事故の直接的原因となったのは、瑞海公司の危険物保管倉庫の危険物エリア南側にあったコンテナ内のニトロセルロースが、湿潤剤が消失したため局部的に乾燥し、高温(天気)などの影響で、分解、放熱が加速し、自然発火。周辺のコンテナに入っていた硝酸アンモニウムやその他の化学品に引火し、大規模火災になり、危険物エリアに積まれていた硝酸アンモニウムなどの化学品が爆発した。
<16> 「人民網日本語版」2016年2月6日
ビックデータに見る春節の四大レジャー
申年の春節(旧正月。今年は2月8日)も目前に迫ったこの時期、春節の過ごし方は決まっているだろうか?ますます多くのインターネット企業がユーザーデータと行動を蓄積し分析を始めており、またますます多くの共通点と特徴的な個性がネットワークコーディングで記録、分析されている。アリババ(電子商取引企業)、小米(ソフトウェアメーカー)、餓了么(オンラインデリバリープラットフォーム)、大衆点評(飲食店口コミ情報サイト)、高徳(デジタル地図・ナビゲーションサービス)、陌陌(モバイルソーシャルネットワーク)等はこの1週間で蓄積したビックデータに基づき、海外通販やデリバリー、外出などに関する年度報告を次々と発表した。これらの報告によると、申年の春節期間中の国民の四大レジャーはカラオケ、映画鑑賞、ボードゲーム(マージャンやトランプ、中国将棋など)、初詣となっている。
<15> 「人民網日本語版」2016年2月6日
消費者はなぜ「近くより遠く志向」?
春節(旧正月、今年は2月8日)が間近に迫り、国境を越えた消費の情熱に再び火がついた。最新のデータによると、2015年の中国人海外旅行客はのべ1億2千万人に達し、銀聯カードの海外消費額だけでも1兆1千億元(約19兆5430億円)を超え、海外消費の規模が再び記録を更新した。同じ消費であっても、なぜ人々は「近くより遠くを志向する」のだろうか。専門家は、「対外貿易と投資という2台の『馬車』が持続的に低迷する中、消費は今や経済成長を牽引する文字路通りの『安定装置』であり『船底の重し』だ。今は供給力を絶えず高め、消費者のためによりよい国内消費環境を創出し、国境を越えた消費を適切に回流させることが必要だ」と話す。
<14> 「人民網日本語版」2016年2月5日
<動画>よだれが止まらない!各地の年越し料理を特集
年夜飯(大晦日の年越し料理)は中国人から言わせると、ほぼ一年で最も重要なご馳走だ。東西南北、春節(旧正月、今年は2月8日)のご馳走は多種多様だ。東北地域の人は鶏肉、魚、骨付き肉、豚のもも肉の「4大食材」を重んじており、南の各地域では「不老長寿」を意味する正月用の餅、四川省のソーセージ、湖北省の練り魚全てが各地の無くてはならない伝統料理だ。様々な調理法の様々な味付けを見るとよだれが止まらなくなる。さて、どの地域の味が取り上げられているか見てみよう。
<13> 「人民網日本語版」2016年2月5日
2015年中国大気の質ワースト10都市、河北省が7割独占
中国環境保護部(省)はこのほど、「2015年全国都市大気汚染状況」を発表した。全国74都市における大気汚染総合指数評価にもとづく「2015年全国大気の質ワースト10都市(第74位から第65位)」は順に、保定、邢台、衡水、唐山、鄭州、済南、邯鄲、石家荘、廊坊・瀋陽だった。一方、大気の質ベスト10都市は順に、海口、厦門(アモイ)、恵州、舟山、拉薩(ラサ)、福州、深セン、昆明、珠海、麗水。人民日報ニュースアプリが報じた。(編集KM)
<12> 「人民網日本語版」2016年2月5日
あなたは何が一番嫌?帰省して聞かれて困る十大質問
春節(旧正月。今年は2月8日)が間近に迫り、帰省のためにすでに出発した人も多いだろう。まだ帰省していない人も、帰省切符を買い、準備を整えているに違いない。ビッグデータから年越しをめぐって人々の頭を最も悩ませる問題や、帰省して周囲の人々から聞かれるのが怖い質問の数々についてみてみよう。懐具合がどうであれ、帰省して新年を迎える。中国の伝統的習慣の中でも、故郷で年越しをすることは、ごく当たり前のことになっている。だが、時代の移り変わりにともない、「夫婦どちらの実家に帰省して年越しするか」は、多くの人々の頭を悩ませる問題となっている。
<11> 「人民網日本語版」2016年2月4日
