「人民網日本語版」2019年1月後半 抜粋(2019/2/4)

<20> 「人民網日本語版」2019年01月31日
中国で初の鉄道乗車券セルフサービスチケットオフィスが南昌に誕生
春節(旧正月、今年は2月5日)を間近に控えた30日、中国全土で初となる鉄道乗車券セルフサービスチケットオフィスが南昌西駅に誕生した。このセルフチケットオフィスの最大の特徴は、係員がいる窓口で手続きできる機能をベースに、乗車券販売・受け取り・自主検索から、証明書発行や乗車券払い戻し手続きにいたるまで、全て乗客自身で完了することができる点だ。乗客がシステムの指示に従って、機械で自分の身分証番号を入力すると、システムが顔認証を行う。顔認証をクリアすると、臨時身分証明を印刷・発行することができる。

<19> 人民網日本語版 2019年01月31日
平和解放宣言70周年を迎えた北京の昔と今
1949年1月31日、中国人民解放軍は北平城(現在の北京)に無血入城して防衛任務に就き、平和的解放を宣言した。中国共産党はかの有名な「北平方式」を用いて、戦争から平和へと導き、この3000年の歴史を誇る古城・北平城の貴重な歴史的建造物を守ったほか、およそ200万人の庶民の平和と生活を守った。北平の平和解放70周年に際し、厳選した歴史的な写真を通して、時空を超えた歴史と現実の「対話」を実現させ、北京が歩み、積み重ねてきた数々の成果や奇跡を振り返ってみよう。

<18> 「人民網日本語版」2019年01月31日
「年末賞与額は1万元未満」が6割の調査結果
テンセント(騰訊)の資産運用プラットフォーム「理財通」などの機関が29日、「2018年年末賞与に関する調査報告」を発表した。報告によると、「年末賞与額は1万元(1元は約16.2円)未満」と答えた回答者は6割を上回り、「期待した額は出なかった」とした人は4割、5割が「2017年の年末賞与とほぼ同じ」答えた。年末賞与額について、「1万元に届かなかった」と答えた回答者は61.3%で、「1万元から10万元」は22.5%をそれぞれ占めた。だが、一部には、依然、「土豪(成金)企業」も存在し、「10万元以上(1.7%)」や「30万元以上(0.6%)」という回答も見られた。2018年の年末賞与と2017年の支給額を比較した場合、「ほとんど変化はなかった」とした人は55.4%、「2017年より増えた」は20.2%、「2017年より減った」は24.4%に、それぞれ達した。

<17> 「人民網日本語版」2019年01月31日
中国で大晦日に食べる「年夜飯」の「お取り寄せ」が大人気に
ネットショッピングが日に日に便利になり、食品加工技術も向上するにつれ、ネットショッピングで、年夜飯(大晦日の夜に家族で食べるご馳走)を「お取り寄せ」することが新たなトレンドとなっている。そして、多くの食品業者がそれに狙いを定めて、各種年夜飯セットのオンライン販売を打ち出している。「お取り寄せ」の年夜飯というと、切ったり、加熱したり、蒸したり、炒めたり、揚げたりと簡単に手を加えるだけで食べることができる半加工済のセット商品がほとんどだ。最近、年夜飯の半加工済みセットを販売している企業には、松鶴楼、広州酒家、知味観などの伝統の食品ブランドのほか、好得■(■は目へんに来)、農夫園味などの新ブランドもあり、価格は約300元(1元は約16.28円)から700元。アワビなどが入った1000元以上の高級年夜飯もある。

<16> 「人民網日本語版」2019年01月31日
福岡で中国人技能実習生2人が相次いで変死 中国総領事館が真相究明を要請
在福岡中国総領事館の29日の発表によると、福岡県久留米市で今月、中国人技能実習生2人が相次いで変死する事件が生じている。総領事館は日本側に対し、迅速な事件捜査による真相究明を要請したと明らかにしたほか、亡くなった実習生の遺族に必要なサポートを行うとしている。メディアの報道によると、今月1日、警察官が久留米市内にあるクリークと呼ばれる水路に中国人技能実習生の徐さんがうつ伏せになって浮かんでいるのを発見。徐さんは病院に搬送されたものの、7日に肺炎で死亡した。その後、26日、警察官が同じクリークで、中国人技能実習生の唐さんが浮かんでいるのを発見した。発見された時にはすでに死後時間が経過していたという。現在、警察は事件と事故の両面で捜査を続けているが、はっきりとした結論はまだ出ていない。徐さんと唐さんは昨年1月から木材技術国際交流協同組合に所属し、技能実習生として別々の会社に派遣されていた。

