JCLIFの活動

今年も南京大虐殺犠牲者追悼式典に参加 (2015/12/10~15)

日中労働情報フォーラムの会員の皆さん 日中労交は、今年も南京大虐殺犠牲者追悼式典に参加するため、北京・南京の旅を案内しています。あなたも、参加しませんか。(この計画は中国職工対外交流センターのご厚意により企画・手配されるものです)

■ 日 程 2015年12月10日(木)出発~
12月15日(火)帰国 5泊6日

12月10日 北京到着(東京、大阪から)
中国職工対外交流センター表敬訪問
11日 中国人民抗日戦争記念館(盧溝橋)見学
中国国際交流協会表敬訪問
12日 南京へ移動
13日 南京大虐殺犠牲者追悼式典参加
14日 南京大虐殺記念館見学
上海に移動
15日 上海より帰国(東京、大阪へ)

<全文>


「ジョン・ラーベ」上映 大阪・東京とも大成功
―若い世代に歴史を知り、未来を見つめる目を養ってもらう努力を続けよう―

日本教育会館ホール(800人定員)をあふれた観衆が参加(2015/7/20)
日本教育会館ホール(800人定員)をあふれた観衆が参加(2015/7/20)

日中労働情報フォーラムが今年度の活動のひとつとして取り組んできた、南京事件を扱った独仏中合作映画「ジョン・ラーベ」の上映会が、大阪では7月18日(土)夜、東京では20日(月)午後に行われました。
大阪では200人の会場に270人が来場しました。東京では800人の会場に1200人が来場し、第二会場を設けましたがそこもあふれ、200人弱の方にはお帰り願った状況です。このように、戦後70年の安倍談話に対抗する企画としてつくってきたジョン・ラーベの上映運動は、大阪、東京とも大成功でした。 <全文>

 


ホームページのメニューに「日中歴史文書」を新設
「中国侵略戦争を労働者人民の闘争によって阻止しえなかったことを深く反省 」

このたび、ホームページのメニューに「日中歴史文書」のコーナーを新設しました。また「資料索引」を「人民網から」に変更しました。
集団的自衛権の行使を可能にする「安保法制」案(戦争法案)は、衆議院で強行採決され、参議院に送られましたが、参議院での政府の説明は、中国の海洋進出への警戒、中国脅威論が露骨に語られるようになりました。中国政府は、日中関係を語るとき、4つの歴史文書にもとづいて関係づくりをおこなう必要があると言っています。4つの歴史文書とは、1972年9月の「日中共同声明」、1978年8月の「日中平和友好条約」、1998年11月の「友好協力パートナーシップ声明」、2008年5月の「戦略的互恵関係声明」です。いま、安倍がすすめていることは、この4つの国際公約を踏みにじり、中国を仮想敵国として、日本を戦争へ駆り立てることです。
この4つの文書とともに、1995年8月の「村山談話」、そして昨年12月13日に南京大虐殺犠牲者国家追悼式での習近平主席の演説を、このコーナーに掲載しました。
<全文>


いまこそ歴史文書に立ち返って、アジアの平和と友好を目指すべきだ ―「戦争への道を許さない6.23東京集会」で 内田弁護士が発言 ー

戦争への道をゆるさない6.23東京集会 (撮影・里見羊)
戦争への道をゆるさない6.23東京集会 (撮影・里見羊)

昨日(6月23日)「戦争への道を許さない6.23東京集会」が、日比谷野外音楽堂において、戦争をさせない東京1000人委員会の主催で開かれました。私は、ジョン・ラーベ上映会のチラシ配布が目的でしたが、集会に参加しました。内田雅敏弁護士の発言が素晴らしかったので、紹介したます。
集会では、戦争をさせない1000人委員会の事務局長であり、日中労働情報フォーラムの会員でもある内田雅敏弁護士が情勢報告を行いました。内田弁護士は、安倍政権の中国敵視政策を批判した上で、「集団的自衛権行使を違憲とした1972年政府見解は、日中国交正常化された日中共同声明が発表された15日後に示されたもので、日中友好の精神に満ちたたものだ」と述べました。そして、共同声明第7項の反覇権条項に触れ、1978年に締結された日中平和友好条約の交渉において、反覇権条項を入れるかどうかで議論になった際、鄧小平副首相(当時)が「将来、中国が覇権国家にならないためにも、この条項は必要だ」と述べたエピソードを語り、「いまこそこれら歴史文書に立ち返って、アジアの平和と友好を目指すべきだ」と述べました。 <全文>