月別アーカイブ: 2018年4月

台湾:悪徳資本を批判する 2018年メーデの6大要求

悪徳資本を批判する 2018年メーデの6大要求

焦點事件記者 王子豪

中華民国全国工業総会と中華民国全国商業総会のビルのまえで今年のメーデーの内容を発表する「2018五一行動聯盟」(攝影:王子豪)

今年のメーデーを準備している「2018五一行動聯盟」は4月23日に、中華民国全国工業総会と中華民国全国商業総会のビルの前で、メーデーのデモと要求を発表し、工業総会と商業総会がこの2年間だけで、「労基法」を二度も改悪した最大の推進者であり、同会に所属する企業の経営者のおおくが一度も雇用されたことのない「二世社長」であり、違法企業の経営者たちがあつまる悪徳集団だと批判した。また工業総会や商業総会は、政府の労働者保護政策に対してつねに「憂慮する」と表明しているが、それはかれらの悪徳心にほかならないと批判して、悪意の心臓をかたどったパネルを両総会のはいるビルの入り口に張り付けて抗議の意思を示した。

メーデの6大要求

  • 1、労働権に関する住民投票を実施し、削除された7日間の法定休日を復活させ、防災休暇を制定しよう
  • 2、基本給を一括で2万8000元に引き上げよう、各産業の賃金を毎年10%引き上げよう
  • 3、労働年金は現制度を維持し、劣悪な介護労働をなくそう
  • 4、公共サービスは(儲けではなく)人々の必要を満たし、公共サービスで働く労働者の権利を保障させよう
  • 5、組合組織率をあげて、労働組合の活動権を保障させよう
  • 6、企業ガバナンスを監督するために、労働者理事(取締役)を法制化しよう

(以下略)

「焦点事件」ウェブサイトより

 

日中労働情報フォーラム第6回総会(4/14)開催――8月に「日中友好労働者シンポジウム」を開催

会員の皆さん、ご苦労様です。

昨日、日中労働情報フォーラム第6回総会を開催しました。国会前の「安倍退
陣」行動に参加された方も多く、総会参加者は8名でした。

総会は、2017年度活動報告、2018年度活動方針(案)、2017年度決算報告、
2018年度予算(案)を提案通り承認しました。役員選出では、全員留任するとと
もに、新たな運営委員として伊藤光隆 (元東京教組執行委員)、福元勇司 (沖
縄高教組委員長)(要請中)、和田隆宏 (都労連書記長)(要請中)、渡辺学
(全国一般東京南部執行委員)を選出しました。

8月に開催する「日中友好労働者シンポジウム」について話し合いました。特
に問題となったのは、応募者が定員の15名を越えた場合どうするかということで
す。今後、労働運動に貢献するであろう人を優先すべきだということになりまし
た。したがって、15名をオーバーした場合には、調整させてもらうことしました。
先着順ということになりませんので、締め切りを5月末日にしました。

航空便については、15名まとめて団体割引にするのはどうか、参加者全員が顔
を合わせることがないので、出発前日に大阪で結団式をしてはどうかという意見
がありました。大阪までの移動費用、宿泊費を考慮すると負担が大きいというこ
とになり、東京、大阪から出発することにしました。なお、帰国時の北京からの
航空便は、遅い便に変更することにしました。

参加者の理解を深めるために、2回の学習会を開催することにしました。第1回
目は、日中労交、中国の現状について、2回目はシンポをどうするか、何を期待
するかについて討論することにしました。シンポ参加者以外の方も参加していた
だいて、中国に対する理解を深め、知りたいことについて共通認識をつくってい
きたいと思います。日中労働情報フォーラムの活動家を育てる重要な活動になる
と思います。東京では、6月24日(日)、7月22日(日)に開催することを決定し
ました。大阪でも開催したいと思います。
そのほか、北京での訪問先について、希望を出し合いました。職場見学という
より、職場訪問・交流ができたらと要望がありました。

(報告:伊藤彰信 )

「人民網日本語版」2018年4月前半 抜粋(2018/4/16)

<20> 「人民網日本語版」2018年04月16日
中国の生涯学習センターが6万2千ヶ所に
上海で4月11日と12日に開催された「2018年高齢者教育(生涯学習)国際学術交流活動」において、高齢者社会が加速し続けるのにともない、生涯学習の発展の経路や管理方式は、国によって異なるモデルを見せ始めていることが明らかになった。中国の生涯学習はすでに政府が社会に提供する公共サービスとして、党・政府部門が設立・運営するシニア大学を主体としたユニークな発展の道を歩み始めている。中国は2017年、すでに世界で高齢者人口が最多の国家となっており、60歳以上の人口は2億4千万人、総人口の17.3%を占めるまでとなっている。現時点で、全国を網羅する生涯学習システムの枠組みはほぼ完成しており、810万人以上の高齢者が、6万2千ヶ所の生涯学習センターで学び、1千万人以上がコミュニティ教育や遠隔教育など各種スタイルを通じて学んでいる。