<15>「人民網日本語版」2019年01月30日
中国の住宅購入者報告書 平均年齢30歳以下
不動産業研究プラットフォームの貝殻研究院はこのほど「2018年中国全土住宅購入者調査報告」を発表した。そのデータによると、18年に住宅を購入した人の平均年齢は29.5歳で、世界各国に比べて若さが目立つ。これは中国不動産市場が相対的に活況であることの重要な原因の1つと考えられる。同報告は18年の不動産購入者に対するアンケート調査に基づいて統計やデータをまとめている。それによると、18年の購入者の平均居住面積は27.8平方メートル(平米)で、このうち20平米に満たない人が24.3%を占め、3人家族の多くが60平米に満たない空間で暮らしていることになる。年代別にみると、資金の蓄積が少ない90後(1990年代生まれ)よりも上の80後(1980年代生まれ)の居住面積がより小さい。データによれば、80後は小学生のいる世帯が多く、平均居住面積は27平米で、すべての年代の中で居住環境が最も劣る。

<14> 「人民網日本語版」2019年01月29日
2018年にタイを訪れた中国大陸部観光客数は過去最多
タイ観光・スポーツ省のウィーラサック大臣は28日、同省が開いた記者会見において、「2018年に中国大陸部からタイを訪れた観光客数は延べ1035万人に達し、過去最多記録を更新した。タイの観光業界は、中国人観光客をいかにより良くもてなすかを、さらに研究する必要がある」と述べた。記者会見で発表された統計データによると、2018年、中国大陸部からタイを訪れた観光客数は前年比7.44%増加、タイに5807億バーツ(約2兆円)の収入を新たにもたらし、この額は同11.52%増加した。ウィーラサック大臣は、「タイを訪れる中国大陸部の観光客は2015年から急増、年間10%前後の安定した伸びを示している。観光・スポーツ省など関連部門は、中国市場に特化した措置を講じ、各方面と協力して中国人観光客を十分にもてなす必要がある」としている。

<13>  「人民網日本語版」2019年01月29日
雲南の出稼ぎ労働者600人以上が無料で高速鉄道に乗車し帰省
24日午前10時42分、雲南出身の出稼ぎ労働者約600人を乗せた高速鉄道が、広州南駅をゆっくり出発し、1280キロメートル離れた雲南省昆明市に向かって走り出した。車内は春節(旧正月、今年は2月5日)の提灯飾りや鮮やかな赤の中国結び、切り紙で作った飾りや「福」の字で、春節ムード一色となっていた。さらには歌やダンス、賞金付きクイズ、春聯(春節に家の玄関などに貼る縁起の良い対句が書かれた赤い紙)や「福」の字のプレゼント、誕生日祝いなど心づくしのインタラクティブ・プログラムが準備され、出稼ぎ労働者の帰省の旅は思いやりに溢れたものとなっていた。出稼ぎ労働者約600人は雲南省内に到着後、現地政府が彼らの里帰りルートに応じて、「思いやり無料バス」を手配し、彼らを故郷の県城まで送ることになっている。

<12>  「人民網日本語版」2019年01月28日
今年の春運で初の「夜行高速鉄道」運行の武漢、春節前に102本
湖北省武漢市を27日夕方に出発した高速鉄道列車G4749号は、翌28日午前0時11分に広東省の広州南駅に到着した。その24分後の午前4時19分、広州から折り返し500人以上の旅客を乗せて、ふたたび武漢に戻ってきた。これは、中国鉄路武漢局集団公司が今年の「春運」(春節<旧正月、今年は2月5日>前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)に初めて運行した「夜行高速鉄道」となった。同社は27日、漢口と武漢の両駅で、広州と上海に向かう計9本の夜行高速鉄道列車を運行し、計7千人あまりの乗客が武漢に帰省した。同社の旅客輸送業務担当者は、「春節前、広州や上海から武漢に帰省する乗客がかなり集中する。乗客がよりスピーディに帰省できるようにするのと同時に、武漢から成都・重慶方面への輸送力を高めるため、春節前に102本の夜行高速鉄道列車の運行を計画している。このうち、1月28日および1月31日から2月2日までは、毎日17本運行する」と紹介した

