月別アーカイブ: 2019年7月

「人民網日本語版」2019年7月前半 抜粋(2019/7/16)

<20>  「人民網日本語版」2019年07月15日
北京の卒業生は実習期間中に月2200元の補助金支給の申請が可能に
北京市は11日、卒業生に対して就職前の実習期間に関する新政策を発表した。実習を希望する北京市の卒業生(大学・専門学校・中等専門学校を含む)、年齢16歳から24歳の失業認定者、就業登録を北京に移した農村出身者は、実習期間中、人力資源・社会保障部門へ、「実習期間中の補助金」を申請することが可能となった。「北京市における就業実習管理弁法」によると、実習期間中の補助金は、今年の都市部従業員最低月給基準と同等とし、1人当たり1ヶ月2200元(約3万5千円)。実習期間は1ヶ月から12ヶ月までとし、この期間であれば、補助金を申請することができる。

<19> 「人民網日本語版」2019年07月15日
重慶から香港地区への高速鉄道が開通 所要時間7時間37分
重慶市と香港地区を結ぶ直通高速鉄道が7月11日8時20分、正式に開通した。重慶と香港を直通で結ぶ高速鉄道「復興号」の列車番号はG319で、重慶西駅の出発時刻は8時20分、香港地区の西九龍駅の到着時刻は15時57分で、所要時間は7時間37分となっている。直通高速鉄道の開通後、重慶から香港地区に向かう乗客は乗り換えをしなくてもよくなり、所要時間も7時間37分まで短縮された。乗客らは、「高速鉄道開通後は、朝は重慶で麺を食べ、午後には香港でアフタヌーンティーが楽しめる。本当に速い」と感想を述べていた。

<18> 「人民網日本語版」2019年07月15日
AIIBメンバーが100を突破 投融資額85億ドルに
アジアインフラ投資銀行(AIIB)の第4回年次総会が今月12日と13日の2日間、ベルギー・ルクセンブルクで開催された。加盟国の理事と代表、関連の国際機関、学術機関、民間組織の代表ら、計約2200人以上が出席した。開幕式には同国のアンリ大公とベッテル首相が出席し、あいさつした。中国からは財政部(省)の劉昆部長がAIIB中国理事として代表団を率いて出席した。劉部長は総会で発言し、「過去1年間、AIIBはメンバーが100に達し、国際連合総会の永久オブザーバーの資格を無事に得て、投融資額が85億ドル(1ドルは約108.9円)に達したとともに、初のドル建て債券の発行に成功し、一連の重要な戦略と政策を制定し、多国間開発システムの新しい重要な一員になった」と指摘した。

<17> 「人民網日本語版」2019年07月13日
会場を埋め尽くす色鮮やかな花々 第20回中国昆明国際花卉展開幕
雲南省昆明市の昆明◆池国際コンベンションセンター(◆はさんずいに真)で12日、第20回中国昆明国際花卉展が開幕した。同展には中国やオランダ、イスラエル、イギリス、ドイツなど19の国と地域から400社以上の花卉園芸企業が出展している。

<16> 「人民網日本語版」2019年07月13日
中国の上半期の対外貿易は3.9%の伸び 電動自動車の輸出がほぼ倍増
税関総署が12日発表したデータによると、今年上半期の中国の対外貿易輸出入総額は14兆6700億元で、前年同期比3.9%増となった。なかでも電動自動車の輸出は91.9%増という著しい成長を遂げた。データによると、上半期における中国の輸出は6.1%増の7兆9500億元、輸入は1.4%増の6兆7200億元だった。貿易黒字は41.6%拡大し、1兆2300億元だった。輸出入品目から見ると、上半期において、中国の電気機械製品の輸出額は5.3%増の4兆6300億元となり、中国の輸出総額の58.2%を占めている。このうち携帯型パソコンの輸出額は11.4%増、電動自動車の輸出額は91.9%増、太陽電池の輸出額は57.1%増となった。

<15> 「人民網日本語版」2019年07月12日
中国が携帯やテレビなど軽工業製品百数種類で生産高世界トップに
中国国家統計局が10日に発表した報告によると、新中国成立以来70年で中国の主な消費財業界は、供給不足から十分な供給への大転換を成し遂げた。現在、中国の時計・自転車・ミシン・電池・ビール・家具・プラスチック加工機械など軽工業製品100種類以上の生産高は、世界のトップに立っている。中国のハイテク装備類は、スタートこそ出遅れたが、急成長を遂げた。2018年、中国における携帯電話の生産量は18億台、コンピュータは3億1千万台、カラーテレビは1億9千万台で、世界の総生産量に占めるシェアはいずれも、70%から90%に達している。また、自動車生産量は2781万9千台、長年にわたり世界トップの座を維持している。高速鉄道車両は、すでに中国の代名詞となり、海外に進出している。工業製品供給力の増加は、国民経済の著しい成長を支える有力なサポートを提供している。

<14> 「人民網日本語版」2019年07月12日
デリバリー配達員が「一日交通整理員」体験で交通安全意識向上 福建省
このほど、福建省の福州交通警察はデリバリー配達員に対する交通違反の取り締まりを展開した。企業に対し交通ルールに違反した配達員を通報するほか、一部の配達員に交差点で交通整理を体験させることで、配達員たちの交通安全関連法規に対する意識を高め、交通ルールに則った運転を心がけるよう指導した。

