<20> 「人民網日本語版」2019年12月31日
来年の香港地区の展望 憂慮と自信が入り混じる香港人
香港地区の一部市民は、中米貿易戦争及び現地の暴力騒乱の影響に直面する中、香港地区の将来を憂慮している。環球時報が伝えた。香港・文匯網の30日付報道によると、「香港研究協会」は今月16~26日に全市を対象に無作為抽出電話調査を実施し、18歳以上の市民1175人から来年の香港地区の展望に対する見方を聞いた。調査の結果によると、今年の仕事と学業、個人生活、心身の健康、香港地区の経済環境、民生の状況、政治環境の6つのカテゴリーの全てにおいて、回答者の満足度が下がり、満足度から不満足度を引いた純満足度は全てマイナスとなった。純満足度の下げ幅が最も大きかったのは個人生活で、34%下落した。
<19> 「人民網日本語版」2019年12月31日
商務部報告「新エネルギー自動車輸出は急成長を維持する見込み」
商務部(省)対外貿易司は30日に「中国自動車貿易の質の高い発展報告(2019年版」を発表した。その中で、「今後数年間の中国自動車貿易の発展ついては、▽中国ブランド自動車メーカーによる海外市場への展開が強化される。▽外資ブランド自動車の輸出規模が引き続き拡大する。▽新エネルギー自動車分野で海外進出の歩みが加速する。▽中古自動車の輸出のポテンシャルがさらに発揮され、輸入自動車が高品質化・新エネルギー化の方向へと発展する」と予測した。「北京商報」が伝えた。同報告は中国ブランド自動車の海外展開について、「自動車産業が対外開放を持続的に拡大し、市場が低迷を続けるのにともない、中国ブランド自動車の主要メーカーは輸出・国際化発展戦略の制定と実施を加速させている。大まかな統計によれば、中国自動車メーカーの海外工場の生産能力はすでに150万台を超えた。上海汽車集団は20年に自動車の輸出量と海外販売量を合わせて35万台以上にする計画だ」との見方を示した。
<18> 「人民網日本語版」2019年12月31日
秦の始皇帝の陵墓西側から大型古墳発見 珍しい金のラクダも出土
秦始皇帝陵博物院は30日、秦の初代皇帝である始皇帝の陸墓の外城西側で詳細な考古学調査・研究を展開した結果、古墳20基以上、灰坑120ヶ所、陶窯4基、旧河道4ヶ所を発見したと発表した。また、古墳の副葬坑も新たに14基発見された。そのうちの古墳1基からは、中国国内で発見された中で最も時代の古い単体の金のラクダが出土した。中国新聞網が報じた。
<17> 「人民網日本語版」2019年12月30日
「地下鉄時代」迎えた内モンゴル
内蒙古(モンゴル)自治区初の地下鉄となる呼和浩特(フフホト)地下鉄1号線が29日、正式に開通し、営業を開始した。内モンゴル自治区は地下鉄のない歴史に終止符を打ち、「地下鉄時代」へと入った。今回開通して営業を開始した地下鉄1号線は、西は伊利健康谷駅、東は◆堰(空港)駅(◆は土へんに覇)の区間を運行し、主要幹線道路である新華大街に沿って東西に走っており、全長は約22キロ、計20駅が設けられている。新華網が伝えた。
<16> 「人民網日本語版」2019年12月30日
寧夏初の高速鉄道が開通・営業開始
12月29日午前10時、発車を知らせるベルが高らかに鳴り響き、高速鉄道列車C8201号が、銀川駅の1番プラットフォームから中衛に向けて発車した。銀川と中衛を結ぶ銀中高速鉄道が開通し、営業を開始したことは、寧夏回族自治区に「高速鉄道時代」が到来したことを示している。銀中高速鉄道は、国家中長期鉄道網計画における「八縦八横」高速鉄道ネットワーク京包銀蘭(北京-内蒙古<モンゴル>・包頭-寧夏・銀川-甘粛・蘭州)ルートの重要な構成要素である。全長207キロメートル、設計時速250キロメートルで、全線には、銀川・河東機場(空港)・霊武北・呉忠・紅寺堡北・中寧東・中衛南の7駅が設けられている。
<15> 「人民網日本語版」2019年12月30日
「中国で一番寒い村」の童話のような雪景色 黒竜江省
大興安嶺呼中区呼中鎮は黒竜江省西北部の大興安嶺伊勒呼里山の北麓に位置し、観測史上最低気温は摂氏マイナス53度に達し、「中国で一番寒い村」と呼ばれている。28日、現地の気温はマイナス40度近くまで下がったが、呼中鎮を流れる呼瑪河には1ヶ所、年間を通して結氷しない区間があり、川面に川霧がたちこめ、両岸の木々は霧氷で覆われ、まるで童話の世界のような景色が広がっていた。新華網が伝えた。
<14> 「人民網日本語版」2019年12月28日
中日韓がFTA交渉の加速に同意 各方面が注目
