「人民網日本語版」2020年6月前半 抜粋(2020/06/16)

<20> 「人民網日本語版」2020年06月15日
北京市の感染状況は第2波の到来を意味しているか?
北京市ではこのところ、新型コロナウイルスの感染者が再び急増し、11日から14日7時にかけて、新たな感染者が計51人となった。14日、北京市政府の徐和建報道官は、「北京市ではこのところ連続して感染者とPCR検査で陽性とされた例が確認され、しかも全員が新発地卸売市場と関連していた。北京市は非常事態に入った」とした。北京市の感染者急増は第2波の到来を意味しているのか?北京市は市民全員に対しPCR検査をする必要があるのか?この点について、国家衛生健康委員会ハイレベル専門家チームのメンバーで、中国疾病予防管理センターの元疫学首席科学者の曾光氏が回答した。

<19>  「人民網日本語版」2020年06月12日
中国、発熱患者全員にPCR検査実施を義務化 未実施の場合は責任追及も
中国国家衛生健康委員会がこのほど発表した「医療機関がセンチネル作用を発揮し、新型コロナウイルス感染防止対策を常態化させることに関する通知」は、発熱外来や末端医療機関、救急センターのセンチネル作用を十分に発揮させ、各「センチネル」が検査、登録、報告、誘導などを確実にしなければならないことのほか、それら対応措置が不十分で、検査する必要なケースでも検査が実施されなかった場合に関しては、責任の所在を追跡し、法律・法規に基づいて、関連の機関や責任者の責任を追及すると明言している。

<18> 「人民網日本語版」2020年06月12日
中国、新型コロナ流行で兼職のデリバリー配達員が急増中
新型コロナウイルス流行期間中、飲食や文化・娯楽、トレーニング・研修機関などの業界では休業を余儀なくされた労働者も多かった一方、デリバリーなどの業界は人手不足になるほど多忙となった。そんな中、デリバリープラットフォーム・「餓了麽(Eleme)」が公表した統計によると、調理師やスポーツジムのトレーナー、航空会社のグランドスタッフなどが副業としてデリバリー配達員を始めている。今年1月下旬から6月初めの期間、Elemeでは、累計で配達員120万人に仕事を提供した。兼職の配達員の月収は平均2900元(1元は約15.10円)となっている。

<17> 「人民網日本語版」2020年06月11日
中国南方エリアで豪雨 262万7000人が被災
直接的な経済損失は610億円以上

今月2日から、中国南方エリアは豪雨に見舞われている。水利当局のモニタリングによると、広西壮(チワン)族自治区、広東省、福建省、浙江省など8省・区の110河川で、警戒水位を超えて洪水が発生している。現在、南方エリアの水害の被災者は11省(区、市)で262万7000人に達し、22万8000人が緊急避難している。倒壊した家屋は1300棟、被害を受けた農作物の面積は145万9000ヘクタール、直接的な経済損失は40億4000万元(1元は約15.15円)となっている。

<16> 「人民網日本語版」2020年06月09日
香港地区が18歳以上住民に1万香港ドル給付、7月8日から受け取り可能に
香港特別行政区政府は、18歳以上住民への1万香港ドル(1香港ドルは約13.96円)給付に関する手続きについて発表した。それによると、6月21日から申請受付を開始し、銀行は同日通常通り営業、申請期限は12月31日までとなっている。香港特別行政区政府財政司の陳茂波司長は、「市民は銀行で申請手続きが可能で、銀行口座に直接1万香港ドルが振り込まれる。6月21日から6月末までに申請手続きを行った市民は、7月8日から受け取りが可能となる。6月30日以降にオンラインで申請を行った市民は、申請から1週間後に受け取ることができる」と述べた。