<13> 「人民網日本語版」2019年07月11日
2人目の子供は産みたいが問題は山積み
87.2%が「周囲に2人目出産を考えたことがある働く母親がいる」

中国青年新聞社社会調査センターと問巻網(wenjuan.com)は先週、2012人に対する調査を実施した。その結果、調査対象者の87.2%は、「2人目の出産について考えたことがあるという働く母親が自分の周囲にいる」と答え、「家庭と仕事のダブルストレスから、2人目の子供を持つことを躊躇している働く母親が周囲にいる」とした人は51.8%いた。働く母親が2人目を安心して産めるために、「政策面で、彼女らに対するより多くの保障や支援を与えてほしい」と希望する人が88.7%を占めた。

<12>「人民網日本語版」2019年07月11日
全国で農耕地約3400万ヘクタールが森林・草原に
国家林業・草原局は、全国で農耕地を森林や草原に戻す政策が約3400万ヘクタールの土地で実施されたことを明かした。2回にわたる農耕地の森林・草原化で森林面積は約3347万ヘクタール増え、人工森林面積の42.5%を占めた。また草原面積は34万ヘクタール増え、人工草原面積の2.2%を占めた。農耕地の森林化プロジェクトには計5000億元(1元は約15.8円)以上が投じられている。2014年から、中国は新たな農耕地の森林・草原化政策を実施し始めている。現在までに、国は新たな農耕地の森林・草原化の目標を約400万ヘクタールとしている。

<11> 「人民網日本語版」2019年07月10日
「中国大学生就職報告」発表 製造業が人気で高い起業意欲
「中国大学生就職起業発展報告・2017-2018」(以下、「就職起業報告」)がこのほど、東北師範大学で発表された。そのうち就職関連データによると、2018年度卒業生は製造業への就職人数が最も多く、大学院生と学部生の平均月給はそれぞれ5918元(1元は15.8円)と4735元だった。また起業関連データによると、2018年度卒業生は比較的高い起業意欲を持っており、一般大学の学部卒業生の起業率は「双一流(世界一流大学・世界一流学科)」建設対象大学の卒業生よりも高かった。「就職起業報告」のうち就職関連データによると、2018年度卒業生の業種別就職人数ランキングのトップ3は順に製造業(14.82%)、情報伝送、ソフトウェア・ITサービス業(13.77%)、建設業(10.21%)だった。

<10> 「人民網日本語版」2019年07月10日
紅軍による長征をリアルに再現 雲南の迪慶紅軍長征博物館
雲南省香格里拉(シャングリラ)独克宗古城日月広場の北側にある迪慶紅軍長征博物館は、1936年に紅軍が長征した際に金沙江を渡って迪慶州に到達したことを記念した博物館で、2007年8月20日に開館した。その建築面積は2400平方メートルで、序文展示、雪山・草地の記録、雪山登山と草原踏破を再現したインタラクティブシーン、紅軍が起こした農奴の戦い、現在の長征路、迪慶高原の新しい姿といった展示ホールが設けられている。また展示ホールには当時紅軍が迪慶に到達した際に使用していた船や銃砲、スローガン、関連文書・本、さらにはカンテラや薬箱、食糧袋、水筒といった生活用品も展示されているほか、人々にはよく知られていない長征に関する様々なエピソードが大量のパネル写真で紹介されている。

<9> 「人民網日本語版」2019年07月10日
八達嶺長城が8日から初の「入場制限」措置を実施
北京八達嶺長城景勝地の入場券は8日午前11時30分に完売となり、入場制限が実施された。この日は、1日当たり受入観光客数を延べ6万5千人までに制限する試みを景勝地がスタートさせた6月1日以来、観光客数が初めて上限を突破した日となり、八達嶺特区事務所が初めて景勝地の入場者数制限を発表した日ともなった。八達嶺長城景勝地入場券事務管理センターによると、7日夜、景勝地の翌日分入場券のオンライン予約枚数が約3万7千枚に達した。8日の入場券予約枚数は、当日午前8時30分の時点で5万2千枚、午前9時30分に5万6千枚、午前10時30分に6万1千枚、午前11時30分には6万5千枚に達し、景勝地は、当日入場券は完売したと発表した。

<8> 「人民網日本語版」2019年07月06日
南京の多くの交差点でスナップ撮影システムを導入
信用情報記録に影響与える通行者の信号無視行為

2日、南京交通警察公式微博(ウェイボー)で発表された情報によると、今月1日より、南京の多数の交差点において、非自動車両や通行者を対象とした交通違反行為スナップ撮影システムをスタートさせた。このシステムにより、交通違反をした当事者は、指定された日時と場所で体験型の交通安全教育を受講するよう通知する内容のショートメールを南京交通警察から受け取ることになる。このようなショートメッセージが、違反した当事者の携帯端末にどうやって確実に届けられるのだろうか?スナップ撮影システムは道路の横断や信号無視などの交通違反行為の瞬間を撮影し、顔認証機能により運転者データバンク及び人口情報データバンクと自動照合が行われ、違反者の個人情報を入手する。約5秒ほどで、システムは当事者の顔面の細部、氏名、身分証番号などの情報を獲得し、それらの情報を交差点に設置された大型スクリーンに表示する。

