昨年12月に中国・広東省で活動する労働NGOメンバーが拘束された事件で、拘留期限であった1月9日までに2名が釈放され、4人が正式に逮捕手続きが取られました。マスコミのインタビューにも登場し、捜査に積極的に協力しているとみられるもう一人の消息は不明です。
先日、このMLでも紹介した新華網によるテレビニュースの翌日の人民日報(12月23日)には、ほぼ同じ内容の記事を掲載しましたが、香港を拠点に活動する労働NGO「中国労工通訊」(チャイナレイバーブレチン)を名指しで取り上げ、10年前から中国の労働NGO活動家個人に毎年70万元余りの資金を提供してきたと報じました。これは先に日本語訳した記事にはなかったものです。
記事のタイトルもこんな感じです。
海外組織から大量の資金提供を受け ストを操り労使矛盾を激化させ 資金を集め女性をたぶらかして公益の名を汚す
「労働運動の星」の真実の姿を暴露する
これに対して名指しで指摘された「中国労工通訊」の韓東方が、人民日報の編集長に対して反論を書いています。
翻訳する時間がなくてごめんなさい。そのうちに・・・。
<稲垣・会員>