日中交流助成基金の創設を決定
第4回総会を4月16日、東京・蒲田で開催しました。11名が出席しました。
はじめに伊藤代表が「昨年は、映画ジョン・ラーベの上映運動、12月の訪中、学習会の開催など積極的に活動してきた。中国職工対外交流センターの受け入れも、中華全国総工会から引き継がれ、われわれの要望を受け止めて対応してくれた。3年目にしてフォーラムの活動も基礎を築くことができた。安倍首相の改憲策動の中で、「日中不再戦の誓い」の原点を忘れずに、日中友好活動をおこない、若い人につないでいきたい」とあいさつしました。
議事では、若い人の訪中を援助する日中交流助成基金の設立、ホームページを充実するために中国労働問題に関する資料の掲載、会員からの感想を含めたメーリングリストへの投稿の促進、会計を単年度黒字にするために会員の拡大と会費の完納、などの意見が積極的に出されました。
日中交流助成基金の運営要綱を一部修正して活動報告・方針が採択されました。また、剰余金から5万円を基金に繰り入れることにし、決算・予算が承認されました。
役員改選では、新たに副代表3名、運営委員2名を加えて、役員体制を強化しました。
藤村妙子さんが「東京の満蒙開拓団」を講演
総会後、藤村妙子さんの「東京の満蒙開拓団―その背景と史実から学ぶもの」と題して講演を受けました。会員以外の方の参加が8名あり、このテーマに関する関心の高さがうかがわれました。講演についてはホームページで報告します。
近日中に議案書など総会資料を郵送します。振込用紙を同封しますので2016年度の会費納入をお願いします。新たに日中交流助成基金についても一口5000円です。任意のカンパになりますが、ご協力をお願いします。
<伊藤 彰信 >