<15> 「人民網日本語版」2020年06月08日
世界的な感染拡大の第2波迫る中での中国の目標は影響を受けないこと
上海市新型コロナウイルス感染症臨床治療専門家チームのトップを務める復旦大学附属華山病院感染症科主任の張文宏医師は取材に対し、「世界的に感染拡大の第2波が進行しつつある。しかも再拡大の勢いはすでに第1波を超えている」とし、世界の新型コロナウイルス感染症の状況について最新の判断を示した。そして張氏は、「中国の感染予防・抑制目標は、こうした世界的な感染拡大の第2波の影響を受けることは無い」と力強く語った。張氏は、「今回の感染症との闘いを経て、我が国の公衆衛生体制はこれまでより強大になっており、輸入症例リスクに対処することができる。したがって、(世界的な)感染拡大の第2波はあるが、我々の目標は中国では(第2波の感染拡大が)ないことだ」と指摘した。

<14> 「人民網日本語版」2020年06月08日
中国の平均寿命が77.3歳に 全国の医療衛生機関総数が100万以上に
中国国家衛生健康委員会が7日に発表した「2019年中国衛生健康事業発展統計コミュニケ」によると、中国の住民の平均寿命は2018年の77.0歳から2019年に77.3歳にまで伸びた。医療衛生資源総数も増加の一途をたどり、衛生関連の人材構成も一層最適化が進んでいる。「コミュニケ」によると、2019年末の時点で、中国全土の医療衛生機関総数は100万7545機関、病床数は880万7000床だった。人口1千人当たりの医療衛生機関の病床数は2018年の6.03床から2019年には6.30床に増えた。中国全土の衛生人員総数は1292万8000人で、人口1千人当たりの医師数(助手)は2.77人、看護師(登録済み)は3.18人に達した。

<13)「人民網日本語版」2020年06月05日
鍾南山氏、コロナ情報隠蔽という中国への侮辱にコメント「釈明の必要はない。事実を見れば分かる」
習近平総書記は2日午後、いかにして「強大な公衆衛生体系を構築し、人民の健康を守るために有力な保障を提供する」かをテーマとした専門家学者座談会を開いた。中国工程院院士で広州医科大学呼吸内科教授の鍾南山氏は、「中国の感染症対策経験及び提言」をめぐって発言した。 鍾氏、「中国は感染状況を隠蔽して報告したことはない。事実で語ろう!」感染症が発生した後、84歳の鍾氏は国家医療・予防抑制ハイレベル専門家チームのリーダーとして武漢市に入り、専門家チームを代表していち早くウイルスは「ヒトからヒトへの感染が起こっているはずだ」と報告していた。初期に正確な検討・判断を行い、「震源地」だった武漢市の封鎖と、全国範囲での大規模な共同対策を展開するという果断な措置を取ったからこそ、現在中国の感染予防・抑制は段階的な重要成果をあげ、新型コロナウイルス感染症の感染率と致死率は世界中で最も低いものとなっている。

<12> 「人民網日本語版」2020年06月05日
中国国産空母が初の航行訓練 驚嘆すべき瞬間の数々
報道によると、中国初の国産空母「山東」が5月25日に大連造船所から軍事任務遂行のため出航した。「山東」の航行訓練は就役から5か月で初めてであり、すでに初期段階の戦闘力を形成したことを意味する。空母は国家の総合力と海軍力の象徴であり、大国にとって重要な存在だ。「山東」の航跡の一挙一動が中国国民を奮い立たせる。人民網が「山東」の驚嘆すべき雄々しく輝かしい瞬間の数々を紹介する。

<11> 「人民網日本語版」2020年06月05日
中ロ東ルート天然ガスパイプライン、灤河横断区間が急ピッチで建設中
中ロ東ルート天然ガスパイプラインプロジェクト(長嶺〜永清)の河北省灤州市内の灤河横断プロジェクトが着実に推進されている。中ロ東ルート天然ガスパイプラインプロジェクトはロシアの東シベリアからブラゴヴェシチェンスクを経由して中国の黒竜江省黒河に入る。中国国内では黒竜江、吉林、内蒙古(内モンゴル)、遼寧、河北、天津、山東、江蘇を経由し上海に至る。中国の既存の地域ガスパイプラインと相互接続し、沿線地域に天然ガス資源を安定的に供給する。

