「人民網日本語版」2019年2月後半 抜粋(2019/3/1)

<20> 「人民網日本語版」2019年02月28日
中国人学生留学の新傾向は欧州・アジア諸国への留学
米国や英国、オーストラリア、カナダは、長年にわたって、中国人学生の間で人気の留学先国だった。だが、数年前から、ますます多くの中国人学生が、欧州やアジア諸国が教育分野でそれぞれ独自の競争力を備えていることに気づくようになっている。新通国際教育集団がこのほど公式サイトのトップページで発表した「2019年留学すう勢分析および新措置解読」では、2019年、欧州・アジア諸国に留学する中国人学生は増加の一途を辿ると予測されている。フランス、ドイツ、日本、韓国は、今後も数年間にわたり、人気の留学先国となる見通し。また、オランダ、アイルランド、イタリア、スペイン、北欧、シンガポールに留学する中国人学生も増加し続けるとみられる。

<19> 人民網日本語版 2019年02月27日
中国製シールドマシンがバングラデシュ初の水底トンネルを建設
バングラデシュ・カルナプリー川水底トンネルプロジェクトに使用するシールドマシンの始動式が24日、同国のチッタゴンで行われた。このシールドマシンは中国が独自開発したもので、これまで中国が海外に輸出した中で最大直径の泥水式シールドマシンとなる。

<18> 「人民網日本語版」2019年02月27日
独特なデザインで市民に話題の重慶市の書店
重慶市九竜坡区の繁華街にある非常に独特なデザインの書店には25日、噂を聞きつけた多くの市民が来店していた。

<17> 「人民網日本語版」2018年2019年02月27日
2018年の中国人海外旅行者数は延べ約1.5億人に
中国国家文化・観光部は13日、「国内観光市場は2018年も急成長を続け、インバウンド市場は穏やかな回復傾向を呈し、アウトバウンド市場も着実な発展を遂げた」ことを明らかにした。2018年、海外旅行に出かけた中国人は延べ1億4972万人に達し、前年比14.7%増加した。統計データによると、2018年の国内旅行者総数は前年同期比10.8%増の延べ55億3900万人で、海外旅行者総数は同7.8%増の延べ2億9100万人。年間観光総収入は同10.5%増の5兆9700億元(1元は約16.5円)だった。

<16> 「人民網日本語版」2019年02月27日
低所得で出費多、職業としてあまり認められていない「配達員」の実情とは
「配達員」という職業グループの実態は、一体どのようなものなのか?彼らは18 歳から35歳までの若者が圧倒的多数を占めている。関連報告によると、2018年、中国全土の宅配取扱量は500億件を突破した。膨大な数に上る新たな雇用グループがたちまちに誕生し、速達郵便のEMSや「順豊」、「三通一達」と呼ばれる宅配企業の「申通」、「圓通」、「中通」、「韻達」などに代表される宅配企業の最前線で活躍する配達員の数は300万人を上回る。また、オンラインフードデリバリープラットフォームの「美団」や「Eleme」などのO2O(オンライン・ツー・オフライン)やフードデリバリー業界も、100万人をこえる正社員とアルバイトの配達員を擁している。

<15>「人民網日本語版」2019年02月26日
全国両会まもなく開幕 減税・費用削減が注目点に
3月になると年に一度の全国両会(全国人民代表大会・全国人民政治協商会議)が開幕する。今年は中小・零細企業、民間企業に向けた減税と費用削減が注目点になるとみられる。取材によると、今年は複数の民主党派が政協会議に議案を提出して企業のためのさらなる減税と費用削減を提起する予定で、そのうち、付加価値税の税率構造の調整や付加価値税率の引き下げに関する議案が比較的集中している。中国致公党は関係議案の中で「中小・零細企業の税・費用負担を着実に削減するための政策提言」を打ち出し、中小・零細企業の付加価値税税制の改善を提起する。

<14> 「人民網日本語版」2019年02月26日
中国コンビニブランド全時 94店舗をローソンに譲渡
中国コンビニブランドの全時便利店は、各エリアの店舗が次々にオーナーを変え、かつては1万店出店計画を唱えていたが終着点に向かうことになった。全時の華東エリア、重慶エリアの店舗を引き継いだローソン中国法人も、2025年までに規模を1万店に拡大する計画を打ち出している。ローソン(中国)投資有限公司の張晟取締役副社長は取材に答える中で、「今年1月に全時便利店の華東・重慶両エリアの94店舗を受け継いだ。看板の掛け替え作業は昨年から始まっており、今年3月にすべて完了する見込みだ」と述べた。