<11>「人民網日本語版」2019年01月28日
春節控えた空港の仕分け作業員は1人あたり毎日荷物1千個以上を担当
春節(旧正月、今年は2月5日)が近づくにつれて、中国の各空港も繁忙期に突入し始めている。このほど、福建省の廈門(アモイ)高崎国際空港で、グランドハンドリング業務を担う廈門航空の作業員を取材したところ、春運(春節<旧正月>期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)期間中、同社が運搬する荷物の数は1日当たりおよそ1万3000個に達するということで、作業員が積み卸す荷物は1人当たり約1200個、その重量は合わせて14トン以上に達するのだという。

<10> 「人民網日本語版」2019年01月28日
北京の玉渊潭公園が春節モードに 人気集める文化イベント
北京玉渊潭公園では、春節(旧正月、今年は2月5日)を前に、「福満京城、春賀神州」をテーマにした文化イベントが開催されている。同公園では「春節風景」から、「春節ムード」、「春節の花」、「春節グルメ」、「春節の風習」の5つのテーマに分けた展示が行われており、春節ムード一色になっている。

<9> 「人民網日本語版」2019年01月26日
春聯や福の字が飾られ 中国はお正月ムード一色
春節(旧正月、今年は2月5日)が近づくにつれ、中国各地の街中には、春聯(春節に家の玄関などに貼る縁起の良い対句が書かれた赤い紙)、「福」の字、赤い提灯などが飾られ、お正月ムードが高まっている。

<8> 「人民網日本語版」2019年01月23日
新疆烏倫古湖で「冬の漁」テーマの観光文化イベント
1035平方キロメートルもの広さの湖面が徐々に凍りつき、年に一度の新疆ウイグル自治区福海県烏倫古湖の冬の漁シーズンがやってきた。21日、冬の漁をテーマとした観光文化イベントが開幕し、地元漁師たちにより、この壮観な冬の漁が披露された。烏倫古湖は中国10大内陸淡水湖の一つで、別名「ゴビの海」とも呼ばれており、美味しい魚の産地として知られている。聖なる火が灯され、湖を祀る伝統的な冬の漁の儀式が行われた後、人々は無数の魚がかかった巨大な網を引っ張りあげる様子を見たり、魚の初セリの様子を見学し、福海における「スローライフ」を思う存分体験した。

<7> 「人民網日本語版」2018年2019年01月23日
「ウィーン・中国新年舞踏会」が華々しく開催
中国・オーストリア友好をテーマに、両国伝統の音楽舞踏文化の発揚を目的とする「ウィーン・中国新年舞踏会」が20日、オーストリアの首都ウィーンにあるホーフブルク宮殿で華々しく開催された。数百人に上る両国各界の来賓と若手舞踏芸術家が舞踏会に参加した。

<6> 「人民網日本語版」2019年01月22日
帰省バイク隊が故郷を目指して次々出発、サポートイベントもスタート
2019年の春運(春節<旧正月、今年は2月5日>期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)が幕を開けた21日、広東石油は出稼ぎ労働者帰省サポート大型公益イベントを展開し、バイク帰省者1万人を対象に、「お年玉ガソリン」を無料で提供した。このお年玉には無料給油サービスだけでなく、荷物の無料郵送、傷害保険の無料加入なども含まれているという。春運期間中、広東省からバイクで帰省する出稼ぎ労働者は毎年40万人にのぼり、帰省バイク隊は人々から注目され、サポートされている。広東石油では2008年から同イベントの展開をスタートし、ガソリンスタンドに雨除けの天蓋や休憩所を設置するほか、また無料で温かい飲み物やトウモロコシ、サツマイモ、卵といった食べ物を提供している。