<10> 「人民網日本語版」2020年06月05日
世界初の新型コロナ中和抗体検査キット、免疫力を持つか1時間で判明
体が新型コロナウイルスの免疫力を持つかどうかが1時間で分かる。南京金斯瑞生物科技有限公司が4日明らかにしたところによると、同社とデューク-シンガポール国立大学医学部、シンガポール科学技術研究庁傘下の医療診断発展センターが、世界初の新型コロナウイルス中和抗体検査キットを共同開発した。本物のウイルスを使い実験する必要がなく、またP3レベル実験室で検査を行うこともなく、1時間で結果が出る。病原微生物が侵入すると、体はそれに応じた抗体を生む。病原微生物が細胞に侵入する際には、病原体自身が発現する特定分子を細胞の受容体と結びつける必要がある。これにより細胞に感染し、さらに増殖する。中和抗体はBリンパ球が生み出す一種の抗体で、病原微生物表面の抗原と結びつくことができ、標的となる細胞の受容体への粘着を阻止し、細胞への侵入を防止する。

<9> 「人民網日本語版」2020年06月04日
重慶、「雲巴」のモデル線が正式に公開
重慶市初の「雲巴」モデル線プロジェクトがこのほど、同市璧山区で正式に公開された。今回発表された「雲巴」は、駆動システムに電気エネルギーを導入し、カーブの半径が小さく、登坂性能に優れ、低騒音、高い安全性、低い建設コスト、建設期間が短いといった優位性を備えており、スマート性・快適性・利便性が高い利用体験を乗客に提供することができる。璧山区「雲巴」モデル線プロジェクトは、2019年8月に着工し、幹線の全長は15.4キロメートル、計15駅が設けられ、今年9月に全線開通の予定という。

<8> 「人民網日本語版」2020年06月04日
一般高校で労働が必修に、独・仏・スペイン語も追加 教育部が発表
教育部(省)は3日、最新の普通高校カリキュラム案を発表した。新たに改訂された案では、今後、普通高校ではこれまでのカリキュラムのほかに労働の授業を新設し、履修単位は6単位で、必修となっている。そのうちボランティアサービスが2単位で、課外時間に行い、3年間に40時間以上行うとしている。体育と保健の必修内容については、高校3年間も継続して授業を行わなければならない。同時に、改訂案では外国語の種類を調整し、英語と日本語、ロシア語のほかにも、ドイツ語とフランス語、スペイン語を新設。学校が自主的に第1外国語の種類を選択することとし、また条件を整えて第2外国語を新設することを奨励している。

<7>「人民網日本語版」2020年06月04日
中国の米、小麦、トウモロコシの自給率が98.75%に
中国農業科学院と国際食糧政策研究所(IFPRI)は3日、北京市で「中国農業産業発展報告書2020」と「世界食糧政策報告書2020」を共同で発表した。「中国農業産業発展報告書2020」によると、中国昨年の米、小麦、トウモロコシの3大穀物の自給率は98.75%で、経済・社会の安定・発展及び不測の事態への対応に堅固な保障を提供した。「中国農業産業発展報告書」は昨年の中国農業産業の動きを振り返った。食糧生産量は5年連続で6500億キロ台をキープした。綿・油・砂糖の生産が安定を維持し、果物・野菜が十分に供給され、肉豚の生産能力が下げ止まり、回復に転じた。

