月別アーカイブ: 2016年12月

若者層にしっかりと伝えたいー「日中不再戦の誓い」の旅に参加して : 北村司

今訪中団参加者最年少の北村です。

北京に着いて最初に行った資料館で改めて「日中不再戦の誓い」と言う思いを実感しつつ少し気が重くなりましたが、その日の夜の中国職工対外交流センター主催の宴席で今回担当していただいた李さんが自分と年齢が近いと知り気分的に楽になりました。

2日目の中国国際交流協会との意見交換会では、国際情勢や中国共産党の歴史など正直?????なところだらけでどうしようかと思いました。

3日目はメインである南京大虐殺国家公祭であります。緊張感なのか重々しい雰囲気なのかなんとも言えない雰囲気の中式典に参列し並んだ所が結構前の方だった事に驚きました。午後からの虐殺資料館と4日目の慰安所資料館の見学時間を例年より長くしていただきゆっくり・じっくりと色々なことを考えさせられながら見学することができました。

日本側・中国側又は被害にあった各国の主張は色々有るにしろ、今後二度と繰り返させないために「不再戦の誓い」という思い、そして今回見た事聞いた事を時間がかかるかもしれませんが自分なりに整理し若者層にしっかりと伝えていきたいと思います。

最後にこんな若造ではありましたが今訪中団に参加された皆様に大変お世話になり有意義な時間・貴重な体験を出来た事をありがたく思います。本当に有難うございました。

北村 司(全港湾敦賀支部委員長)

<参考>
◇南京大虐殺国家公祭参加、交流協会訪問、慰安所旧址見学など充実した旅ー日中労交
◇「日中不再戦の誓いの旅」に参加して   もう一度原点から : 福山 真劫
◇若い労働者こそ歴史の現場を訪ねてほしい : 平賀雄次郎

若い労働者こそ歴史の現場を訪ねてほしい : 平賀雄次郎

12月11日から15日、初めて中国を訪問した。これは、12月13日に開催される南京虐殺79周年の国家公祭に参加することを目的とする日中労働者交流協会訪中団の一員として機会を得たものである。

私は、中小企業労働組合の組織化・運営に携わってきた。その立場からも、この間、中小・未組織・非正規の労働者を直撃している貧困と格差の拡大の中で、自己防衛のため差別分断の排外主義、国家主義が自らの内部に台頭しつつあることに危惧をいだいてきた。
そうした傾向の原因のひとつが、侵略戦争に対する歴史認識の問題があると考えていたところ、「南京大虐殺遭難者国家公祭」参加の機会を得たのである。

新装されたという南京記念館の見学、日本軍施設の跡地に整備された慰安婦に関する記念館は、展示方法、展示物を含め、百聞は一見にしかずの思いを与えてくれた。なによりも歴史的過ちとしての侵略戦争の現実、人々の怒りと悲しみの重さが心にこたえた。今、進行している歴史修正主義を許さない運動を労働者の草の根から構築する必要を改めて痛感した。来年は南京虐殺80周年を迎える。若い労働者の仲間に働きかけ、学習・交流・行動をとおして歴史の現場を訪ねてほしい気持ちが募っている。

北京・南京での中国職工対外交流センターをはじめ関係者の皆さんの温かなご案内と、短時間ではあったが、真摯な現状についての意見交換をお世話いただいたことに改めて御礼申し上げたい。

全国一般労働組合全国協議会
中央執行委員長 平賀雄次郎

<参考>
◇南京大虐殺国家公祭参加、交流協会訪問、慰安所旧址見学など充実した旅ー日中労交
◇「日中不再戦の誓いの旅」に参加して   もう一度原点から : 福山 真劫