<7> 「人民網日本語版」2019年07月05日
ラサに観測史上初めての「夏」おとずれる
西蔵(チベット)自治区気候センターはこのほど、「今年の6月以降、西蔵の各地では、日中の気温が観測史上の最高記録を塗り替えている。拉薩(ラサ)では、6月25日から29日にかけて5日間続けて、平均気温が22度を上回り、中国における季節の定義上、「夏」に入った。1955年に中国で気象記録が始まって以来、ラサに「夏」が訪れたのは今回が初めてのこととなる。

<6> 「人民網日本語版」2019年07月04日
北京市もゴミ分別「強制軍」に加わることに
「ゴミ分別」が義務づけられた上海に続き、北京もゴミ分別関連法の立法化をめぐる取り組みに着手した。北京市都市管理委員会はこのほど、「北京市生活ゴミ管理条例」の改正が、2018―2020年法律制定計画に組み入れられたことを明らかにした。今回改正される条例は、企業のみならず、個人のゴミ分別に対する責任も明確に規定されており、違反者に対する罰金額は上海を下回ることはないとみられている。北京のゴミ分別基準は上海と異なり、「台所ゴミ」、「有害ゴミ」、「その他のゴミ」、「回収可能なゴミ」の4種類に分類される。北京では、1日あたり約2.6万トンの生活ゴミが発生しており、市内29ヶ所のゴミ処理施設はいずれも処理能力の100%で稼働しているのが現状だ。

<5> 「人民網日本語版」2019年07月04日
全国初!雄安新区で24時間営業の5G無人スマート書店が試営業スタート
河北移動と新華書店が共同で打ち出した全国初の24時間営業の5G無人スマート書店が雄安新区容城県新華書店内でこのほど試営業をスタートさせ、より便利で、よりスマートな書籍購入と読書体験を提供している。このスマート書店は5Gネットワーク環境を備えており、来店した客は毎秒1ギガビット(Gbps)に達する通信速度を店内で体験することができる。オンライン読書を行う場合、5Gの高速度、広帯域幅、低遅延の特性により、ダウンロード速度が有線ブロードバンドアクセスより10倍近く向上している。客は顔認証システムで入店した後、セルフサービスで本を探したり、購入したりできるほか、モノのインターネット(IoT)のスマート識別技術を通じて、精確な図書の位置情報の入手や、微信(WeChat)ペイによる「ワンクリック決済」を行うこともできる。また、ビッグデータプラットフォームを通じて、会員の読書傾向を分析し、精確なマーケティングの展開やユーザー運営のメンテナンスも行える。

<4>「人民網日本語版」2019年07月03日
黒川さくらさん「校舎を見上げ思うこと、それは感謝の一礼」
長年にわたり、中国ではごく普通の、愛らしい日本の若者たちが常に活躍してきた。彼らは自身の知識と熱意を中国の地に捧げてきた。彼らの中には社会人になったばかりの若者もおり、中国語もほとんど話せないものの、努力と楽観的な姿勢で、異国の地で人としての価値を実現させようとしている。日本国際協力機構(JICA)が中国に派遣するボランティアたち、それがこうした若者たちだ。ボランティアたちは通常、1~2年間中国に滞在し、そのほとんどが条件的にも厳しい遠隔地や貧困地域へと派遣され、そこで教育や医療といった業務に従事し、現地の人々と一緒に生活する。人民網日本語版では「中国の日本人ボランティア」コンテンツにおいて、こうした日本人ボランティアたちが中国で経験したエピソードや思いを紹介する。今回紹介するのは、間もなく中国での2年間の任期を終える黒川さくらさんが黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市と貴州省盤州市で日本語教育隊員として活動した経験と所感。

<3> 「人民網日本語版」2019年07月03日
どうして中国人は白湯を飲むのが好きなの?起源はココに!
「熱を出したら、白湯を飲む。胃が痛くなったら、白湯を飲む。ストレスを感じても、白湯を飲む。中国における白湯がどんだけスゴイものなのかようやくわかった」と、卒業式で流ちょうな中国語を披露したイタリア人留学生はこのように中国における不思議な「白湯」に感嘆した思いを語った。「熱いお湯をたくさん飲むと、身体によい」というこの話題は、中国で広く知られているだけではなく、現在は海外にまで広がっている。

<2> 人民網日本語版 2019年07月02日
北京市がオンライン労働者権利保護のQRコード打ち出す
北京市人力資源・社会保障局は1日、「全方位型かつ無障害の告発ルートをさらに完備することを目指し、『オンライン労働者権利保護QRコード』を打ち出す」ことを発表した。同日より、給与未払い、労働契約未締結、超過労働などのトラブルに巻き込まれている労働者は、携帯でQRコードをスキャンするだけで、労働保障監察機関にオンライン告発ができる。告発から3営業日以内には、告発内容に対する確認結果が、ショートメールで告発した労働者の携帯端末にフィードバックされ、労働者は担当部門に出向くことなく、告発に関する正規のルート・権利保護方式を知ることが可能だ。労働者の告発内容が事実ならば、ショートメールに提示された正規のルート・方式にもとづき、証憑資料を整え、担当窓口に赴けば、正式な手続きを進めることができ、高い効率で精確な権利保護を実現できる。