<19> 「人民網日本語版」2018年04月16日
中国で加熱するアイドルの追っかけ 巨大なファン産業を形成
ここ十数年ほど、中国ではアイドルファンの数が驚異的なスピードで増え続けており、彼らの間では居住地や年齢、性別、地位の分け隔てなく、団結する点がその主な特徴。個々のファン同士で交流して互いの理解を深め、仲間としての関係を築き、グループを作る。ファングループ内の絆を結び付けているのが共に追っかけをしているアイドルだ。ファンたちがアイドルの追っかけをする過程で生じる一連の消費行為が、巨大な「ファン産業」を形成している。しかも、現実世界とネット空間において、さまざまな「ファングループ」がすでに流行とカルチャーの新たな主役となりつつある。このファングループの存在により、アイドル製造業にも必然的に反作用をもたらし、双方が相互に影響を与え、共に発展している。

<18> 「人民網日本語版」2018年04月13日
南京で道を尋ねる日本人に対する地元民の対応に感動する中国、驚く日本
江蘇省南京市でこのほど、道を尋ねる日本人の女子学生に対し、地元の人たちが見せた反応を撮影した動画が、日本と中国のSNSで大きな話題となっている。動画では、中国に留学している日本人女子学生が南京の街中で、約20人の地元市民に道を尋ねてみたところ、誰もが親切に道案内をしてくれた様子が映されている。女子学生は地元市民との会話の中で、「南京大虐殺」に言及するというチャレンジもしている。南京の人々は今の日本人を敵視しているだろうと心配していたものの、意外にも道案内をしてくれた人たちからの反応は、「南京大虐殺は日本の若い世代が犯した罪ではないが、今の日本人も歴史と向かい合ってほしい。南京の人々は一般の日本人に対する態度は友好的だと思うよ」というものだった。 続きを読む 「人民網日本語版」2018年4月前半 抜粋(2018/4/16)

「人民網日本語版」2018年3月後半 抜粋(2018/4/10)

<20> 「人民網日本語版」2018年03月31日
「中欧班列」が運行数1千本突破 2018年
中国鉄路総公司が30日に明らかにしたところによると、「中欧班列」(中国-欧州間の国際定期貨物列車)のポーランド-成都間路線で列車が走り出し、これにより2018年の中欧班列の運行本数は累計1千本に達し、前年同期比75%増加した。中国鉄道部門が「一帯一路」(the Belt and Road)建設へのサービス提供でまた一つ重要な成果を上げたことを意味する。中欧班列が今年に入ってから運行本数1千本を達成するのに要した時間はわずか88日間で、16年の256日間より168日も早く、17年の133日間より45日も早く、過去最短を更新した。運行の範囲も拡大を続ける。これまでの累計運行本数は7600本を超え、運行路線数は61本に達し、中国国内の中欧班列運行都市は43ヶ所になり、欧州の13ヶ国・41都市と結ばれている。

<19> 「人民網日本語版」2018年03月31日
中国国民のエンゲル係数が「富裕」レベル到達
国家発展改革委員会が30日に発表した「2017年中国国民消費発展報告」は、消費バージョンアップの歩みが加速したことを指摘した。17年の全国国民のエンゲル係数(食品・タバコ・アルコール支出が消費支出全体に占める割合)は29.3%で、国際連合が定める20~30%の富裕レベルに到達した。今後はさらに引き続いて消費の拡大・バージョンアップを推進し、消費分野のインフラの弱点分野を補強し、消費者の消費体験を向上させるとしている。

<18> 「人民網日本語版」2018年03月30日
中国で常態化する残業 会社員 50.7%「残業が多い」
中国青年報社社会調査センターがこのほど問巻網と共同で会社員1980人を対象に実施した調査によると、回答者の50.7%が「残業が多い」と答え、53.0%が「残業が多すぎると従業員の身心の健康だけでなく、企業の長期的発展にも悪影響を及ぼす」、44.1%が「残業が多すぎると仕事の効率が下がり、従業員は何かと後回しにするようになってしまう」と答えた。そして、58.8%が「会社は合理的に仕事、従業員の役割分担、プロセスを計画したほうがいい」、44.6%が「会社は健全な労働時間を協議するメカニズムを構築したほうがいい」との見方を示した。北京のプログラマー・劉佳亮(仮名)は、月曜日から金曜日まで毎日残業しなければならないこともあるといい、「残業代はないが、残業でこなした仕事に歩合が付くことはある」と話す。 続きを読む 「人民網日本語版」2018年3月後半 抜粋(2018/4/10)

緊急市民集会「中国・北朝鮮脅威論を超えて」に300人参加(3月28日)

緊急市民集会「中国・北朝鮮脅威論を超えて」(3月28日)

