8月31日、駐日中国大使館は中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念してレセプションを開きました。これには村山富市元首相、公明党の山口那津男代表ら日本各界の人々、各国駐日使節、武官および在日華僑・華人、中国人留学生代表など300人近くが出席しました。日中労働者交流協会も招待され伊藤副会長(日中労働情報フォーラム代表)が参加しました。
程永華大使の挨拶はつぎのとおり。
抗日戦争勝利70周年記念レセプションにおける程永華大使のあいさつ
2015/09/01
来賓の皆様、
本日、われわれはここに、中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利70周年を共に記念するため、レセプションを催します。中国大使館を代表しまして、皆様のご臨席に心から歓迎の意を申し上げ、そして中国人民抗日戦争の勝利のため、重要なご支援を提供し、卓越した貢献をされた各国の友人に対し、崇高なる敬意と感謝を申し上げます。この場において、来賓の皆様と共に、あの戦争が残した深い教訓を振り返って総括し、70年前に正義と平和を守るために尊い命をささげた先烈を深くしのび、国際社会の恒久平和の未来を共に展望したいと思います。
戦争は人類にとって最も恐ろしい災難であります。第二次世界大戦の期間中、全世界において2000万平方キロあまりの土地、80余りの国と地域、およそ20億人が戦火と砲煙に巻き込まれました。第二次世界大戦の東方の主戦場となった中国において、無数の平和兵士と一般民衆が、日本軍国主義が起こした侵略戦争、大虐殺、無差別爆撃、生物化学兵器の攻撃と実験によって尊い命を失い、数万人もの女性が残虐に蹂躙され、たくさんの労働者が日本へ強制連行されて残酷で非人道的な扱いを受けました。これによって、人類の文明史上極めて暗黒の一ページが残されました。 続きを読む 戦争勝利記念行事は歴史を銘記し、平和を大切に未来を切り開くため ―