<6> 「人民網日本語版」2020年06月04日
「中国天眼」、3回連続の高速電波バーストを観測
「中国天眼」(500メートル口径球状電波望遠鏡「FAST」)がこのほど、再び手柄を立てた。宇宙の奥深くからの高速電波バーストの新たな源を発見したのだ。高速電波バーストはわずか数ミリ秒しか続かない神秘的な電波バースト現象で、これまで観測されていた高速電波バーストのほとんどが一回限りのものだった。これは望遠鏡がある時点に受信する光子の数が突如急増する現象で、いわば空が急に輝いたと思ったらたちまち暗くなるようなものだ。そのうち再発する高速電波バーストは極まれで、往々にして連続的に2、3回、さらにはそれ以上ちらちら光る。推算によると、このパルス信号は宇宙で約100億年の旅をした可能性がある。

<5>「人民網日本語版」2020年06月03日
武漢で約137億円かけて989万人にPCR検査を実施、その結果は?
今月2日、湖北省新型コロナウイルス感染防止対策指揮部が104回目となる記者会見を開き、5月14日0時から6月1日24時までの19日間に、武漢市で989万人以上がPCR検査を受け、集中的なスクリーニング検査が無事完了したことを発表した。検査コスト:今回の集中的なPCR検査の費用合わせて9億元(1元は約15.25円)は政府が負担。検査人数:武漢市で989万9828人に対してPCR検査を実施。検査結果:新規感染者はおらず、無症状感染者を300人確認。検出率は1万人当たり0.303人。濃厚接触者1174人を追跡し、PCR検査を実施したところ、いずれも陰性だった。無症状感染者とその濃厚接触者は隔離して経過観察している。

<4> 「人民網日本語版」2020年06月03日
6月から北京大興国際空港の国内線が段階的に運航再開
6月1日から、北京大興国際空港の国内線が段階的に運航を再開している。同日の便数は335便で、夏季の1日当たりの計画平均便数の6割に当たり、利用した旅客の数は延べ3万3400人だった。5月31日と比べて105便増え、利用者数も約1万人増えた。増加幅はいずれも約45%に達している。6月、同空港の便数は段階的に約500便まで増やされる計画だ。また同空港では、空港施設内に出入りする旅客やトランジット客への体温測定を徹底して行っている。ターミナルビルには現時点で、検温レーンが30ヶ所設置され、空港内の消毒も適時行われている。

<3> 「人民網日本語版」2020年06月02日
活気を取り戻しつつある初夏の湖北省武漢市
企業活動や操業再開、そして市場の再開が進むにつれて、湖北省武漢市の街の古くからある夜市にも活気が戻り始めており、多くの市民が買物やレジャーを楽しみ、街のあちらこちらには初夏の活気が満ち溢れている。

<2> 「人民網日本語版」2020年06月01日
「秋・冬に新型コロナ流行の第二波は必ずやってくる」中国の専門家
上海の復旦大学附属華山病院感染科の主任・張文宏教授は5月31日午後、中央テレビニュースのインタビューに応え、新型コロナウイルス感染予防・抑制の実施が常態化する中、普段の生活の中でどのような予防策を講じれば良いか、どのような食習慣に注意し、健康を維持すれば良いかなどの知識を紹介した。インタビューの中で、張教授は、秋と冬にかけて、新型コロナウイルス流行の第二波が生じる可能性について、「必ずやってくる。しかも第二波はすでに生じている。ただ中国では生じていないだけだ」との見方を示した。

<1> 「人民網日本語版」2020年06月01日
北京市の小中高生40万人が登校再開へ
「国際子供の日」である6月1日、北京市全域の小中高生40万人が登校を再開した。これにより北京市の小中高校約1000校の生徒たちは、久しぶりに学校で授業を受けることができるようになった。6月1日早朝、北京雷鋒小学校の校門では、教職員が登校を再開した6年生の生徒に手を消毒し、体温測定を受けるよう誘導していた。安全に秩序立てて登校を再開した生徒たちは教室に入ると、「国際子供の日」の「プレゼント」を受け取った。その中身はマスクを入れておくための透明ケース、除菌ウェットティッシュなどの感染予防グッズ。学校は生徒たちが安全に秩序立てて授業を受けることができるよう取り組んでいる。