<1> 「人民網日本語版」2019年07月01日
野菜を買うのも出前と同じく簡単に!「未来の野菜市場」が武漢に登場
湖北省武漢市洪山区にある生鮮市場「獅城匯」では26日、オンラインデリバリープラットフォーム「餓了么(Eleme)」が打ち出した中国で初の「未来の野菜市場」がその運用をスタートさせてからすでに1ヶ月以上経ち、1日あたりの注文件数は最高で500件に達している。このデリバリープラットフォームが展開する新たなビジネスは、伝統的な野菜市場に新たなビジネスチャンスをもたらしている。客がオンラインで注文すると、生鮮市場側が商品をピックアップして梱包・発送し、30分以内にはフードデリバリーと同じように宅配スタッフが家まで届けてくれる。生鮮食品はいずれも生鮮市場のサプライヤーからの出荷となるため、新鮮さがより保障されている。また売り手側も、オンライン販売に進出することで、在庫商品を効果的にさばくことができ、在庫による損失も減少させることができる。こうした「うまみ」を味わったことで、武漢で生鮮品市場の開発・経営などを行う華和農業は、年内に武漢市内にさらに3ヶ所の「未来の野菜市場」を打ち出すことを計画している。

34年前紀念館開館式典に3名の 日本人の友人がいました・・・

侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館(2019年6月19日)

私たちが注目すべき、歴史に残すべき記録

1985年8月15日
中国侵略日本軍南京大虐殺遇難同胞紀念館が正式に完成、開幕
式典参列者の客の中に混じるわずかばかりの日本人外国客
彼らは誰か?
彼らはまたどのようにこの紀念館建設を見ているのか?

写真=紀念館建成開幕式

1
「万人坑」遺跡を見て深い思いに触れ、紀念館開幕式典参加を決意

1985年5月7日、42歳の日本人、高幣真公は日中労働者交流協会とともに初めて南京に訪問した。
高幣真公によると、彼らはわざわざ江東門を訪れ「万人坑」遺跡にて現地視察を行った。

累々と積み重なった白骨に協会員銘々の心が震撼した。彼らは冷静に、ただ歴史を正視することで、同じ轍を踏まないことにつながると意識した。

写真=協会が江東門を訪れ「万人坑」遺跡にて現地視察(高幣真公提供)

写真=紀念館建造写真(高幣真公提供)

協会員は当年8月15日、侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館が正式オープンすることを知り、帰国後、彼らは直ちに紀念館開幕式典来館参加にむけて計画を始めた。

1985年6月、高幣真公と協会員一同が、協会名義で、南京市総工会に向けて誠意ある手紙で式典に参加させてもらいたいと希望した。

7月27日、南京市総工会は返信でこのように回答した:「式典参加の希望の要望に、我々は大変感動した。あなた方のこのような心情を南京市民に伝えたい。」

高幣真公が経緯を思い起こし、多方面からの尽力で、1985年8月13日、日中労働者交流協会の日本代表が正式に紀念館開館式参加の招待を受けることができたと述べた。

2
「紀念館は日中不再戦、日中友好の新たな出発のために」

1985年8月15日、協会が送り出した団長市川誠、団員平坂春雄と山田順三の3名の代表が、記念館建設完成の開幕式に参加した。

彼らは式典に参加した3人のみの外国の友人でもあった。

後に、市川誠は式典参加にいたる過程を1編の記事『紀念館は日中不再戦、日中友好の新たな基点としよう』に書き上げた。それにはこのように書かれている:

1985年8月15日、中国人の方からすると、この日は反ファシスト戦争に勝利した40周年記念日。午前8時半開館式典が正式に始まり、私たちは列の2列目に立っていた。
まず、中華人民共和国国家斉唱、つづいて南京市長張耀華の言葉。
彼はこのように述べた「侵略戦争のこの歴史は永遠に次世代の心に刻む。中国人民と日本人民がともに過去の歴史を肝に銘じ、歴史の悲劇を繰り返さないよう、共に努力する。」

写真=市川誠が記録した記事

式典参加の代表の一人平坂春雄が回顧録の中で書いている「日本軍侵略戦争を理解しない日本人からすると、紀念館は彼らに大きな衝撃を与えるだろう」。

式典に参加した日本の友人から南京に1つの「鎮魂の時計」が贈られた。上には「中国侵略戦争を反省、謝罪、犠牲者の御霊に弔意を捧げます」 の刻印がある。

3
「中国では平和の願いを表明するが、日本ではほとんどがこの表明を見ていない」

―時は瞬く間に34年経過。

高幣真公はすでに76歳の老人になり、一人の日本人友人の伊藤彰信と再び南京に来訪し、歴史の場所にインタビューで訪れた。

高幣真公は述べる:「日本では南京大虐殺に関する書籍や映像を見たことがある。今回の来館訪問での収穫は大きく、紀念館に展示される多くの詳細な資料が歴史を再現している。多くの日本人が訪れて見学することを希望する。」

写真=伊藤彰信、高幣真公が紀念館を参観

伊藤彰信は記念館を知らなかったわけではないと話した。2005年に初めて南京を訪問し、2009年に再度団を率いて記念碑除幕式のために来館した。2014年以降は毎年南京大虐殺死者国家公祭で南京を訪れていた。

伊藤彰信は述べる。「2005年紀念館はまだ小さな館であったが、数年経て紀念館はどんどん新たな展示でリニューアルを繰りかえし、見学者が歴史の理解を深めることができるようになっている。参観した中で印象深かったのは、日本軍南京大虐殺遇難同胞紀念館だけでなく、中国人民抗日戦争紀念館でも、展示の最後に平和の表明で締めくくり、「過去は忘れず、未来の師とする」と表明していたことだ。日本の博物館では、このような表明はあまり見ない。」