「日中不再戦の誓いの旅」に参加して   もう一度原点から : 福山 真劫

フォーラム平和・人権・環境  共同代表
福 山 真 劫

 東アジアで平和を確立すべく、安倍政権の暴走と対抗してきました。そうした中、もう一度日本が朝鮮半島、中国大陸で犯した犯罪の事実を体全体に刻み込みたいと思い、今回日中労働者交流協会の取り組みに参加させていただき、2016年12月13日、南京大虐殺記念館に来て、犠牲者追悼国家公祭にも参加させていただきました。
私はまたも、日本の侵略戦争の過程で、中国全体で2000万人以上、南京大虐殺で30万人の中国人民の犠牲者を出した日本の侵略と犯罪の歴史を突きつけられました。この歴史の真実から私たちは、逃れるわけにはいきません。私たちは加害者の側の市民であるのです。
この間、安倍自公政権は歴史認識を修正し、「憲法9条」を破壊し、「もう一度軍事大国」になろうとしています。そして東アジアで軍事的脅威になりつつあります。こうした事態を前にして、平和運動の一端を担うものとして、その責任の重大さを痛感します。今回の取り組みを踏まえて、もう一度原点を確認し、平和の確立・憲法擁護のため、全力で頑張りたいと決意しています。
国家公祭のステージの壁に、「正義必勝、和平必勝、人民必勝」と3つのスローガンが並んでいました。その通りだと確信します。

南京大虐殺国家公祭参加、交流協会訪問、慰安所旧址見学など充実した旅ー日中労交2016年訪中団報告

日中不再戦の誓いの旅

 北京、南京を訪問

 

中国人民抗日戦争記念館で団員の記念写真
中国人民抗日戦争記念館で団員の記念写真

日中労交の第二次「日中不再戦の誓いの旅」は、12月11日に出発し、北京、南京を訪問して、15日に帰国しました。この旅は、中国職工対外交流センターの受け入れで実現したもので、訪中団は、団長=伊藤彰信(日中労交副会長、全港湾顧問)、秘書長=前川武志(日中労交事務局長)、団員=福山真劫(平和フォーラム共同代表)、松野菊美(メディア新日中役員)、平賀雄次郎(全国一般全国協議会委員長)、平賀萬里子、北村司(全港湾敦賀支部委員長)の7名です。

南京大虐殺犠牲者追悼国家公祭に参加するとともに、意見交換、見学など、非常に充実した旅でした。以下、旅の経過と概要を簡単に報告します。 続きを読む 南京大虐殺国家公祭参加、交流協会訪問、慰安所旧址見学など充実した旅ー日中労交2016年訪中団報告

「人民網日本語版」2016年12月前半 抜粋(2016/12/19)

<20> 「人民網日本語版」2016年12月16日
中国、約5000万人が不妊症
中国で今年から二人っ子政策が実施されたほか、生殖補助医療を受けるプロセスが簡素化されているのを背景に、高齢出産を選択する女性が増加しており、精子・卵子の凍結や体外受精が多くの人の間で話題となっている。最新統計によると、中国では、5000万人以上が不妊症に悩んでいる。最近北京で開催された二人っ子時代の技術のイノベーションと論理的課題への挑戦をめぐるセミナーで、中国国家衛生・計画出産委員会科学研究所臨床医学センターの■琳琳(■は耳へんに火)・副センター長は、「経済的に問題がなく、二人目の子供がほしいと思っている多くの家庭にとって、『不妊症』が大きな問題になっている」との見方を示した。

<19>「人民網日本語版」2016年12月16日
中国は独身大国に?独身女性36%以上が結婚しない選択
インド紙「デカン・ヘラルド」はこのほど、最新の調査報告で中国が急速に独身大国への道を歩みつつあることが明らかになったと報じた。昨年だけで独身人口は2億人に達し、独身女性36%以上が結婚しないことを選択しているという。中国メディアと中国政府はいずれもいわゆる独身ブームがもたらす影響について懸念しているが、人口統計学の専門家は中国におけるこの傾向は将来的にますます勢いが増すだろうとしている。中国の未婚の男女2億人のうち、5800万人以上は現在一人暮らしをしている。2013年の中国の未婚人口の全人口に占める割合は1990年の6%から14.6%に激増している。人口統計学の専門家は、中国における現代女性の自立が未婚人口の継続的な増加の主な原因の一つであるとしている。2016年のある調査によれば、中国の未婚女性36.8%が結婚しなくてもとても幸せだと考えているとしている。

<18> 「人民網日本語版」2016年12月15日
中国の生産年齢人口、2030年に9億5800万人
中国計画出産協会の王培安・常務副会長は14日、「『十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)』期間中、中国の労働力総量は充足した状態が続き、社会における扶養負担は比較的軽いと予想される。出産・育児適齢期にある女性、特に出産に最も適した年齢の女性の数が減少する見込みであることから、『二人っ子政策』の全面実施はちょうどその時期に重なった。2015年時点で10億300万人だった中国の生産年齢人口(15-64歳)の規模は、2030年に9億5800万人、2050年には8億2700万人となると見込まれる」と述べた。 続きを読む 「人民網日本語版」2016年12月前半 抜粋(2016/12/19)

