フォーラム平和・人権・環境 共同代表
福 山 真 劫
東アジアで平和を確立すべく、安倍政権の暴走と対抗してきました。そうした中、もう一度日本が朝鮮半島、中国大陸で犯した犯罪の事実を体全体に刻み込みたいと思い、今回日中労働者交流協会の取り組みに参加させていただき、2016年12月13日、南京大虐殺記念館に来て、犠牲者追悼国家公祭にも参加させていただきました。
私はまたも、日本の侵略戦争の過程で、中国全体で2000万人以上、南京大虐殺で30万人の中国人民の犠牲者を出した日本の侵略と犯罪の歴史を突きつけられました。この歴史の真実から私たちは、逃れるわけにはいきません。私たちは加害者の側の市民であるのです。
この間、安倍自公政権は歴史認識を修正し、「憲法9条」を破壊し、「もう一度軍事大国」になろうとしています。そして東アジアで軍事的脅威になりつつあります。こうした事態を前にして、平和運動の一端を担うものとして、その責任の重大さを痛感します。今回の取り組みを踏まえて、もう一度原点を確認し、平和の確立・憲法擁護のため、全力で頑張りたいと決意しています。
国家公祭のステージの壁に、「正義必勝、和平必勝、人民必勝」と3つのスローガンが並んでいました。その通りだと確信します。