車窓越しに見る春運
女の子がソーセージを頬張りながら窓の外を見ている。向かいの大人が微笑みながら彼女に目をやっている。このほど、春運(春節<旧正月>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)のピークを迎え、北京西駅のプラットフォームに停車する列車の車窓を通して帰省客の様々な表情をカメラに収めた。小さな窓からは家族との再会、別れなどの気持ちがありありと感じられ、心を揺さぶられる。
<10> 「人民網日本語版」2016年2月4日
広州警察初の都市迅速対応コマンド部隊を結成
「広州コマンド部隊」が2月1日、広東省広州市公安局に登場した。同日、広州警察当局は広州市公安局で「広州コマンド部隊」結成式典並びに旗授与式を行なった。「広州コマンド部隊」は広州市公安局特殊警察支隊の50人の特殊警察官で構成され、拳銃、ライフル、法執行レコーダーや他の装備品を一人ずつ携行している。テロ攻撃、重大な暴力犯罪事件、極端な個人的行為など市民の生命と財産を著しく脅かす事件を効率的に処理する任務を主に担っている。
<9> 「人民網日本語版」2016年2月4日
上海ディズニーランド3月28日より入場チケット発売開始 平日は370元
上海ディズニーランドの入場チケットが3月28日から正式に発売されることになった。混雑が予想されるピークデーチケット499元(約9千円)とそれ以外の平日チケット370元(約6600円)の2種類の価格が設定されている。開園日の6月16日から8月31日までは全てピークデーの価格499元が適用となり、9月以降は土日祝日以外は、平日チケット370元が適用される。これで認可を取得した2009年以降、7年もの長期にわたり業界で話題となっていた上海ディズニーランド入場チケットの価格がとうとう明らかになった。
<8> 「人民網日本語版」2016年2月4日
中国の名門校の卒業生はどこで就職? 最も人気は金融業
中国教育部(省)直属の大学75校は最近、卒業生の就職状況をまとめた「2015年度就職の質報告書」を続々と発表している。報告書では、就職データのほか、大学生がどのような仕事を選ぶようになっているのかも明らかになっている。14年の各大学の同報告書によると、卒業生が卒業した大学所在地の省(区・市)で就職するのは一番の選択肢となっている。しかし、今年は、特に北京や上海などの大学で、その状況に変化が見られた。例えば、北京大学の報告書を見ると、北京で就職した卒業生の割合に大きな変化があった。具体的には、北京で就職した学部、修士課程、博士課程の卒業生の割合がそれぞれ、45.86%、48.84%、47.27%と、いずれも50%を下回った。清華大学でも、15年度の卒業生の約半数が北京以外で就職した。
<7> 「人民網日本語版」2016年2月4日
中国人観光客向けの春節商戦に備える各国
生活水準の向上と人々の意識の変化につれて、中国では春節(旧正月、今年は2月8日)を海外で過ごす人が増加している。春節を目前に控え、世界各国は現在、中国人観光客の春節商戦に備えている。韓国・聯合ニュースの報道によると、ロッテ、現代、新世界など韓国の主要商業施設が1月31日、2月1日から外国人に対して付加価値税の即時払い戻しサービスを始めると発表した。外国人客が商業施設で3万ウォン(約3千円)以上、20万ウォン(約2万円)以下の商品を購入する場合、付加価値税(10%)を引いた金額で購入できることになる。外国人観光客は韓国滞在中、100万ウォン(約10万円)を限度に同サービスを受けることができる。
<6> 「人民網日本語版」2016年2月3日
中国で最も寒い駅「根河駅」を訪ねる
春運(春節<旧正月>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)はもう始まったが、内蒙古(モンゴル)フルンボイル市の根河駅では忙しげな光景は見られない。たまにやって来る観光客を除けば、一日上下4本の旅客列車に乗っているのは、内蒙古大興安嶺・国有重点森林地帯に住む人々である。駅は一見したところ、田舎町の小さな駅と変わらない。厳しい寒さだけ――2月1日の室外気温は-36℃前後である——が、ここが中国で最高緯度の駅の一つであることを思い起こさせる。1956年に建てられた根河駅は、大興安嶺の北部分の西側傾斜面にあり、フルンボイル市からは北側に位置する。ハルビン鉄道局ハイラル運輸区管轄の「三等駅」(一日の旅客数2000人以上、取扱貨物100個以上などの条件を満たす駅のカテゴリー)で、121人の駅職員が働いている。一日2対の旅客列車と6対の貨物列車が通る。