中国:広東省の労働NGOへの弾圧で最後の被告に21カ月の懲役判決(12/3)

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昨年12月3日に広東省の労働NGOへの一斉弾圧がありましたが、当局に屈せずに最後まで無罪を主張していたことから、公判が開かれなかった孟晗さんの裁判が11月3日に開かれ、社会秩序騒乱罪という当局の主張を認めたうえで21カ月の懲役判決に控訴しないことで、孟晗さんの刑が確定したという報道です。

孟晗さんは労働NGOに参加するまえは、広州中医薬大学付属病院の警備員で、病院の大リストラに反対し、争議行為で病院の屋根から横断幕を掲げたりしたことが罪に問われて9カ月の懲役刑を受けていました。

翻訳する時間がなく中国語の報道(香港)リンクをおくります。

◎廣東勞工維權人士孟晗聚眾擾亂社會秩序罪成,判監21個月

他の3人は9月に同く社会秩序騒乱罪の判決(執行猶予)がでています。労働NGOの活動家ら弾圧までのかなりまとまった報道のリンクも張り付けておきます。

◎工運者孟晗:連體面勞動的權利也被剝奪,我寧願在監獄度過餘生

    (稲垣:会員)

「人民網日本語版」2016年11月後半 抜粋(2016/12/5)

<20> 「人民網日本語版」2016年12月5日
同じ中国製でも国内と国外では品質が異なるのはなぜ?
年末が近づき、消費の盛んなシーズンを迎えて、オンラインでもオフラインでもさまざまなキャンペーンがあちらこちらで行われ、人々の購入意欲を刺激している。そうした中で、ある現象には注意が必要だ。中国で製造された高機能の炊飯器は、「出身地」では販売されない。国際大手ブランドのスニーカーは、海を越えて海外で買ったものは国内で買ったものよりもちがいい。国内メーカーが製造した肉団子は、国内で売られているものより海外で売られているものの方が等級が一つ上だ。海外ブランドの軽自動車に品質の問題が起こり、世界で回収(リコール)が行われる場合、同じ車種でありながら中国だけ例外扱いされて回収が行われない……多くの消費者が気づいているように、同じ商品、同じサービスでも、国内で見るもの買うものの品質は、往々にして海外よりも劣る。中国はグローバル市場の「品質の窪地」になっているのだろうか。

<19> 「人民網日本語版」2016年12月2日
改革開放以来累計7億の貧困人口を削減 中国 発展権白書
2015年末の時点で、中国農村部の貧困人口は5575万人にまで減少した。このうち、内蒙古(モンゴル)、広西、西蔵(チベット)、寧夏、新疆維吾爾(ウイグル)5自治区および少数民族が集中して居住している貴州、雲南、青海3省の農村貧困人口は、1813万人にまで減少した。白書によると、都市部・農村部各世帯のエンゲル係数は、1978年の時点では都市部が57.5%、農村部が67.7%だったが、2015年になると、都市部が29.7%、農村部が33.0%と、それぞれ低下している。また、住民一人当たりの住宅面積は、都市部では1978年の6.7平方メートルから2015年には33平方メートル超まで増加し、農村部でも8.1平方メートルから37平方メートル超まで増加した。

<18>「人民網日本語版」2016年12月2日
中国人口・労働問題報告、「出産制限が今後撤廃される可能性も」
11月30日、中国社会科学院人口所が主管編集を担当した社会科学文献出版社「人口・労働緑書:中国人口・労働問題報告第17号」が北京で発表された。「緑書」では、「二人っ子政策」が計画出産政策のゴールではなく、出産制限が今後撤廃される可能性も否めないことが指摘された。「報告」によると、中国が間もなく、労働力資源の縮小と高齢化という問題に向き合わざるを得ないとし、社会・経済体制の全体を出発点として、人口発展の変動に対応する戦略配置を早めに行う必要があるという。「二人っ子政策」は、中国の計画出産政策のゴールというわけではなく、計画出産目標の発展・変動趨勢の実情に基づき、計画出産をめぐる政策の決定を適宜調整・維持しなければならない。それによって、国民の計画出産行動が社会、経済、環境、資源の持続可能な発展の需要に対応できるよう、調整することが求められる。 続きを読む 「人民網日本語版」2016年11月後半 抜粋(2016/12/5)