謹賀新年
時の流れと共に2016年は過ぎてしまいました。歴史の真実、そして中日両国の
平和のために、先生方が今までのご努力とご貢献に心より感謝しております。
2017年は盧溝橋事件、南京大虐殺事件が発生してから80年目となっており、同
時に中日国交正常化45周年の節目でもあります。新たな年には、南京大虐殺死難
者国家追悼式の準備、そして展示内容のグレードアップなど二つの大きな仕事が
待っています。記念館の責務を果たし、歴史と平和を守るために、今後とも先生
方のご支持と協力を願っております。
この時、私のテーブルに冬の日差しが注がれ、蝋梅の匂いが窓から嗅がれて香
ばしいが部屋中に充満しています。静かで平和の時間です。この平和を大事にし
て歴史の真実を伝え、中日両国の皆様が末永く平和の楽しさを味わうことができ
るよう願っております。
最後では、新春のお喜びを申し上げます。
侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館
館長 張建軍