<13> 「人民網日本語版」2019年02月25日
女性は男性化・男性は主婦化 おひとり様経済が新たな商機を
1人で住み、1人でご飯を食べ、1人で旅行し、1人で生活する…消費の高度化にともない、単身者・独居者層に向けた巨大な消費市場が緩やかに形作られている。2枚入りパックのパンはコンビニエンスストアの棚をみるといつも売り切れで、「1人でごはん」のアドバイスはますます多く出回り、200ミリリットル入りの赤ワインの小瓶が人気で、洗濯機や冷蔵庫といった生活家電は「シングル向け」が次々売り出される…こうした消費生活の中の細々した情景は、「おひとり様経済」が誕生し発展しつつある様子を静かに映し出している。

<12> 「人民網日本語版」2019年02月25日
北京大興国際空港で飛行試験が無事完了
24日午前10時20分、試験航空機であるセスナ式680型機が、中国民間航空華北地区空中交通管理局(華北空管局)の航空管制塔管制官による指示に従い、北京大興国際空港北滑走路に無事着陸した。これにより、同空港での飛行試験がつつがなく完了した。今回の試験は、予定より19日間早く、34日間で完了した。飛行試験が完了したことにより、同空港の飛行プログラムとナビゲーションシステム・設備が、運用開始の条件を備えたことになる。今回の試験飛行では、計器着陸装置7セットと全方位型ビーコンシステム1セットに対するテストが行われ、北京大興国際空港は、III類およびHUD(ヘッドアップ・ディスプレイ)の運用による運航保障能力を備えた全国初の空港となる。

<11> 「人民網日本語版」2019年02月25日
ハルビンに新たに登場した「一度は行ってみたい場所」 黒竜江省
元宵節(旧暦1月15日、今年は2月19日)明けの初めての週末となった24日、黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市で最近話題の「一度は行ってみたい場所」となっている衆創書局には多くの人々が読書に訪れていた。

<10> 「人民網日本語版」2019年02月22日
北京市民の平均寿命が82.2歳に
このほど開かれた「2019年北京市衛生・健康工作会議」において、2018年、北京市民の平均寿命は82.2歳、乳児死亡率は2.01‰にそれぞれ達し、高所得国家のレベルに追いついたことが明らかになった。また、甲類・乙類伝染病の人口十万人あたり罹患率は128.9人と、ここ数年で最も良好なレベルに達したという。

<9>「人民網日本語版」2019年02月22日
北京市で9項目の措置発表 宅配員に賃貸物件2400軒を提供
オンラインショッピングやフードデリバリーのオンライン予約は、今や人々の日常生活の一部となっており、宅配企業と宅配員も、ますます重要な役割を発揮するようになっている。北京の王紅・副市長が19日に開いた「北京市宅配業座談会」において、北京市商務局は、関連部門と共に、宅配業の規範化および健全な発展を支持するための措置9項目を発表し、宅配企業と宅配員を対象とした「サービス・パック」を提供することを明らかにした。「宅配業の規範化および健全な発展を促すための北京市の若干の措置」の中で言及されているこの「サービス・パック」には、宅配員の住居や医療保険など、彼らが最も関心を寄せるさまざまな問題が盛り込まれている。この措置には、宅配員の住居問題を解決する手助けをすべきであると明確に示されている。

<8> 「人民網日本語版」2019年02月20日
上海、「組み込み式」介護サービスの発展に注力
上海でこのほど開催された上海市民政業務会議で、上海は今年も「組み込み式」介護サービスの発展に力を注ぐことを明らかにした。シルバー事業の分野で、上海は今後も超大型都市介護サービスの整備に取り組むほか、引き続き「組み込み式」介護サービスの発展に力を注ぐ。大部分の高齢者をコミュニティで介護するのをベースに、街・鎮・コミュニティを「シルバーサービスセンター」として、各種介護サービス資源を統合し、生活拠点から15分間以内の場所で介護サービスを受けることができる介護サービスネットワークを作り上げ、食事サービスやデイケア、フルケア、医療介護などを一体にした総合介護サービスを構築していく。

<7> 「人民網日本語版」2019年02月20日
春節後に就職シーズン迎える中国  北京の希望月給は81700円以上
春節(旧正月、今年は2月5日)後に新しい仕事を探す人が増える中国。オンラインツーオフライン(O2O)人材募集プラットフォームの香草招聘がこのほど発表した「2019年春節雇用報告」によると、今年は、「運営」、「販売」、「総務/秘書業務」が最も人気のポストとなっている。同報告によると、杭州、南京、成都、武漢などを代表とする新一線都市で就職する人が増加の一途をたどっている。北京で就職する人の希望月給は4980元以上(約81695円)で、都市別で2位となっている。