4
中日両国の人々の交流強化を呼びかける

中日友好の交流推進について、高幣真公が述べる:「日本人はもっと中国に来て変化を見るべきで、中国人も日本に来て日本の変化を知ってほしい。双方は交流を基礎にしてのみ、歴史への思考を深め、学習することが可能だ。」

伊藤彰信は特に中日友好の根幹は若い人々にかかっていると強調する。彼は述べる:「日本の世論調査で、日本の若者層が中国への認識に比較的大きな隔たりがあり、より多くの日本の若者が中国を見に来て、学び、青年同士の交流に力を入れてほしい。」

写真=伊藤彰信(左)、高幣真公(右)が紀念館でインタビュー、高幣真公が協会で  撮影した紀念館建設写真を披露


* 紀念館ホームページ中国語記事原文  Wechat 記事

台湾:エバー航空スト、奮闘の17日間で締結された団体協約とは?(7/7)

7月6日に団体協約を締結して解決したエバー航空の客室乗務員が加盟する桃園市客室乗務員職業組合の17日間に及ぶストライキには、2300名の客室乗務員が参加しました。以下は、台湾の社会運動ウェブメディア「焦点事件」の報道の訳です。交渉妥結後にエバー航空本社前に設置されたストライキ・テントでの報告集会の様子も画像でUPされています。

原文:長榮空服員罷工》苦戰17天 團協簽了些什麼?

最後の記者会見には、労使双方とともに労働部(省)の部長、桃園市長なども顔を見せています。

記者会見の模様(映像

桃園市客室乗務員職業組合のfacebook

以下、「焦点事件」からの翻訳です。

<会員=I・Y>

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エバー航空客室乗務員スト:奮闘の17日間で締結された団体協約とは?

2019年7月6日

焦点事件 記者 王子豪

【写真】団体協約締結後、南?[桃園空港近く、エバー航空の本部がある]のストライキテントに戻った組合交渉代表らは夜の小集会を行った。集会では最後に組合員たちがステージに上がり、スト檄布にピンクの塗料で手形を押した。手形を提起した組合員は「これをずっとやりたかったの。17日間待ってやっと実現した」と語った。(撮影:王子豪)

客室乗務員労組は7月6日にエバー航空と団体協約を締結し、ストライキは9日には完全に解除されることとなった。6月28日、エバー航空の林宝水会長が組合に対して「話がしたい」と持ちかけ、「6・28提案」を提起した。その日の夜に組合は投票を行った。翌6月29日に提案を受け入れることを決めたが、その日の午後に会社側は、組合が提起した「争議後の処分禁止条項」を拒否したことで協約は締結されず、ストライキは継続した。またその後に伝えられた会社側の「平和義務条項」によって双方の隔たりが拡大したが、7月6日に最終的に合意に達した。6・28案では詳細が不明確だった「争議後の処分禁止条項」と「平和義務条項」の具体化がもたらした結果である。

◎組合の「争議後の禁止処分条項」

6月29日に組合が提起した「争議後の処分禁止条項」は、「組合員資格およびスト参加は組合が認定する」「スト参加の組合員の権利をスト以前の状態に回復する」「会社はスト参加者に対して法的追訴および補償請求は行わない」「不当労働行為については労働部[省]不当労働行為審査委員会が認定した後は、会社はそれ以上の再審査申請を行わないこと」。

このうちストライキの条件は組合が決めるという原則について、7月2日の交渉では、押し通すことができず、案件ごとに処理することになった。これは「18人のスト参加」(※)問題を含む、ストライキ期間中に「職場放棄」と認定された27人に関係する。この問題は労使双方が推薦する委員3人から構成される調査委員会によって結論が出されることになった。今後もし同様の案件が出た場合も、この方法で対処することになった。

(※)訳注:ストライキ指令が出された6月20日16時の時点で、搭乗手続き業務をしていた18人の客室乗務員がストライキに参加したことに対して、会社が「職場放棄にあたる」として処分することを明言していた問題

「ストライキ以前の権利を回復する」という部分について、そのうち一番重要になるのは、5月8日に会社が出した通知である。赤字を理由に年末一時金と賃上げを凍結し、優待チケットも廃止するが、ストライキに参加しない職員についてはこの限りではないとした内容である。このうち年末一時金と賃上げについては組合員と非組合員を区別はせず、優待チケットの廃止についても会社側はストライキ参加者を対象にしたものではなく、「制度は全廃し、会社に貢献した職員への新しい奨励制度を設ける」としていた。

7月6日の交渉では、一か月のうちに他社の航空券購入に対する優待制度は復活させるが、エバー航空のチケットについては、漸次的な復活を計画しており、今後二か月のうちに別途協議することとなった。労働部[省]と桃園市政府は6日の交渉後の記者会見で、優待チケットに関する福利厚生は「原則一致」を順守すべきだと述べた。

組合が提起した「再審査請求は行わない」ということについては、会社側は「もし組合の側が今回のストライキは法律にのっとって行われたというのであれば、会社はそれを尊重する」ことを約束した。「不当労働行為と認定された後は再審請求をおこなわない」という条項については議論がされなかった。