<5> 「人民網日本語版」2016年2月2日
中国の高速鉄道、高い顔面偏差値の女性乗務員
D6091号高速列車は時刻通りに山東省青島の即墨北駅から発車。列車の上では、90後(1990年代生まれ)の女性乗務員は優雅な姿を見せている。中国の高速鉄道は、ハイグレードな設備以外に、高い顔面偏差値を持つ女性乗務員の行き届いた、プロフェッショナルなサービスが人々の心をつかんでいる。「最も美しい女神」と呼ばれている彼女たちは、春運(春節<旧正月>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)に美しい風景を作り出している。
<4> 「人民網日本語版」2016年2月2日
京津冀の県級以上行政区が大気汚染のデータをネットワーク化
中国環境保護部(省)中国環境監測総合ステーションは、全国環境モニタリング・データ・ネットワークを年内に構築する計画であることを明らかにした。京津冀(北京市・天津市・河北省)、長江デルタ地域、珠江デルタ地域の三大重点地域については、県レベル以上の行政区における大気汚染のモニタリング・データのネットワーク化および情報共有を年内に実現させる。また、主要20カ国・地域(G20)首脳会議開催期間における大気汚染警戒警報の発令任務を完遂する目的で、大気重汚染緊急モニタリング・システムを完備・確立し、東北、西北、成渝(成都・重慶)、華中各エリアにおける大気汚染警戒警報地域センターの設立を指導する方針。
<3> 「人民網日本語版」2016年2月2日
<動画>渡り鳥老人に人気、海南島の各種高齢者向けサービス
毎年冬になると数十万人もの「渡り鳥老人」が南下し冬を過ごすことは海南省の新たな常態となっている。海南島の養老施設や観光などの関係機関はこれら「シルバー族」にふさわしい新しいモデルや商品を模索し続けている。海南島での「渡り鳥老人」たちの高齢者向けサービスは益々バラエティに富む傾向にある。医療・養老の連携を売りにしたヘルス・リゾートが現在「シルバー族」市場の奪い合いを繰り広げている。このほど海口市にある民間のリハビリ機関を訪れ、ここでリハビリを受けているという馮照航氏を取材したところ、このリハビリ機関を選んだ主な理由は完備された医療サービスを受けられることだと語った。
<2> 「人民網日本語版」2016年2月2日
<動画>1日10万枚、列車のリネンサプライ作業場を訪ねる
1月31日、春運(春節<旧正月>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)を迎えた蘭州鉄道局の蘭州運輸区のリネンサプライ作業場を訪れ、列車で使われるリネンのクリーニングプロセスを取材した。リネンサプライ工場は142名の従業員を抱え、蘭州運輸区の全ての列車のリネンのクリーニング作業を請け負っており、毎日10万枚をクリーニングする。洗濯とアイロンのプロセスは既にすべて機械化されているものの、人による作業内容も少なくない。従業員たちは数万枚にものぼるリネンの中から特に汚れがひどいものなどを選びだし、単独で洗濯しなければならない。また毎回400枚近くのシーツを全て洗濯機に入れる作業は従業員にとって非常に骨の折れる作業で、最後には力いっぱい押し込むことでようやく洗濯機をいっぱいにすることができる。
<1> 「人民網日本語版」2016年2月2日
バイクで帰省、大軍が各地から出発
1231台のバイクで2000人近くの人が1月30日、福建省の各地を出発し帰省の旅路についた。関係当局によると、春運(春節<旧正月・今年は2月8日>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)期間、「バイク軍団」の車両数は40万台に達する見込みで、ここ数年来、広東省、福建省で働く広西チワン族自治区、貴州省、雲南省籍の出稼ぎ労働者の多くがバイクで帰省し、同期間の「バイク軍団」を結成している