<5> 「人民網日本語版」2019年01月22日
鉄鋼企業の敷地に山積みされた社員たちのボーナス3億元分の札束 江西省
江西省南昌市方大特鋼の工場敷地でこのほど、社員に支給されるボーナス約3億元分の札束が山積みにされていた。同企業で働く約5千人の従業員たちには1人あたり約6万元(1元は約16円)のボーナスが支給されるという。同企業によると、昨年は全社員に3万元のボーナスが支給されたが、今年はその倍となったという。その場にいた社員は、「こんなにたくさんのボーナスを何に使えばいいかわからない」と嬉しそうに話していた。

<4> 「人民網日本語版」2019年01月21日
2019年の春運、本日スタート
春節(旧正月、今年は2月5日)期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制である「春運」が21日、その初日を迎えた。今後40日間におよぶ春運期間中、全国の旅客輸送量は延べ29億9千万人に達する見通し。また、今回の春運では、新型車両や新路線が投入され、帰省客の移動体験がより快適でスピーディなものになると期待されている。国家発展改革委員会(国家発改委)の統計データによると、2019年春運期間中の全国旅客輸送量は、前年同期比0.6%増の延べ29億9千万人に達する見通し。このうち、道路輸送量は同0.8%減の延べ24億6千万人、鉄道輸送量は同8.3%増の延べ4億1300万人、民間航空輸送量は同12%増の延べ7300万人、水上輸送量はほぼ横ばいの延べ4300万人になるとみられている。

<3> 「人民網日本語版」2019年01月19日
北京の製造業企業300社以上が移転 非首都機能の分散進む
開催中の北京市第15期人民代表大会第2回会議への取材によると、北京市は今年、非首都機能を着実に秩序正しく分散し、2018年版の新増産業禁止・制限リストを厳格に実施し、一般的な製造業企業300社以上を引き続き調整し移転させる方針だ。現在、北京市では一般的製造業企業累計2600社と市場580ヶ所以上が分散・アップグレードされ、動物園、大紅門などの地域性市場が分散移転を終えた。北京市の北京市・天津市・河北省協同発展弁公室の劉伯正副室長は、「北京市は今年も引き続き一般的製造業企業300社以上、市場50ヶ所、物流センター16ヶ所を調整・移転させるとともに、市民の暮らしに役立つ商業施設を1千ヶ所建設・アップグレードする」と述べた。

<2> 「人民網日本語版」2019年01月18日
外国人記者が新疆の少数民族に対する教育を称賛
中央広播電視総台とエジプト、トルコ、パキスタン、アフガニスタン、スリランカ、バングラデシュの6ヶ国の在中国大使館・領事館が共同で開催する第七期「シルクロード著名人中国ツアー」を通じて、同6ヶ国から来た取材陣12人が今月10日、新疆維吾爾(ウイグル)自治区烏魯木斉(ウルムチ)第66中学(中高一貫校)白鳥湖キャンパスを見学した。同校の少数民族を対象にした中学の「新疆クラス」には、主に同自治区の南にある吐魯番(トルファン)市の貧困地区のウイグル族、カザフ族、漢族、回(フイ)族、タジク族、キルギス族などの学生2400人が在籍している。2400人はテストを受けて選出された学生たちで、学費は政府が負担。授業はウイグル語、中国語、英語の3ヶ国語で行われている。中国政府が少数民族に対し教育をしっかり受けられるようサポートしている状況を目の当たりにし、外国人記者12人は称賛の意を示していた。

<1> 「人民網日本語版」2019年01月18日
写真で味わう雄安の美しい四季折々
雄安新区は中国河北省保定市に位置し、区画計画に基づき、河北省雄県・容城県・安新県3県およびその周辺地域をカバーしている。中国共産党中央と国務院は2017年4月1日、同地に国家級新区を設立することを決定した。雄安新区は、二類大都市のカテゴリーに属する。雄安地区の設立は、北京の非首都機能を集中的に緩和し、人口・経済密集地域の合理化開発新モデルを探求し、北京・天津・河北エリアの都市配置と空間構造の調整・合理化を進め、革新駆動発展の新たな動力を育成することに対して、極めて重大な現実的意義と深遠な歴史的意義を備えている。