◎会社側の「平和義務条項」

会社が提起した「平和義務条項」は、6日の文言協議で、組合は3年間はストライキを打たないことに最終的に合意した。しかし「労使紛争処理法」[労組法の間違いか?]第35条第2項の権限は保留する、つまり会社が労働組合を弾圧する不当労働行為、あるいは不誠実団交があれば、組合はスト権を行使することができる、ということである。

会社が提起した「平和義務」にあった「職員に対する嫌がらせ、排除、差別などの違法行為あるいは不当な対応を行ってはならない」、「会社、会社役員、職員、株主などに対して事実に基づかずに侮蔑したりけなしたりしてはならない。違反者には違約金を科す」「団体協約事項に関するストライキをしてはならない」という要求のほか、他の労使紛争でも持ちだされるスト予告期間「ストライキの30日前にはストの期日、時間、ピケ方式を通告しなければならない」という要求について、「嫌がらせ、差別」「侮蔑」の条項については他の法律の範疇であり、また「スト予告期間」についても3年間はストを打たないという合意があるということで、[すべて]協約の文言から削除した。

◎その他の重要な合意内容

他の条項については、おおむね6月28日に提案がベースになっている。「待遇の改善」については、時給計算の「日払い費」をフライトごとに計算する「飛行安全服務報奨金」にすることで合意した。これにはフリーライダー禁止条項を付けなかった。

「飛行安全服務報奨金」の計算方法は、BRで始まるフライトコードで長距離便には500元、短距離便には300元の飛行安全服務手当が支給され、PNC便(2チーム、片道勤務)はその半分となる。エバーが航空機と乗務員をリースしている立栄航空(UNI AIR)のB0便は、エバー社内の「立栄フライトチーム」の客室乗務員が搭乗するが、国内の短距離便に何度も搭乗するので、手当の算出法は別途行うことになった。

いわゆる「過労航路」については、組合は「Uターン」(同じフライトチームで戻ってくる)航路の一部を、渡航先で一泊する勤務体系に改善するよう求めていたが、BR198、BR108、BR184の三つの東京航路について、10月から3月の冬季6か月間について一泊勤務とすることで合意した。BR716北京航路については6月から8月の雷雨期と4月の滑走路保守時期の4か月間を一泊勤務とすることになった。

会社側が拒否してきた「取締役会への労働側代表の参加」については、組合側も形式には固執せず、「経営方針の決定の透明性」という中身を追求することになった。定期的な労使の意思疎通、減員や渡航先での休憩時間を削減する際は、組合と交渉しなければならないことも団体協約に盛り込んだ。客室乗務員への処分を決める「人事評価委員会」には客室乗務員が選んだ5名の教官を入れて、ローテーションで委員会に関与することとし、発言権と投票権のある陪審委員を一人選出して、ほかに一名の客室乗務員が当事者として同伴する協約を結んだ。

台湾:エバー航空客室乗務員組合がスト突入(6/21)~(7/7)

<6/21>

昨日、台湾のエバー航空(長栄航空)の客室乗務員らが加盟する労働組合が、経営側との労使交渉が決裂し、16:00からストライキに突入しました。

組合は桃園空港のある桃園市の「桃園市空服員職業工會」です。

以下、中国語ですが情報まで。

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交渉の全経過はウェブ中継で公開(録画)されています。

16:00のスト開始とともに、エバー本社前でピケをはっての集会に突入。

こちらはストライキ宣言。やや長いので、おって翻訳します。

6/20には南部の高雄の組合員も北上してストに合流。

がんばれ!
加油!

<I・Y>


<6/26>

6/20の夕方16時からストに突入したエバー航空客室乗務員組合ですが、7日目の今日もストは続いています。

同組合のfacebook

6/22には韓国民主労総からも連帯メッセージ届いてます。

時間が取れず翻訳できていませんが、運動側の報道もたくさんあります。以下、紹介まで。

ピケットラインを巡る攻防:スト一日目(焦点事件)

エバー航空ストの8つの要求(苦労網)

嵐のなかのコンセンサス:離島線は通常運行(焦点事件)

ちょっと翻訳する時間がとれませんが、エバーの日本便のなかでも労災事故が発生したりしてます。
がんばれ!加油!

<I・Y>


<7/3>

香港の件などで忙しくて、エバー航空のストライキの続報などお伝えできませんでしたが、昨日、12時間にわたる団体交渉で合意して、ストライキが解除となりました。

どの程度の要求を勝ち取ったのかなど、ちょっと時間がなくてまだ確認していませんが。とりあえずリンクのみ。

団体交渉で合意、スト解除へ(写真あり)

ストライキ支援集会(人権弁護士らも支援、映像、画像あり)

桃園市客室乗務員職業組合facebook

とりあえずよかった!

<I・Y>


<7/4>

当該組合のfacebookに7月3日付で英語のメッセージがありましたので紹介しておきます。

Call for Solidarity
Taoyuan Flight Attendants Union Calls for International Solidarity for Its Strike against Blatant Union Busting Attempt of EVA Air
July 3, 2019

<I・Y>


<7/5>

ごめんなさい、エバー航空客室乗務員が加盟している組合、スト解除してませんでした!