第8回中日韓サミットがこのほど四川省成都市で行われた。3カ国の指導者は、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉の成果を基礎として、中日韓自由貿易協定(FTA)の交渉を加速させ、全面的、高い品質、互恵、それ自体が価値をもったFTAの妥結に向けて努力することに同意した。この情報が伝わると各方面から広く注目が集まった。専門家は、「中日韓は世界の貿易大国であり、3カ国が実際の行動によって多国間主義システムと自由貿易を断固守ることは、地域と世界の経済に積極的な影響を及ぼす」との見方を示した。
<13> 「人民網日本語版」2019年12月28日
江西「最も美しい水上高速道路」白雲の波に包まれ壮観
ここ数日、気温が低く空気が湿った天気が続いていることから、「最も美しい水上高速道路」と言われる江西省九江市の永武高速道路は真っ白い雲の波に包まれ、まるで白龍が海の中から躍り出たような壮大な眺めを作り出している。
<12> 「人民網日本語版」2019年12月28日
90年代生まれの第一陣が来年30歳に 急速発展した中国社会で育った彼らの暮らしぶりは?
1990年に生まれた第一陣の「90後(1990年代生まれ)」は2020年に30歳になり、人生の一つの節目の年を迎えることになる。中国新聞網が報じた。経済が急速に発展し、社会やテクノロジーが急速に進歩し変化する中国で成長した90後は今、どのような暮らしを送っているのだろうか?中国の出会い系アプリ・「探探」は26日、「第一陣が来年30歳になる90後に関する報告」を発表した。同報告は、同プラットフォームの90後ユーザーを対象とした調査を実施し、生活の状態、経済的実力、恋愛に対する態度などさまざまな角度から分析している。
<11> 「人民網日本語版」2019年12月28日
「キヨーキヨ」って何? 中国人のこだわりが日本のモバイル決済を後押し
日本のあるテレビドラマの最新シーズンで、来店した「中国人客」が会計をする際に、日本のレストラン経営者をよく慌てさせるフレーズを口にするシーンがあった。「そっちがスキャンしますか?こっちがスキャンしますか?」当たり前のようにQRコードスキャンをしようとすることは、日本ではどうやらすぐにその人が中国人だと分かる中国人共通の動作になっているようだ。中国人の「QRコードスキャン」に対するこだわりで日本の店にも変化 その根本的な背景を探ってみると、一つの基本的な事実が浮かび上がる。それは、中国人の間でモバイル決済がすっかり普及しているということだ。その姿は、依然として従来の決済方法をやめようとしない日本において、当然ながらとても出し抜けに映る。実際のところ、このテレビドラマでの描写はそのうちの一つにすぎない。日本人はさまざまな角度から、「スキャンして会計をするのは中国人」という見分け方をとうに編み出している。2015年頃、路上の焼き芋屋でも微信支付(WeChatペイ)や支付宝(アリペイ)に対応しているという写真が日本で拡散され、中国でモバイル決済がここまで普及していることが日本人を大いに驚かせた。
<10> 「人民網日本語版」2019年12月27日
中国人の7割「中国のイメージは良くなってきている」
2019年の世界はやや混迷していた。シリアの戦火は終息せず、朝鮮半島情勢は不透明で、中南米やインドで発生した抗議活動は予想外の広がりを見せ、仏米など先進国も騒乱と社会的分断に散々苦しめられた。環球時報傘下の環球世論センターはこのほど年度世論調査「中国人の見る世界」を実施した。調査では、中国国民が自国の将来の発展環境に対して楽観的であり、「中国脅威論」など中国関連の論争に対して、より理性的で穏やかになっていることが明らかになった。環球時報が伝えた。
<9>「人民網日本語版」2019年12月27日
中国人権研究会 「米国式民主」の虚偽を暴露する金権政治
中国人権研究会は26日発表の文章「『米国式民主』の虚偽を暴露する金権政治」で、金権政治が米国の鋭い政治的対立と深刻な社会的分断の重要な原因であることを暴き出した。近年、米国の政治は富裕層の影響力が高まり続け、一般市民の影響力は下がり続けている。金権政治は、見せかけだけという米国式民主の一面を暴露している。文章は「米国政治の全過程に金銭がはびこり、米国社会の痼疾となっている」と指摘した。新華社が伝えた。米国の金権政治は選挙を富裕層の「一人芝居」にしている。21世紀には、米両党の大統領候補者の選挙費用は2004年の7億ドルから2012年の20億ドルへと急増した。2016年の米国の総選挙(大統領選と議員選を含む)は計66億ドルを費やし、米国史上最も高額な政治選挙となった。また、大量の秘密資金と「ダークマネー」も選挙活動に注ぎ込まれた。
<8> 「人民網日本語版」2019年12月26日
中日韓サミットで提起された「中日韓プラスX」協力とは?