緊急市民集会「中国・北朝鮮脅威論を超えて―東アジア不戦共同体の構築を目指して―」が3月28日、衆議院議員会館で行われ、300人が参加しました。「村山首相談話を継承し発展させる会」が主催し「東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会」が共催したものです。

集会は、柳条湖事件を題材にした歴史紙芝居「赤い夕日」のあと、モデレーターの木村朗(鹿児島大学教授)さんの進行ですすめられ、村山首相談話を継承し発展させる会の藤田高景さんが主催者あいさつをし、平和フォーラムの福山真劫共同代表が連帯のあいさつをしました。

5人の講師が講演しました。ジャーナリストの高野孟さんが「台頭する中国脅威論と東アジアの平和」、元内閣官房副長官補の柳澤協二さんが「抑止力を超えて~戦争学で考える中国脅威論」、早稲田大学大学院教授の李鐘元さんが「切迫する北朝鮮問題と東アジアの平和」、軍事評論家の前田哲男さんが「安倍政権の対北敵視政策がもたらす悪夢―『朝鮮戦争』から何を学ぶか」、「週刊金曜日」編集部の成沢宗男さんが「米国の対北朝鮮核攻撃計画―ICBM実験に端を発した危機の根本要因とは何か」と題する話をしました。

問題は『中国に負けてたくない』という日本人の優越意識だ

高野さんは「冷戦構造の崩壊後、日本の仮想敵国がソ連から、北朝鮮、中国へ変化してきたことは自衛隊員の失業対策のようなもの。中国海警が尖閣諸島周辺海域で領海侵入しているというが、月3回、1回に3~4隻、侵入時間は2時間、事前通告しての侵入である。野田政権が国有化を宣言したことに端を発している」と述べました。

柳澤さんは「中国は大国になった。成長の限界が見えない。それが脅威論になっている。戦争する条件は、勝つこと、被害を含めたコストが膨大でないこと、戦後の安定的秩序が形成できることであるが、米中戦争は限定戦争であっても、経済的相互確証破壊と世界経済の混乱は必至である。誤算による戦争の可能性は否定できないが、日本は戦略的均衡を模索すべきである。問題は『中国に負けてたくない』という日本人の優越意識だ」と述べました。

李さんは「金正恩政権の対話攻勢は一時しのぎではなく戦略的な枠組みづくりである。韓国の人口の半分は38度線から南50キロ、ロケット砲の届く圏内に住んでいる。韓国が平和を求めるのは当然だ。非核化のロードマップは時間がかかる。見返りとして制裁緩和、経済支援、平和協定、国交正常化が予想される。北がICBMの放棄を宣言すれば米国にとってはひとまず安心できる。中距離ミサイルの日本への脅威は1996年から存在する。圧力だけで対応できる問題ではない」と述べました。

緊急市民集会「中国・北朝鮮脅威論を超えて」(3月28日)

米国の主張ばかり報道するマスコミの責任

前田さんは、朝鮮戦争を振り返りながら「日本に駐留していた米占領軍5万人は根こそぎ朝鮮戦線に投入され、日本全土が前線基地になった。日本の再軍備が進み、特需景気に沸いた。もし朝鮮戦争が再発したら、米軍基地からの出撃は間違いない。現在の北朝鮮は日本全土を射程に収める中距離ミサイルを持っている。国際法上、軍事支援の中止、基地使用の防止をしなければ、中立国とは認められない。日本は、安保条約の事前協議条項にもとづいて在日米軍基地の戦争使用にノーをいい、東アジアINF(中距離核戦力全廃)条約を締結し、東アジア不戦共同体の構築を目指すべきだ」と述べました。

成沢さんは「挑発とは強い立場の者が弱い立場の者に反発させようとするものである。北朝鮮は米国の核攻撃に一貫してさらされてきた。米国は核の先制使用を否定していない。そもそも米国は国際法を無視して、意に沿わない国家の転覆を実行してきた。米国は朝鮮停戦協定60項『外国軍隊の朝鮮からの撤退と朝鮮問題の平和的解決その他の諸問題を交渉により解決する』ことを履行してこなかった。北朝鮮が何を考えているのか知らせず、米国の主張ばかり報道するマスコミの責任でもある」と述べました。

国会議員のあいさつ、会場発言を受けた後、筑波大学名誉教授の進藤榮一さんが「アメリカの歴史は侵略の歴史であり、アメリカを『善』とらえることは間違えである。世界は大転換期に入っている。ヨーロッパ、アメリカの時代は終わりアジアの時代である。2014年の先進G7と新興G7のGDPの逆転が起きている。21世紀は軍事力の時代ではなく、経済力、社会力の時代である。中国の発展はすさまじい。制裁が機能したことはない。第二世代の核兵器は脅威にならない。北の核を容認するしかない。リアリズム外交に徹して、平和を追求する以外にない」と総括発言をし、安保法制違憲訴訟埼玉の会の石垣敏夫さんが閉会のあいさつをして集会を終わりました。

<報告・写真 伊藤彰信>