スト後の処分をめぐって協約が締結できておらず、ストは継続中です。経済的要求項目は妥協できるが、合法ストに対する処分は一企業の問題ではなく台湾全体の労働者の問題であり、受け入れられないというのが組合のスタンスのようです。

これもまた翻訳する時間なくて申し訳ありませんが、エバー航空の組合・スト敵視の姿勢は台湾全体の問題であり、政治の問題でもある(来年1月総統選挙)ということで、エバー航空の組合員たちは、スト継続への支援と資本への圧力を訴えるべく、全国行脚をしています。

facebookに全国連帯行脚の様子があります。

もちろんこれは一台湾だけの問題ではないと思います。

加油!

<I・Y>


<7/7>

台湾:エバー航空スト、17日目で協約締結し解決へ

昨日、桃園市の仲介による団体交渉が行われ、労使が合意に達し、協約が結ばれました。ストは9日の24時をもって解除されることになりました。

エバー航空、CA労組と団体協約 スト決行から17日目/台湾

詳しい合意内容は現地の運動メディアでも報じられていますので、今日中に訳して送ります。

長榮空服員罷工》苦戰17天 團協簽了些什麼?2019/07/06焦點事件記者王子豪報

とりあえずの一報です。

<I・Y>

南京大虐殺遇難紀念館の「和平の旅」インタビューのため訪中(7/4)

記念館の庭にある「日中不再戦の誓い」の前でー左端が芦鵬さん(記念館職員)

6月16日(日)から20日まで、南京に行ってきました。
6月13日に侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館から突然電話があり、紀念館が行っている日本の友人の口述史「和平の旅」のインタビューを行いたいというのです。6月末が会計年度の決算日で、予算が残っていたのでしょう。私と事務局次長の高幣さんが行くことになりました。高幣さんは85年の市川誠訪中団の参加者です。

南京大虐殺記念館でー左から2人目が張健軍館長

「平和の旅」編集のために私たちをインタビューー左が質問者の盛卯弟(江蘇省総工会国際部)さん

インタビューは17日に行われました。この日は月曜日で紀念館の閉館日。建設中の紀念館しか知らない高幣さんのために、特別に展示を見学することができました。高幣さんはビデオにしっかり収めていました。

張健軍館長に挨拶しました。市川さんが85年8月15日に贈った「鎮魂の時計」が飾られていました。インタビューは午前、午後合わせて4時間ほど行われました。インタビューアーは江蘇省職工対外交流中心の盛卯弟さん。日中労交について設立経過、現在の活動、苦労話、今後の日中平和活動などについて私が答え、1985年5月の訪中、8月の紀念館開館をめぐる交流活動について高幣さんが答えました。昼食は南京一高いビルのレストランで張館長と一緒にとりました。
18日は、ジョン・ラーベ紀念館、利斎港慰安所旧跡陳列館、下関地区の虐殺現場、長江大橋などを見学しました。

南京師範学校の卒業式前ー左から2人目が林敏潔教授

19日は、六朝博物館、鄭和紀念館を見学し、南京師範大学の林敏潔教授と昼食を、江蘇省総工会と夕食をとり、懇談しました。

林敏潔教授とは3月に東京で開かれた日本反戦平和国際シンポジウムでお会いしました。日本文学が専門で民間の平和反戦記憶をどう若い人に伝えていくのかというプロジェクトを行っている方です。6月15日に東京で開かれた第1回「一帯一路東京フォーラム」から帰られたばかり、南京師範大学大学院の卒業式という忙しいなか、会ってくださいました。

歓迎レセプションを開いてくれた高総省総工会の繆建華さん(組織・国際部長)・右

江蘇省総工会とは、組織・国際の責任者である繆建華さんと労働組合改革で新しくつくられた職工服務中心(労働者サービスセンター)の責任者の葉希伯さんと懇談しました。職工服務中心の活動、例えば労災、社会保険の相談、就職あっせん、零細企業で働く農民工の組織化などについて話をしました。職工対外交流中心も職工服務中心に統合されるということですから、海外からの進出企業の従業員の組織化も担うことになるのかなと思いました。
国家公祭に参加する今までの南京訪問とは違った日々を過ごすことができ、今後の交流をすすめるにあたって参考になる訪問となりました。
具体的な点については、追って報告することとし、取り急ぎの報告とさせていただきます。

2015年に修復工事が終わった南京長江大橋の塔上で記念撮影(右・伊藤彰信、左・高幣真公)

高幣さんは、北京に寄って、ゆっくりと中国の旅を楽しんでいますよ。

HKCTUは6・17ストで法案改悪を阻止する<6/14> なぜデモ参加者数が200万+1人なのか <6/20>

逃亡犯の中国送還条例に反対する (続報2)

香港:HKCTUは6・17ストで法案改悪を阻止する<6/14>

香港では6/20の容疑者引き渡し条例の改悪に抗議する運動が続いています。民主派のナショナルセンター香港職工会聯盟(HKCTU)は、6月17日に条例改悪反対のストライキを打つことを決めました。

翻訳する時間はないのですが、facbookにはストの説明やQ&A、今日の記者会見の映像などがUPされています。

https://www.facebook.com/HKCTU/

もちろん労働組合の多数派は、中国政府寄りの工聯会なので、ストライキの影響力がどれほどあるかは不明ですが、たぶん2014年の雨傘運動の時にはストライキは打てなかった(と思う)ので、必死度は前回以上かも。もちろん政府の方も。

加油!            <IY>

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香港:なぜデモ参加者数が200万+1人なのか <6/20>