第8回中日韓サミットが24日に四川省成都市で開催された。サミットで可決された「中日韓協力未来十年の展望」は、「中日韓プラスX」の協力を推進し、共同で計画を制定し、共同行動を取り、他国との協力を開拓し、地域の発展格差を縮小し、共同発展を実現することを打ち出した。新華社が伝えた。「中日韓プラスX」のコンセプトは中国が2018年5月の第7回中日韓サミットで最初に提起したもので、日韓の積極的な支持を得た。3カ国は「中日韓プラスX」協力を展開し、この地域の持続可能な発展を牽引することで一致した。国務院の李克強総理は18年のサミットで、「アジアは国の数が非常に多く、発展水準の開きは大きい。中日韓の発展はアジアの先頭を走っており、3カ国の優位性を結集し、『中日韓プラスX』モデルを通じて、生産能力協力、貧困削減、災害管理、省エネ・環境保護などの分野で共同プロジェクトを実施し、3カ国の設備、技術、資金、プロジェクト建設などでの各自の強みを発揮し、4つ目の市場、さらにはより多くの市場を共同で開拓し、この地域の各国がより良いより急速な発展を実現するよう牽引・促進する」と述べた。
<7>「人民網日本語版」2019年12月26日
金山嶺長城が雪化粧 黒い城壁と美しいコントラスト
河北省承徳市■平県(■はさんずいへんに欒)にある金山嶺長城(万里の長城)景勝地では今月24日早朝から、雪が降る天気となった。中国新聞網が報じた。11月30日に今シーズンの初雪を観測してから、金山嶺長城景勝地ではこれまでの約1ヶ月の間に、雪が3度降っている。万里の長城の内側も外側も、雪化粧が施され、黒っぽい城壁と白い雪が美しいコントラストを作り出し、遠くから見ると、白い山で銀の蛇が舞っているようにも見え、絶景となっている。
<6> 「人民網日本語版」2019年12月25日
中国の高速鉄道が3.5万キロ突破 32省・区を結ぶ
年の瀬を迎え、中国の各業界が今年の業務を総括している。そして社会各界から高い関心を集める重要な事業の一つが鉄道建設だ。では今年、鉄道建設の分野では、ピックアップできるどんな目覚ましい記録があったのだろうか。ここでは今年の中国の鉄道建設における「成績表」を見てみよう。中国国家鉄路集団有限公司は今年初め、開通する新路線6800キロ、うち高速鉄道が3200キロという、今年の建設目標を掲げた。そして、年末までに、50プロジェクトが完成し、開通した新路線の距離は7000キロ以上と目標値を超えて達成する見込みであることが既に明らかになっている。そのうち、高速鉄道は20プロジェクトで、新路線は4000キロ以上。中国全土の鉄道営業距離数は合わせて13万9000キロに達し、うち高速鉄道は3万5000キロと、世界一の座をキープしている。
<5> 「人民網日本語版」2019年12月24日
観光列車「フルンボイル号」一番列車が出発 草原森林の高級旅行打ち出す
草原森林観光列車「フルンボイル(呼倫貝爾)号」の一番列車が23日、内蒙古(内モンゴル)自治区フルンボイル市海拉爾(ハイラル)区を出発した。冬の間、列車は500キロにおよぶ氷結した広大な雪原を横切り、さまざまな氷雪体験を望む観光客に、新たな外出の選択肢を提供する。新華社が伝えた。「フルンボイル号」は、阿爾山(アルシャン)市を経由し、終点の満洲里市に至る。列車は、託児所やグルメレストラン、文化サロン車両を含む10両編成で、乗客は多くの選択肢を享受できる。乗務員は、「『フルンボイル号』は、全行程を4日間かけて運行する。乗客は内モンゴル独特のグルメを味わい、スノーモービルや馬ぞりなどのウィンタースポーツを体験し、フルンボイルの結婚式ショーや満洲里国門景勝地などを見学することができる」と紹介した。
<4> 「人民網日本語版」2019年12月24日
