12・8開戦の日、今の日本にもう黙っていられない!ーアジアからの危惧の声を聴 き考える緊急集会(シンポジウム)

「村山首相談話の会」が、「市民憲法調査会」の協賛をいただき、かつて日本軍の侵略で多くの犠牲者をだしたマレーシアから、長年にわたり日本社会を見つめてきた学者・市民活動家等をお招きして、下記の要領で、日本のアジアに対する戦争責任を考えなおす緊急シンポジウムを開催いたします。

「12・8開戦の日、今の日本にもう黙っていられない!ーアジアからの危惧の声を聴き考える緊急集会(シンポジウム)-」

◎日時 2016年12月8日(木)16時00分~18時45分(開場は15時30分)
◎会場:衆議院第一議員会館・B1・大会議室(メトロ・丸の内線「国会議事堂駅」、有楽町線・半蔵門線「永田町駅」下車)
15時30分から、衆議院第一議員会館・ロビーで入館証を配布いたします。

161208chinese◎プログラム

連帯のご挨拶
特別報告 田中宏・一橋大学名誉教授
「中国人戦争犠牲者らへのビザ発給拒否・集会妨害は憲法違反!政府外務省の権力乱用は許されない」
シンポジウム

コーデイネーター  高嶋伸欣(琉球大学名誉教授)
パネラー   翁清玉(第二次世界大戦歴史研究会・会長)
〃    陳松青(第二次世界大戦歴史研究会・事務局長)
〃    陳亜才(中華大會堂・事務局長)
〃    陸培春(第二次世界大戦歴史研究会・副事務局長)

質疑・意見交換

◎参加費:500円。大学生・高校生は無料(要・学生証の提示)
◎申し込み:下記のメールアドレスまで、出席申し込みをお願いいたします。会場は300人しか入れませんので定員になりしだい締め切らせていただきます。
E-mail murayamadanwa1995@ybb.ne.jp
◎連絡先 090-8808-5000(藤田)

 今年8月に、マレーシアの華人団体の総元締め中華大會堂(華総)の「第二次世界大戦歴史研究会」幹部から、「最近の日本の政治・外交や一般社会の動きがどうにも心配でならない。ついては私たちの気持ちを日本の人々に直接聞いてもらいたいので、年内にでもそのような機会を設けてもらえないか。」という申し入れを受けました。
同「研究会」は、85年8月の中曽根首相による靖国神社参拝に対して、翌86年8月15日から高嶋伸欣・琉球大学名誉教授(村山談話の会・共同代表)らが始めた現地での住民犠牲者追悼行事を、地元側から支援して頂いただけでなく、95年からは主催者として、追悼に加え「戦争展」やシンポジウム、さらには各種文献・資料の刊行も行ってきています。特に最近では同会主催の8・15追悼式に日本大使館からも書記官が出席し献花を行なうなど、現地では広く知られている組織です。
そうした取り組みをしている「研究会」からの申し入れは、よくよくのものと思えます。また日本軍に侵略された国々の人々の声を、日本国内で聞く機会はなかなかありません。
このたび「村山首相談話を継承し発展させる会」の主催で、1941年の太平洋戦争開戦から75年目に当たる今年12月8日(木)に「12・8開戦の日、今の日本にもう黙っていられない!ーアジアからの危惧の声を聴き考える緊急集会(シンポジウム)-」を開催することにいたしました。
是非、ご参加ください。また、当日、スタッフとして手伝いができる人は、私に連絡してください。15時に衆議院第1議員会館受付ロビー集合です。

チラシPDF