すこし間が空きましたが、香港の容疑者送還条例反対について、労働者のはなしなのでこちらのMLでもシェアします。重複ご容赦。

6月16日に行われた巨大なデモ。日本では「200万人デモ」とか「200万近いデモ」などと報じられていますが、主催者の「民間人権陣線」はハッキリと、「2000001人デモ」「200万+1人デモ」と言ってます。

この「1人」は、15日夜に工事現場のビルのうえで「反送中No Extradition To China」という横断幕を掲げた抗議行動の最中に転落して亡くなった35歳の男性も、みんなと一緒に参加したという意味が込められています。

HKCTUが呼びかけた「6・17ストで条例反対!」では、集会の冒頭に彼のために1分間の黙とうがありました。黙とうの説明はこうです。「烈士」とは大義のために犠牲になった人への尊称です。

「2019年6月15日、わたしたちとともに送還条例に反対してきた梁烈士はこの世を去りました。わたしたちは、信義を守り、故郷を愛し、民主と自由を守るために、生命の危険を顧みずに暴政とたたかった仲間を失いました。私たちは知っています。あなたは建設労働者として、5年前(の雨傘運動のとき)に私たちと一緒にオキュパイ(占拠)に参加したことを。あなたが去ってしまったことに最大限の悲しみと憤りを感じるとともに、香港のためにあなたが犠牲を払ったことに敬意を表します。あなたがビルから墜落したとき、わたしたちの思いもあなたと一緒にありました。あなたが去ってしまったことを信じられません。ですがあなたの身体は去ってしまいましたが、あなたの魂は私たちとともに在り続けるでし
ょう。これまでと同じように、あなたは闘争の最前線に在って、政府による不正義な控訴にも恐れることなく、警察の暴力で負傷した民衆を守りつづけるでしょう。あなたの名前を知らない人もいるでしょうが、あなたはこれからもずっと私たちと一緒です。」

35歳の建設現場の労働者が選んだ抵抗の場所は、建設中のビルの上でした。一部では「抗議の自殺」とも報道されたようですが、転落するシーンを映像でみたのですが、ビルの上で数時間抗議していた末に、数名の救護要員につかまれた服が脱げた拍子に転落した、という感じでした。

こちらに中国語ですが報道や写真がありますので、紹介しておきます。<原文>
条例の改正案は撤回されておらず、警察の鎮圧で負傷した学生の親の呼びかけや学聯のよびかけによる法案撤回、鎮圧の責任者である行政長官の辞任などを求める行動が断続的に呼びかけられています。

7月1日は97年に香港が中国に返還された日で、毎年休みですが、民主派も毎年デモを行っています。
今年もデモが呼びかけられており、参加者は増えそうです。生きてこのデモの+1人になろう。           <IY>

「人民網日本語版」2019年6月後半 抜粋(2019/7/1)

<20>  「人民網日本語版」2019年06月28日
北京の9部門が女性雇用の際に結婚・出産に関する質問禁ずる共同文書発表
北京市人力資源・社会保障局と市教育委員会など9部門はこのほど、「女性の雇用促進を目的とした招聘行為のさらなる規範化に関する通知」を共同で発表した。通知によると、企業や人材派遣サービス機関は、社員採用計画の制定から、人材募集情報の公開、採用プロセスにいたるまで、性別(国が定める女性の労働が禁じられている職種を除く)による制限や性別による優遇、および女性の雇用の拒絶を行ってはならず、結婚・出産状況に関する質問を女性に行ってはならないとした。また、入社時の健康診断に妊娠判定項目を組み入れてはならならず、出産制限を採用条件に盛り込むことも禁じ、女性の採用基準を厳しくするという差別化措置を講じてはならないとしている。国有企業・事業機関、公共人材派遣サービス機関、業界に属する人材サービス機関は、法律遵守に率先して取り組み、手本としての責任を果たすことが求められている。

<19> 「人民網日本語版」2019年06月28日
今年最も称賛を集めている卒業式スピーチ「弱者と同じ目線で世界を経験しよう」
中国農業大学の人文・発展学院2019年度卒業式が23日に開かれた。葉敬忠院長が卒業生を送った言葉は、ロマンあふれる心情と素朴な思想に満ちており、卒業生が純真さと真実さを失うことなく、いつでも自分の本心に立ち返り、常に自分の良心が発する声に耳を傾け続けて欲しいという願いが込められていた。卒業生各位:中国経済は、長年の間、急成長を維持し、物質・財産の蓄積は誰の目にも明らかで、ほぼ全ての中国人家庭がその恩恵にあずかっていると言えるでしょう。私たちの社会は、物質的に極めて豊かな時代となっていますが、同時に、中国社会にはまた「戻気(居丈高で荒んでいる心持ち)」も、急速に蔓延し始めています。これは、人を驚かせる目的で申し上げているのではなく、その深刻さは我々の想像をはるかに上回るまでになってしまっています。

<18> 人民網日本語版 2019年06月27日
今年初の北京発ホータン行き観光列車「京和号」が北京を出発
今年初となる観光専用列車「京和号」が26日、観光客500人を乗せて北京西駅を出発し、美しい新疆維吾爾(ウイグル)自治区を観光し、シルクロード文化と異国情緒を体験する旅に向かった。 続きを読む 「人民網日本語版」2019年6月後半 抜粋(2019/7/1)