中日青少年友好交流大会が北京で開催
北京市の人民大会堂には23日午後、中日両国の大学生千人以上が一堂に会し、中国人民対外友好協会と中国日本友好協会が共同主催した中日青少年友好交流大会に参加した。人民網が伝えた。中国人民対外友好協会の李小林会長や外交部(外務省)アジア司の呉江浩司長、日本の元内閣官房長官で日中友好文化交流促進協会の河村建夫会長、在中国日本国大使館の植野篤志首席公使らが大会に出席し、挨拶を述べた。また王毅国務委員兼外交部長(外相)と日本の茂木敏充外相がそれぞれ書面で祝辞を寄せた。中国人民対外友好協会の李小林会長は挨拶の中で、「若者は国と民族の希望であると同時に、両国関係の未来をも担っている。中国人民対外友好協会は今年、日本の各団体と協力しながら、2千人以上の青少年相互訪問を展開してきた。両国の若者たちはお互いの国に対して客観的かつ理性的な理解を深め、『新たな出会い』を通じて『心の絆』を結ぶことができた」と述べた。
<3> 「人民網日本語版」2019年12月23日
中国の社会保障カード所持者、13億人超
上海でこのほど開催された「社会保障カード20周年座談会」において、社会保障カード所持者は現在13億人を上回り、総人口の93%以上をカバーするまでとなったことが明らかになった。また、社会保障カードの応用機能は100種類以上のサービスが始まっており、就業・企業、社会保障および民生サービス分野に幅広く応用されている。電子社会保障カードの発行が始まった昨年以来、電子社会保障カードの発行枚数はすでに8千万枚を上回った。人民日報が伝えた。1999年12月22日、社会保障カード全国マスター・アクセスキーが上海で作成され、その場で全国初となる社会保障カードが発行された。その後、20年間に及ぶ発展を経て、社会保障カードは政府による民生サービスを受ける上で重要な依拠となるカードになり、かつインフラ的な役割を果たすようになった。
<2> 「人民網日本語版」2019年12月18日
四川の炭鉱浸水事故、発生から約87時間後に作業員13人全員が無事救出
四川省宜賓市■県(■は王へんに共)の川煤集団の杉木樹炭鉱で14日午後3時26分に浸水事故が発生し、5人の死亡が確認され、13人の安否が不明となった。そして18日午前2時57分になって13人全員の生存が確認されるといううれしいニュースが飛び込んできた。さらに緊急援助指揮部は同日午前5時55分、約87時間に及ぶ救出活動の末、まず2人の救出に成功したことを明らかにした。人民網が各社の報道をまとめて報じた。午前6時20分にはさらに2人が救出され、治療のため救急車で病院に搬送された。そして、午前7時56分には13人全員の救出に成功した。
<1> 「人民網日本語版」2019年12月16日
「地下鉄時代」突入の北京 地下鉄利用者数が2年連続で路線バス上回る
北京交通大学北京総合交通発展研究院が取りまとめた北京交通青書「2019年北京交通発展総合報告」がこのほど発表された。青書によると、2017年と2018年の2年連続で、北京地下鉄の利用者数が路線バスの利用者数を上回ったことが明らかになった。北京日報が伝えた。報告によると、2017年、北京市中心部の1日当たりの外出者数(歩行者を除く)は延べ2765万人で、前年比やや増加した。同年、北京市中心部におけるエコ外出の割合は61.7%で、うち地下鉄が22%、路線バスが22.7%、自転車が17%だった。一方、乗用車(タクシーを含む)による外出の割合は38.3%。同年、北京市バスの利用者数は、前年比8.9%減の延べ33億6 千万人で、1日当たりの利用者数は延べ1241万1千人、1日当たりの最大利用者数は延べ1327万4600人だった。