<6> 「人民網日本語版」2019年02月20日
出稼ぎのために移動する乗客対象に鉄道車内で就職説明会
春節の終わりとなる元宵節(旧暦1月15日)を迎えた2月19日、長江デルタ地域において春節明けに労働者が転職するこの時期の特徴を活かして、西寧から上海をつなぐK2185号の鉄道車内で、中国鉄路上海局集団有限公司上海客運区間総合車隊の乗務員が出稼ぎのために移動する乗客に向けて就職情報を提供するサービスを行った。機械や電子関係、スーパーマーケットや物流など異なる業種の募集情報の資料を乗客に配布し、彼らが事前に就職情報を知ることができるようにサポートしている。

<5>  「人民網日本語版」2019年02月19日
労働者の3割が春節後も故郷に留まる
春節(旧正月、今年は2月5日)の大型連休が終わり、労働者たちが次々と故郷からそれぞれの勤務地に戻り始めている。それと同時に人材市場の最盛期も到来している。就職情報サイトの「58同城」が発表した「2019年都市での就職に関する調査報告」によると、春節後、労働者にとって最も人気が高い勤務地は一線都市で、就職する都市を変えて転職する人の5割は、一線都市を勤務地に選んだ。一方で、故郷に帰ってキャリアアップを目指すという選択をした労働者も3割に達し、転職後の職種には「販売」を選ぶ人が多く、「2019年は給与アップを期待している」とした労働者は7割に達した。

<4> 「人民網日本語版」2019年02月19日
不動産価格の上昇周期終了 三線都市が長期の価格調整になるか
2019年1月、中国の多くの地域の不動産市場で取引価格が低下し、4年続いた上昇周期が終わりを告げることになるかもしれない。易居房地産研究院が18日に発表した報告書は、「未来の中国では三線都市の不動産価格の調整が始まり、調整は比較的長く続く見込み」としている。同報告書によると、「過去4年間(2015年1月から18年12月まで)に、中国の大中都市70ヶ所の中古不動産価格の累計上昇率は23.7%に達し、複合年間成長率は5.5%で、国内総生産(GDP)の同成長率を下回った」という。

<3> 「人民網日本語版」2019年02月18日
中国人観光客の海外買い物10大都市 香港と日本3都市が人気
中国人観光客は引き続き世界で規模が最大、消費能力も最強のアウトバウンド観光客資源となっており、2018年には海外旅行で8千億元(1元は約16.4円)を使った。それでは中国人観光客はどこで買い物するのを最も喜ぶだろうか。買い物に何か新しい変化はみられるだろうか。この回答の参考になる最新の報告書が発表された。中国観光研究院がまとめたデータによると、18年に中国アウトバウンド観光市場の規模は延べ1億5千万人に迫り、消費支出は1200億ドル(1ドルは約110.5円)を超えて、いずれも過去最高を更新した。携程の世界ショッピング利用者注文データによると、消費規模という点で2018年にアウトバウンド観光客の間で人気があった10大都市は次の通り。中国香港地区、東京、ソウル、大阪、ドバイ、エディンバラ、中国澳門(マカオ)地区、シンガポール、サンフランシスコ、名古屋。

<2>  「人民網日本語版」2019年02月15日
モバイル端末でホームドクターとの契約が可能に 遼寧省瀋陽市
遼寧省瀋陽市衛生健康委員会はこのほど、同市は今年、オンラインでホームドクターと契約を締結できるシステムを立ち上げることを発表した。この制度が始まると、市民はモバイル端末を用いて、ホームドクターと契約を結んだり、遠隔診療を受けるなどの医療サービスを受けることができる。瀋陽市衛生健康委員会基層衛生健康処の◆毅松・処長(◆は赤におおざと)は、新システムについて、「アプリのリリース後、ユーザーはアプリをダウンロードするだけで、適切な医療機関のホームドクターと契約を結び、検査の予約や問診などの医療サービスを受けることが可能となる。これまでは、市民がホームドクターと契約を結ぶには、コミュニティの衛生院に出向かなければならなかった。

<1> 「人民網日本語版」2019年02月20日
GDPが1兆元上回る中国の都市が16都市に
「国内総生産」(GDP)が1兆元(1元は約16.3円)都市への仲間入りは、高い経済的実力の象徴となっている。中国の各都市の2018年の経済統計が続々と公開されており、寧波や鄭州のGDPが初めて1兆元を突破したことが明らかになった。これによりGDPが1兆元を上回る中国の都市は16都市となった。寧波市統計局の統計によると、18年、同市のGDPは1兆745億5000万元に達し、初めて1兆元の大台を突破。中国でGDPが1兆元都市の仲間入りを果たした15番目の都市となった。1兆元を突破した時期を見ると、先頭を切ったのは上海で2006年。次に北京が08年に1兆元を突破した。以下、10年広州、11年深セン、天津、蘇州、重慶、14年武漢、成都、15年杭州、16年、南京、青島、17年無錫、長沙と続いた。